気分は肉じゃが、でした

スクランブルエッグ
トースト
　バター＋パイナップルジャム
柿
ミルクティー

昨日まで休みをとっていただんなも今日から普通に出勤で、「遊びももうおしまい」という感じの金曜日（でも明日明後日はまた遊びの予定が入っていたりするけどもー）。
 
そういえば最近ポップアップトースターにご無沙汰だったわと昨日食パンを買ってきたので、今日は久しぶりにトースターのスイッチを入れた。バター保存容器「バタークロック」を買ってからというもの、まめに水を取り替えながら常温保存していたバター。旅行の前にはそのバターを冷蔵庫にしまってから出発したので、今日改めて常温に出した。
 
こんがり焼けたパンにバター塗りつつ、更に出したのはバリ島土産のパイナップルジャム。
 
サヌールのローカルスーパーマーケットで買ったものなのでホテルメイドの高級品というわけでなく、そこそこのサイズの瓶が280円ほどという値段だった。ラベルのイラストやロゴがなかなか可愛くて、何よりそのメーカー名が「bali asli」とバリの名前を冠したものだったから良いお土産になるかな、と。
 
後で知ったところによると「バリのナチュラルにこだわって商品を作っている老舗ブランドのひとつ」なのだそうで、なるほどなぁと思ったのだった。
 
果肉ざくざくのリッチな味のパイナップルジャムは、パンに乗せるよりむしろヨーグルトに添える方が似合いそうな感じ。味も好みな感じだったので、パッケージのセンスの良さを信じて、他の品も色々買ってきてみれば良かったな。

サニーレタスのサラダ
肉じゃが
豆腐と油揚げの味噌汁
羽釜御飯
麦茶

だんな激ジョブにつき、息子と２人の夕御飯。
 
日本食に飢えを感じている今、満を持してこれでしょう！と、「肉じゃが」を用意した。肉じゃがはおふくろの味。我が家のは小林カツ代さんの味（あれ？）。
 
いつも通りに、スキレットを熱して玉ねぎ炒め、肉（今回は豚肉）を加えたら、肉めがけて醤油と味醂と砂糖を次々加えていく。すき焼きをする時のようにこってりと甘じょっぱいタレを全体に絡めたら、おもむろにじゃがいもを散らして水を加え、あとは蓋して強火で十数分。だしをとる必要はなく、深い鍋はむしろ邪魔なだけで、フライパンと蓋があればできてしまう異様に簡単な肉じゃがは、でもこの作り方を覚えたが最後、他の作り方はもう要らないわとばかりにお気に入りになってしまった。
 
あとは簡単にサラダと、昨日作りすぎた味噌汁と、炊きたて御飯。
 
週末家を空けるので半端に肉を残してもな、と、「生肉残すくらいなら調理済みの肉じゃがを冷蔵庫にしまって行けばいいや」と300gほどの肉全量＋玉ねぎ１個と小ぶりのじゃがいも４個で肉じゃが作り。案の定、３人分強くらいの分の肉じゃがができあがった。
 
「お代わりあるから食べたかったら食べていいけど、無理に食べなくてもいいからね」
あと、じゃがいもだけ残すとか止めてね、おかわりはバランス良くよそってね、と息子に告げたら、
「え？残ってるなら食べるよ、全部食べる」
と、心強い返事が。
 
まぁ、無理しなくていいからさ……と、スキレットに残った肉じゃがを全部さらって自分の器によそった息子を背に、先に食べ終わった私はスキレットを洗い始めた。タワシでこすり洗いして、濡れたスキレットをコンロにかけて乾かして……と、ものの２～３分で作業を終えて振り返ると、息子の肉じゃが皿はもう空になっていた。
 
「え？えええええ？肉じゃがどこに消えたの？今、お母さんスキレット洗っただけだったんだけど!?」
「えー？異次元ー？」
そっか息子の胃袋は異次元と直結してたのか。いや、「異次元と直結しつつある」、っていう方が正確なんだろうなきっと……と、私は戦慄した。そうか、そろそろ異次元対応の分量のおかずを作らなきゃいけないのか……。