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ウィンナーロール
カフェオレ
今日は「軽めの朝御飯、遅めの(若干軽めの)昼御飯、ちょっと早めのがっつり夕御飯」という趣向。カフェオレ
軽くで良いよねと買ってきたのは大手メーカーの袋入りミニウィンナーロール。
「7個入ってるから、午前練のある息子は3個ねー大人は2個ねー」
と、コーヒー淹れてもぐもぐ食べた。
息子不在の午前中はのんびりする予定だったのだけれど、急遽入ったお仕事片づけているうちにあっという間に過ぎてしまった。お仕事終えてすっきりしてから出かけましょうということに。
イタリアン(トマトソース&カレーソース)
麦茶
「土曜のお昼は軽くでいいよね」麦茶
「焼きそばくらいでいいんじゃない?」
と、昨日だんなと2人スーパーを訪れたら、冷蔵麺コーナーで面白いものを見つけてしまった。「みかづき監修イタリアン」「みかづき監修カレーイタリアン」。
「おお……イタリアンだ……」
「あのイタリアンだ……」
買うしかないでしょう、と、買ってきてしまった。
「イタリア料理」とは甚だしく遠い存在にある「イタリアン」は新潟の郷土料理……というかローカルフード。「ソース味の焼きそばに、洋風の味(基本はトマト味、他にカレーとかホワイトソースとか、色々)のソースをかける」という不思議な料理で、5年ほど前に本場新潟で食べてきたことがある。
見た目からして面妖な食べ物なのだけれど名古屋の「あんかけスパゲティ」同様、妙にクセになる味で、かの地のソウルフードというのも納得の味わいだ。
関東にはお店がないので、食べる機会は物産展の出店を狙うくらいしかなかったのだけれど、あの味を手軽に食べられるなら幸い。うきうきしながら買ってきたのだった。
添付のソースで麺を炒める。具はもやしとキャベツ。別鍋で温めておいたパウチパック入りのソースをかければできあがり。
かなり太めの、「細めのうどん」に近い感じの麺。
肉なしのシンプルな焼きそばの上には、トマト味もカレー味も、どちらも「片栗粉でとろみつけました」風のとろみ濃厚な口当たりのソース。
なんというか、見た目がすごい。「どうしてこうなった」という感じ。なぜ焼きそばの上にあれこれかけることになってしまったのかという、腑に落ちない感じがある。でも美味しい。
「ああっ!ちゃんとイタリアンになった!」
「美味しい、ちゃんとイタリアンだ!」
家族でわいわいと、
「でもほんと、"どうしてこうなった"的な美味しさだよね」
「なんというか、"腑に落ちない美味しさ"だよね」
カレー味よりは、伝統のトマトソースがやっぱり好みかな……なんて言いつつ、皆でぺろりと完食。また買ってしまう気がするよイタリアン。
今週唯一のお出かけ予定ということで密かに楽しみにしていたのだけれど、外は雨。
雨にも負けず昼食後にゆるゆると外出したところ、「大雨」通り越して「土砂降り」で、どころか風も強くて駅の電光掲示板に「強風のため京葉線遅延」の表示まで流れている始末。
こりゃ大変~と苦笑いしつつ、御茶ノ水の楽器街で息子の部活に使う消耗品を買って、有楽町にも寄り道。
アンテナショップが詰まっている交通会館の1階では今日もファーマーズマーケット風の売り場が出来ていて、各地の美味しそうな野菜が山と売られていた。私としては、新スポットの有楽町ルミネよりも断然心躍る場所で、これから夕食だというのにうっかり色々お買い物。
素敵だったのは、左の写真の「鎌倉野菜詰め合わせ」。
黄色い人参、赤蕪、小大根、ラディッシュなど、少量ずつ5~6種類の野菜がセットになっていてバーニャカウダに使えそうな感じ。
他にも1袋100円の小ぶりのじゃがいもとか、有田みかんとか、葉野菜とか、各ブースには魅力的なものが並んでいて、それぞれのお店を覗くたびに荷物が増えていくありさまだ。
そうして、本来のお目当てだったアンテナショップでの買い物を終える頃にはけっこうな大荷物になってしまった。
雨はますます酷くなり、せっかくのクリスマスイルミネーションものんびり眺めるという状況ではなくて、夕食のレストランに移動。
台場 ホテル日航東京内「Taronga」にて
クーポンディナーコース \3800
厳選野菜のグリル
イベリコポークの生ハム
活ムール貝の軽いスープ煮サフラン風味
ミックスグリルプレート
6種類小麦を使ったカンパーニュ
シェフ特製デザート取り合わせ
紅茶
生ビール・グラススパークリングワイン・グラス赤ワイン
いよいよ強くなってきた風雨の中、ゆりかもめに乗って向かったのはお台場、ホテル日航東京。クーポンディナーコース \3800
厳選野菜のグリル
イベリコポークの生ハム
活ムール貝の軽いスープ煮サフラン風味
ミックスグリルプレート
6種類小麦を使ったカンパーニュ
シェフ特製デザート取り合わせ
紅茶
生ビール・グラススパークリングワイン・グラス赤ワイン
以前伺ったことのあるグリル料理のお店「Taronga」で楽しんできたのは、共同購入クーポンディナーだった。
美味しかったなまた行きたいなと思っていた折に発売されたのは、共同購入クーポンサイト「一休マーケット」の「週末もOK<56%OFF>【グリル&ワイン タロンガ/ホテル日航東京内】東京湾を一望するテラス席がオススメ!熟成ビーフなどのグリル満喫ディナーコース 8,662円相当⇒3,800円(1名様)」というクーポン。
シンプルめなディナーコースが5000円ほどのお店だから、その内容で3800円というのはかなりお得な印象。
好物のムール貝のワイン蒸しも出てくるし、生ハムにメインディッシュはミックスグリル、それは素敵!と、家族分3枚チケットを買ったのだった。しかも週末も使えるのがありがたい。
でもその代わり有効期限が短めで、期間内にはだんなの海外出張もあって、お店に行くタイミングを図るのに悩みながら予約を入れた今日土曜日。土曜に行くなら今週から来週しかない、という危ないタイミングで1週間ほど前に予約を入れたのだった。
悪天候ながらお店はけっこうな混雑、退店するころにはほぼ満席で、「人気あるのに、なぜクーポン発行?」と思ってしまった。平日の客入りが悪いのだったら平日限定のクーポンを発行すれば良いわけで……不思議な感じ。
ともあれ私たちにはとっても幸せな内容で、安く食べられる分お酒飲めるね飲もうねと、最初に生ビール、生ハムとムール貝に合わせてスパークリングワイン、最後のグリル料理に合わせて赤ワイン、と、少しずつ色々楽しんできた。
このお店の特徴は、種類豊富な「コンディメントバー」。
ドライエイジドビーフのグリルに似合う「ジュ・ド・ブッフ」、その近くには薬味として刻み葱、刻み赤玉ねぎ、おろしにんにく、ホースラディッシュ、フライドオニオン、スライスガーリックなどなど。
それぞれ「牛肉に合う」「羊に合う」「魚介に合う」と書いてあるものが色々と、マスタードやわさびのディップ、レリッシュやホースラディッシュクリームなどなど。
タルタルソースは沢庵入り(!)で、更にパンにも添えていただけるゴールデンパインのジャム、イチジクのジャムなども用意されていた。
最初のお皿が出てくるまでの間に、仕切りつきの長角皿にあれこれソースを盛りつけてくる。
私が持ってきたのはピンクソルトと粗挽きの粒胡椒、わさびディップとメキシカンレリッシュ、黒オリーブとアンチョビのペースト、ジャム2種類。
料理はシンプルなグリルものが中心、味つけの肝心なところは「お客様にお任せ」というのは、見ようによってはずるい手法というか、手抜きな手法というか……な感じもしなくはないのだけれど、味の好みが違う人とも一緒に食卓を囲めるという意味では良いのかも。前回、我が家+母で来た時に、にんにくが好きな人は添えれば良いし、シンプルなのが良い人は塩胡椒だけでいただけば良いし、というその仕組みは良いなと思ったのだった。
というわけで、今日いただいたのはこんな感じ。
- 厳選野菜のグリル
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その日の美味しい野菜を焼いてくれるという最初の一品は、蕪とさつまいものグリル。
こんがりと焼き色がついていて、自然な甘さが広がるシンプルな料理が、1人1切れ。3人分が大皿に盛られてやってきた。
美味しいのだけれど、見た目がとにかくシンプルで、前回も思ったけれど「シンプルすぎて」テーブルに出てきた時に「え?」と軽く思ってしまったり。普通に塩胡椒でいただくのも良かったけれど、ブラックオリーブのペースト添えるのも美味しかった。あと、蕪にちょっとだけいちじくジャム添えていただくのも悪くなかった。
- イベリコポークの生ハム
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そして、皆大好き、イベリコの生ハム。ルッコラとパルミジャーノ・レッジャーノの薄切りを添えて。
コンディメントバーにビネガーやオイルも置いてあるということでか、ルッコラはドレッシング等で和えられていない状態で、でも手元にビネガーまでは持ってきていなくて、さてどうしましょ、と。
また取りに立つのもめんどくさいなと、ルッコラはレリッシュやわさびのディップを添えつついただいた。
生ハムは脂身の部分もほどよく混ざっていて、綺麗な手切りカットのもの。融点が低くて口の中に入れた途端にとろけるような口当たりだった。うまうま♪
- 活ムール貝の軽いスープ煮サフラン風味
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黒色のストウブの鍋に入れられてやってきたのは、ムール貝のスープ煮。
クーポンを買った当時は「ダッチオーブンを使ったムール貝の白ワイン蒸し」ということだったのだけれど、11月になってメニューが変更したみたいだった。サフランスープ煮も勿論ウェルカムだ。
綺麗なオレンジ色のスープにはベーコンやトマト、玉ねぎなどの野菜もけっこうたっぷり入っていて、ムール貝は1ダースほどもごろごろとたっぷり。息子は貝をあまり好まないので、この料理はだんなと2人でいただいた。ビールよりはむしろワインの方が似合うよねと、ここはスパークリングワインを飲みつつ、塩気強めのスープも堪能。
ムール貝は、日本で食べるよりも海外でいただいた方が美味しく感じる食材の一つだと思っているのだけれど、さすがホテルで扱うムール貝、大小のサイズは微妙に不揃いだったけれど濃厚な味わいで美味しかった。
- ミックスグリルプレート
- そしてメインディッシュは大皿盛りのミックスグリル(今日の一番上の写真がそれ)。
14日間熟成ドライエイジドビーフと鳥取産大山地鶏、そしてタスマニア産サーモン。それぞれ3切れずつ盛られていて、ポテトとかぼちゃとブロッコリー、そして素揚げした青じその葉が添えられてきた。
サーモンにタルタルソース添えてみたり、ドライエイジドビーフには定番の「ジュ・ド・ブッフ」を添えてみたり。骨つきのもも部分も盛られてきた鶏肉もたいそう美味しかったし、サーモンもしっとりと脂が乗っていて良い感じ(皮ももちろん美味しくいただきました♪)。何より、どっしり赤身の、ぎゅっと詰まった食感の牛肉は素敵に美味しかった。
大皿から取り分けていただくので「一人分はたいしたことないねー」なんて思ったのだけれど、普通に食べ応えがあった。牛肉も鶏肉も1切れ120g以上はあった感じだし、鮭だってしっかり「1切れ」。
- シェフ特製デザート取り合わせ
-
デザートももちろん大皿盛り。
ラズベリーを乗せたレアチーズケーキ、ホイップクリームとチョコとベリーのソースをかけたバターが香るスポンジケーキ、チョコブラウニー、ナッツを散らしたバニラジェラートと、あとは果物のパイナップルとキウイフルーツ。
家族でいただくのも盛り上がるけれど、仲良しの友達とわいわいやるのも楽しいことになりそうなこのプランは、このお店の雰囲気にも合っていると思う(1人1皿の料理も勿論メニューに載っているのだけれど)。
プレゼンテーションの妙、という感じで、一品一品自体は案外シンプルなお菓子だったりするのだけれど、でもこの量と種類は嬉しいもの。息子もしっかり満腹になったかしらと見やると、彼も満足気な様子だった。
ホテル玄関から駅までの数十メートルの通路は、小さな屋根がかかる程度では横殴りの雨には意味がなく、軽く濡れながらゆりかもめの駅を目指して、自宅へ帰還。「強風のため運休していた京葉線も運転を再開しました」なんて剣呑なアナウンスが流れる中、私たちの乗る総武線は幸いたいした遅れもなくて無事に帰ることができたのだった。もうもう、雨女の本領発揮という風だった今日のお出かけ。