2011年12月1日木曜日

ビーフシチューを煮ましたよー

チーズトースト
カフェオレ
昨日に続いて食パンの朝御飯、今日のトーストは、ポップアップトースターではなくオーブンを使ってチーズトーストにした。
 
今日は昨日から10℃以上も最高気温が低い、真冬並の寒さの一日なのだそう。普通のトーストよりはとろけたチーズが乗ってたりする方が身体が温まるかしら、と、エメンタールチーズをスライスしてたっぷりめにパンに散らしてから4分ほどオーブンで。お供にカフェオレ。
 
大手メーカーのシュレッドチーズもクセがなくて悪くはないのだけれど、エメンタール、グリュイエール、ラクレットなどの個性のある味のチーズを使ったチーズトースト美味しさはまた格別。「牛肉と豚肉どっちが好き?」と聞かれて簡単には答えられないように、チーズもなかなか「この種類が一番好き」というのは決められない。
 
しかし今日は本当にびっくりするほどの寒さ。息子もおばあちゃんに買って貰ったダッフルコートを着込んで学校に向かった。
チーズ(モンドール)
きのこのマリネのサラダ仕立て
ビーフシチュー
羽釜御飯
赤ワイン(MOULIN D'ISSAN '07 Bordeaux Superieur)
昨日は散々楽をしたので、今日は反動のようにがっつり「料理の日」。
 
元々、週末に煮込み用の牛肉がお手頃価格だったので
「ビーフシチューとかいいねぇ」
「いいねぇ」
「……でも君、平日の夜にはほとんど帰ってこられないもんねぇ……」
「帰ってくるよ!平日のどっかで帰ってくるから、そこでシチュー!」
なんてやりとりがあって、だんなが木曜に夕食に合わせて帰ってこられそうだということでその日にビーフシチューにしましょという事になっていたのだった。
 
すっかりお気に入りのレシピは、銀座の「マルディグラ」のもの。お店のビーフシチューがまんまこのレシピではないだろうけれど、でも色々と目から鱗のレシピで、一度作ってからというもの「"私のビーフシチューの味"は、これがいいな」とすっかりお気に入りになっている。
 
最初にバターと強力粉とグラニュー糖でしっかり"ブラウンルウ"を作る、人参・玉ねぎ・セロリ・にんにくはフードプロセッサーにかけてすっかりピュレ状にしてから肉と煮込む、数時間煮込む間アクはひかない&蓋はしない、そして案外赤ワインが入る量は少なめ(1kgの肉に対して赤ワインはたったの100cc)……といった感じの作り方で、何より昼頃に煮込み始めたビーフシチューがその日の夜に良い具合に仕上がるのが素敵。
 
ビーフシチューって、2日くらいかけて作るもの、みたいなイメージがあったので、色々と目から鱗なのだった。
 
ただ、野菜のピュレが大量に入るので、使う鍋によってはこびりつきやすいのが難点。鍋に蓋もしないから、30分おきくらいに見に行ってはかき混ぜたり水を足したりする必要もある。以前ル・クルーゼで煮込もうとして地獄をみたので、今日はテフロン加工の両手鍋を使うことにした。
 
どうせ台所を行ったり来たりするのだからと、ビーフシチュー煮込みがてら、精力的にあれこれ作成。
 
シチューに入れたマッシュルーム以外に、えのきやエリンギ、しめじ、舞茸などのきのこを一通り買ってきていたので、オリーブ油と赤唐辛子、にんにくと炒めてマリネにしておいた。これはミックスリーフと合わせてサラダに。
 
あとは明日の朝ごパンも作ってしまえと、生地作りはホームベーカリーにお任せしつつ角型バットに丸くまとめた生地をずらりと並べた「ちぎりパン」も焼いてみた。煮込み始めたらそう手間はかからないビーフシチューだけれど、あれこれバタバタ作ったので「料理したぞー」の気分は存分に満喫できた。
 
手頃な赤ワインって何があったっけかー……と、我が家の酒置き場を確認して、引っ張り出したのがMOULIN D'ISSAN '07 Bordeaux Superieurなる仏ワイン。多分ホテルのお部屋に「ホテルからのサービスだよ」と置かれていたものだったと思う。軽くはなく、でも渋さもなく、緊張せずぐいぐいいただける感じのちゃんと美味しいワインだった。夕食は料理に使ったこのワインの残りをいただきつつ。
 
だんなも予告通りに無事帰宅し、今日は「御馳走感」溢れた夕御飯。
 
息子がいきなりシチューボウルに御飯をぶっこもうとしていたので
「待て、まず待て、まずシチューちゃんと食べてみて!」
と制しつつ、結局最後は家族全員「ビーフシチューかけ御飯」を食べていた始末。ホワイトシチューに御飯を入れる事はしないのだけれど、トマト系のシチューは実際御飯にすごく似合うよね……。
 
それをふまえて、残ったソースで明日は最初っから「ハヤシライス風」に仕立ててしまおうかと。