2012年1月3日火曜日

美味しい仔牛でカツサンド

※今日の写真はクリックすると大きくなります※
ビフカツサンド
ビフカツ
カフェオレ
本格的な寝正月の今年、毎日起きるのが遅くなっていって、今日は家族全員けっこう遅くまで寝こけていた。
 
「もう時間も時間だし、朝昼兼用ということで、アレ、やりませんか」
「アレですか……」
正月も3日目ですし、そろそろ潮時かと……そうだね……と、大人の内密な会話の後に食事の支度が始められた。
 
で、今日最初の食事はビフカツサンド~!
 
使ったお肉は肉福袋の「チルド生後6ヶ月程度の仔牛ヒレ肉冷蔵輸入品」。このうえなく贅沢なビフカツサンドだ。肉の元の売値で考えると、多分1切れ500円相当くらい。
 
そもそもは、この仔牛肉を焼いて食べた時に、
「おゆきさんは絶対ダメって言うだろうけど、これ使って作りたい料理ひらめいちゃった……」
とだんなが呟いた事に端を発する。
 
何よそれ、怒らないから言ってみ?と、聞いたのが「これでカツサンド作ったら絶対旨いと思う」という一言なのだった。とても柔らかで赤身がしっとりと美味しい牛肉。サシがたんまり入っているわけではないのに歯で簡単に噛み切れる柔らかさで、確かにカツサンド作ったら美味しいだろう。
 
もとより、カツサンドでなくても、どう調理しても美味しくなりそうなこの肉、
「うん、確かに……美味しいかもね……」
「でしょでしょ?」
と、正月休み中の適当なタイミングでやってみようかと画策していたのだった。
 
薄切りにした仔牛肉に衣つけてカツにしてー、ウスターソースどぼどぼつけてから薄切り食パンでサンド。軽く押さえてからカットして、
「1人2切れね~」
と食卓に出した。ついでにと、サンドにする分以上に揚げてしまって、おつまみビフカツも数切れ。
 
良い具合に中央にほんのり赤みが残る柔らかな肉が挟まったカツサンドは、食べたことがないくらいの美味しさだった。
「あらやだー!」
「おいしい!すんごくおいしい!」
「てか、サンドじゃない、カツの方もヤバイくらい美味しい!」
シロウトが揚げたカツでさえこんなに美味しいのだから、揚げ物上手な人に揚げてもらったら、とんかつ屋さんでこの肉揚げてもらったら、もうどうなっちゃうんだろうというくらいに、このカツは美味しかった。
 
いつも、赤身どっしり系の、それなりに歯ごたえのある牛肉を好んでいるはずなのだけれど、この柔らかさとジューシーさはたまらないものがある。
 
やばいやばい美味しい美味しい、と、残していた100gほどの肉も結局全部揚げてしまって、思うさまビフカツを堪能してしまった。
 
自分で6000円出して買った肉だとしたらこんなお遊びは到底できないけれど、福袋に入っていたアイテムだし、と思うとついついこんな料理もしてしまう。
あ~美味しかった~。……でもちょっと食べ過ぎた~。
おつまみちょこちょこ
スパゲッティ プッタネスカ
ビール(FOSTER'S)
「しまった……ちょっと食べ過ぎた……」
なんか全然お腹空かないし、ていうか、なんかビール飲みたくない?ここ数日ビール飲んでないよね……?という話になって、夕飯は軽め軽めにスパゲッティ&ビール。
 
あっさりトマトソース系はどうかな?それいい!素敵!……ということで、だんながささっとプッタネスカを作ってくれた。
 
水煮缶のトマト煮詰めて、美味しい浅漬けオリーブとアンチョビとケッパー、唐辛子もしっかりと。
 
洋風のおつまみはあれこれ残っていたので、それらもテーブルに出して、あっさり味のビールFOSTER'Sで乾杯。
 
「あー……ちょっと、御馳走食べすぎた感じだったよね」
「ちょっともう、肉とか要らない、って気分になりつつあるよね」
と、久しぶりの肉無し夕御飯。
 
息子の好物はクリームソースorミートソースのスパゲティだけれど、息子もそろそろ「肉はお腹一杯」気分だったらしく、プッタネスカの大盛りを幸せそうに平らげていた。私は若干軽め分量で(写真はだんなの"やや大盛"プッタネスカ)。