2012年6月14日木曜日

エスプレッソメーカー♪

ベーコン入りスクランブルエッグ
「サンジェルマン」のコーンパン
ヨーグルト(牧場の朝)
ミルクティー
今朝はちょっと久しぶりのスクランブルエッグ。これまた久しぶりに、「ソルトポーク」ではなく冷蔵庫から「ベーコン」を取り出した。ベーコンざくざく刻んで炒めて脂を出してから、卵液加えてささっと火を通す。
 
炒めるたびに、
「なんでバラ肉が原料っぽいのに(少なくとも外見からはそう見えるのに)、日本の大手メーカーのベーコンは、こんなに脂っ気がないのかな~」
と思うのが常。
 
「外国では」と偉そうに語れるほど食べつけたわけではないのだけれど、でも私はアメリカのベーコンがたいそう好きだった。水気を多めに含んだ生肉っぽい感じで、炒めるとフライパンに脂の海ができるくらいにじわじわと(どころか、"ぶわーっ"と)脂が染み出てくる。で、カリカリに焼けていく。
 
ああいう感じになるベーコンが良いのだけどなー……と常々考えていたのだけれど、それが最近「ソルトポーク」で実現できるようになったので、これ幸いと自家製ソルトポークばかりを使っている今日この頃なのだった。燻製塩をパラッとふると、燻製香がついてますますベーコンっぽくなるし。
 
そういうわけで、このところすっかりご無沙汰だった「ベーコン」。久しぶりに口にしたら、添加物っぽい匂いが鼻についてしょんぼりだった。ソルトポークの自然な豚の味の方にすっかり慣れてしまったみたいで、
「え……これからは"ちゃんとした店のちゃんとしたベーコン"買うか、ソルトポーク作り続けるしかない、ってことなのかしら?」
と、呆然とする私。
 
まぁ、特売の豚バラブロック買ってくれば同サイズのベーコン買うよりもむしろ安上がりなくらいだし、今後ずーっと我が家の冷蔵庫にソルトポーク入りタッパーが常備されるになっても悪くはないな、と思うのだった。
 
今日ものんびりな一日。午前中に届いたのは、1週間くらい前に注文して到着を待ちかねていたエスプレッソメーカー♪
 
昼御飯前にエスプレッソ淹れて飲むのもタイミング悪いかなと思いつつ、早速1杯淹れてみた。器を洗う意味もあって、一度手持ちの一番安いコーヒー粉で淹れてみて、それは捨ててから改めてエスプレッソ用に挽いてもらった粉を詰めてコンロにかける。
 
直火式のエスプレッソメーカーを触るのは、これが初めて。我が家には10年もののエスプレッソメーカーつきコーヒーメーカーがあったのだけれど、さすがに年代ものということでガタがきはじめ、たいそう場所もとるものだったので、この春に小さなコーヒーメーカーを買い換えたのだった。
 
でも、「エスプレッソがもう家では飲めない」となると逆に飲みたくなるもので、「だったら場所取らない直火式のを買えばいいんじゃ?」という結論に。
 
調べてみると、無印良品のエスプレッソメーカーはなんとたったの840円。これでも良いかなとも思いつつ、でも「どうせだったら、ちゃんと長く使える、好きな感じのものを探して買おう」と思いを改めて、あれこれ比較検討した結果、見栄えも価格も「BIALETTI」(ビアレッティ) のが好きだなと。
 
通常価格は4000円ほどするイタリア製のエスプレッソメーカー、でもこちらのサイトが「週末は送料無料」だそうで、2カップ用が2,600円。これが調べた時点ではどこよりも安かったので、ここで買うことにした。
 
ことエスプレットメーカーは「大は小を兼ねない」そうで、6カップ用のを買って2カップ分淹れても上手くはいかないそう。だんなはドッピオ(ダブルサイズ)を好むから、2人で使うなら3カップサイズが良いのかなぁ……と悩みつつ、でも私一人で使うなら2カップサイズで充分だし……と、結局2カップ用を選択。デミタスカップのソーサーに余裕で乗るくらいの可愛いエスプレッソメーカーが届いたのだった。
 
下に水入れて、その上のカップに粉詰めて、あとはコンロの弱火にかけるだけ。小さくて五徳に乗らないので、適当に焼き網かませて乗せてみた。
 
「コポコポ言ったらできあがりです」と説明にあり、「……こぽこぽ?」と不安に思いつつコンロを凝視していたのだけれど、疑いようのない「コポコポ」音が3分ほどで聞こえ始めて、それでエスプレッソのできあがり。機械で淹れるような、いわゆる「クレマ」(コーヒー豆の油分やタンパク質に由来する泡……なんですって)はほとんど浮かないけれど、でもちゃんとエスプレッソ。思ったよりもずっとずっと簡単で、このささやかな手間でいつでもエスプレッソが飲めるなら大歓迎だと思った。
 
……で、私がやりたいことは「アフォガット」(バニラアイスにエスプレッソかけて食べるデザート)だったりするわけだけど。
スティックきゅうり
豆苗ときのこの炒めもの
肉じゃが
豆腐と油揚げの味噌汁
羽釜御飯
麦茶
午後、なんだか無性に「カレーライス」が食べたくなった。カレーライスいいなカレーライス、そういえば牛ブロック買ってあったんだっけ……と思い出したら止まらなくなってしまったのだけれど、諸々の事情を鑑みて「いやいやいや、カレーは金曜にしよう」と思い直した。
 
でも、この胸に広がる「カレー心」をおさめるには、カレーに匹敵する美味しい夕飯を考えないと……ということで、選んだのは「肉じゃが」。肉じゃがも、カレー同様「ばんざーい!」な献立だ。息子も同様だったようで、帰宅するなり
「肉じゃがだー!やったー!」
だそうで。
 
いつも通り、スキレットで玉ねぎ炒めて肉入れて、肉めがけて醤油と砂糖と味醂を加えて「すき焼き」するように調味料を煮絡めた後にじゃがいもと「ひたひたの水」を加えて蓋して十数分加熱すればできあがり、の「小林カツ代式肉じゃが」。
 
今日は豚薄切り肉を使ったのだけれど、私にとってはやっぱり「豚肉の肉じゃが」が「いつもの肉じゃが」の感じだなー。牛ももちろん美味しいけれど、「牛肉の肉じゃが」は「いつもの肉じゃが」ではなく「牛肉の肉じゃが」という感じ。
 
副菜には、豆苗ときのこの塩にんにく炒め。旨味づけにソルトポークをちょいちょいと少量刻んで入れた。あとはそろそろシーズン到来で安くなりつつあるきゅうりをスティックにして、味噌汁は定番の豆腐&油揚げ。
 
半パック分炒めた豆苗、火が通ると思った以上に小さくしんなりまとまってしまったので、「ありゃ、1パック全部炒めちゃって良かったんだな~」と思いながらもしゃもしゃ食べる。エリンギとしめじたっぷり。
 
今日も肉じゃがはこっくり煮えて、御飯の良いおかずに。今日肉じゃがで明日カレーじゃ、ちょっと御馳走が過ぎるかしら……とか思ってしまったりして。