2012年6月26日火曜日

1890円のマンゴータルト!

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目玉焼きトースト
ミルクティー
母は「朝6時半過ぎの朝御飯」にはやはり馴染めないようで(まぁ……早いよね)、息子と2人、「お先に~」と朝御飯。
 
買い置きの食パンがあったので、それを食べてしまわないと、と「目玉焼きトースト」。ハム抜きの簡易版だけれど、チーズたっぷり、美味しくできた。
 
ミルクティーは、全脂粉乳使って作る「キリテー」で。最初にレシピ通りに作った時に、息子が「甘っ!」と言っていたのでお気に召さないのかと思っていたところ、しばらくして
「あの、粉で作るミルクティーはもう作らないの?あれ旨かったからまた飲みたい」
と。
 
なんだ、美味しいと思っていたのか……と、砂糖控えめ(ほんのり甘いかな、くらいの)で作ってみたのだけれど、砂糖控えめにすると、これが微妙に物足りない。この紅茶はやっぱりそれなりに甘くした方が似合うものなのであるらしかった。
 
……で、運動会の翌日ながら、平日の運動会だったということで普通に登校する息子を見送った後、母の朝御飯。
「いいわよ、自分でやるわよ」
と、コンロで湯を沸かそうとした母、なかなか点火しないコンロに「なにこのコンロ!?全然つかないじゃない!」とのうんざり声が聞こえてきた。
 
我が家のガスコンロの右側の口、点火用の乾電池が切れているわけではないのになかなか火がつかない。もう数ヶ月この状態で、でもマッチなりチャッカマンなり使えばすぐ点火するので、騙し騙し使っていたところ。
 
それを説明したのだけれど、
「イヤだわこのコンロ~。イヤでしょイヤだわ。買い換えなさい!すぐ!お金なら出してあげるから!」
どこに行けば売ってるの!?ガス屋さん!?ヨドバシカメラ!?今日のお出かけはそこにするわよ!……だそうで、今日のお出かけは「ガスコンロを買いに」がテーマになってしまった。
 
嬉しいけど、唐突だなぁ……サイズも測らなきゃ……場合によっては、私の春のDIYの成果の木製コンロ隙間埋め台も改造するか取り外さなきゃいけないかなぁ……と、現コンロのサイズを測って、ネットで下調べ。同じくらいのサイズのコンロもありそうだけど、さてどうかな。
千葉 「銚子丸」にて
 劇団セット夢一座
 とろしめさば握り
 まぐろ中とろ握り
 とろサーモン炙り握り
 うに軍艦
 できたてだし巻き卵
 いわし南蛮握り
 まぐろ大とろ握り
 ランチあら汁(無料)
 生ビール
などなど
そういえば今日は開催日だったのでした……と、今日の最初の目的地は稲毛の駅前スーパー、イオンで開催の「カントリー&アンティークマーケット」。以前ホビーショーで素敵な造花を買った時に、そのショップのチラシに「次回はこれに参加します」とこのイベントの告知が掲載されていたのだった。
 
スーパーのビル内の広くはないホールに20くらいの「1坪ショップ」風のお店が並び、手作りの棚や手芸品などが販売されるという催し物。ファイアーキングのマグカップや、古めかしいガラス瓶などの扱いもあって、品揃えはわくわくするものだった。……が、想像以上にすごい人。
 
とりあえず目当ての造花も買え、その手のものが私と同様好きだろう母も
「あら、素敵ねー、これ素敵ねー」
と、同じお店で造花をわさわさ買い込んだけれど、会場は通勤ラッシュ並の大混雑。ゆっくり他の店を眺める余裕もなく、造花だけ買ってイベントを後にした。
 
このイベント、次回は11月末開催の予定らしい。
 
で、その後は千葉に移動してヨドバシカメラへ。ガスコンロもこの10年ですっかりスタイリッシュに様変わりしていて、無骨な五徳やその周囲の凹凸もすっきりした美しいもの。
 
「煮こぼれの侵入をダブルで防ぐスーパーシールド」「パールクリスタルのトッププレート」「水無し両面焼きグリル」「クリアコート加工グリル皿」と、なんだか呪文のような文字列が並ぶガスコンロコーナー。「なんだこれ、なんだこれー!?」とわくわくしながら比較検討。何よりサイズを重要視して、「水無し両面焼きグリル」にも注目してみた。テフロン加工だったはずの我が家のコンロもすっかり焦げ付くようになってしまって、掃除に限界を感じていた今日この頃。嬉しいなー。料理するのがますます楽しくなりそうだ。数日後に届けてもらう手続きをした。
 
そしてお昼御飯は「銚子丸」。
 
平日ランチはあら汁無料~♪ということで、ビール飲み飲み、あら汁もたっぷり堪能してきた。今日のあら汁は、脂の乗ったサーモンがたっぷり。玉ねぎ、キャベツなどが入るちょっと甘めのあら汁は今日も幸せに美味しかった。
 
今の季節の「劇団セット」は880円の「夢一座」なるもの。
 
「旬が満喫できる銚子丸自慢の一皿」だそうで、内容はまぐろ赤身・真いか・オーロラサーモン・ほたて・ずわいがに・本日のおすすめ鮮魚・かにいくら軍艦・かっぱ巻き・鉄火巻き。「おすすめ鮮魚」は、多分タイ……だったかな?
 
今日はできたてアツアツの「だし巻き卵」が出てきて目の前で「いかがですか~?」と配られたり(そういうのに弱くて、つい「ください」と言ってしまう……)、キャンペーン品だった「中とろ」「大とろ」も1人1皿がっつり食べた。母は中とろがことのほかお気に召したよう。
 
「銚子丸」にて、「いわし南蛮握り」。サクサク天ぷら、うまー♪ 面白かったのは、「いわし南蛮握り」。
 
いわしの握りも良いなー今の季節のおすすめの一つみたいだしなー……とメニューを眺めていて目についたのがこの品。
 
「酢飯の上に天ぷら」というのも不思議な感じだけれど、「天むす」に通じる美味しさがあって、期待以上に美味しかった。揚げたてサックサクの衣の下の脂の乗ったイワシが素敵。甘じょっぱい南蛮だれも素敵。
 
天ぷらを落とさないように、大口開けて「あむー」とかぶりつこうとしていたら、隣の席のおばさま方がそれを見て、
「それ、天ぷら?天ぷらなの?」
「おいしそうね、どれかしら?」
と話しかけてきた。
 
「南蛮って言うから辛いのかしらねぇ?」
「いや、辛くはないです。全然。揚げたてで美味しいですよ」
「あらーそうなのー」
なんて、思わず隣のおばさま方と交流してしまいながら、でも天ぷらが冷めぬうちにもぐもぐ。
 
品数はけっこうあったけれど、母と2人で1皿つついたものも少なくなかったので腹八分目……いや、でも、やっぱりお腹いっぱいになったかな。母が来てから「昼から酒」があたりまえになってしまっていけません。
千葉そごう 「Berry cafe」にて
 宮崎県産完熟マンゴーローズのタルト \1890
 獅子座のタルト(いちじく) \950
 ミルクティー ×2
母曰く、「千葉に来たなら、ここに一度は寄らなきゃいけない」のが、コムサ系のフルーツタルトのお店「Berry cafe」。
 
ボリュームたっぷりのフルーツどっさりタルトを扱うお店で、でも値段が値段(タルトとコーヒー紅茶で軽く1500円になる)なので、私一人で来ることはまずない。このお店に来ることができるタイミングは、「御馳走するから!」と連れてきてくれる母と一緒の時だけ……という感じだ。
 
昼食後にデパートをぷらぷら歩いた後、「やっぱりここに寄って帰らなきゃね」と、今回もまたこの店にやってきたのだった。
 
折しもメニューには、「宮崎県産完熟マンゴー」の文字。これを使ったマンゴータルトは、なんと1切れ1890円。
 
「おいしそうだけど……この値段はちょっとすごくない?」
「いいわよー食べましょうよー。こういう機会じゃないと食べられないんだから、いっちゃいましょうよ」
母、この値段を前にしても、なおもノリノリ。
 
じゃ、じゃあ、このタルトは1つにして、もう1つは別のにしようよ、私、いちじく好きなんだよ……と、もう1つのタルトは星座シリーズの「獅子座のタルト」のいちじくにすることにして、半分ずついただいた。お供にポットサービスのミルクティー。チャイ風の煮出し紅茶な濃厚ミルクティーで良い感じ。
 
千葉そごう「Berry cafe」にて、いちじくタルト♪ ここのケーキ、「カスタード」「クリームチーズ」「フロマージュブラン」などの数種類のシンプルな「土台」の上にフルーツを派手に盛りたてた風なものなので、フルーツが美味しくないと非常にがっかりな感じになる。
 
土台は割と安直な味と口当たりということもあって、トッピングのフルーツが美味しければ印象が良くなるし、逆も同様……ということになる。
 
今日のタルトはいちじくもマンゴーも、どちらもちゃんと美味しかった。
 
いちじくの方も、1切れのタルトの上に1個分ほどのいちじくが乗っているんじゃなかろうかというゴージャスぶり。見た目はなかなか毒々しい感じになっているけれど、いちじくの生の果肉を食べて「あ、甘くて美味しいな」と感じたのは久しぶりな事だった。土台はカスタード。
 
マンゴータルトは、ホールではこんな風なバラの花束状のたいそう美しい姿。カットされたピースのタルトの上にも、ちゃんとバラが咲いていた。こちらの土台はクリームチーズ。
 
このタルト、値段の高さからの期待を裏切らない、それはそれは美味しいマンゴーだったので、これには母も私も感動した。やっぱり国産マンゴーは美味しいなぁ……繊維っぽさのかけらもないこの天鵞絨のような舌触りと、濃厚なのに上品な香りと甘さは、輸入された他国産ではなかなか味わえないもの。
 
「あらやだ……すごく美味しい……」
「ほらー、やっぱり食べてみて良かったじゃなーい」
と、2人でポットのミルクティーを飲み干すまで、だらだら余韻を楽しんでしまったのだった。
 
で、お会計時に
「当店のポイントカードはお持ちですか?」
とレジで問われて、
「あら、これ?これかしら?それともこっち?」
と母の財布からバラバラ大量に出てくるショップカード。見ればそれは仙台の、盛岡の、それぞれの「Berry cafe(か、同系列のカフェコムサか)」のもの。それぞれスタンプが複数押されている。
 
「あら、だってね。仙台エスパルにもこの店あるのよ。あと盛岡にもあるの」
 
母よ、「……ここでしか食べられない」んじゃなかったんかい。
茹で枝豆
ミックスリーフのサラダ
「シェ・ケン」のテリーヌ(野菜・シーフード)
あぐー豚と野菜のシリコンスチーム
ビール(サッポロ 日本の彩 PREMIUM 夏の香り)
充実した昼食&喫茶だったので、夜は外食は止めて軽め、軽めに。
 
母、シリコンスチーマーを買った(私にも「あんたも使いなさい」と買ってくれた……)は良いけれど、今ひとつ使い勝手がわからないそう。
「あんたに買ってあげたのは使ってるの?どうやって使うの?」
と聞かれたので、試しに簡単なのを1品作ることにした。
 
一番簡単なのは、スチーマーにもやしとか刻んだキャベツとか敷いて、その上に薄切り肉か切り身の魚を置いてチンする方法。白ワインふっても酒ふっても、なんなら何もふらないでも良くて、数分チンして火を通したら適当にポン酢とか胡麻だれでいただくだけ。
 
蒸ししゃぶみたいな感じで、簡単な割にこれだけで立派なおかずになるのでらくちんだ。
 
慣れてきたら野菜だけにしてみるとかバター落としてみるとか調味料も加えてみるとか、そんな感じでいーんじゃなーい?と、今日はデパ地下で買ってきた「あぐー豚」の切り落としを使ってチンしてみたのだった。
 
いよいよ出回りはじめた枝豆と、ミックスリーフとフルーツトマトを使ったサラダ。「ここのテリーヌ、美味しいわよねぇ~」ということで、これまたデパ地下で買った「シェ・ケン」のテリーヌ2種類。
 
息子は御飯とスープつけて、私と母は御飯スープは無しで……という感じの夕御飯にした。母がこちらに来ている時は、油断すると「1日のうち6時間くらいは満腹状態」みたいなことになったりするから、抜けるときは抜いておかないと。脂とかカロリーとか、糖質とか……あ、でも酒は抜けてない、抜けてないな……(しまったなー)。
 
「あら、簡単なのね。けっこう美味しいわ」
と、シリコンスチーマー料理を母は1つ学べたようで、何より。なんとなく、「私、手抜きしてまーす!」という感じになっちゃうから、私もそう頻繁には使っていない(お弁当の仕込みに青菜茹でたりとかにはちょいちょい使う)のだけれど、「この料理は美味しいよ!」と言えるように私もまたちょいちょい使ってみるかなぁ。
 
そうそう、今日はデパ地下特設コーナーに「たねや」が出店していて、「たねや寒天」と「清水白桃ゼリー」を買ってきた。
 
「たねや」と言えばバームクーヘンの「クラブハリエ」の母体なわけだけど、「たねや」本体で買い物する機会がなかなかないので(日本橋三越にも銀座三越にも入ってるはずなんだけど……ちょいちょい出かける池袋にも新宿にもあるらしいのだけど……)買い物できて嬉しかった。
 
店頭でちらっと味見させてくださった寒天、絶妙な食感で美味しかった。「本番」でいただくのがとても楽しみ。
 
扱いが限定店舗なのであるらしい「たねや寒天 夏みかん&黒豆黒糖」も美味しそうだし、杏仁豆腐も美味しいのだそう。ここで「食べたーい!」と叫んでいたら、大阪からだんなが買ってきてくれるかしら?と密かに期待してみたりする。ちなみに寒天の賞味期限は2ヶ月ほどと長いけど、杏仁豆腐の賞味期限は2週間ほどなんですって。誰も聞いていないかもだけど、呟いておいてみる。