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「アンデルセン」のパイナップル&チーズ
ヨーグルト
アイスカフェオレ
そろそろなんだか甘いパンが恋しくなってしまって、「アンデルセン」で買ってきたのは「パイナップル&チーズ」と「マンゴー&クリームチーズペストリー」。息子の分がマンゴーで、私の分がパイナップル。ヨーグルト
アイスカフェオレ
トロピカルフルーツとチーズという似たような組み合わせのパンを目の前に、「ミルクティーも飲みたい気分なんだけど」、でも甘いパンだしコーヒーの方が良いかしらねとやっぱりコーヒーで。
今日は息子、午前練なのでそれを見送った後は仕事をしながらの静かな午前中。
そうそう、昨日いくつか多肉植物が届いたので、それを寄せ植えたりもした。
以前にもこんな感じの多肉植物を持っていたのだけれど、冬の寒さを越せずに枯らしてしまったのだった。
久しぶりにまた育てたいなぁと思い、500円ほどのカット苗のセット買うことに。器と石は100円ショップで買ってきて、簡単お手頃、総計800円ほどの多肉植物の寄せ植えができた。今度はちゃんとしっかり根付かせて夏越し、冬越しさせてやらなきゃな……。
「むすびのいちばん」の
300円弁当(麻婆茄子)
麦茶
今日の息子の帰宅は12時半過ぎの予定で、でもあいにく私は12時から歯医者の予定。300円弁当(麻婆茄子)
麦茶
「焼豚あるし、お昼はチャーハンとかどうかなぁ……でもお母さんが帰ってくる方がきっと遅いから、いっそ、君、作らない?」
と朝のうち息子に提案してみたら
「チャーハンは難易度高いからちょっと無理」
だそう。
「えー……だったら、お母さんが体調崩して"チャーハンが食べた~い"ってなっちゃったらどうするの?」
「その時はねぇ……カツ丼作るから、それで大丈夫!」
「えええー」
私は息子を妊娠中、つわりで思うように動けなかった&食べられなかった頃にだんなに「トンカツ食べる?」に聞かれて
「トンカツは……食えぬ(油っこいから)」
と答え、
「そっか……じゃあカツ丼もダメか」
と続けて言われた言葉に
「あ、カツ丼なら食える……さっぱりしてるから」
と、ツッコミどころ満載のやりとりをした事がある。
その逸話を息子もよく知っているから、「カツ丼でいいでしょ」みたいな事を言うのだった。で、それ聞いて「それならいいか」と思う私もいるのだった。
それはさておき、結局昼御飯の算段をせずにお医者に行ってしまい、「じゃあ何か買って帰るかな」と治療後に駅近くをぷらぷら。吉野家の牛丼でもいいか、と、店の方向に向かったところで「お弁当300円」の文字が目に入った。吉野家の並びのお店のおにぎり屋さんだ。チェーンではなく個人経営のお店らしいそのお店、数十種類もある豊富なおにぎりは値段もそこそこ良いけれどボリュームもすごい。時々平日の一人ランチ用にと1、2個買って食べている店だ。
300円のお弁当はすごいなぁ、どんなかな、と入ってみれば、おろしハンバーグ弁当、チキンカツ弁当などなど、数種類あってそれらが全部300円。おかずはそこそこのボリュームで、もやしと青菜の和え物とかスパゲッティなんかも入っている。その値段でしかも「ご飯大盛り無料」らしい。
こりゃすごいな安いなと、買って帰ることにした。本当はチキンカツを2つにしたかったのだけれど、あいにくチキンカツは最後の1つ。それは息子に譲ることにして、私は麻婆茄子弁当にした。
「すごいですねこのお弁当、やっすいですね~」
お金を払いながらお店のおばちゃんに言うと、
「全部ぜ~んぶ、ウチで作ってるからねぇ。あ、お漬け物だけは余所のだけどね、でも残りはおかずも、敷いてるスパゲティ茹でたりするのも、ぜ~んぶウチでやってるから」
と、おばちゃんニコニコ。おにぎりに使ってる美味しいご飯詰めてるから、ご飯も美味しいよ、大盛りにしなくていいの?ホントに?とか言われちゃうのだった。
大盛りにしなくても、茶碗に山盛り1膳分くらいのご飯が詰まっていた弁当は、期待通りの美味しさ。チキンカツに、ありがちなわざとらしい味の南蛮だれなんかがかかっていなかったのも良かったし、麻婆茄子も細切り牛肉がしっかり入っていた。
この店の並びは入れ替わりがたいそう激しく(すごく気に入っていた中華系弁当屋もあったりしたのに1年保たなかったりとか)、でもこのお店はけっこう長いことがんばってる感じ。美味しいし印象も良いし、がんばれがんばれーと殊更思ってしまうのだった。またこのお弁当買いに来よう。
ケララチキン
ゴーヤーのトーレン
とうもろこしと刻み野菜のスープ
自家製シャンディガフ
そして夕飯は、「暑くてやる気がないならこれでしょー」と、スパイスたっぷり料理。ゴーヤーのトーレン
とうもろこしと刻み野菜のスープ
自家製シャンディガフ
チキンカレーがいいな、香菜入れたりするのがあったはず……と調べて、『ナイルレストランが教えるはじめてのインド料理』に掲載の「ケララチキン」を作ってみることにした。ついでにベランダから収穫したゴーヤーで「ゴーヤーのトーレン」も。
「ケララチキン」は、南インドのケララ州のカレーなのだそう。玉ねぎ、トマトはさほど多くなく、スパイス色々。そして水とココナッツミルクを加えて煮込んでいき、最後に刻んだ香菜を混ぜ合わせる……という、ココナッツ大好き香菜大好きの私には、嫌う要素が一つもない、材料の並びを見ただけでも「これは美味しそう! と感じるレシピだった。
この本のカレーは、熱したオイルでホールスパイスを炒めて、そこに玉ねぎ加えて炒めてからパウダースパイスを加え炒めて……という流れのものが多い。今日の2品も同じ流れで、最初にマスタードシードや赤唐辛子(やカルダモン、クローブ、シナモン、メースなど)を炒めて、その後に定番のターメリックパウダー、カイエンヌペッパー、コリアンダーパウダーにクミンパウダーを加えてカレー味に調えていくようになっていた。
基本的には、カレーはターメリックとカイエンヌペッパーとコリアンダーとクミンがあればそれっぽいものができる、とは思っているのだけれど、だんながインド出張で買ってきてくれた「メース」(ナツメグの外側の皮。赤くて花びらのような感じで、香りはナツメグをまろやかにした感じ)とか、調子に乗って買ってしまったマスタードシード、フェヌグリークなどの出番が出たのがちょっと楽しかったりした。
スパイス類、並べると理科の実験のような光景になって何やら気分が高揚してくる(料理をする高揚感、というよりも、私の場合「ふふふ、次は何を入れてやろうか」というマッドサイエンティスト的な高揚感……)。殊に朝岡香辛料の瓶がほんのりレトロな実験道具ぽいフォルムだったりするものだから、ますます楽しくなってしまうのだった。
この瓶が好きなものだから、空になった瓶も捨てずに取っておいて、余所で買ったスパイスも似た感じのラベルを作ってこの瓶に入れて並べている。今日はここぞとばかり、これとーこれとー……と、瓶を並べて調理した。この手のインドのスパイス入れも一つの憧れなのだけれど、この器が2つあっても我が家のスパイスラックは綺麗に片付かない状態なので、これを欲しがるのは諦めた次第……。
そうしてめでたくココナッツ風味のチキンカレーができあがり。最後に「ゴーヤーのトーレン」も完成。こちらはターメリックは入るものの、いわゆる「カレー味」はあまりしない、「スパイス炒め」的なもの。ココナッツフレークが混ざるのでほんのり甘さのある、苦辛いような面白い炒めものなのだった。
息子はココナッツにそれほど愛がない(ゴーヤーへの愛はますます無い)ので、息子にとってはあまり歓迎でない献立だったかもしれないけれど、暑い季節にいかにもな料理を作れたので私はなんとなく満足。ナイルレストランのレシピ本を見ながらだったので、ムルギランチも恋しくなってきてしまった。