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フレンチトースト
ヨーグルト(まぜてとろーりなめらかヨーグルト)
ミルクティー
今朝は、ほどよく水分が抜けた風のバゲットを使ってフレンチトースト。ヨーグルト(まぜてとろーりなめらかヨーグルト)
ミルクティー
食パンのフレンチトーストのふんわりした感じも好きだけれど、バゲットを使ったフレンチトーストの方が、私にとっては「そうそう、これこれ」な味に思える。私の作り方は卵に混ぜるのは牛乳だけで(砂糖や小麦粉混ぜるレシピあるのよね)、バターで焼いたらメープルシロップとバターを添えるというもの。
今日もいつも通りに焼いて、でも、今日はなんだかとても上手い具合に焼けてくれた。焼き色も芸術的で、卵液のしみこみ具合もパーフェクト。
「おお!今日のこのフレンチトーアウトだったら、あの店とかあの店とかに勝てるかもしれない!」
と不遜な事を思ってしまいながら、たいそう美味しくいただいた。いい加減涼しくなってきたので、お供にはミルク多めのバニラティー。
食後は、「らでぃっしゅぼーや」に昨日届けてもらった(野菜セットはお休み~)「まぜてとろーりなめらかヨーグルト」というカップ入りヨーグルト。
混ぜて粘りが出るのが特色のヨーグルトだそうだけど、「……家でカスピ海ヨーグルト作るとこんな感じだよねぇ?」とさほど目新しさもなく。甘さ控えめ酸味控えめ低脂肪がウリだそうで、でもそれゆえになんだかボケた味に感じられて、私たちには今ひとつな味わいだった。この手のヨーグルトだったら、無調整牛乳使ってカスピ海ヨーグルトを自分で仕込んだ方が満足度高いかな、と。
さて、今日は地元駅前スーパー(←「ふっふーん♪」のスーパー)のリニューアルオープン日。ここ4日ほど、食料品フロアを休業しての大改装だったので「牛乳買えないなー……他のお店はそこほど安くないしなー」と微妙に不便な思いをしていたところ。今朝になってネットで確認した折り込みチラシ情報によると秋刀魚が特売とあったので、これは大変!と、オープンと同時に行ってみることにした。
想像してはいたけれど、スーパーは狂乱の大混雑。
「わーい♪トマトの箱売り~♪」
「わーい♪鶏肉も安い~♪」
「わーい♪秋刀魚もたくさん~♪」
と、まずは特売卵をカートに入れて、近くにあったトマトの箱ももらい、次は鮮魚コーナー、お目当ての1尾68円秋刀魚を6尾ゲットした。
冷凍もの売り場が充実したり、今までほとんどお客さんが入っていなかった化粧品コーナーが"なんちゃってカルディ"的な輸入食材売り場になっていたりと、全体的に使い勝手が良くなったのは何より。お酒コーナーも独立売り場になり……あれ、でも、お肉の対面販売コーナーはなくなっちゃったのかしら?それはちょっと残念かも。
ともあれ、私の手は2本で自転車の籠は前後に2個あるだけなのに、うっかり特売ティッシュまで買ってしまい、しかも後先考えずにビールと日本酒、安かったトマト缶やキャンベルスープ缶まで数個ずつ買ってしまい、半端ない大荷物でよろよろと帰宅することになったのだった。
トマトはまだちょっと青みが残っているので常温に数日おいてから加工することにして(また瓶詰めトマトソースにしようかと……)、帰宅して他の食材をあらかた片付けた後は、
「秋刀魚の加工をしよう!」
と、かねてからの野望だった秋刀魚のコンフィ作りにとりかかった。
言ってみれば「オイルサーディンの秋刀魚版」みたいなもので、ちゃんと作れば「オイル漬け」の状態で数週間の保存が可能になる。パスタの具にしても美味しいし、サラダにも使えるし、御飯に乗せて醤油垂らして白髪葱乗せて食べるのも素敵。秋刀魚が70円以下で買えたらたくさん買ってきてコンフィにしよう、と思っていたのだった。
で、いくつかの作り方があったのだけれど、一番参考にしようと思って開いたレシピは
「スキレットに秋刀魚を並べ、110℃をキープして30分煮る」
とあって、「え、それは……110℃キープって、難しくない?」と、断念。
結局、「いいとこ取り」で、いくつかのレシピを参考に、「スキレット+直火」の手法でやってみることにした。
秋刀魚は頭と尾落として、はらわた抜いて、2等分に。しっかり中まで洗って水気を拭いてから、強めに塩をしておく。
スキレットの底にこびりつかないようにクッキングシートを敷いてから秋刀魚を並べ、半割にしたにんにくとローズマリー、粒のままの黒胡椒、ローリエを投入。あとはひたひたまでオリーブ油注いで、油が適当に温まるまでは中火にかけ、あとはひたすらとろ火で火を入れていく。間違っても「揚げ物」じゃないので、秋刀魚がシュワシュワ音を立てて揚がっていく感じにはならないように。
60分ほど煮てみて、参考にしたレシピには「翌日更に30分火を通す」とあったのを見て、
「……一晩、どうするんだろ。タッパーとかに移してまたスキレットに戻したりしたら、絶対崩れちゃうよね……」
かといって常温保存はしたくないし、と悶々としていたら、友人からメール。私が秋刀魚を大量購入したのを知って、料理のプロの友人がありがたいことにレシピを送ってくれたのだった。
「中骨まで食べられるようになる」という彼女のレシピはnotスキレット、not直火のオーブン調理。
直火に油の鍋をかけておくのはやっぱりある程度緊張するものだけれど、100℃ほどの低温設定のオーブン調理だったら発火する心配もまずなく、温度調節も完璧なわけで、「そっか、オーブンでいいのか」と目から鱗だった。
何より、「中骨まで食べられる」の言葉に惹かれて、幸いな事にこのサイズのスキレットがそのまま突っ込めるオーブンのサイズだったので、「じゃあ続きはオーブンに入れてみよう」と、オーブンに頑張って貰うことしばらく。
そんなこんなで、今日は午前から午後にかけてずーっと秋刀魚とオリーブ油の香りが充満していた我が家。
猫たちは「おいしい匂いがする!」と大騒ぎで、ずっと台所をうろうろしていた……けど、さすがにコンフィはあげられないなぁ。
こんな感じに、皮が破れたりすることもなく美味しそうに火が通り、粗熱が取れてから油ごとタッパーに入れて冷蔵庫にしまっておいた。明日は早速サラダで食べることにしようかな~。
酢油キャベツ
茹で落花生
秋刀魚の塩焼き おろし醤油
ヤナギマツタケの炊き込みご飯
大根の味噌汁
ビール(キリンラガー)
せっかくの買いたて秋刀魚、全部をコンフィにしちゃうのはちともったいないなと、1尾は夕飯に塩焼きにして食べることにした。秋刀魚嫌いの息子には、同じく特売だったノルウェーサーモンをお刺身で。茹で落花生
秋刀魚の塩焼き おろし醤油
ヤナギマツタケの炊き込みご飯
大根の味噌汁
ビール(キリンラガー)
今日は秋の味覚たっぷりという感じに、この時期だけ出回る生落花生を茹でて、初めて買ってみた「ヤナギマツタケ」を炊き込みご飯にした。
「ヤナギマツタケ」は、「マツタケのように美味しい、マツタケのような香りがする」ということでそう名付けられたきのこなのだそう。見た目はむしろしめじに近く、種別としてはナメコに近い存在なのだとか。確かに、しめじとは違う(でもマツタケにすごく同じかと言うと……うーん?)良い芳香を持つきのこで、ざく切りにしたそれを薄口醤油と塩、だし汁で調味して米と一緒に炊いてみた。
茹で落花生は、ほくほくと蒸し栗のような食感で甘さのある、「バターピーナッツ」とは全く違う美味しさ。殻ごと火を通すので、枝豆などよりはずっと調理に時間がかかるのだけれど、今回は圧力鍋を使ってみた。加圧8分で、「あ、もうちょっと短くても良かったかも」というくらいに柔らかに煮えた。圧力鍋使うときは塩も控えめで良いのかも(一般的には3%濃度の塩水で茹でる……のだけど、2%くらいでも良いかなと)。
落花生あるし秋刀魚だし、やっぱりこれはビールでしょう!と、今日もビール冷やしておいた。ああもう最高!脂の乗った秋刀魚最高!と、のんびり食事していたら、いつもは量の差もあって(たいてい息子のおかずの方を大盛りにしている)私の方が早く食べ終わることが多いのに、今日は私の方が圧倒的にのんびり飯。いいのよ、金曜の夜だし、こんな感じで~……と、色々幸せだった夕御飯。