目玉焼きトースト
白桃
アイスカフェオレ
今日の朝御飯は食パンで、「普通のトーストにすべきか、甘くすべきかチーズ系にすべきか」と考えた結果、己の欲望に従って目玉焼きトースト。白桃
アイスカフェオレ
息子も
「やった、目玉焼きトーストだ!」
と言うくらいだから、異論はないと思われる。今日のはハムなし、オーブントースターで焼き上げて、シュレッドチーズが足りなかったのでスライスチーズもちぎって乗せた。かなり適当。
シーズンの最後の最後に美味しいのが食べられて良かったなぁ……と、大ぶりの熟れた長野県産白桃を剥いて食べて、「そっか、今日は金曜日か」と。
金曜は駅ビルの食料品売り場で生鮮品の特売日。
夕飯のおかず用の肉も魚も無いことだしお買い物しに行きますか~……と出かけたら、お花は安いし(そういえば毎週金曜は花屋の切り花も半額セールなのでした)、魚屋では生すじこもそこそこ手軽な価格で出ていたしで、かなりわくわく。今日の夕飯はお魚だ!と、あれこれ買って帰ってきた。
いんげんの胡麻和え
秋刀魚の刺身・鰹のたたき
自家製いくら
大根の味噌汁
羽釜御飯
ビール(キリン秋味)
9月から11月頃にしか出回らない生すじこは、一年中買える塩漬けすじことは似て非なる、プチプチと粒が艶やかな、いかにも「魚卵」的なもの。そのまま食べても、「うすら塩気があってちょっと生臭い魚の卵」以外の何物でもないので、買ってきたら早々に「いくら」に加工する(塩漬けすじこを自家製するというのも美味しいらしいのだけれど、これは試したことがない)。秋刀魚の刺身・鰹のたたき
自家製いくら
大根の味噌汁
羽釜御飯
ビール(キリン秋味)
金網などを使いつつ、薄皮をはぎ取るように丁寧にほぐして、1粒1粒バラけさせたら、醤油だれに漬け込んで半日ほどすれば食べられる。たれは醤油に酒や(好みで)味醂を加えて作るけれど、ひと手間かけるなら酒と味醂は煮切っておいたり、あるいはやる気や時間がなかったりしたときは「めんつゆ」でも悪くないらしい。……めんつゆよりは、うどん用の「だし醤油」の方がもしかしたらそれっぽい味になるかしら?と、今書いていて思った。
今日は時間もあったので、煮切った酒と味醂を醤油に足したたれにした。甘さは淡めで。
まだ漬け込みが足りないかなと思いつつ早々に夕飯に出すことにして、あとは鰹のたたきと秋刀魚の刺身。本当は秋刀魚は塩焼きを食べたかったところだけれど、生の秋刀魚は1尾230円ほどで、刺身の秋刀魚はたっぷり入って1パック390円。だったら刺身の方が満足度が高いかも……と(だって自分で刺身におろすのはたいそうめんどくさい)、今日は刺身でいただくことにした。
あとは大根の味噌汁、いんげんの胡麻和えを支度。胡麻和えは、砂糖はお愛想程度にしておいて、「神宗」のつぶ昆をちょっとかけてみた。
「今日はお魚です、秋刀魚のお刺身」
の声に「魚かー」とほんのりがっかりした顔になった息子が、
「あ、鰹のたたきもあります」
「あと、いよいよ生すじこが出てきたので、いくらも作りました」
と、言葉を重ねたら、重ねるたびに息子の表情がぱあああと明るくなったのに苦笑い。
息子の中では、
自家製いくら>鰹のたたき>>>(越えられない壁)>>>秋刀魚
なのね……。
私の中では
秋刀魚の塩焼き>秋刀魚の刺身>>>(越えられない壁)>>>自家製いくら>>>(越えられない壁)>>>鰹のたたき
くらいなんだけどな~。
最初の「越えられない壁」のあたりに「鯖の塩焼き」「金目鯛の煮付け」がある感じ。
秋刀魚秋刀魚、秋刀魚があるならビールも飲みたいな、と「秋味」出して、でもしっかり御飯も茶碗によそって自家製いくらをバラリとかける。
魚屋などで最初から「いくら」として売られているものに比べると、皮が厚めでプチプチした(というか、「プッチプッチ」という風な)やや固めの食感。初めて自家製いくらを食べた時はその食感に軽く驚いたけれど、今は逆に市販のいくらを物足りなく思うようになってしまった。
美味しいのはもちろんだけれど、いくらを買うより割安でもあるのが嬉しくて、近日中に「いくら乗せたらこスパ」などもやろうかと。