2012年10月22日月曜日

京都のお菓子とか

※今日の写真はクリックすると大きくなります※
バタートーストwithりんごジャム
ミルクティー
今朝はお茶漬けにしよう、御飯食べよう♪と、朝起きるなりお湯を沸かして、
「……いやいやいや、米炊いてないじゃん、作れないじゃん」
と愕然とする月曜の朝。
 
昨日の夕食の鍋では最後にうどんを食べたから、御飯は炊いてなかったのだった。こういう時にタイミング悪く、冷凍庫に入っているのも「炊き込みご飯」とか、そんなのばかり。
 
タイ米の御飯は冷凍してあるけど、タイ米のお茶漬けというのもファンキーな事になりそうだしなぁ……と、沸かした湯は紅茶を淹れるのに使うことにして、普通にトーストを用意した。こんがり炙った食パンにバター塗って、添えたのは昨日作ったばかりのりんごジャム。
 
ちょっと煮詰めすぎて固めなうえに甘さも濃厚めになった感があるけれど、それでも薄ピンク色のりんごジャムは市販のそれに負けない美味しさ。息子も私もついついジャムたっぷりめでいただいてしまった。
「亀屋清永」の「清浄歓喜団」
抹茶入り玄米茶
秋旅行のお土産を淡々と日々楽しんでいるここ数週間(主に金平糖とか、金平糖とか、金平糖とか)。
 
今日おやつにといただいたのは、京都「亀屋清永」の「清浄歓喜団」。1ヶ月ほども日持ちのするお菓子なので、長らく後回しにしていたのを今日食べることにしたのだった。
 
奈良時代に遣唐使が仏教と共に日本へ持ち込んだ「唐菓子」の一種だそうで、手のひらにころんと乗る巾着方の可愛い形は「金袋」になぞらえているのだそうで、結び目は「八葉の蓮華」。そもそも天台宗、真言宗などの密教のお供えものだったのだそうだ。とても庶民が口にできるものではなかったとかで、「ユニクロのジャージ着用の庶民がおやつにしてごめんなさい」という気分。
 
「清め」の意味を持つ7種の香を練り込んでいるとのことで、その風味は独特だけど、「あ、でもなんか懐かしい匂いなような気がしないでもない」という感じ。
 
身体の清めに使う「塗香」というのがあって(手水がない寺社でお参り前に手につけたりする)、お菓子の香りはその塗香と同じ方向。なんともエキゾチックな良い香りのお菓子だった。
 
「とっても美味しい!」と諸手を挙げて主張するような類のものではないけれど、歴史のある京都ならではのお菓子だし形状もユニークだし、これはなかなか楽しかった。
野菜と牛肉の具沢山塩炒め
豚肉、豆腐、ごぼうの味噌汁
刻み沢庵
羽釜御飯
麦茶
豚薄切り肉と牛薄切り肉の半端な残りが200g弱くらいずつ。どちらも「メインのおかず」にするには物足りない分量で、野菜の方も「いかにも残り物」然とした半端なものばかり。
 
鍋にと買った余りのキャベツとニラともやし、あとはパプリカ、ピーマン、人参あたり。豚と炒めたい気分になったところだけれど、「豚は汁物に使おう」と、野菜は牛肉と炒めることにした。
 
炒めものの味付けは枝元なほみさんレシピの「塩だれ」で。ゴーヤーの炒め物などに良く使っていたにんにく入りの塩だれは、塩味の焼き肉のたれと似た方向ではあるけれど、化学調味料臭さがない自然な味だから何かと使い勝手がいい。作っておけばそこそこ日持ちもするので、折をみて作っているのだった。
 
豚肉の方は、ごぼう、豆腐と一緒にこっくりめの味噌汁に。まんま「豚汁」にしようかとも思ったのだけれど、残念ながら大根がなかったので「けんちん汁」的なものになった。
 
「……というわけで、"ザ・残り物!"って感じの献立になりましたが」
物足りなかったら、御飯お代わりして米の飯を堪能すると良いよ~と息子に言ったら「うん!そうする!」と。
 
結局、炒め物の量がちょっと控えめだったので、息子も私も御飯をお代わり。京都で買った刻み沢庵をしこたまかけて2杯目の御飯を堪能した。