2012年12月8日土曜日

クリスマスブッフェ♪

※今日の写真はクリックすると大きくなります※
「ウェスティンホテル東京」内「THE TERRACE」にて
 朝食ブッフェ
外泊すると朝5時頃にパキッと目覚めてしまう私だけれど、ベッドの魔力か、6時過ぎまで寝こけていた。
 
母もほどなく起きてきて、息子が起きるのを待ってから朝食へ。
 
エグゼクティブラウンジで軽めの朝食をいただくこともできるけれど、「一般のお客様もいらっしゃるので混雑するかもしれませんが、1階のザ・テラスもご利用いただけます」とのこと。
 
「えーと……でもね、今日のお昼のクリスマスブッフェが、まさにその"ザ・テラス"なんだよね」
料理はほぼ入れ替わるはずだけど、同じお店だよ。どうする?
……と聞いたら、母も息子も「そりゃ、下に行くでしょう」「いろんな種類がある方が良いでしょう」と。うん、そうだよね。卵焼いてくれる人がいるもんね。
 
THE TERRACE」は、一日中ブッフェ料理を提供しているレストラン。朝も昼も夜も、そして平日にはティータイムにもケーキバイキングが催されている。
 
朝食ブッフェも品揃えたっぷり。一風変わったメニューがちょこちょことあるのが新鮮で、「お昼のブッフェを控えているから軽めにしておこう」なんて決意はどこへやら、ずいぶん色々食べてしまった。
 
ウェスティンホテル東京の朝食ブッフェ。冷菜コーナー。 朝食以外の時間帯では、ケーキ類が並べられる冷蔵ケースのコーナーは、朝にはこんな感じ。
 
遠くからお芋や南瓜の煮付けが見えたから「和風のおかずエリアね」なんて思って最初近づかずにいたのだけれど、よくよく見たらコールドミートやターキーハム入りのサラダ、チーズなどもこのコーナーに並べられていた。
 
「苺のスムージー」なんて嬉しい飲み物があったので最初にそれをいただいてきてみる。別の一角ではその場で絞って出しているフレッシュオレンジジュースと、小さなグラスに入れられた「洋梨とパイナップル、蜂蜜のミックスジュース」もあって、洋梨のジュースも貰ってきた。
 
ホテル宿泊のお楽しみ、幸せな朝御飯♪ ミニクロワッサンとミニサイズのパン・オ・ショコラ。
 
葉野菜多めのサラダにはハムも盛った。
 
で、玉ねぎとチーズ入りのオムレツ焼いてもらって、ベーコンとハッシュドポテト、温野菜、マッシュルームのソテーと胡桃とチキン入りのポーリッジも味見程度に盛ってみた。
 
……でも、こうして盛りつけて歩いてみると、なんかどうも動線や案内の具合が今ひとつな感じ。
 
相当注意して見ないとオムレツを焼いてくれるコーナーは分かりづらく、温かいフルーツソースやメープルシロップなどの用意があるから焼きたてパンケーキかワッフルかがあるのかと思いきや、その旨記載された案内札などは見つからない。
 
プレーンヨーグルトはあっても、そのトッピングにするようなソースやジャムは遙か離れたパンコーナーだったりして、なんだか微妙に不案内。
 
ランチの時はそうは思わなかったので、日々のルーチンワーク的な「変わり映えしない朝食ブッフェ」の営業を続けていくうちにちょこちょこメニュー等が変更になり、動線が切れちゃったりして雑然とした感じになってきちゃったのかしら……なんて思ってしまった。
 
皿数控えめに、お上品に終えた朝食は、あとはフルーツコーナーからオレンジと葡萄とメロンを貰ってきて、プレーンヨーグルト少しにマンゴージャムを落としたものをいただいて、おしまい。
 
ウェスティンホテル東京、ロビーフロアの巨大クリスマスツリー。 「今年も汽車、走ってるのかしらね?」
と、レストランからの帰り際にロビーフロアのクリスマスツリーを眺めていった。
 
天井につきそうなほどの巨大なツリーに、飾られたたくさんのテディベア。ツリーの周りにぐるりと一周線路が敷かれ、3両編成ほどの汽車が回っている。
 
見慣れた「いつものウェスティンのクリスマス」は今年も健在で、今日も朝から汽車がぐるぐる走っていた。
 
そうそう、このホテル、カラー印刷を頼むと「5枚までは無料、それ以上は1枚100円」であることが今回判明した。
 
母が昨日になって「これ、プリントアウトして持って帰りたい」と言い出した、とあるwebサイト上のpdfファイルがあって、それじゃあなんとかしましょうとSDカードにダウンロードしておいた。
 
館内のビジネスセンターとかで印刷できるかな?とコンシェルジュに尋ねてみたら、「こちらで承ります」と。ただ、SDカードはカードリーダーが無ければ当方では読み込めません、だそうで。
 
なので一度部屋に戻って持参していたカードリーダーを持って再びロビー階に行き、そこでめでたくpdfファイルを出力することができたのだった。10ページ分のファイルだったので、お会計500円。……結果的にはコンビニでプリントアウトするよりも安く済んだということになるのかな?
恵比寿「ウェスティンホテル東京」内「THE TERRACE」にて
 クリスマスランチブッフェ \5900→\5015
 モエ・エ・シャンドン ロゼ (グラス) \2200
 グラス白ワイン(Chateau St. Michelle Riesling) \1300
朝食後は、部屋でごろごろ、まったりと。
 
「チェックアウトまでもう一歩も部屋から出ないぞー」
という勢いで、スイートルームを満喫していた。息子はというと、リビングルームの巨大ソファーの上で携帯ゲームをし続けて微動だにしない有様。
 
部屋のチェックアウトのリミットはお昼12時。「せっかくウェスティンに来たのだから」と予約しておいたクリスマスランチブッフェの予約も12時。
 
あんまり遅く行ったら前菜コーナーとかごった返してしまうよねとタイミング見計らいながらチェックアウトした。
 
クリスマスブッフェは今日が初日。
 
10分前に到着したら既に席への案内は始まっていて、準備ができ次第テーブルに声をかけてくれるとのこと。せっかくクリスマスだし、と、ロゼのモエ・エ・シャンドンをグラスでいただくことにして、そうこうするうちにフロアはほぼ満席。毎年の事ながらやっぱり人気のブッフェなのだった。
 
ウェスティンホテル東京のXmasブッフェ。デザートコーナーは本当に壮観♪ これ幸いと撮影した、ブッフェ開始直前の手つかずのデザートコーナー。
 
食べやすいサイズのグラスデザートやブッフェの一品とは思えないほど綺麗に飾り付けられたケーキの数々。種類も豊富で、本当にうっとりするような光景。
 
写真を拡大するとケーキ名も撮れていたので、記してみると
・無花果とアーモンドのタルト
・クランベリーゼリー
・カラメルポム
・ティラミス
・ストロベリーショートケーキ
・ジンジャー風味のクレームブリュレ
・ブッシュ・ド・ノエル
・カマンベールチーズドーム
・クレームショコラ
・フロマージュブランとレモンのムース
・赤いベリーとホワイトチョコレートのケーキ
・マロンタルト
・カスタードプリン
・パッションフルーツと苺のケーキ
といったところ。
 
更にはカップケーキサイズのパネトーネ、ドーム型のクリスマスプディング、シュトーレン、フレッシュフルーツたくさんのフルーツポンチも。バニラ、チョコレート、抹茶のアイスと苺、みかん、青リンゴのシャーベットはリクエストすると盛りつけてもらえるし、更には別コーナーにチョコレートファウンテンも。
 
ウェスティンホテル東京、クリスマスブッフェのホットディッシュコーナー。 こちらはシステマティックな温菜コーナー。
 
お店の入り口近くから冷菜コーナーが始まり、サラダ類、ターキー、子供向け料理コーナー(唐揚げやフライドポテト、オムレツといったもの)、そしてこの温菜コーナーからケーキへとカウンターは続いている。
 
料理は控えめにしてデザートを堪能しようと思っても、それは無理な相談で、今日もうっとりするような品揃えだった。
 
並んだ料理は、これが全てではないけれどざっとこんな感じ。
 
冷菜コーナー
ニシンのマリネと林檎のサラダ ハーブとサワークリームソース
ワカサギのエスカベッシュ風 青菜のフレンチドレッシング
北あかりポテトとタマゴのサラダ ジャーマン風
ミックスシーフードとパスタのサラダ アブリューガとイクラ添え
地中海野菜のカポナータ風仕立て
モッツァレッラチーズとチェリートマトのサラダ
スモークダックと大麦のサラダ フレンチドレッシング ドライフルーツのマリネ添え
いなり寿司、ちらし寿司
ターキーコーナー
ローストターキー
マッシュポテト
芽キャベツの煮込み
ブレッドプディング
温菜コーナー
南瓜のポタージュシナモン風味
ポークのミートソースパスタ
三色ニョッキチーズクリームソース
ビーフの鉄板焼き 焼き野菜添え オニオンソース
地中海野菜のオーブン焼き メープルシロップと黒胡椒風味
ノルウェー産サーモンと地中海野菜の香草パン粉焼き
カジキマグロの香草焼き バター醤油ソース
若鶏骨付きモモ肉のバルサミコ煮
オージーラムレッグの香草ロースト 地中海野菜のロースト添え バジルピストーソース
ポークカレー
バターライス
ちなみに、パンはブッフェ台にはなくて、テーブルサービス。
 
ごろりと大きめのテーブルロールを、前菜のお皿を持って来たあたりでサーブしてくれた。
 
ウェスティンホテル東京のクリスマスブッフェ、一皿目にいきなりターキー そうこうしているうちに、「お食事のご用意ができました」とテーブルにスタッフが告げにきてくれたのだけれど、冷菜コーナーにまずは皆さん殺到するので、そのコーナーは大変な混雑ぶりに。
 
こりゃ大変だなぁ、5分くらい待ってから行こうかぁ……と思いつつ、でもお腹も空いてしまったので、他の料理からいただいちゃうことにした。
 
というわけで、「最初からメインディッシュ」という風な、お行儀が悪い流れになってしまったけれど、一皿目にいきなりターキーを。
 
今日はクリスマスブッフェの初日、つまり(おそらくは)今シーズンの初ターキー。その最初の一切れということで、なんとなく嬉しかった。最初にスライスしてくれた、皮目の部分を除けてくれようとしたので、
「あ、皮のところ好きなので、そこもいただきたいです」
とお願いして、皮たっぷりの部分もゲット。
 
温められたベリーのソースとグレイビーソース両方添えて、ターキーと並んで置かれていた添え物からマッシュポテトと芽キャベツの煮込みも盛りつけてきた。
 
鶏のむね肉よりも更に淡白に感じる肉は、「肉汁たっぷり」とはほど遠いものではあるのだけれど、時々無性に恋しくなる。11月半ば過ぎに「そろそろサンクスギビングデーかぁ……サンクスギビングはどうでも良いけど、ターキー食べたいなぁ……」なんてうすらぼんやり思っていたので、念願叶って、という心もち。美味しかった♪
 
ウェスティンホテル東京のクリスマスブッフェ。牛肉、うまっ♪ こちらは温菜、ビーフの鉄板焼き。
 
メープルシロップのほの甘いソースを絡めたパプリカなどの野菜のオーブン焼きと、これも美味しかった、チーズクリームソースのクリスマスカラーニョッキ。
 
このお肉がなかなか美味しい。焼き加減も好みのミディアムレアっぷりで、他にも気になる料理がたくさんあるのに、ついついたっぷりめに。
 
ロゼ色に綺麗に焼けた「オージーラムレッグの香草ロースト」も最高だったし、一口だけ、ちょろっともらってきたポークカレーも、さすがホテルメイドの味わい。
 
デザートへの余力を充分残しておくはずだったのに、結局デザートは5種類しかいただけなかった。……あと3~4種類は食べたかったのに、残念無念。
 
ウェスティンホテル東京のクリスマスブッフェ。今はこれが精一杯…… というわけで、厳選に厳選を重ねて、熟考の末に選んできたデザートがこちら。
 
左上から時計回りに、ストロベリーショートケーキ、カスタードプリン、マロンタルト、カマンベールチーズドーム、ジンジャー風味のクレームブリュレ。
 
私の嗜好丸出しの「生クリームとチーズと卵と栗」という感じのデザート盛り、もうこの時点でけっこうお腹いっぱいだったのだけれど、それでも最後まで美味しかった。
 
ブッフェのスイーツなのにクリスマスの飾りがあれこれ乗っているのも可愛らしく、
「……この飾り、いただいていっても良いかな?ホテルでリサイクルして使うってことは……ないよね?」
と、いただいていくことに。
 
今年のクリスマスは息子と2人の予定。ホールケーキを買っても持てあましてしまいそうだから、ケーキは自分で作ろうかなと思っている。
うどんですかい
麦茶
母と過ごした1週間の「飽食クリスマスシーズン」もこれでおしまい。
 
「あ~、今回も楽しかったわ~。命の洗濯、できました!」
と、元気に母は帰っていった。爆弾低気圧の影響で秋田は数十センチも積雪していたらしいけれど、新幹線が止まったり遅れたりすることもなく、無事に帰れたそう。
 
「今度は東京ステーションホテルにも泊まってみたいわねぇ……いつかはホテルでお正月の年越しなんかも良いわね!」
と、これまた張り切っている母だけど……母のことだから「東京駅のドームに面したお部屋がいい」とか言い出すんだろうなぁと、今からちょっと戦々恐々(もちろん楽しみでもあるのだけど)。
 
そして私と息子はといえば、夕方になっても夜になってもお腹いっぱい。ちょっとがんばって食べ過ぎた。
 
母の使ったリネンを洗濯籠に入れて、買い物したものを放り出しっぱなしだった居間も片付けて、猫たちも「お客さんは帰ったニャ?」と心なしかのんびりした顔つきに。帰宅早々、あれこれ動き回ったわけだけど、それでもやっぱりお腹が空かない。
 
「ここはさ……"ダメな感じの夕飯"にしようよ」
「ダメ、とは?」
「何ていうの?"半端にダメ"な感じじゃなくてさー、ここはもう"突き抜けたダメ"な感じにさー」
つまり、カップ麺とかはどう?と提案したら、息子が「そこまでダメか~!」とのけぞった。
 
「……じゃあ君が用意してよ。パスタ料理とか作ってよ」
「うーん……うん……カップ麺で良い気がしてきた」
「……でしょ?」
 
息子も私もやる気がないままに、夕飯はカップ麺。息子は秘蔵の「どん兵衛」に手を出して、私は、カップ麺1個も多いような腹具合だったので、「ですかいシリーズ」の「うどんですかい」を。
 
通常のカップ麺の半分ほどのサイズの可愛らしいこれは、JAL機内での軽食に提供されている品。サイズも手頃で、美味しさも折り紙付きの日清製。
 
ダメな感じではあったけれど、でも「ちゃんと美味しい」夕御飯。この手の味のものはしばらくご無沙汰だったので、なんだかとても美味しく感じられたのだった。