2013年11月21日木曜日

ボージョレヌーボー解禁

「サンジェルマン」のコーンパン
炒めウィンナー&目玉焼き
ヨーグルト w/パイナップルジャム
カフェオレ
パンといえばサンジェルマンばかり食べるのも、今週で一段落かしらねー……なんて思いながら、お気に入りのコーンパンを温める朝。
 
明日には、地元の駅ビルの食料品フロアががめでたくリニューアルオープンする。あいにく午前中から出かける予定を入れてしまったから、「オープン直後にすぐにお買い物に」というわけにもいかなくなったけれど、週末には覗きに行ってみようかなと。
 
パン屋さん系は「神戸屋キッチン」が入るそうで、私はそれはそれは楽しみにしているのだった。あそこの食パンやデニッシュ類、最高に美味しいのでお気に入り(……高いけど)。ミートパイとか、食べたいなー。
チーズ(モンドール・ロックフォール)
温野菜 w/ラクレット
ローストビーフ
きのこと鶏肉のクリームシチュー
ツナと人参の炊き込みピラフ
ボージョレヌーボー
今日は銀行などに用事があったので午前中ちらりと出かけて、「そうだ、週末は鍋しよう。冷凍うどん用意しとかなきゃ」とスーパーも覗いて、そこで「ボージョレヌーボー」の文字と目が合ってしまった。
 
「あー……そっか。今日解禁だったね……うーん……」
どうしようかなぁ、当日に見ちゃったからには買うべき?飲むべき?
赤ワインに合わせたおつまみ系もあれこれ出てるみたいだしなぁ……と、一度は酒売り場を通り過ぎて、肉売り場でそこそこ美味しそうで、かつ手頃なサイズ&価格のローストビーフ用のオージービーフブロック肉を見つけたところで、「うん、ボージョレヌーボー、飲んじゃえ」ということに。
 
私だけ酒を飲むのも申し訳なく、息子用には赤色のグレープタイザーを買ってやり、今日はローストビーフの夕御飯。シチューにピラフに、そして蒸しじゃがいもにラクレット。カジュアルめなワイングラスを、自分の分と息子の分も用意してやった。
 
我が家にはニッチな調理小物がたいそうあれこれあるわけだけど、
「これ、500円で売ってたんだよー」
とだんなが買ってきた「ラクレットオーブン」がニッチの最たるもの……な気がする。
 
キャンドルライト3個で、鉄板に乗せたチーズを溶かして「お好みの具材にかけてお召し上がりください」というこのオーブン。「ラクレット」というチーズをこうして食べるから「ラクレットオーブン」という名前であるはずなのに、箱に貼られた日本語の説明には「ピザ用チーズ、もしくはスライスチーズを適量乗せて云々」と買いてあって笑ってしまった。確かに、地元のスーパーあたりではラクレットなんて扱ってないから、デパ地下のチーズ専門店にでも行かない限りそうするほかないのかも。
 
だんながこのオーブンを買ってきてくれたのは数ヶ月前のこと。今回はたまたま手元にラクレットがあるから「あ、あれ使おう」と思い出せたわけで、なかなか登場シーンが見いだせない、ニッチ極まる調理器具をテーブルに出してみたのだった。
 
写真ではわかりづらいけれど、このラクレットオーブン、キャンドルが覗ける穴が牛のシルエットになっているのが良い感じ。蒸したじゃがいもと人参、茹でたほうれん草を添えた。
 
スキレットでささっと作ったローストビーフは、焼き汁を使ったバターにんにく醤油ソースで。
「今日はまたクリスマス!?」
とテーブルを見て驚いた息子は、初見のラクレットオーブンをみつけて
「……なんか、"平べったいチーズフォンデュ"が出てる……」
と呟いて、私は苦笑い。うん、確かにそんな感じかもだ。
 
「いや、クリスマスじゃなくてアレよ。ボージョレヌーボー解禁日よ」
「あー……そっかーボジョレなー」
多分「ボージョレヌーボー解禁とはなんぞや」の本当のところはわかってないだろう息子、ともあれまぁお祭りだよね、お祭りなんだようん、と、期せずして豪華になった夕御飯を堪能した。木曜日で塾も無い日で、色々とちょうど良かった。
 
んで、ペナッペナの、プラスチックボトルに詰められたスクリューキャップのボージョレヌーボーが、思ったよりも美味しかったという次第……。あっという間にボトル半分空になっちゃった。