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卵トースト
沖縄産マンゴー
アイスカフェオレ
今日は、昨日急遽決まったお出かけの一日。沖縄産マンゴー
アイスカフェオレ
受け渡しする用事があるついでに「席に空きがあるから、良ければレッスンにいらっしゃいませんか?」と誘っていただいて、玉緒さんの料理教室に急遽参加。その後は夕方から"火サスの先輩"と打ち合わせ。
息子は私が帰宅できそうにない早めの時間に夕飯済ませて友達と花火で遊ぶ(見に行くわけじゃなく、手持ち花火で遊ぶんですって)と言っていたから、じゃあ打ち合わせ終わった後はだんなと待ち合わせてご飯くらい食べられるかなぁ……と、都心に出がてら、色々な予定を詰め込んでしまうことにした。新宿行くなら宮崎アンテナショップで麦味噌も買えるかなぁ、とか。
息子に朝昼兼用で食べられるようにとサンドイッチを仕込みついで、私とだんなも同じ具材でオープンサンド。
ごくごく普通にゆで卵のマヨ和えを用意して、食パンに盛ってチーズを乗せて焼いた。お供にまだまだある(調子に乗って買ってきたから……)沖縄産マンゴーと、いつものアイスカフェオレと。
ほのかに甘さのある「神戸屋スペシャル」は、しょっぱい系の具材はいまいち似合わないかなとも思ったのだけど、想像に反してこれがなかなか良い感じ。美味しいパンはどうやっても美味しいんだなぁと思ったりして。
田中玉緒さんの料理教室にて
海老入りココナッツミルク風味の冷たいトマトスープ
鮎と賀茂茄子のリゾット
夏野菜のリピエノ
ほんのり酒粕のムース&コーヒー
白ワイン(Aragosta Frizzante / Santa Maria la Palma)
ベリーニ
久しぶりに参加した、田中玉緒さんのイタリア料理教室。海老入りココナッツミルク風味の冷たいトマトスープ
鮎と賀茂茄子のリゾット
夏野菜のリピエノ
ほんのり酒粕のムース&コーヒー
白ワイン(Aragosta Frizzante / Santa Maria la Palma)
ベリーニ
でも、「デザートは酒粕のムースなんですよ♪」と伺っていて、「え、和食のレッスンだったっけ?え?」と日程表(毎年8月は各国料理の企画レッスンで、ベトナム料理や台湾料理、和食なども教えてくださってるから)を確認して「うん、イタリアン……だよね?」と。
少し早い時間に到着すると、スタジオは香菜とカレーの香りがかすかに漂っていて、ますますイタリアンの雰囲気ではなく、
「先生……なんだかめっちゃエスニックな香りがします……」
と笑ってしまいながら席についた。エスニックな香りはスターターの冷たいスープの香りだったみたい。
途中、届くはずの鮎がなかなか届かないハプニングがあったりもしながら、充実の楽しい数時間のレッスン。美味しかった!で満足しないで、ちゃんと復習しなきゃ~(でも鮎ってどこで売ってるの?という……地元のスーパーじゃまず見かけない)。
- 海老入りココナッツミルク風味の冷たいトマトスープ
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先生のデモンストレーションを拝見しながらのスターター(残りの料理はテーブルに着席してレストラン形式でいただくの)は、具沢山の冷たいスープ。
トマトジュースにココナッツミルク、そして隠し味にタイのグリーンカレーペースト(!)も入った、夏向きの爽やかなスープ。
しかも上には香菜のトッピングもあるとあって、香菜好き&ココナッツミルク好きの私にはたまらない組み合わせだった。海老のだしがしっかり効いていて、アメリケーヌソースに似た風味もあったりして。
ガスパチョにカレー粉を軽くふったりするのは見たことがあるけれど、グリーンカレーペーストというのはとても新鮮。カレー粉とは全く風味が違うから、「そうか、その手があったのか~」という感じで、ちょっと目から鱗だった。美味しいトマトジュースがまだ手元に残ってるし、殻つき海老の安売りのタイミングで作ってみようかな。グリーンカレーペーストも買ってこなきゃ。
そうそう、写真の奥は、メモがわりに一緒に写しておいた、今日のワイン。その名も「アラゴスタ」(=海老)という名前の甲殻類に似合うさっぱり辛口の微発泡ワインと、それを割ってベリーニにしていただいた、仏産boiron社の白桃のピュレ。綺麗なピンクのピュレだった。
- 鮎と賀茂茄子のリゾット
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2皿目は、賀茂茄子に鮎、気仙沼のからすみ、そして添えたソースはオクラときゅうりを青じそオイルで和えたもの……という、和の食材尽くしのリゾット。
リゾットを習うのは初めてではないけれど、今日も色々新しく覚えることが色々と。「お米を美味しいソースでくるむ感じ」に仕上げるリゾットは、「米料理」より「ショートパスタ料理」に近い感じなのかもしれない。
焼いてほぐした鮎の身を、少量のキモも加えて茄子と共に炊き込んだ米(今日使ったのは日本米)は、良い感じにぽってりと、お粥のようにグズグズではない炊き加減だった。
ついこの間お仕事で行かれていたのだという気仙沼のお土産からすみもトッピングして、豪華に鮎のフィレも乗ったリゾットは一皿で充分「御馳走」な感じ。
鮎の風味がたっぷり染みたリゾット、お代わりしたいほど美味しかった。
- 夏野菜のリピエノ
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……で、期せずして、メインディッシュが「ピーマンの肉詰め」ということで、
「あはは……うち、昨日の夜にうっかりピーマンの肉詰め食べちゃいました……リピエノってちゃんと伺ってたのに肉詰めと繋がってなかった……」
と、苦笑いしながら報告する私。
「リピエノ」は「詰め物」の意味だから、茄子に詰めたりイカに詰めたり鶏に詰めたり色々あるけれど、「パプリカの詰め物」なら、それは「肉詰めピーマン」に近しいものなわけで。
でも昨日私が作った「いかにも家庭料理」なそれとは違う、よそゆきの肉詰めだった。にんにく風味のパン粉をかけて、オーブンで焼くという作り方で、「焦げないかなぁ」と気にしながらフライパンで焼くのよりもずっと簡単。
大きなパプリカを4等分に切って三角形に肉を詰めるのもとても綺麗だった。添え物は、立派な万願寺唐辛子とヤングコーン。
トマトソースも似合うそうだけど、今日はスープがトマト味ということで、皿に敷かれたのはヴィンコット(酸味のないバルサミコ酢みたいなもの)。
使う肉も牛ひきメイン(1/8~1/4量ほどを豚ひきにしても、ということだそう)だから、ピーマンとパプリカの違い以上に、詰める肉も上等な感じだった。フィリング作りのコツも教えてもらったから、我が家の「肉詰め」ももうちょっと美味しいものになりそうな予感。
- ほんのり酒粕のムース
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そして期待のデザート、酒粕のムース!
しっかり酒粕の風味が漂う、泡立てた生クリームも入るふわとろのムースは、ぎりぎり固まるゆるめのゼラチン量。
日本料理屋さんのデザートをヒントにしたのだそうで、でも和洋どちらのデザートで出てきても違和感のない味だった。八海山の酒粕を使ったムースは思った以上に風味豊か。
今回トッピングされていた桃(レモン汁和え)&はちみつもとても良く似合っていた。食べたことのない味で、新鮮な美味しさだった。
うちの買い置きの酒粕でも美味しくできるかな(今冷蔵庫見たら、4種類くらいの酒粕があった……だんなが買ってやつだな、これ……)。吟醸酒のムース状のふわふわ酒粕使ったら美味しいかなー。今、自分の宿題中のマスカルポーネのムース作ったら次はこれを作ろう、と、宿題その2を心にメモ。
入れ替えて……と言いつつ、涼しいデパートの上階でアイスクリームを食べながらの打ち合わせ、という。
先月後半から保留状態だった仕事が本格的に動き出して、最終納期(というかwebサイト一般公開)は23日だそう。
「……え、私、来週はだんなが夏休みだから一緒にぐだぐだする気満々だったんですが……」
「なるべく迷惑かけないようにするから、な」
「いやいや、来週中も作業しなきゃ間に合わないでしょ、これー」
うへぁ……となりつつ、でも、まぁ、先月までに用意していた分もあるから、なんとかなるかな……?と。
「そういや、アンドロイド端末の動作確認はそっちでできないんだったよな?」
「ええ、PCの他はiPhoneとiPadで動作確認してますが、アンドロイドは持ってないです」
「じゃあ、しょぼいので悪いけど、アンドロイド端末買ったる」
「動作確認して、無事納品終わったらその後お返しすればいいですか?」
「返さなくてええよ?」
「まじでか!」
とか言いながら、打ち合わせ場所の新宿から秋葉原に移動して、タブレット端末購入。
今日は予定と予定の間に暇な時間がけっこうできる予定だったのだけれど、あんまり「暇!」という時間はできず、あっという間に日が暮れたのだった。
銀座「三州屋」にて
キンメのアラ煮
刺身盛り合わせ
とり豆腐
フライ盛り合わせ
鮭茶漬け
生ビール・瓶ビール
日本酒(白鶴 特別純米 山田錦)
夕飯はだんなと待ち合わせて、久しぶりの「三州屋」。色々なところにある三州屋だけど(チェーンなの?なんかそんな感じでもないんだけど……)、私にとっての三州屋は銀座2丁目のお店。プランタンの裏、通りからぐいっと横を覗き込まないと入り口が見えない、謎な立地のお店だ。キンメのアラ煮
刺身盛り合わせ
とり豆腐
フライ盛り合わせ
鮭茶漬け
生ビール・瓶ビール
日本酒(白鶴 特別純米 山田錦)
6人がけ8人がけのテーブルは相席が当然で、とーっても狭い。働くおばちゃんお姉ちゃんも愛想が良いとは言えず、ゆえに居心地が良いわけじゃないのだけれど、美味しくて幸せなのだった。
料理は魚介がメインだから息子が喜ぶ方向のお店ではなく、息子がいないこのタイミングにと思いついたのがこのお店。方向が180度違う、レカンのビストロ「ルシャスリヨン」(1階の方)もどうよと考えたのだけど、考えた末「三州屋の方がいいなぁ」と。
突き出しのブリのアラ煮をつつきつつ、最初の1杯はビール飲みつつ、「ブリとキンメは違うしね」と、キンメのアラ煮も別に注文。
だんな曰く、
「おゆきさんの煮魚、旨いよ。俺が作るのより旨い」
だそうだけど、でもこの店の煮込みを食べるとへこたれる。
材料の良さもあるのかもしれないけど、でも、柔らかな身はとろけるような口当たりで、味がしっかり染みているのに煮込みすぎている感じもなく、とにかく色々とパーフェクト。
「アラ」と言いつつ、食べるところもたっぷりだ。
刺身の盛り合わせは、本まぐろと中トロ、ブリとタイ。
そして忘れちゃいけない、この店の名物料理が「とり豆腐」。
ランチに出てくるのはこのサイズ、夜の単品だと「おお、なんかたっぷり!」という感じ。
具は鶏肉と豆腐と、別茹でにされた春菊。だしもけっこう濃いめの味がついているけれど、これにもみじおろしを溶いたポン酢も添えられてくる。つけなくても充分美味しいけど。
この店で知ってから家でもちょいちょい作るようになったメニューで、久々に食べた「お手本の味」だったわけだけど、「ああ、うちの味、お手本からそう遠くなかった、大丈夫だった」とひと安心。
そしてこれも、忘れちゃいけないメニューの一つ、「フライ盛り合わせ」。
日本酒飲んでいたのに、この料理に合わせてわざわざ瓶ビールに戻ってまで、フライをもぐもぐいただいた。
盛られているのは海老と帆立とサーモンのフライ(帆立は2個)で、野菜サラダと千切りキャベツとパセリが添えられてくる。唯一残念なのはタルタルソースがついていないことで、「いっそセルフタルタルソースを持参すればいいのかな」と思ったり思わなかったり。
衣さくさく、帆立は良い感じにレアっぽく、海老はぷりぷり。サラダも相変わらず謎な味で美味しかった。
このサラダ、ヨーグルトっぽい味がして、しかも「缶詰のフルーツの味」もする不思議な味わい。じゃがいもときゅうりと人参、トマト……という感じなのだけど、他のブログなどを見ると桜桃、バナナなども入っているらしく。ほのかに甘くてじわじわくせになる味のサラダなのだった。家で真似しようとしても「これじゃない」感満載で、難しい。
で、最後にさらっとまぐろ茶漬けをいただいて、お食事おしまい。おじさん客が8割という感じのお店は相変わらずの雰囲気で、なかなか「女友達と」という空間ではないこともあって、本当に久しぶり。
お昼にさらっと食べに来たりとか、またしたいなー。