カツカレーはじめ。

「パレスホテル東京」の
　キューブ
　パン・ド・マイス
クロイターシンケン＆目玉焼き
アイスカフェオレ

旅行したりホテル滞在したりすると、その後しばらく「余韻」が食卓はじめいろんなところ（アメニティ持ち帰って家でも引き続きそれを使うとか）に残るのが、楽しみの一つ。
 
今日の朝御飯は、ホテルで買ってきた"四角いバターロール"の「キューブ」と、"シグネチャーブレッド"のコーンパン、「パン・ド・マイス」。
 
「キューブ」は、メインダイニングの「CROWN」で出てきたそれと同じもの。ずっしりみっちり詰まった風のコーンパンは、そういえばブッフェ朝食とかで出てきてたのかな。滞在中は一度も口にしていなかった。
 
ほろっと口の中で崩れる軽い食感で、でも「ずっしり」と密さがあり、とうもろこしの風味が濃厚。どちらかと言えば「素朴」な印象のパンで、パッと見はホテルメイドの華やかさはないのだけど、でも美味しいんだなぁ……。
 
年末に届いたハム、「クロイターシンケン」を切って炙って、目玉焼きと共に平皿に盛りつけた。
 
そしていよいよ今日から始動、と、朝食の支度をしながら自家製ヨーグルトの準備をする私。素焼きの壺を煮沸消毒して、ヨーグルトと牛乳を混ぜ合わせ、あとはタオルで包んでこたつの中へ。今の季節はこたつがそのまんま「ヨーグルトメーカー」になってくれるから、ノロやら風邪やらインフルエンザやらが流行るこのシーズン、幸いにも短時間でヨーグルトを作り続けることが可能なのだった。
 
投入した種菌ヨーグルトは、R1。R1は対インフルエンザ、対風邪。LG21は対ピロリ菌。嘘か誠か、「内臓脂肪、皮下脂肪の低減」とか「血糖値上昇を緩和」「花粉症を緩和」を謳うヨーグルトもあるみたい。効果はどうあれ、せっせと自家製ヨーグルトを食べていた昨冬は元気に乗り切れたから、今年の冬もたんまり手元にある自家製ジャムを使いつつ、せっせと食べようかなと。

「ピアード・パパ」のシューラスク
ゴーゴー風カツカレー
ほうれん草とスモークチキンのスープ
ビール（プレミアムモルツ）

今日の夕御飯は、昨日に続いてカレーライス。
 
ちょっと趣向を変えましょうと、とんかつと千切りキャベツを添えて「ゴーゴーカレー風」にしてみた。単なる「カツカレー」ではなく「ゴーゴーカレー風」なのは、千切りキャベツと、かつにソースをかけたという点だけで、ルウには全く手を加えてないわけだけど。
 
ゴーゴーカレーも、あれもポークカレーらしいけど、具は全然なくて色も真っ黒なのよねぇ……あれを家で再現するのは難しそう……ていうか、だったらゴーゴーカレーのレトルトパック買ってきて普通にそれを食べれば良いのではないかなと。
 
ビールのアテにと出したのは、ちょっと前に見かけて買った「ピアード・パパ」のシューラスク。あの店の名物シュークリームの「皮だけ」をもう一度焼いてグラニュー糖まぶした風の、素朴なラスク。失敗皮の再利用品なのかしら？と思いつつ、たいそう美味しいので気にしない。いつも店頭にあるわけではないけれど、安くて美味しいので気に入ってしまった。
 
今日のメインが「米！肉！脂！」という感じの皿だから、せめてもとスープは野菜たっぷりに、ほうれん草入り。味はシンプルにコンソメで。玉ねぎ、人参、ピーマン、半端に残っていたスモークチキンのかけら、とあれこれ入れて、「いっそ最後にミキサーにかけてポタージュに？」と思ったのだけど、「食べるスープ」の方が恋しい気分だったのでそのまま具沢山スープにした。
 
今日になって用意したものはスープくらいのもので、実に簡単夕御飯。でも御馳走夕御飯。
 
カレーは案の定ほぼ空になり、あとは「薄いカレーうどんならなんとかできるかな？」というくらいの分量に。家族３人揃っているとカレー10人前もあっという間に消えるんだなぁと改めて思ったのだった。
 
そしてカツカレーが美味しくて幸せ。