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築地「木村屋ペストリーショップ」にて
栗あんぱん
サンドイッチ(正式名称失念)
コーヒー
今日は長い一日。栗あんぱん
サンドイッチ(正式名称失念)
コーヒー
朝イチで秋葉原で用事を済ませて、お昼過ぎに母と待ち合わせて昼御飯。その後はお台場の家具屋さんのショールームに。
「午前9時から昼頃まで時間潰せるところって……ネカフェとかかなぁ……」
と考えながら、とりあえず最初の目的地の秋葉原に行ってきた。用事の方は首尾良く終えて、朝御飯は築地に移動して、「築地木村家ペストリーショップ」で。なんと15年ぶりの訪問だ。かつて、銀座で会社勤めをしていた時は、それはもうしょっちゅう、この店に来ていたのだった。
あの「あんぱんの木村屋總本店」の暖簾分けのお店なのだけれど、独自の進化を遂げた、かなり独特なお店。店頭の、下町らしいごちゃごちゃ加減も、不思議なネーミングのサンドイッチメニューも、色々とツボで美味しかった。
おはようございますーとお店に入り、ちょうどお昼に向けてのサンドイッチを奥のイートインスペースで作りまくっていた中、「今の時間は、中では食べられませんか?」と聞いてみたら「どうぞどうぞ」と。隅っこの席を空けてもらって、ついでにコーヒーも1杯(170円)いただいて、店頭売りしているサンドイッチとあんぱんをいただいてきた。
嬉しいことに、お皿に綺麗に盛りつけなおしてくれて、あんぱんも半分にカットしてくれ、とても綺麗な「朝食セット」にしてくれた。
サンドイッチは、「ビジネスサパー」だったか、「○○サパー」という名前のミックスサンドセットだった記憶が(うろおぼえ)。
野菜たっぷり、サラダもちょっと独特な味わいだったりして、ハムなどもとっても美味しい。サンドイッチの食パンは全てうっすらトーストされていて、それがまた良い食感だったりするのだった。
15年ぶりに来てもやっぱり美味しくて、素敵なお店で、これなら是非お願いしたいなと、次回のボドゲ会のお昼御飯に、ここのサンドイッチを届けてもらうことにした次第。そのお願い兼ねての打ち合わせもばっちりしてきたのだった。
丸の内「Monna Lisa」にて
Menu C \10,000
りんごのシャンパンカクテル
グラス白ワイン
グラス赤ワイン
母との待ち合わせは12時過ぎ。Menu C \10,000
りんごのシャンパンカクテル
グラス白ワイン
グラス赤ワイン
例によって
「美味しいお店予約しといてー」
とお願いされていて、でも、「東京駅至近、雰囲気もサービスも良くて、そして眺めの良いお店」というのもそろそろネタ切れ気味。ここは良いかなと思う店があっても地階のお店だったりして。
で、今回予約してみたのは、丸ビルの36階にあるフレンチのお店「Monna Lisa」。3年前に開店10周年を迎えたお店で、丸ビルの開業当時はあんまり良い話を聞かなかった記憶があるけれど、変わらず店を構えていて固定のファンもいるようだし、なら行ってみるのも良いのかな、と。ネットで見かけた、アミューズ・ブーシュの華やかな皿の写真がとても印象的だった。
皇居側に窓が大きく開けた、たいそう明るい眺めの良いお店。眺めも御馳走なら食器も御馳走、と言わんばかりに、どのお皿も清々しいほどに「絵皿」ばかりだった。料理の風景もとても賑やか。話も弾んで、紅葉の季節にお似合いの彩り豊かなランチになった。
「鴨が食べたい」という母のリクエストで、皿数多めの「Menu C」にしたら、これがかなりのボリューム。肉料理が終わってから更に4皿というのは、なかなかすごかった。
というわけで、いただいたのはこんな感じ~。
- アミューズ・ブーシュ
- 今日の一番上の写真、揚げたごぼうと、ミモレットを散らした、「新ごぼうのタルト」。
2枚のガラス製の皿の間に、綺麗に色づいた銀杏やもみじの葉を配したとても綺麗な皿で、これは季節によってバラの花びらだったり、色々工夫が凝らされるらしい。
泥臭くはなく、でも力強い味のごぼうが良い感じ。さくさくのタルト生地の食感も良かった。
- 前菜
-
前菜1皿目は、「ウニのフランとフェンネル風味のクリームとコンフィ添え」。
「茶碗蒸し」とスープを足して2で割った風な、とろとろ食感の口当たりの良い前菜だった。
チャイブの緑とピンクペッパーの赤がとても華やか。
- 前菜
-
前菜2皿目、「スパゲッティを巻いた手長海老のポワレ ミネストローネ風」。
三つ葉のクローバーのお皿が可愛らしく、しかも「1つだけよつ葉が混じっています」だそう。
1人分が海老2尾分、丁寧にスパゲティが巻かれていて、それがこんがりと焼かれている。
もみじと銀杏の型で抜かれた野菜がほんのり和風で、ミネストローネ風の添え野菜は、苦みのある野菜(ゴーヤー、かな?多分)も使われていて大人の味わい。
- 魚料理
-
魚料理は「キノコをまとった宮崎県産白チョウザメのポワレ 新ごぼうのソース」。
魚の周囲には、泡を纏った季節の食材。栗、銀杏、むかご、松茸、こっくり炒めたきのこのソテー、などなど。
魚の上にもきのこが乗って、魚の下のソースも確かきのこ風味だったと思う。そして魚の上に、魚介を包んだラビオリが。
チョウザメ自体の美味しさは、正直よくわからなかった(けっこう歯ごたえがあって、淡泊で上品ではあるけど、旨味たっぷりかというとちょっと違う)けど、秋らしい味のソースや付け合わせはとても良い感じだった。
- 肉料理
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肉料理は2択。私の選んだ「仔羊の岩塩包みロースト ハーブ風味 秋トリュフとサラダを添えて」と、
母が選んだ「鴨胸肉とフォワグラのグリエ 苺とトマトのベニエを添えて」と。
盛りつける前に、「焼き上がりました!」と同鍋に入れられた岩塩包みの焼き上がりの様を見せてくれたのだけれど、思いのほか大きな塊で驚いた。たいそう手間がかかった肉は綺麗に火が入ってしっとりとした歯触り。
肉の間にトリュフの薄切りが挟まって、ソースにもトリュフの香り。粒マスタードの風味のポレンタや、大きな茄子のパン粉焼きなどが添えられていた。
料理そのものも色鮮やかなのに、輪をかけてお皿の模様も賑やかで、これはなかなか真似できない世界観。面白かったなぁ……。
- フロマージュ または ヨーグルト
-
メインディッシュの直後のお皿は「フロマージュ または ヨーグルト」という2択。
私は羊に合わせてグラスの赤ワインを貰っていたので、チーズにしてみた。ヨーグルトを選んだ母の元には、自家製ヨーグルトにブルーベリーのソースを添えた小さなグラスがやってきていた。
オレンジやドライイチジク、パン皿にはドライフルーツ入りのパンも1枚盛りつけてくれて、チーズは3種類+ブルーチーズのムースという組み合わせ。
左はミモレット、中央は白カビ系(名前失念、ブリーでもカマンベールでもなかった)、右は羊乳チーズだったと思う。良い感じに個性的で、赤ワインにも似合っていて、ワインを最後まで楽しめた。コースにチーズも含まれてるのって、お得な感じでちょっと嬉しい。
- フルーツのスープ
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デザート前の口直しの「フルーツのスープ」。
ゆるいジェラート状に半分凍った洋梨のスープに、りんごのジュレが乗った2口分ほどの分量で、味も分量も「ちょうど良い」感じ。
そういえば、食前酒いいただいたオリジナルカクテルも、りんごのジュレ(こちらはシャーベットにしたものだったかな?)を使ったものだった。
- 本日のデザート
-
デザートは、私と母と、内容が違う盛合せが。
私の方にはクレームブリュレ、カシスと抹茶のムース、ガトーショコラ、ブルーベリーのタルト、サングラスキャラクターのマスカット……という感じ。
母の方にはブルーベリータルトの代わりにチョコレートタルトだったり、ガトーショコラがマチェドニアだったり、ムースがバナナとチョコレートだったりした。
「こっち食べる?」と交換しながらもぐもぐ。クレームブリュレがしっかり濃厚、カラメルパリパリで美味しかった。
全部が「ちゃんと甘い」けど、くどいほどの甘さでもなく程よい塩梅。「おなかいっぱいー」言いながら、結局全部食べてしまった。
- コーヒーまたは紅茶 ハーブティー
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食後のお茶を飲み飲み(私はカモミールティーいただきました)、最後はジェラートまで。
私のところに来たのは、栗のアイスとピンクグレープフルーツのジェラート。
母のところにはコーヒーのアイスと、柿のジェラート。
これまた交換しながら美味しくいただいた。栗アイスがすこぶる栗で、たいそう幸せ。
午前中は大雨だった荒天も午後には雨も上がって曇り空になったので、予定通りお台場まで行ってきた。
津田沼「くいものやチャカ」にて
シーザースサラダ \821
牛すじマッシュポテトグラタン \518
生ハムてんこ盛り サラダ添え \1026
チャカの生春巻 2×\313
スモークサーモン \378
明太クリームスパ \983
季節の漬物 \421
シャーリーテンプル \540
梅酒 \389
こぼれ枡スパークリングワイン \648
パッシモーニ \648
ピンクエレファント \648
などなど
母の目的は「カリモク」の家具で、先日購入したシリーズものの食器棚の隣に、揃いのチェストを置きたいのだとか。現物見ないとわからないよねーと台場にあるショールームに行ってきたわけだけど、目当てのものを見てくることができた。シーザースサラダ \821
牛すじマッシュポテトグラタン \518
生ハムてんこ盛り サラダ添え \1026
チャカの生春巻 2×\313
スモークサーモン \378
明太クリームスパ \983
季節の漬物 \421
シャーリーテンプル \540
梅酒 \389
こぼれ枡スパークリングワイン \648
パッシモーニ \648
ピンクエレファント \648
などなど
同シリーズのソファベッドに「素敵素敵」と喜んだりしているうちに時間が過ぎてしまって帰宅は19時近く。
地元のお気に入りのワインバーに行きたいところだったけれど、席が少なくてたいてい満席のお店なので飛び込みで3人はまず無理だろうなぁと、先日のバルイベントで訪れて良い感じだった「くいものや チャカ」に行ってみることに。こちらもけっこうな混雑で、テーブル席の多くが埋まっている状態だった。
息子に一足先に入っていてもらって、「好きな飲み物と食べ物2~3品だったら食べてくれていいよー」と伝えておいたら、シーザーサラダや牛すじグラタンを食べていた息子。私と母は実のところまだまだお腹が空かない状態で、
「生ハムちょっとつまむくらいで良いかな」
「私、漬物食べたい……」
と、節操のない感じに一品料理をちょこちょこ注文していただいた。生春巻やクリームスパゲティは、息子が抱えてそのほとんどを食べていた次第。
パッションフルーツとグレープフルーツのカクテル「パッシモーニ」や、テキーラとカルピスのカクテル「ピンクエレファント」など、飲みやすい女性向けカクテルが多いこのお店。「こぼれ枡スパークリングワイン」を最初に貰って、その後は飲んだことないもの飲んでみよう、と、食べ物は控えめにしてあれこれ飲んでいたら、けっこう酔っ払ってしまった。
野菜たっぷりの生春巻などは良い感じのこのお店、でも、「季節の漬物盛り」を頼んだら、大根の漬物だけがボウル一杯やってきて苦笑い。
「まぁ、美味しいけど、大根……」
「でも、大根だけこんなにあってもね……」
「量はこんなに要らないから盛合せにしてくれると良いのにね」
と、話しつつもぐもぐ。
今日は長い一日でした。明日もおでかけー。