「新宿高野」のチーズブレッド
IKEA風ホットドッグ
カフェオレ
昨日朝から晩までみっちり遊んだわけだけど、今日もお出かけ。IKEA風ホットドッグ
カフェオレ
「ワンピース歌舞伎、息子も見るかい?」
と誘ったのだけれど、歌舞伎はいまいち興味ないとのことで、だんなと2人で見に行くことにした。お昼の会のスーパー歌舞伎、11時開演なので東京駅で弁当を買ってから向かうことに。
朝食は、一昨日新宿で買ってきた「新宿高野」のチーズパンと、IKEAで買ったホットドッグセットを使ってのホットドッグ。ちゃんとIKEA風に、刻みピクルスとローステッドオニオンをたっぷり散らしていただいた。ピクルスの酸味と、玉ねぎの甘さとクリスピーな食感のバランスが絶妙で、大好物。今日も玉ねぎ多めでいただいた。
新橋演舞場にて
「浅草今半」のすき焼重弁当 半分
「浅草鉄板亭」の黒毛和牛ステーキ丼 半分
お茶
で、東銀座、歌舞伎座近くにある新橋演舞場で「スーパー歌舞伎II ワンピース」の鑑賞。新橋演舞場、来たのはこれが多分初めてだ。「浅草今半」のすき焼重弁当 半分
「浅草鉄板亭」の黒毛和牛ステーキ丼 半分
お茶
劇場入り口にはこの公演のために書き下ろされたものと思われる原作者の手による看板が二種類。
幕間に出てきた定式幕(右の写真)も、原作絵の各キャライラストつきで、なんとも豪華だった。
こういうコラボって、一般的には「漫画」ではなく「アニメ」との方のコラボが多い感があるから、原作ファンとしては嬉しい限り。
11時開演で、間に2回の計1時間弱の休憩を挟みつつ、終了は15時半と、かなりの長丁場だった。
それでも、最新刊が79巻の漫画の中盤10巻分ほどを抜き取って劇にしているので、物語の展開はかなりの圧縮、かなりの駆け足。客層は「ワンピースファン」「猿之助ファン」「歌舞伎ファン」が入り交じった風で、でも20~30代の女性が一番多かったかなという感じ。原作知らない観客にはなかなか厳しかったのではないかなぁ、と……。
11/25で公演が終了とのことで(これ書いてるのが既に11/25なので……)、ネタバレありでの感想、こんな感じ↓
- ロビーには、関連グッズの販売が大量に。お菓子やTシャツ、トートバッグ、プロマイド、原作絵の複製原画等々、商魂たくましい……と思いつつ、私もうっかりチケットホルダーと湯飲みをお買い上げ。
- そして「麦わらの一味」という品名の唐辛子を「これ、シンバシエンブジョーで売ってんだー」と劇中の宴会シーンで売り込みをする猿之助。
- 猿之助のお家芸、早変わりがなんとも巧みで凄かった。男女(ルフィとハンコック)の絡みで、ついさっきルフィだったのに一瞬でハンコックに、みたいな。
- ちなみに猿之助はルフィ、ハンコック、シャンクスという、主人公+重要な役どころ2人の1人3役。
- 登場人物の見た目が奇天烈だったり、話し言葉に特徴があったりという原作が、かなりそのまま踏襲されていた。すごいすごい。
- 麦わら一味勢揃いの名乗りのシーンは、さながら「白浪五人男」。「さてどんじりに控えしは」にあたる最後の名乗りが船長の右腕のゾロだったところが嬉しかった。
- あら、イナズマってそんなに原作で目立つ役どころだったかしらと思ったら、配役が人気役者の中村隼人さん。ああなるほど、と(確かに滅茶苦茶恰好良かった)。
- 坂東巳之助がゾロ、ボン・クレー、スクアード(白ひげを裏切るユダ役)の3役。ゾロのゾロっぷりとボン・クレーのボン・クレーっぷりに感動したけど、でもカーテンコールで「顔はゾロ+服装は赤白囚人服ボン・クレー」の恰好で出てきてめっちゃ良い笑顔でお辞儀してたのを見て苦笑い。そう、歌舞伎には珍しく、カーテンコールがあったのでした。
- ボン・クレーにちゃんとすね毛が生えていた(双眼鏡でそんなどうしようもないところをチェックする私)。
- 巳之助は、「あなたワンピースのアニメも見ましたかもしかして」というほどに、話し方までアニメの声優さん口調に寄せてた風があって、本当にすごかった。市川猿三郎さんのブログにあったボン・クレーの表情とか、もう本当に。もうもう。
- 社長(=サー・クロコダイル)が出た!出たよおおおお!
- 青雉クザン(明らかに松田勇作がモデルになっているキャラクター)が最後に「なんじゃこりゃあああ!」と吠えて退場。場内爆笑。
- そしてその青雉が戦いのシーンで空中浮揚。ぜんぜん「だらけきった正義」の人じゃなかった。
- そして赤犬は思いのほかチンピラキャラになり果てていた。
- 劇中に大量の水が流れたり、空飛んだり、そのへんは「スーパー歌舞伎」のお約束、らしい。思った以上に派手だった。
- でも、これを見て「歌舞伎って面白い」って思われたら、「多分ちょっと違うと思うよぉぉぉぉ」と言いたくなる。
- 更に、これを見て「猿之助すごい」って思われたら「猿之助の魅力はこんなもんじゃないんだよぉぉぉぉ」とも言いたくなる。
- ワンピースを知らない歌舞伎ファンの人が、これを見て原作を読んでくれるかなぁ、と思うと……それは、どうだろう(不安)
でも、面白かった。楽しかった。「これぞ歌舞伎」「これぞワンピース」というのとは違うけれど、「おおおおおおお」と目を見張るシーンが山盛りで、「ああ、すごく楽しいものを見せていただきました」という感じ。席、それなりに奮発して花道がちゃんと見える席にして良かったなぁ、と。
で、幕間に食べたお昼御飯は、東京駅グランスタで買ってきた肉系お弁当2種類をだんなと交換しつつ半分こ。ワンピースなら、やっぱり(ルフィが愛してやまない)肉でしょ、と。
安定の美味しさの「今半」のすき焼重と、「浅草鉄板亭」の黒毛和牛ステーキ丼。今日の一番上の写真は、すき焼重の方。お肉たっぷり、豆腐や長ねぎ、しめじ、煮卵などなどが入っていて、その組み合わせがとても幸せ。
刺身盛り(本まぐろ、いさき、たこ、ぶり)
肉屋の焼き豚
おでん(ラスト)
羽釜御飯
日本酒(高知 仙頭酒造 土佐しらぎく 美潮 雄町 純米吟醸)
夕飯は、家で食べましょうかと、お刺身と焼き豚を買って帰ってきた。毎日火を入れて「大丈夫かなー早く食べきらないとなー」と思っていた自家製おでんを食べてしまいましょうと、日本酒あけて御飯炊いて。肉屋の焼き豚
おでん(ラスト)
羽釜御飯
日本酒(高知 仙頭酒造 土佐しらぎく 美潮 雄町 純米吟醸)
おでんの大根は、お手本のような「鍋底大根」になっていて、あとはだんな好物のよーく煮えたちくわぶ、追加投入したもち巾着、あとはちょこちょこ残ったさつまあげとかちくわとか。
これがお勧めですよと、先日酒屋さんでお勧めされて買ってきた土佐しらぎくの雄町、こっくりとした米の甘さと雄町らしい力強さ、存在感のある、たいそう好みな方向のお酒だった。お刺身より、煮魚とかに合わせたい感じ。おでんにも似合っていた。