2016年1月4日月曜日

地元店の開拓~。

※今日の写真はクリックすると大きくなります※
神戸牛のミートパイ
カフェオレ
だんなも息子も、まだ冬休み。
 
今日の朝御飯は、昨日東京駅GranStaで買ってきた「神戸牛のミートパイ」。店名も品名も「神戸牛のミートパイ」、その名の通りにパイものだけを売っているお店で、母体はユーハイムだ。
 
文句なしに美味しいのだけど、このお店ができる前にユーハイムで売られていた、もうちょっとお手頃価格だった頃のミートパイが懐かしい。なんか、ものすごい高級品になっちゃったもんだなぁ。うん、文句なしに美味しいのだけど。
津田沼「949」にて
 鶏の唐揚げ定食 \750
秋田から帰ってきて、息子は地元の友達と遊びの予定がぎゅうぎゅう詰め。
「今日と明日は夕飯も外で食って来るねー」
と、お年玉を握りしめて、さっそく遊びに出かけてしまった。
 
私とだんなは「ラーメンが食べたいね」「おいしいラーメンが食べたい」と、無性にラーメン熱が高まってしまって、「前食べて美味しかった、栄昇ラーメンに行こうか」と出かけてみるも、まだ年始休業。どうしましょうどうしましょうと、京成津田沼駅方面に散歩がてら歩いて行き、駅近くにあったチェーン居酒屋「949(KUSHI・KYU)」のランチ定食をいただくことにした。
 
津田沼「949」にて、ランチ定食~。 税込で700~800円ほどの定食が揃っていて、日替わりは620円。ラーメン熱はおさまらなかったけれど、なかなか美味しい鶏の唐揚げ定食を食べることができた。
 
むね肉だったのが少し残念だったものの、揚げたてあつあつのから揚げがサラダと共にたっぷりと。
 
御飯と味噌汁はおかわり無料で、冷や奴と漬物もついてきた。だんなの頼んだ「もつ煮定食」も、あっさり味噌味でもつがたっぷり。いかにも「居酒屋のお昼御飯」という感じだったなー。なかなかおいしかった。
津田沼「海賊の台所」にて
 パエリアコロッケ \421
 スペイン風オムレツ \313
 海賊船チキンサラダ \745
 海賊ピッツァ \1318
 牛タンの赤ワイン煮込み \1382
 クレームブリュレ \464
 ふるまい酒 \0
 飲み放題 2×\1500
     生ビール
     サングリア白
     サングリア赤
     アペロールオレンジ
     アイスティー
息子のいない今日、「だったら息子連れて行きにくいところで外食しよう、日本酒飲みに行こう!」と盛り上がっていたのだけれど、ラーメン屋同様、正月休業(大晦日から三が日まで営業していて、今日がお休みですって……しょんぼりー)だそうで、「じゃあどうしよう」と途方に暮れる私たち。
 
スーパー銭湯に行って、大きなお風呂に入ってから併設の食堂で飲んだくれる、電車に乗って他の美味しい日本酒バーに行く、お寿司はどうだ、と色々考えるも、なかなか「これだ!」という案が無く。
 
ド和食よりは洋風寄りで、店や席が狭くて窮屈な店よりはちゃんと座ってそこそこのサイズのテーブルについて食べたくて、でも気張ったお店じゃなくて小皿料理を色々つついて食べられそうな店で、で、お値段お手頃なところ。
 
系列店の「チャカ」には行ったことがあったけれど、こちらは未訪問だった、駅前にある「海賊の台所」に行ってみることにした。渋谷にも支店があるけれど、本社は千葉県八千代市で、千葉界隈のお店が多い。
 
新津田沼駅近くにある系列店の「チャカ」もなかなか賑わっていたけれど、JR駅近くのこちらの店も人気のようで、今日は新年会の予約がいくつも入っているようだった。伺う前に一報入れたら、「2名様でしたらカウンター席でよろしければ」ということで、大丈夫です問題ないですとちょっと早めの夕御飯。
 
「世界を股にかけた海賊達が集う酒場や海賊船のラウンジをイメージ」とのことで、穴蔵のような半地下席があったり、古びた調理器具がカウンター上に飾られていたり、雰囲気も良い感じ。料理やお酒の値段もお手頃で、なんといっても当日注文できてコース料理の注文の必要がない(=食べ物はアラカルト注文で大丈夫な)2時間飲み放題1500円がお値打ちだった。
 
「ビール3杯飲んだらそれだけで1800円くらいだもんねぇ」
「飲み放題の方が絶対お得だわ」
ということで、飲み放題。
 
嬉しいことにビールはプレミアムモルツだし、飲み放題の選択肢に自家製サングリア(白、ロゼ、赤がある)もあった。「アペロール」というオレンジ系のリキュールを使ったカクテルも良い感じ。
 
「こちら、元旦にお客様にお出ししたふるまい酒の残りなんですけれど、宜しかったらどうぞ」
と小さなグラスにサービスしてくれたのは、とろりと甘いマスカットの白ワイン。面白いお酒だなとラベルを見せてもらったら、「Tamaya Sweet Goat Late Harvest Muscat of Alexandria」というものだった。
 
最初のおつまみにパエリアコロッケ、スペイン風オムレツ、海賊船チキンサラダをいただいて、ビール飲みつつもぐもぐ。
 
アンチョビと貝のだしが効いたライスコロッケというのはなかなか新鮮な味で、揚げた春巻きの皮が船の帆のように飾られたチキンサラダも面白い趣向。どこかエスニックさもある洋食居酒屋といった感じで、どの品も期待以上に美味しかった。
 
津田沼「海賊の台所」にて、10食限定牛タン煮込み。うまっ! こちらは1日10食限定の「牛タンの赤ワイン煮込み」。
 
大きな塊が4切れほど盛られていて、ちょっと甘めのソースもたっぷり。マッシュポテトも添えられて、これで1皿1400円弱というのはたいそうお得な感じだった。
 
最後にマデラ酒で風味をつけているそうで、そのマデラ酒由来の甘さがこっくり効いている感じ。
 
最近作っているビーフシチューは最初にグラニュー糖と小麦粉とバターでルウを作っているけれど、その前に何度か作っていた作り方では最後に煮詰めたマデラ酒(とかポートワインとか)を加えて甘味をつけていたので、なんだか懐かしくも感じる味わいだった。
 
店内に薪窯があって、そこで焼かれてる本格ピッツァも素敵な感じ。店名を冠した「海賊ピッツァ」は、シーフードとジェノバソースを使ったもの。にんにくやオリーブもトッピングされていて、厚めもちもち食感のミミもちゃんと美味しかった。
 
デザートのクレームブリュレも本格的。すごく美味しかった。 で、最後にアイスティー貰って、クレームブリュレをだんなと半分こ。
 
注文が入ってから表面をキャラメリゼしてくれる、完璧なクレームブリュレだった。
 
全体的に甘さしっかりめで、ぽってり濃厚。デザートメニューには「いちごのワッフル」なんて魅力的なものもあったから、今度はそちらも試してみたいな。
 
地元に、開拓し甲斐のある飲食店が色々あるのは嬉しいもので、今日も「またここ来ようね」というお店と出会えて、幸先の良い2016年。