2016年1月8日金曜日

寿司&日本酒バルはじめ。

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あんころもち
バター醤油もち
麦茶
秋田から貰ってきた餅、室温ではカビが生えてしまいそうなので冷蔵庫に入れてあるのだけれど、「でも早めに食べなきゃな」と鋭意消費に励むことに。
 
今日は、あんころもちとバター醤油もちの2種類仕立て。
 
あんころもちは、簡単で良いやとスーパーで買ってきた「田舎汁粉」のパウチパックのを使ってみた。ちゃんと小豆の粒がごろごろだけど、理想よりちょっと甘すぎるし、もうちょっと煮汁がサラサラしている方が私の好み。
「やっぱり、理想のは自分で作れってことだよね……うん、わかってる……」
と思いつつ、それでも美味しかったあんころもちでお餅を1個。
 
もう1個は、念願悲願の「バター醤油もち」。
 
焼き餅を、バターを溶かしたフライパンの中で絡めて、バターが絡んだところで醤油を投入。醤油を焦がすように全体に絡めたら、焼き海苔巻いてできあがり。
 
しっかりバターの風味がついて、濃厚な「バター醤油」が全体に絡んで、これは確かに危険な美味しさ。「バター醤油御飯」が美味しいのだから、「バター醤油もち」が不味くなるはずはないのだけれど、「あー……これはヤバイね」「これは美味しいわ」と、お餅2個目もがっつり食べた。
 
……お餅って、腹持ち良いんだわ。昼頃までなかなかお腹が空かなかった。
南船橋「すし銚子丸」にて
 なめろうつまみ
 しまあじ握り
 トロサーモン握り
 あん肝軍艦
 鮮真いわし握り
 アイドル三貫
 塩いなり
 ねぎ塩蒸し鶏軍艦
 穴子天ぷら握り
 ランチあら汁(セルフサービス)
 お茶
などなど。
だんな、今日はお仕事お休み。
 
ちょうどIKEAがクリスマスツリー回収期間に入っていたので、では行きましょうかと、ツリー抱えてIKEA船橋まで行ってきた。
 
今シーズンは2499円で買ったツリー、回収期間中に返却すると購入チケットにスタンプ押して貰えて(てか自分で押して)、それが購入代金そのままの2499円分のお買い物券になる。
 
残念ながら食品やレストランメニューは対象外だけど、IKEAで買い物するものがあるなら「実質0円」でツリーが買えるという仕組み。
 
「とは言っても、もうIKEAで欲しいものってあんまりないのよねー」
とか言いつつ、結局、あれこれ買い物して買い物券以上の買い物をしてしまうことに。ボドゲ会で使えそうなプラスチック製の食器(実は子供用の食器シリーズ)が入手できたので、めでたしめでたし。
 
お昼は、「今年初寿司じゃ!」と、「すし銚子丸」に寄ってきた。車なのでお酒は抜きで、でも何よりの目当てが無料サービスの「あら汁」。このお店はセルフサービスで、好みの分量、自分で盛れるようになっていた。鍋のすぐ近くに刻み葱もたっぷりと。
 
シンプルなあら汁なのだけど、これが臭みもなくて本当に美味しくて、お気に入り。具材にキャベツが入っているのも、ちょっと独特で良い感じ。今日はブリや鯛のアラがふんだんに使われていて、それを自分でよそえるということもあって、ついたっぷりいただいてしまった。
 
お寿司は、だんなと1貫ずつ分け合って、種類多めに楽しんだ。おすすめメニューから、しまあじ、トロサーモン、あん肝。新メニューだった、いかにも回転寿司のメニューっぽい「ねぎ塩蒸し鶏軍艦」とか、穴子天ぷら握りなども。
 
久しぶりに「アイドル三貫」も注文してみた。軍艦3種のセットで、いくら、生うに、ねぎとろという人気の(それこそ「アイドル」的な)盛合せ。
 
なんだかあっという間にお腹が一杯になってしまって、「朝にお餅2個だもんなー」と思っていたのだけれど、書き出してみたら、「そりゃお腹いっぱいになるだろうよ」というくらい、ちゃんと食べていたのでありました。
津田沼「鈴家」にて
 熟成鹿肉と里芋の温ポテサラ
 岩魚の塩焼き
 焼きたて玉子焼き
 鶏の酒粕竜田揚げ
 日本酒 冷 (るみこの酒 特別純米 活性濁り生原酒)
 日本酒 燗 (神亀 ひこ孫 凡愚)
 日本酒 (炙り岩魚のひれ酒風)
 日本酒 冷 (山形正宗 純米吟醸 雄町)
 日本酒 冷 (山形正宗 純米吟醸 赤磐雄町 2014)
午後はのんびり過ごして、夕飯は、今年初訪問の地元の日本酒バル「鈴家」さんに。
学校を終えて帰ってきた息子に「一緒に行くかい?」と誘ったら、「その店行くなら、ラーメン屋の方がいいなー」ということで、今夜は別行動だ。
 
津田沼「鈴家」にて、岩魚の塩焼き。この後、頭をひれ酒風に。 今日のお勧めは、長野の川魚。限定20食の岩魚の塩焼きが美味しいですよー、ということで、頼んでみた。
 
私は鯉とか鮎とか、川魚がけっこう好きなのだけど、だんなは本当は苦手なんですって。
「なんか、苔っぽい匂いしない?」
だそうで、なるほどなぁ、と。その、だんな曰くの「苔っぽい」香りが、私は多分好きなんだな。
 
だから最初は注文を躊躇したのだけれど、勧めてくれたスタッフさんが
「召し上がった後に、骨を炙ってひれ酒風にしておだししますよ♪」
だそうで、それが美味しそうだなと、頼んでみた次第。
 
ほくほくに焼かれた岩魚、レモンと粗塩とおろし醤油が添えられてきて、臭みもなく、たいそう美味しかった。
 
綺麗に食べた後は、頭などを再度炙って「ひれ酒風」に。超熱燗にして専用容器に注いだ燗酒、蓋してテーブルでマッチの火を擦ってアルコール分を飛ばす完璧さで、魚にふられた塩も含めて良い風味。目先の変わった燗酒で、たいそう美味しかった。
 
津田沼「鈴家」にて、鹿肉と里芋のサラダ。ジビエよジビエ♪ 千葉県産のジビエを使った料理で、「熟成鹿肉と里芋の温ポテサラ」なんてのも。
 
ベーコンのように旨味が凝縮した感じの鹿肉と、里芋が、不思議な調和。蓮根チップのさくさく感も心地よく、何より日本酒に似合う珍味だった。
 
お燗の酒などもいただきつつ、最後に飲んだ日本酒は、山形正宗の飲み比べ。「純米吟醸 雄町」と、箱入り4合瓶の「純米吟醸 赤磐雄町 2014」。後者のラベルを見たら、
「極上の酒米に敬意を込めて 伝統の技と情熱を傾けて醸しました 納得した品質の酒造年度のみの出荷です」
ですって。
 
前者でも、充分美味しい、いかにも「雄町」などっしり系の口当たり。
でも、前者が「うま~♪」という感じなら、後者は「うわ、なにこれ、うまっ!」というくらい、違いがあった。
 
上品さと力強さが良いバランスの、これはなんとも美味しいお酒。半合注げる大きめお猪口に1杯ずつ貰ってだんなと2人で飲み比べつついただいたけど、美味しすぎてついついついつい後者に手が。おいしかったなー。