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「デリフランス」の
ハッシュポテト&エッグ
パン・オ・ショコラ
アイスカフェオレ
昨日、出かけたついでに駅前のパン屋で買ってきたのは、だんなも私も大好きな「パン・オ・ショコラ」と、私は「ハッシュポテトエッグ」なる惣菜パン。ハッシュポテト&エッグ
パン・オ・ショコラ
アイスカフェオレ
その名のとおり、カリッと焼かれた「ハッシュポテト」がトッピングされたパンで、ただの茹でじゃがいもトッピングとは違う、ちょっと独特な食感のパンだった。
津田沼「鈴家」にて
昼酒教室 \6000
今日は午後3時から、馴染みの日本酒バル「鈴家」で「昼酒教室」。昼酒教室 \6000
数ヶ月の一度の割合で開催されている週末イベント、でもなかなか予定の空きとタイミングが合わなくて、今回やっと参加できたのだった。今回は「第三回 鈴家昼酒教室」ということで、お題は「洋食×日本酒~Restaurant SUZUYA~」。「日本酒には和食という固定概念をこの会で少しでも変えていきたく思います」という趣向なんですって。
完全予約制で20人限定、15~17時半開催で1人6000円。フルコースのボリュームたっぷりのお料理と、実質飲み放題の美味しい日本酒という、お値打ちな内容だったと思う。なんとも幸せな数時間を堪能してきた。
本来お店はカウンター席も含め40席弱はあると思うけど、窓際の4人がけテーブル席に相席の形で参加者が座り(私たちはたまたま2人がけテーブルに案内された)、歓談しながら料理をいただくスタイルだった。
出てきた料理とお酒はこんな感じ。
- 前菜盛り合わせ
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ボリュームたっぷりで驚いた前菜は、
・鰯のマリネ 夏野菜のクスクス タプナードソース
・スルメイカのファルシ 下足と肝のラグー イカ墨のソース
・太郎ポークのパテ・ド・カンパーニュ
・千曲川サーモンと野沢菜、チーズのキッシュ
の4品。どれも和の食材を使いつつ、手法はフレンチ。シェフ曰く、今日の料理は一滴も醤油を使わなかったのだとか。
レバーの臭みのないパテは、レバーの代わりにホルモンが入っているのだそう。詰め物の断面がとても綺麗な夏っぽいイカのファルシーや新鮮な鰯のマリネなどなど、どれをとっても美味しかった。でも、思った以上に量が多くて、「え、これ、最後まで食べきれるかな」の一抹の不安。
お酒、最初の一杯は食前酒で「吟香露のトマトスプリッツァー」
卓上には蛇の目のお猪口や平杯、それにワイングラスも並べられ、並行して数種類味わいつつ料理との調和を楽しめるようにしてくれていた。
いただいたお酒は「石鎚 純米吟醸 糟搾り」「十朝日 夏の純米吟醸」「黒澤 生酛純米80」。
黒澤の生酛が一番好みだった。「うまっあまっ」という感じ。
- 魚料理
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続く温かい魚料理は、「海と山の魚 ナージュ仕立て…岩魚、真鯛」。
本来はもうちょっとゆるめ&汁気多めのシャバシャバしたソースでいただくらしい「ナージュ」という料理、ホワイトソースに使った野菜はセロリと百合根だそう。
可愛いお皿は春巻の皮を揚げたもの。ほんのりハーブを利かせた海と川の魚(真鯛と岩魚)を重ねて、上には青じその素揚げをトッピング。
あっさりしつつも旨味たっぷりのこの料理には、「大信州 番外品 純米吟醸 生酒」を冷やとお燗で飲み比べ。更に、どうぞどうぞと店長が出してくれたのは「旭菊 綾花」のお燗とか、「鯉川 純米」のお燗とか。
貴腐ワインみたいにどっしりこってりな大信州番外品、とても美味しかった。キンキンに冷やしたそれを、赤ワインのグラスでいただく面白さ。
- 温菜
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続くポップなお皿は「蟹のグラチネ・牡蠣のフリット」。
ちょっと塩気強めの蟹味グラタンと、牡蠣と蟹肉のフリット。添えたソースはこってり濃厚なアメリケーヌ。
だんなも私もドツボのお酒「竹雀 山廃純米吟醸 雄町 26by」を冷やとお燗で。そして「こちらもどうぞ」と「るみ子の酒 純米にごり酒 siesta」も。
この、るみ子の「シエスタ」、今日一番好みなお酒だったかも。純米と純米大吟醸の澱酒ブレンドなんですって。るみ子らしい清涼感のあるお酒が、更に夏向けに軽くなって、でも旨味もたっぷり、という感じ。
猫が居眠りしているイラストの、ゆるい雰囲気のエチケットもらしくて可愛かった。
- 肉料理一品
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角皿でやってきたのは「フォアグラのポアレ 賀茂茄子添え ベリーソース」。
賀茂茄子のソテーの上にフォアグラ、隣はミニ大根に塩キャラメルソース。そしてシャキシャキアスパラにフレッシュ感のあるベリーのソース。
これに合わせるのが
「梅津の生モト 笊 27by 山田錦80」
「日置桜 強力純米」
「ひこ孫 凡愚 純米吟醸」
などなど、存在感のあるものばかり。
凡愚にフォアグラとか、梅津の生モトに塩キャラメルとか、色々と面白いなぁと思いながらもぐもぐもぐ。
フォアグラもさることながら、野菜がたいそう美味しかった。
- 肉料理二品
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で、最後にどどんと「牛フィレ肉のソテー グレイヴィーソース」。
お酒は先の3種類をそのままお代わりしつついただく形で、なかなかのボリュームのあるこのお皿、さすがにそろそろ食べきれない人続出で、女性客の何人かは持ち帰り用に包んでもらっていたりした。
私もだんなもちょっと限界で、添えられたタリアテッレを半分ほど残してしまうことに……。すごく美味しかったのにな。不覚。
ロゼ色の絶妙な火入れの牛肉は、太郎ポークの網脂を巻いてグリルしたもの。ソースに使われているのは胡椒の代わりに山椒で、きのこもたっぷり。
クリームで和えたタリアテッレと、人参とブロッコリーが添えられていた。
- デザート
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ひんやり感がとても心地よかったデザートは、「キャラメルカスタードのミルフィーユ ヘーゼルナッツのアイス」。
会の開始時に配られた品書きに「ミルフィーユ」とあって、食べきれるかなーと心配だったのだけれど、アイスを挟んだミルフィーユでサイズもほどよく、全然楽勝!とこれはぺろりと平らげた。
これに合わせるのががっつり系古酒という攻めの姿勢。「辨天娘 熟成古酒 21by」は、凡愚より、更に本格的な古酒の風格漂うお酒で、日本酒好きの中でも好みが分かれるものかなと。
「……うん、このチョコレートやキャラメルのソースのこってりさって、古酒と合うんだねー」
などという発見もしつつ、最後まで美味しくいただいた。
そして日が暮れる頃、これ以上なく満腹&酔っ払いで、よろよろ帰宅。息子が「今日は遊び!」と外出だったので、夕飯の心配をせずに済んだのが結果オーライだった。