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自家製ベーコンと目玉焼きのトーストサンド
ヨーグルト(朝食みかんヨーグルト)
アイスカフェオレ
昨日とほぼ同じで代わり映えのない朝食になってしまったので、せめてもとトーストサンド仕立てにしてみたり。ヨーグルト(朝食みかんヨーグルト)
アイスカフェオレ
食パンをチーズトーストにして、薄切りを炙ったベーコンと目玉焼きをまとめてトーストにして、「豪華ラピュタトースト」的な感じでいただいた。ベーコンの美味しさでなんともリッチな味になって、思った以上に良い感じ♪
池尻大橋「BISTRO de CALPIS」にて
「発酵」がテーマのフルコースディナー
スプマンテ・白ワイン・赤ワイン
数週間前、携帯に覚えのない電話番号から着信があったので出てみたら、「ビストロカルピスに当選致しました」との電話。「発酵」がテーマのフルコースディナー
スプマンテ・白ワイン・赤ワイン
ひゃーほんとですかほんとですか?行きます行きますアレルギーありませんアルコールも大丈夫です!
……と確認の連絡を終え、そこからしばらくしたところで郵送でインビテーションカードが届いたのだった。
「BISTRO de CALPIS」は、少し前にwebで参加受付をしていた、カルピスの「発酵」をテーマにした料理店。完全招待制で10日間、各日12組24名という狭き門で、なんでも3980組の応募があったそう。
……なんか、数年分の幸運がここに集中してしまった?みたいな?
応募の時点で同伴者の名前も記すのだけど、ここはやっぱりだんなでしょ、と。
夕方レストランの最寄り駅で落ち合って、のんびり散策しながら目黒川沿いのお店に行ってきた。
場所は「STALL RESTAURANT」。カジュアルフレンチのお店のようで、店頭には可愛い看板が置かれていた。
オープンキッチンの店内はモダンな雰囲気で、6人がけテーブルを2つ繋げた長テーブルが2つ。
晩餐会のような長テーブルで、「おお、これは社交力が試されるやつだ……!」と軽く緊張したりした。
続々とやってくる招待客は、20~40代中心で女子が多かった印象。男性は3~4人に1人くらいだったかな?と。
卓上には丸く可愛いメニュー紙がリングで留められていて、料理が出てくる度にその説明のシートが増えていく楽しい趣向。メニューは最後にお土産としていただいて帰ることができた。
いただいた料理はこんな感じ。どれもこれも独創的で、楽しかったし美味しかった。
- アペリティフ・「カルピス」×甘酒のノンアルコールカクテル
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ノンアルコールの甘酒とカルピスを合わせ、炭酸水で割った爽やか味のカクテルから。
卓上にはスポイトの入ったカルピス原液のコップも出てきて、「お好みでカルピスを足してどうぞ」とのこと。
比較的あっさり味だったこのカクテルを1口、2口飲んだ後、周囲の人たちも私も一斉にスポイトを手に取っていた。
写真の左側、コップが被せられた白トリュフのような物体は、二次発酵中のパンの種。もこもこふくらんでいく様を目の当たりにしながら食事をし、途中でオーブンで焼いて肉料理に合わせて登場という趣向。「発酵」がテーマだからね。
- 1st 若草のファーム/旬菜と麦の土
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前菜1皿目、「内モンゴルの雄大な大自然をイメージ」だそう。
ほぼ生の、食感を生かした野菜あれこれにカルピス風味の泡を乗せ、下には「土」をイメージしたふりかけのような、砕いたグラノーラのような……な茶色もの。
ランチョンマットが青い円のイラストだから、どの皿もなんとなく絵本のような光景になって、それがとても綺麗だった。
実質飲み放題状態でグラスに注いでくれていたスプマンテ、シャルドネ、メルローはスロベニア産だそうで、これも美味しかった。
ボトムレス状態で注いでくれるものだから、ついつい杯を重ねてしまったり。
- 2nd トマト酵母の生ガスパチョ
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テーブルについた時から気になっていたのだけれど、テーブルの中央には、赤くて丸いものが詰まった瓶詰めが、しゅわしゅわといかにも「発酵中です」という風に泡立っていたのだった。
前菜2皿目は、この発酵トマトを使ったスープ。
音をバイブの触感として伝えられる機械が各テーブルにやってきて、順番に「自分の心臓の鼓動」と「トマトの瓶の鼓動」を比較する実験(?)を。
トマトの瓶は人の行動の何倍もすごい音で、ぼっこんぼっこん発酵中だった。後でお店の人に「これ……開けたら絶対、吹き出しますよね?」と言ったら「ええ、吹き出します。ズボンがびしょ濡れになりました」との告白が。
「ガスパチョ」という名前ながら、きゅうりやタバスコ、パンなどは一切入っておらず、塩とレモン汁とオリーブ油だけ、だったかな?
本当にシンプルな食材だけを組み合わせたトマトスープ。
酸味が柔らかくなって、その代わりトマト特有の甘さも控えめになった感じ?青臭さは無く、なんだか不思議な味わいのスープだった。
- 3rd のどぐろの干物 ぬか漬けのタブレと水キムチ
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前菜3皿目、は、和洋韓折衷の(?)発酵食品盛合せ。
しょっつるをまぶして干した(ゆえに発酵する)のどぐろの干物と、その下には和風の味わいのぬか漬けタブレ、甘酸っぱさのあるきゅうりや大根は、乳酸菌たっぷりの水キムチ。
のどぐろが、素晴らしく美味しかったし、食材の組み合わせも不思議によく似合って、でもこれは日本酒が恋しくなる一皿。白ワインも似合っていたけど。
- 4th ヨーグルトときゅうり、桃のサラダ
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前菜4皿目(すごいね)は、私の好物だらけのサラダ。
「乳酸菌による発酵の風味をお楽しみください」
とのことで、水切りしたヨーグルトいハーブなどを混ぜたものがドレッシング代わり。
きゅうりはリボン状に薄切りになっていて、甘く美味しい桃がミントと共に添えられていて、甘さと酸味のバランスがばっちり。
脇のチュイールもほのかに酸味があったから、ヨーグルトベースだったのかな?
続く趣向もまた面白く。
リキュールグラスに3種類やってきたのは、原料の生乳(このあと脱脂して、脂分はカルピスバターになる)と、「1回目の発酵乳」、「2回目の発酵乳」。
一般消費者は口にする機会のない、発酵乳の味見をさせてもらえたのだった。
1回目の発酵は、「乳酸菌による発酵」とのことで、口が「*」の字になるほどの強烈な酸味。
「飲むヨーグルト」なんて生やさしいものじゃなく、渋いくらいの酸味の発酵っぷりだった。
そして糖を加えて酵母による発酵をしたのが「2回目の発酵乳」。
これはもうほぼほぼカルピス。しっかり甘くて、あのふわっと独特の甘酸っぱい香りが漂ってくる。
- 5th ココットで焼きあげた「カルピス」仕込みの西京味噌焼き(サーモンとコーン)
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グラニテ代わり(?)の楽しい趣向の後は、魚料理、西京味噌焼き。
最初に皆の前で鍋の蓋を開けてくれるプレゼンテーションがあり、盛りつけられてでてきたのが、今日の一番上の写真。
下にはくたくたに火の入った青菜(?)や茗荷や青じそ。ほぐしたコーンや豆苗と共に、ふっくら火の入ったサーモンが大きく1きれ。
この西京焼きが、絶妙の甘じょっぱさ。味もしっかり染みていた。
味噌床には、カルピスが入ってるんですって。確かに、カルピスのミルク系甘酸っぱさと味噌はよく似合うと思う。
真似できない~な料理が多かったけど、これは家でも真似できそう。
- 6th 「カルピス」でマリネした和牛とザワークラウト
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メインディッシュの肉料理も、やっぱり「カルピス」。
カルピスと肉醤(ししびしお)で大きなブロックの肉を2日漬け込んでから焼いたものだそう。
肉醤の代わりに、自宅ならナムプラーや醤油でも良いとか。
良い感じのミディアムレアに焼かれた肉の添え物は、これまた発酵食品の「ザワークラウト」。お店の自家製だそうで、酢でマリネした「なんちゃってザワークラウト」とは違う、独特の発酵臭がちゃんとした。
肉は文句なしに上質のもので、火入れも完璧。
あわせて、さっきまで卓上で膨らみ続けていたパンも良い具合に焼き上がり、テーブルには「改めてカルピスをどうぞ」と黄金比率のカルピスもグラスに一杯。
焼きたてあつあつのパンに、あのいつもの味の、ふわっと甘いカルピス。
カルピスもね、案外肉料理に合うんだわ。と思った。
- 7th 「カルピス」と味噌のブレンドソルベ 豆乳の蒸しケーキ
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くるみやピスタチオ、きなこがトッピングされた「和」な感じのデザートは、びっくり味の味噌カルピスソルベ。
口に含んだ時は猛烈に「味噌」な存在感、そして後味にふわんとカルピスの香り……という、不思議な調和のあるソルベだった。未知の味。
蒸しケーキももちろんふんわりカルピス風味。
カルピスデザートっていうと、カルピスの味そのままのゼリーやシャーベットが一般的だけど、調味料として使うのもありなのね、と。
食後の飲み物が「ほうじ茶」で、それがまた良い感じだったり。
中には470mlのカルピス原液(市販のと同じ)と、レトロな「カルピス」のロゴ入りのガラス製朝顔グラス、「ビストロカルピス」の缶バッジ2種類、レシピなどが載ってる広報誌3種類が入ってた。
我が家にはもちろんカルピスが常備されているわけだけど、これで、夏の間は買わなくても大丈夫そうな?かき氷にかけて食べるのも美味しいよね。
カルピス信者を喜ばせてくれ、発酵食品のお勉強にもなった、楽しく美味しい夜だった。