2017年8月12日土曜日

上等カレーに卵黄のせて

「パレスホテル」の
 マンゴ パッショ ココ \360
 スティックカマンベールカレーパン \350 1/3切れ
アイスカフェオレ
「たまにはすごーく美味しいパンが食べたいよ」
と買ってきたのは、パレスホテルのパン。すごーく美味しいけど、すごーくお高かった。酔っ払ってたから「まあいいやー!」で買っちゃったけど。
 
1個まるっと食べたのは、「マンゴ パッション ココ」という、好きなものだらけで構成されたデニッシュ。
トッピングはマンゴーで、クリームがパッションフルーツとココナッツ風味……という感じ?
 
ココナッツはあまり感じなかったけれど、華やかな香りと酸味のパッションフルーツの存在感はたいそう濃厚で、好みな味わいだった。
 
で、家族で分けて食べたのは、「スティックカマンベールカレーパン」。
 
カレーパン推しなのか、4種類ほども棚に並んでいた今年の夏のパレスホテル。だんなと私で
「……これじゃない?」
「これだよね?」
と満場一致(?)で選んだのがカマンベール入りのものだった。
 
「カマンベールチーズを組み合わせたカレーフィリングをもち米のパフを使用した衣で包み、香ばしさと食感をプラス」
ですって。
 
チーズがしっかりごろごろ入っていて、カレー自体も手間のかかったとても複雑、上品な味。温めたらカリッとなる食感も素敵で、これは別の種類のカレーパンも食べてみたいかも。ホテルメイドのカレーパンって、すごく美味しいものが多いよね。
津田沼 「上等カレー」にて
 本格手仕込トンカツカレー \760
 玉子(黄身) \50
……で、朝にカレーパンを食べたのに、「カレーが食べたい」とお昼にもカレー。
 
地元のイオンモールのフードコート近くに数ヶ月前「上等カレー」が新規開店して、一度食べたいと思っていた。
 
このお店の場所、以前は熊本の唐揚げ屋さん、その前はハワイのパンケーキ屋さん、と、すごく頻繁に店舗が入れ替わる場所。周囲の店はそこまで激しく入れ替わらないのに、どういうわけかこの場所だけはいまいち長続きしない。風水的とかでアレな問題でもあるのかなと疑いたくなるくらいに、なんかこう、「居着かない」場所だったりする。
 
不謹慎ながら「お店が無くなっちゃう前に食べておかなきゃね」と思った次第。
 
本店は関西、「大阪のカレーうどんの老舗"得正"が展開するカレー専門店」なのだそう。
 
「トンカツカレー」「えびカレー」が人気らしく、他にもチーズ、エビフライ、ササミカツといったトッピングメニューがある。温泉玉子や玉子の黄身のトッピングもお勧めだとか。
 
ならばと、トンカツカレーに黄身を乗せてもらって、食べてきた。真っ赤な福神漬けと、甘酸っぱいキャベツのピクルスは皿を受け取る時にセルフサービスで好きなだけ。
 
私は金沢カレーの千切りキャベツをこよなく愛しているので、このキャベツピクルスはかなり嬉しかった。最初は塩揉みキャベツかなと思ったのだけど、甘さと酸味がカレーに良く似合っていて、これならもっとたっぷり貰ってくれば良かったなと。
 
ルウは具材の粒のない滑らかでどろりとしたもの。しっかり濃厚で適度に辛く、好みな感じ。ちょっと薄めのカツも揚げたてで美味しかった。
 
値段はなかなか良いのだけど(だってゴーゴーカレーのロースカツカレーはゴーゴータイム時には680円なんですもの。キャベツおかわり無料で)、でもチーズトッピングとかして、また食べてみたいなー。千葉ではこのお店、ここだけにあるみたいです。東京は秋葉原と飯田橋、小川町の3店舗だそうで。
焼きだだちゃ豆
浅漬けきゅうり&茄子
炙り栃尾揚げ
はたはた寿司
「揚立屋」のさつまあげ色々
アンガスビーフのサイコロステーキ
鮭茶漬け
日本酒(長野 尾澤酒造場 十九 入道雲 Il Cumulonembo)
今日は息子不在で、「ならば日本酒を飲みましょう」の夜。うっかり冷蔵庫にだだちゃ豆も残ってるし。
 
昼食後にヨーカドーでお買い物して、
「あー!これ、鹿児島のさつまあげ屋さんじゃん」
と、「直送」シールの貼られた「揚立屋」のさつまあげセットを買い、これまたキャンペーンで直送販売していた栃尾揚げを買い、
「あとねー、天狗風のサイコロステーキが食べたい」
と、アンガスのステーキ肉をお買い上げ。
 
山形のだだちゃ豆、新潟の栃尾揚げ、秋田(←先日、道の駅で買ってきた)のはたはた寿司、鹿児島のさつまあげ、そして長野のお酒……と、大変に郷土食豊かな食卓になった。なんて贅沢。
 
十九のお酒は、ほんとにどれを飲んでも好みな感じで、「この蔵のお酒って、何を飲んでも美味しいよね」というランキングなら私の中でトップ3に入る(あとは醸し人九平次と作かなぁ……)感じ。
 
今日は夏酒の「Il Cumulonembo」。イタリア語で入道雲の意味。
 
薄青色の瓶に入道雲のイラストが白く描かれていて、瓶の見た目もとっても綺麗だった。使われている酒米は長野県産美山錦とひとごこちだそう。
 
カラッとした軽い口当たりだけど、十九らしい米の旨味と甘さをちゃんと感じるお酒で、今日のこれもたいそう美味しかった。ロックで飲んでも美味しいそうで。
 
だんなが丁寧に筋切りしてから焼いてくれたサイコロステーキも、「もうこれ食べたら、居酒屋で注文したくなくなりそう」という美味しさだったし、コーンや枝豆、チーズ、しそ、蓮根……と種類豊富だったさつまあげも安定の美味しさ。
 
栃尾揚げは軽く炙った後に、刻み葱とかつおぶしをどっさりかけて。
「やばい……もう全部おいしい……しあわせ……」
と、4合瓶のお酒もあっという間に無くなって、午後10時を前にして、とっととベッドに転がったのだった。家飲みは、思った以上に酔っ払う。危険。