2018年4月12日木曜日

シチリア料理レッスン

※今日の写真はクリックすると大きくなります※
「リトルマーメイド」のパンいろいろ
カフェオレ
息子に「大学の近くにパン屋いくつかあるでしょー、買ってきてよー」とお願いしたら、行ってみた店が定休日だったそうで。
 
結局、駅ナカにあった店に寄ってきたと、「リトルマーメイド」のパンをわっさーと買ってきてくれた。うん、あの店にはミルクフランスもあるしね。ありがたや。
 
6個買ってきてくれたパン、今日は家族揃っての朝食だったので、全部小さめに切って色々食べられるようにしてみた。
クロワッサン生地のソーセージパン、ハムチーズ系、ミルクフランス、クリームパン、ミルクロールなど、しょっぱいもの3つに甘いもの3つ。
 
ついうっかり食べ過ぎてしまった。
田中玉緒さんのお料理教室にて
 帆立を添えたシチリア風オレンジのサラダ
 ペンネ 海老を加えたアーモンドとハーブのペースト
 メッシーナ風メカジキ
 イカ墨入りじゃがいものニョッキ
 カンノーリ
 白ワイン(Nuragus di Cagliari DOC)・コーヒー
今日のお昼は田中玉緒さんのイタリア料理教室に。
 
少し前にカウンターをリニューアルされていたのを伺っていたので、拝見するのを楽しみにしていたのだけれど、これがとーっても素敵だった。
 
スタジオの雰囲気にも合っているし、カウンターになるバタフライ式のギミックが何よりお洒落でかっこいい。カウンター側の壁が皮風の黒地になっているのもまた異素材の組み合わせ感があってとてもお洒落で。
 
春の日差しがほどよく入る居心地の良い空間で、今日も色々美味しく綺麗な料理を教わってきた。
 
これが家の食卓に並べられればとってもお洒落な感じになる(少なくとも片栗粉とぅるとぅる肉豆腐とは対極の……)と思うのだけど、せっせと復習しないのが私のものぐさなところ。
 
今回は、がんばります。
パスタソースの材料のアーモンドも分けていただいてきたし。
 
素敵なカウンターでいただいたアンティパストは、「帆立を添えたシチリア風オレンジのサラダ」、今日の一番上の写真。
 
しゃきしゃき食感の生のフェンネルがたんまり入った、春の香りの軽やかなサラダ。
大皿に盛りつけるとこんな感じ、と一度大皿盛りでプレゼンテーションした後に、小分けの皿に盛っていただいた。
 
味つけは難しいものではないけれど、ジューシーな柑橘と合わさるフェンネル爽やかな風味が立派に「主役」。魚介を合わせると御馳走感が増して、彩りもとっても綺麗。
 
これも色合いが春っぽく。アーモンドとハーブのソースの絡んだペンネ。 あいにく今日の海老は火を通しても赤くなるものではなかったということで、玉緒さんが何度も嘆いてらしたのがなんだか可愛らしかった、「シチリア風アーモンドとハーブのペースト」のペンネ。
 
ぷりぷりの海老がたーんまり、レモンの風味もアクセント。
 
ソースさえ作ってしまえば簡単で、バジルを使うジェノベーゼほどには主張が強くなく、パスタソースにも色々活用できそうな美味しいソースだった。
 
肉厚のメマグロが買えたらぜひ!のメッシーナ風 可愛い真っ黒な添え物つきのメインディッシュは、「メッシーナ風メカジキの煮込み」と「イカ墨のニョッキ」
 
さっと火を通してからトマトベースのソースに合わせたメカジキは、びっくりするほどふくふくと心地よい食感。
 
再現してみたいけど、地元で買えるメカジキって大抵照り焼きにするみたいなせいぜい2cmほどの厚みのものばかり。
 
ぜひぜひ、ごろっと大きな切り身の脂の乗ったところをざっくり切って作ってみたい。
 
好物のセロリの香りも爽やかなソースは、好みでピリ辛感を増やしても美味しそう。オリーブにケッパーにと馴染みのイタリア食材が使われた、いかにも"らしい"魚介料理だった。
 
この素朴な外見も、いかにも昔ながらのイタリア菓子という感じ?な、カンノーリ。 そしてドルチェは、私の好物「カンノーリ」。
 
"筒状のビスケット状の生地に甘いチーズクリームを詰めたもの"という雑な印象だったこのお菓子。
 
生地にはココアはマルサラ酒やほんの少しのビネガー、それに、本場では本来「ラード」が使われるのだそう。
 
専用の型に巻き付けてくるりと巻いた後は焼くのではなく、揚げる。
 
クリームはリコッタチーズをベースに、オレンジピールやチョコチップを混ぜたもので、今回は春らしく、両端の一方にピスタチオ、もう一方にフリーズドライの桜の花びらを纏わせたキュートな色合いに仕上げられていた。
 
玉緒さんの手にかかったものらしく(?)味わいは甘さ控えめのさっぱり味。
本場のそれは相当に甘ったるいものらしく、確かに日本人にはこのくらいの素材の味を感じられるものの方が馴染みやすいかも。
 
甘ったる~いらしい本場のそれ(玉緒さん曰く、食べきれないレベルの甘さだったとのこと)も、それはそれで食べてみたい。
 
そっかあ、これは揚げ菓子だったのか……と、それなりに以前から知っていたこのお菓子の真実の姿を知ったドルチェだった。
 
単発での料理教室への参加も可能だし、洋食や和食、お菓子の特別レッスンも開催されている、玉緒さんの料理教室。
募集の告知は「La Cucina Oliva di TAMAO TANAKA」に掲載されているので、ぜひ。
表参道「春水堂」にて
 豆花 w/小豆・マンゴー ドリンクセット \1080
 タピオカミルクティー
今日は夜にレッスンも無いしちょっと余裕があるんです、という玉緒さんと、あと今日ご一緒したMちゃんと、3人でぷらぷらと表参道散策。
 
Mちゃんが行きたいと提案してくれ、台湾本店のタピオカミルクティー発祥の店「春水堂」に寄ってきた。
 
台湾本店の「春水堂」で、タピオカミルクティー&豆花を。 で、けっこうお腹一杯だったのに、せっかく来たからとうっかり豆花頼んじゃって、すごーくお腹一杯になってしまった、という。
 
豆花、以前池袋あたりで食べたのはすんごく美味しくて、バケツごといけそうだったのだけど、今日のはそれほどではなかったかな……なんというか、フツーに「豆腐」で。
 
50円で足せるトッピングは、マンゴーやストロベリー、小豆、ピーナッツ、タピオカなどなど。好物のマンゴーと小豆を乗せてもらった。
 
しかしほんと、タピオカって謎な食べ物。
あのプリプリ、飲み物に入れる必要は別にないんじゃ……?と今日もやっぱり思ってしまいつつ、でも台湾で飲んだ懐かしい味わいでもあった。
 
店内は外国人旅行客の姿が目立って、オペレーションもなんだか謎な感じで(麺を頼んだ玉緒さんのセットが最初に来て、それから5分後に私の豆花セット、更に5分待ってMちゃんのドリンク、みたいな……全員タピオカミルクティーは頼んだのに飲み物も一緒には来ないという……)、なんだか日本じゃないみたい。
 
平日の表参道は、週末ほどではないものの、それでもかなりの混雑だった。
刺身盛り(本まぐろ盛り・炙りかます)
ビール(サントリー ザ・プレミアム・モルツ〈香る〉エール)
……で、材料もあるし、夕飯は家でパスタの復習かな?と思ったのだけど、だんなの帰宅は遅いらしい。
そして私は、やたらとお腹がたぷたぷで。
 
これは仕方ないなあと、魚屋で適当にお刺身買って帰宅した。
 
私はビールだけ用意して、炙りかますを主に、本まぐろ4種盛りもちょこちょこと。
 
息子には米飯と味噌汁を出して、ついでに一昨日の残りの肉豆腐も出してやった。
 
かなりな手抜きになってしまってごめんよと思いつつ、なにしろメインのおかずは本まぐろ。許してくださいということで。