2018年12月1日土曜日

悪魔の誘惑、痛風鍋

※今日の写真はクリックすると大きくなります※
「Johan」の
 コーンパン
 銀座のチョコブレッド
 メープルブレッド
カフェオレ
「Johan」のパンが3種類残っているよということで、朝御飯はそれらを出して。
 
冷蔵庫に入れてあるコーンパンは、事前に電子レンジで軽く温めてから予熱した魚焼きグリルに入れると、皮がパリッと、中はふわっと、理想な感じで温まる。電子レンジは1個あたり600Wで15~20秒くらいが良い感じ。シンプルなパンなのに、これだけ食べても幸せな御馳走感。
錦糸町「LITTLE SAKE SQUARE」にて
 あん肝白子鍋(痛風鍋)とお惣菜&日本酒飲み放題 \4500
数日前にも来た「LITTLE SAKE SQUARE」に、週末の今日のお昼、再訪問。
 
1週間毎くらいに低温調理肉イベント、お寿司イベントと色々な食事つきプランを繰り出すこのお店、この週末は「冬が旬!あん肝&白子&牡蠣の鍋(通称痛風鍋)とお惣菜付&いつもの日本酒80種飲み放題」という毎年恒例の鍋料理イベントを開催とのこと。
 
多分、冬の間にこの先何度かは開催されるのだろうけど、年内のチャンスはこれが最後というわけで、いそいそと食べに行ってみたのだった。
 
お酒は特殊な品揃えではない通常の飲み放題だけれど、それだって十二分に魅惑的だし、イベント時は「ああっ冷蔵庫の中も気になるけどイベント酒をまずは飲まなきゃ!」とそわそわする事も多々なので、腰据えて色々選んで飲めるという楽しさがあってこれはこれで素敵。今日もたんまり堪能してきた。
 
鍋は来店のグループ1人1つでカセットコンロが用意され、私とだんなの前には可愛いサイズのお鍋が。
 
具材は白菜、しめじ、えのき、豆腐、そしてあん肝、白子、牡蠣。スープは醤油ベースの和風だしで、上にぱらっと柚子皮のお化粧。煮えたらそのまんまいただくスタイルで、期待以上に美味しかった。あん肝も白子も牡蠣もプリン体の塊ねー。危険危険(と言いつつ笑顔で食べる)。
 
鍋は食べ放題ではなく、希望すれば500円で「追い痛風セット」も可能なんですって。
カウンターの4種のお総菜は食べ放題で、きんぴらごぼう、さつまいもの甘煮、ゆで卵入りポテトサラダ、きのこの和え物が並んでいた。自宅からは漬物盛りと麦チョコを持参して。
 
  • 奈良 大倉 山廃特別純米 愛山 直汲み無濾過生原酒
  • 徳島 三芳菊 KIT CAT 純米吟醸 スパークリング
  • 愛知 義侠 滓がらみ 純米生原酒 五百万石
  • 秋田 まんさくの花 Diamond Drop 精米歩合50% 純米大吟醸一度火入れ 低温瓶囲原酒
  • 福井 舞美人 山廃純米 無濾過生原酒 自社田五百万石 蔵付酵母
  • 新潟 越乃景虎 にごり生
  • 栃木 鳳凰美田 本吟 無濾過本生
  • 兵庫 白鹿 清酒一級 for on the rocks S52 (not飲み放題)
  • 兵庫 琥泉 純米吟醸 無濾過生原酒 しぼりたて
  • 愛知 梅酒白老梅 純米大吟醸仕込 江戸時代仕込之梅酒 (not飲み放題)
  • 静岡 初亀 寒造り 急冷美酒
  • 秋田 まんさくの花 Diamond Drop 精米歩合50% 純米大吟醸一度火入れ 低温瓶囲原酒
 
と今日もせっせと美味しく飲んで、今日「あ、これ美味しい」と思ったのは「まんさくの花」のDiamond Drop。これは最後にお代わりして飲んだ。
 
で、飲み放題の棚にはない隠し酒も、仲良しになった店長にちょこちょこ味見させていただいてしまった。
 
清酒一級とは、と色々突っ込みたいオンザロック推奨の日本酒、S52 古酒オブ古酒というか、そもそものスペックがなんだかおかしい「清酒一級」は兵庫の白鹿。
 
「製造年月日」のところには「52.6.21」の文字があり、そして原材料名のところには「米、米麹、醸造アルコール、糖類」なんて書いてある。ボトル自体が洋酒の瓶っぽくて、そして「for on the rocks」の文字。
 
今でこそ多様性が好まれる方向にある日本酒業界だけれど、昭和52年でこういうのを作っちゃうところがすごい。
そしてとんでもない大古酒の風格で、なんかもう「おいしい」を通り越して(いや、美味しいんだけど……)、なんというか壮大な味がした。おもしろいなぁ。
 
これは純米大吟醸の古酒で仕込んだ梅酒、「白老梅」。これもまた梅酒という枠組みに入る味じゃなくて こちらは「純米大吟醸仕込 白老梅」、普通は焼酎で仕込む梅酒が、これは日本酒、どころか兵庫県特A地区「東条山田錦」で造った「純米大吟醸」の「古酒」という、風変わりなもの。
 
この純米大吟醸自体が、梅酒のために造られたお酒なんですって。
 
水色も琥珀色で美しく、これまた古酒の存在感がしっかりと。でもそれに負けない梅の風味と、しっかりめの甘さ。
高級感のある素敵な梅酒だった。
 
そんな感じで今日もすっかり良い気分。
まだ空は明るく、「うう……夕飯、すごーく軽くて良いよね、これ……」と「魚寅」さんにだけ寄って帰宅した。昼飲みってなんでこんなに気持ち良いんだろ。
自家燻製いろいろ
「銀座若菜」の漬物いろいろ
「魚寅」のまぐろぶつ
自家製いくら
羽釜御飯
ビール(ザ・プレミアム・モルツ〈香る〉エール 初摘みホップヌーヴォー)
 
「HIROTA」の
 シュークリーム(ツインフレッシュ・福岡あまおう苺)
カフェオレ
今日は息子が自宅に居るしねと、夕飯をスルーするわけにもいかず、まぐろぶつとたこぶつを買ってきた。自家製いくらもたんまりあるし、息子にはまぐろいくら丼で食べてもらえば良いかなと。
 
燻製もあるし、漬物も残ってるし……と食卓に並べればそれなりに見た目は整って、お風呂を先に済ませた後はビール飲み飲み、そのあたりを軽くつまんで。
 
それでも最後は甘いものをと、駅ビルで売っていたのを買ってきた「HIROTA」の季節のシュークリーム、あまおうと、定番品ツインフレッシュをもぐもぐ。
 
「じゃんけんで勝った人が2個食べられる!」「負けた人が3個なの?」「いいよー」と8個のシュークリームを3人で食べる争奪じゃんけんをしたら、言い出しっぺの私が勝ってしまうというお約束な展開に。
 
優しいスパダリが、あまおう味のを分けてくれた(分けたどころか7割くらいくれてしまった)。ありがとう。