2019年1月29日火曜日

焼味、観劇、福岡土産

※今日の写真はクリックすると大きくなります※
「セブンプレミアム」の生チョコクリームコロネ
カフェオレ
今日はだんな、福岡に弾丸日帰り出張。
 
「無理に全部買おうとしなくて良いからね!」「買えるだけで良いから!」と、こちらで入手困難なお菓子諸々の店舗情報をだんなに渡し、朝6時のバスに乗るだんなを見送った。朝食は空港で万かつサンドを買って食べるんですって。
 
私も今日はお出かけで、ぱぱっと済ませたのはヨーカドーで買ってきたチョココロネ。これ、チョコが濃厚で、けっこうお気に入り。
 
息子もまたお出かけだそうで、息子にもチョココロネと、彼にはコーンパンも用意してやった。
横浜中華街「同發」にて
 香港式午餐 \860
 杏仁凍豆腐 \400
今日は横浜のKAATで午後から一人観劇。
 
じゃあ中華街にも寄ろうかな、さらっと食べられるランチ、どこか無いかなと調べたら、焼味の老舗「同發」本館で平日昼間のみに提供されている「香港式午餐」がとっても美味しそう。
 
本日のスープ・おかず1品・季節の野菜炒め・ご飯(お替りサービス)・お新香がセットになって860円。お値段も手頃。
 
おかずの選択肢は
叉焼、叉焼&焼肉、焼肉(皮付き豚バラ肉の焼物)、滷味(モツ盛合せ)、白切鶏(蒸し鶏)、特製貝柱入り揚げシュウマイ、本日の日替わり(揚げ豆腐と豚肉のうま煮)
と、これまた魅力的なのだった。
 
横浜中華街「同發本店」にて、香港式午餐。ああ幸せ。 無料のお茶はジャスミンティー。
 
ああしまったなご飯を軽くにしてもらうのを忘れていたぞと、軽く山盛りになったご飯茶碗を見て困ってしまったのだけど、おかずが美味しかったのでさらっと全部食べられた。
 
やっぱりこれよねと、私は「叉焼&焼肉」の2種盛りで。滷味も白切鶏も魅力的だったけど、豚を焼いたのが今日は恋しい気分だった。
 
スープは卵入り、小さく切った冬瓜が入っているもの。漬物は白菜の塩揉みっぽいもの(辣白菜ではなく)。
 
焼味は香菜と白髪葱が添えられていて、もうちょっと沢山食べたくなってしまった。さすが老舗、安定の美味しさ。
 
見た目普通な杏仁豆腐もすごく美味しかったのでした。 時間もあるしデザートも食べたいなあと、杏仁豆腐を追加注文。
 
シロップの中に菱形の杏仁豆腐が沈むタイプので、上にはあるあるなフルーツカクテルが飾られて。
 
あらこれはハズレだったかなと一瞬思ったけど、これがとても美味しかった。適度に歯ごたえがある豆腐はでも口の中でくしゅりと溶けるし、シロップもほのかに杏仁風味だし。いわゆる"アーモンドエッセンス"風味な杏仁豆腐じゃなくて、ちゃんと杏仁の香りがする、甘さも風味も優しい杏仁豆腐だった。
 
ああこれは食べて良かったな。幸せ。
 
「同發」の持ち帰り焼味メニュー、その1。 そしてこの店では店頭で持ち帰り用の焼味も販売しているわけで、備忘録がてら、写真を撮ってみたり。
 
安くはないけれど、臆するほどには高くない。
「〇〇を200gください」って感じに、けっこう気軽に頼めます。
 
「同發」の持ち帰り焼味メニュー、その2。 こちらはモツなどの煮込み系。豚子袋があるのがちょっと珍しいかも。
 
で、私はついムラムラしてしまって、大好物のトリッパ(金錢牛肚)を買ってしまったのだった。1塊いただいて1300円くらい。
 
あとは同發ランチ記念(?)に明日の朝食用の肉まん(肉包)買って、黒胡麻あんまん(麻蓉包)買って、おやつの中華菓子も少しばかり。
 
あとは観劇前に用事を済ませようと、いつもの「頂好食品」で油条をがっさー買って(冷凍して使いたい時に使うのよ)、今週末にまた中華街に来るので、その時用に「金陵」の焼味盛りを予約。
 
横浜中華街「金陵」のお品書き。ここが一番高いんだけどね……(でも美味しいんだよ……) 金陵、こうして見るとやっぱりお高いのだけど、盛り合わせを頼むと大変にみちみちに詰めてくれるし、腸詰とか焼レバーあたりもしみじみ美味しい。
 
でもなんと言っても「焼鴨(焼きあひる)」が素晴らしい。
 
油条の袋や肉まんの袋やらで微妙に大荷物になってしまいながら、そうして私は劇場に向かったのだった。
 
で、観てきたのは「悪魔と天使」。
 
「手塚治虫 生誕90周年を記念して、幻の作品『ダスト8』が舞台で蘇る」ですって。
 
ヒロイン役は観月ありさ、そのパートナー役に白石隼也(仮面ライダーウィザードの人だね←調べてわかったやつ……)。
更に、佐藤B作、高島礼子、野村宏伸、黒川智花……と、私でも知ってる名前が沢山出ていて、そして招待券と言って良い、無料のチケット(9500円の席だった……)が貰えてしまい。
 
色々楽しみにして伺ったのだけど、これがもう……びっくりするほど面白くなかった。
ここ5年の観劇経験の5指に入る勢いでつまらなくて、「あ、あれぇ……??」と。
 
まず、原作がどこいった状態。
子供の頃、毎年夏と冬に遊びに行っていた従兄弟の家に手塚治虫全集があったから、書籍化されている手塚治虫作品は確実に全部読んでいる。特に好きな話は何度も読んだ(『火の鳥』『バンパイヤ』『0マン』『どろろ』あたりが好きだった)。劇を見ていて「え?こんな話あったっけ?え?」という感じで。帰宅してあらすじを見返したら、やっぱり全然違ってた。エッセンスだけは使ったけど……という感じ。
 
オムニバス形式で比較的シンプルだったはずの原作の登場人物、1人1人にドラマや関係性を持たせようとした挙げ句にガチャガチャな感じになって「え、その心境の変化はどこで起こったし??」と登場人物に共感できなくなるわ、場面転換が多すぎて大道具がごろんごろん目障りだわ。
 
そも、原作が打ち切り未完で単行本化にあたって無理矢理風呂敷たたんだみたいなラストだったところを、整合性持たせようとして感動のスパイス加えようとして、ああ、もう……大惨事……みたいな。
 
役者さんたちの表現力は素晴らしかったけど(特に往年の女優を演じた高島礼子のオーラがすごかった……立つだけで空気変わる……観月ありさもすごかったけども……)、衝撃のラストと言うほどには衝撃でもなかったし、綺麗にまとめようとした結果「結局夢オチなのかーい!」みたいな微妙な読後感的あれそれ……。
 
無料チケットが出回ってしまうのも納得のお話で。
この舞台、大阪に名古屋にと3月まで続くらしいのだけど……どうなんだろう。
 
私は観劇すること自体がけっこう好きなのだけど(役者さんが舞台の上で表現するその姿が美しい、と思う)、とても久しぶりにその"好き"を越えるレベルで「なんか、すごいつまらないものを見てしまったぞ」という感想になってしまったのだった。
 
こちらは「重慶飯店」の焼味リスト。ここにも色々ありますよ。 劇場を出れば、息子から「今日は家で夕飯食べるよ」と連絡が入っていて。
 
一人飯だったら昼に買ったトリッパとあと蒸し物でも1つ買って帰ろうと思っていたところ、そういうことならとJR駅に向かう途中にあった「重慶飯店」の「本館売店」に寄ってみた。
 
通りかかるまで知らなかったのだけれど、ここにも焼味が色々あって、カウンターで売られていた豚足が1パック400円でけっこうな良い盛りで。
 
息子が好きなのは、私が昼に食べた叉焼と焼肉だろうなとそれを包んでもらい、ついでに「若鶏の醤油煮」も200g。
 
このお店、「焼き物セット」が2000円から5000円まであるんですって。綺麗に盛られていて、これも使い勝手が良さそうだなと思ったのだった。
「重慶飯店」の
 皮付き焼き豚
 チャーシュー
 若鶏の醤油煮
 豚足
「同發」の
 金錢牛肚
ピェンローの残り(ラスト)
豆腐のきのこあんかけの残り
ビール(サッポロ 銀座ライオンスペシャル)
そういうわけで、昼も夜も似た感じになったけれど、今日は中華の肉盛りを満喫の日ということで。
 
「重慶飯店」の豚足。1パック400円でした。 「重慶飯店」の叉焼と焼肉も、申し分なく美味しかった。ビール飲み飲み、あれこれつまむ。
 
豚足はこんな感じ。→
 
台湾で食べたのは、ふわっとろっで色も味も濃くてすさまじく美味しかったけど、これもお総菜としては充分優秀で。
 
今日は1本だけ、レンジでチンして齧り付いたけど、残り(明日は外食予定だから明後日に続きかな……)は蒸してみたら美味しいかな。
 
「同發」のトリッパ、金錢牛肚。美しいです。 トリッパも少しだけ自分用に盛りつけてみた。
 
醤油だれがビニール袋に添付され、でもつけなくても充分に味がある。
 
葱やきゅうりと和えたりしても絶対美味しい。これは良いな、塊購入が癖になりそう。
 
そして残念ながらだんなの帰宅は日付が変わる頃で、この美味しい焼味を口にするのは明日以降ということに。
 
だんなの福岡出張土産。福岡関係無いのがいくつかあるけども。 嬉しいことに、「頼まれもの、全部買えたよ!」と、巨大な紙袋をぶら下げて帰ってきた。
 
時々東京にも催事で来る「ヴィザヴィ」の「特撰バターケーキ」と、関西の他は福岡にしかショップが無い高級ポッキー「Baton d'or」の季節限定ブラックティーとアップルカルヴァドス(あとリッチストロベリーも)。
 
そして関東では販売のない「タカキベーカリー」の「ピープ」と「フーフー(みるく)」。食べるのたのしみー!ばんざーい!だんなに感謝ー!