2019年3月20日水曜日

池袋パン祭り

※今日の写真はクリックすると大きくなります※
「サンチノ」の
 ミルクフランス \230
 嗚呼あんバターぱん \250 1/2個
 チーズ×チーズ \280 1/2個
ヨーグルト(毎朝快調ヨーグルト 低糖質)
カフェオレ
今日の朝御飯は、船橋東武で買ってきた「サンチノ」のパンで。
 
「365日」のパンはなかなか買えなくても、同じ方がプロデュースしているこちらのパンは並ばず買えるし、こっちも美味しい。
 
今日買ってきたのは、ミルクフランスが1人1本、「嗚呼あんバターぱん」という感嘆詞つきのあんバターと、チーズたっぷり「チーズ×チーズ」はだんなと半分こ。後者2つは割と小ぶりなサイズ。
 
ミルクフランスは、クリームの印象が"練乳クリーム"というよりは"バタークリーム"という感じの、バター感強めなもの。これはこれでとても美味しい。パン生地も一見地味めな素朴な風合いだけど、でもこれまた美味しくて。
 
平べったくて丸い、ちょっと"おやき"のような感じのチーズパンは、グリュイエールチーズやミックスチーズが使われていて、中にも外にもチーズがたっぷり。あんバターもしっかりバターで、「あ、やっぱりここのパン好きだわ」と思ったのだった。
 
さて、今日は池袋でパン祭り♪
池袋「ヤキスパTANTO」にて
 煮干しバタークリーム ランチセット \1069
 焼きカタラーナ \324
今日も昨日に引き続き池袋観劇で、そして今日から池袋東武では「第4回IKEBUKUROパン祭」を開催とのこと。
この催事に来るのも1つの目当てで、演劇のチケットを取ったというのもあったりして、で、午前11時くらいに池袋に着いたのだけれど、もう想像を超える狂乱の大混雑でびっくりした。
 
本数限定の人気パンを扱うコーナーには数百人レベルの大行列が出来ていて、買いたいなと思っていた本数限定のチーズブレッドはとうに完売。
 
そこまで大行列に並ぶ根性は無く、でも人気のお店は店頭に10人くらいの行列ができているのもザラで、あらまあ大変と、それでも事前にチェックしていた店を訪れながら、少しくらいは並んだりもして。
 
エスカレーターに乗ったところ、ちょうど目の前にテレビカメラを抱えたスタッフ勢と「Eテレ〇〇収録中」って番組名つきのプレートを掲げたデパートスタッフらがのぼっていって、なんだろと思ったら阿佐ヶ谷姉妹だったりして。
 
お馴染みのピンクのひらひらドレスのお二人、おそろしいほどオーラが無くてふつーのおばちゃんだった。
彼女たちはどんなパン、買ったのかなー。
 
というわけで、買ってみたのはこんな感じ(日記書いてる時点で全部口にしてたので、その感想も)。
 
ブレドール葉山
発酵バター食パン \612、ミルクロール \306
「発酵バターの香りが引き立つ、不動の人気食パン」が一番人気だそうで、他には菓子パン惣菜パンも。
4枚切りの食パン1袋(衝撃のお値段だったわ……)と、ミルクフランス風のパンを購入。ミルクロールは、ふわふわ食感クリームたっぷりのホイップクリーム系だった。んー……期待ほどには、あんまり「発酵バターの風味がするー!」という感じでは無かったかな。
俺のBakery&Cafe
銀座の食パン~香~ 2斤 \1000
「俺の〇〇」シリーズの「俺のBakery&Cafe」、人気ナンバー1を誇る「銀座の食パン」ですって。一度食べてみたいとは思っていて、それがすんなり買えそうだったので買ってみた。パン・オブ・ザ・イヤー2017 食パン部門金賞ですって。
やや甘さの強い、牛乳の風味を感じるもちもち系食パン。それなりに歯触りもあって、そして弾力がすごい。この日の夜に焼かずにそのまま食べたけど、美味しかった(でも先日買った「CENTRE THE BAKERY」のものの方が私は好み)。
ボンジュール・ボン
ビッグエッグカレー \190
カレーパングランプリ2018 金賞受賞のカレーパンは、真ん中にごろりとゆで卵入り。どっしり大きいのにお値段お手頃で、そしてカレーも美味しかった。中野のお店なんですって。
ベイクド・アルル
こぼれとうきびパン バターコーン \324
北海道物産展で見たことがあるパン屋さん。断面からぼろっぼろコーンが零れ落ちる勢いのすごいコーンパンのポスターに釣られて買ってきてみた。すごいコーンだった……。
マウロ・モランディン
パネットーネ マロングラッセ カット \486
可哀相なくらいお客さんが全然いなかった、イタリア直輸入のパネットーネ専門店で。
1切れ500円弱という値段はかなり強気だったけど、栗入りのパネットーネ、ああ食べたいなと思ってしまって思わず購入。味見させてもらったミラノ風のもクラシックな味で美味しかった。
パピオ
黒毛和牛すじカレーパン \378
明日の朝ごパン、もう一つ何か買いたいなと歩いていたところで「あ、おいしそう」と。
自家製カレーに甘辛く炊いた自家製黒毛和牛すじが入っている、人気商品なんですって。牛すじの存在感がしっかりと。
 
たんまり買ったわ。楽しかったわ……ということで、お昼は地下まで降りて、昨日通りかかってちょっと気になっていたスパゲティ屋さんでお昼にした。
 
ヤキスパTANTO」というそのお店、経営は「TANTO TANTO」を展開しているルモンデグルメなのだそう。
 
「"焼きスパ"って……つまり炒めスパだよね?お洒落ロメスパ……?」
 
そんな印象で、そして店頭に掲げられた季節限定メニュー「煮干しバタークリーム」がたいそう魅惑的だったこともあって、ここで食べてみることにした。
 
ランチセットはミニサラダ(かバゲット)、珈琲紅茶がついてくる。
 
やってきたのは良い感じの太麺を炒めた、我が家にとっては(ヨコイとかで)馴染みのある方向の麺。
 
だし粉の風味が効いたクリームソースが皿の下に敷かれていて、トッピングは岩海苔、刻み海苔、ほぐした焼き鮭、青じそ、細かく刻んだ紫玉ねぎ、そしてうずらの玉子という感じ。
 
方向としては柚子胡椒入りの海苔クリームパスタと似た感じで、でも岩海苔や青じその風味、シャキシャキ食感の玉ねぎなんかがとても良い感じ。うずら玉子は温泉玉子にしても美味しそうで。
 
焼きカタラーナ。本体はひんやり冷たく、ザバイオーネソースはアツアツで。 すごく好みだわ美味しいわと平らげ、そして午後の観劇まで時間もあったものだから(あと歩き回ってお腹も空いてた)、300円の追加を払って「焼きカタラーナ」も食べてきた。
 
お皿がアツアツで、敷かれたザバイオーネソースはぐつぐつ言うくらいに熱せられていて。
 
そしてはんぺんかお豆腐かという外見のカタラーナはひんやり冷たく、上のカラメルは炙られたばかりという風のパリパリ具合。
 
炒めスパ好きだから、駅チカでさらっと食べられるのはありがたい。
お腹もいっぱいになったところで(そしてパンの袋をいくつも持って!)午後は観劇、「青蛾館創立35周年記念公演 毛皮のマリー」の「ラ・ママ」版を。
 
毛皮のマリー役の役者さんは同じ人。
でも、美少年、少女、鶏冠詩人、下男、他の主要なキャストは全員異なり、「ラストシーンが異なる」どころか劇中の台詞も演出もかなり違ったもの。特に少女が、今日は"少女"だった(昨日は破天荒な"オカマ"だった)。
 
ラストシーンは、なんというか……エヴァンゲリオンテレビ版の最終話見ちゃった時みたいな、「ええええええええ……?」な感じがあったりして(悪くはなかったけれど)、「え?終わったの?今終わったの……?」という空気。
拍手のしどころもないままに「本日はご来場いただきましてありがとうございました」のアナウンスが流れて客席が明るくなり、そのまま皆ふらふらと劇場を後にしました、みたいな、そんな感じだった。
 
でもやっぱりとても綺麗で、終わってみれば強烈な印象が残った(あとラストに納得感があった)のは「ラ・ママ版」の方だったかなという。
 
主演ののぐち和美さん(劇団の主宰でもある)は、お世辞にも「美しき男娼」という見た目ではなかったけれど、独特の迫力があって、そして台詞の言い回しはどこか美輪明宏を思わせるもので。
 
そして折良くというか悪くというか4月にはその美輪明宏の主演による新国立劇場での公演があるわけで、「あ、あかん。これは"本物"を見たい。本物のマリーを見たい」と思ってしまって、帰宅してからチケットサイトをガン見することになったのだった。
パンいろいろ
「RF1」の緑黄色野菜のシーザーサラダ
低温調理US産牛サガリ&ザブトン
ビール(ヒューガルデン)
そしてとっとと帰宅して、夕飯は、週末の肉祭りの残りの肉をいただいて帰ってきたので、そのUS産ビーフを低温調理にかけて。
 
美味しいパンと一緒につまんだら美味しかろうなということで、サラダは手抜きして地元エキナカの「RF1」で「緑黄色野菜のシーザーサラダ」を買ってきた。かぼちゃに人参、ほうれん草、と色々入っているサラダで、にんにく風味の「さっぱりシーザードレッシング」も文字通りにさっぱり味で。
 
「んんん、1斤600円もしたけど、発酵バターの食パンはあんまり発酵バターっぽくないな……」
「銀座の食パンは美味しいね」
「うん、そのままちぎって食べても美味しい」
 
と話しながらざくざく切ってはざくざく食べて、今日も息子はよく食べた。
 
塊の1斤のパンをざくざく切って食べるというのは、そのシチュエーションからして美味しい感じもするから、おんなじことを「アンデルセン」の長時間発酵食パンとか「神戸屋レストラン」の神戸屋スペシャルでやっても、きっと美味しいとは思うんだけどね……。