2021年12月11日土曜日

養老渓谷の温泉宿に

房総奥座敷、養老渓谷に来ましたよ。
※今日の写真はクリックすると大きくなります※
「2538Kitchen DELI coupe」の
 大人のハムたまごコッペ \320 1/2個
 ぜいたくカスタードコッペ \250 1/2個
シュトーレン
明治屋のみかん缶
カフェオレ
今朝は、昨日北千住で買ってきた「2538Kitchen DELI coupe」のコッペパンサンドで朝御飯。
 
このお店、コッペパンや惣菜が棚に並んでるのを選ぶわけではなく、印刷されたメニューから欲しいものを選んで伝票に記載して注文するというシステムで、だから思っていたよりも小ぶりのコッペパンが出てきて「あ、これはあと1個か2個買えば良かったわ」と思ったわけだけど。
 
お昼も夜もしっかり食べる予定だから良いやと、シュトーレンスライスして、明治屋のみかん缶詰開けて添えてなんとなく体裁を整えてみたのだった。
 
甘いものしょっぱいもの1個ずつをと思って、甘いのは「ぜいたくカスタードコッペ」、しょっぱいのは「大人のハムたまごコッペ」を。
 
コッペパンサンドメニューはこんな感じで本当にどれもこれも美味しそうだったのだけど、翌日に食べるものだしと揚げ物避けて食べたいものにしてみたのだった。
 
これが、どちらもほんとに美味しくて。
 
卵サラダはしっとり柔らかくふわふわで、共に挟まるハムはさすが"大人"という名前だけあっての生ハムが。カスタードクリームも濃厚リッチな口当たりで、期待以上の美味しさだった。
 
もう完売してしまったようだけれど、このクリスマスBOXもとても魅惑的。
稲毛海岸「びっくりドンキー」にて
 ドンキー満喫セット \1980
     エッグハンバーグディッシュ300g
     コーンスープ
     つぶつぶ食感イチゴミルク
     ストロベリーソフト
この週末はディスカバー千葉の当選券(親子3人なら宿泊費から15000円割引の恩恵がある)握り締めて、温泉に行こう!と初めての養老渓谷に。ディスカバー千葉、幸いなことに私名義とだんな名義、2口分の当選だったので、先日の千倉の竜宮城宿に続いて今回もという次第。
 
11月の「帰れマンデーバスサンド」の舞台が養老渓谷で、「あ、これ今度行く温泉だよ」なんて眺めていたところ、どうやら最終地点の「絶景の紅葉露天風呂」は目指す宿の系列立ち寄り湯であるらしく、色々と予習が捗ったのだった。
 
で、道中での昼御飯は、先日来行きたくてうずうずしていた「びっくりドンキー」に。
 
ちょうど今、期間限定の「ドンキー満喫セット」なるものを提供中。
 
ハンバーグディッシュに味噌汁かスープ、選べるドリンク、食後のパフェ(かサイドディッシュのポテト)がついてきて、単品注文するよりも300円強くらいはお得になるのであるらしい。
 
ただ、選べるハンバーグのサイズが150gか300gの2択(アラカルトだったら200gも選べた記憶)しかないのが難点で、「んんん……150gだとちょっと物足りない……おなかすいた……」「いいじゃん300g食べれば」などというやりとりの結果、家族全員300g、しかも各々チーズ乗せたり卵乗せたりと思いのままに。
 
久しぶりのびっくりドンキー、300gは迫力のサイズでした。 いつもは頼まない、気になるメニューをつけたら結果的にそれが一番お得な選択だったらしく、濃厚なコーンスープも、甘さ強めのつぶつぶ食感イチゴミルクも幸せな美味しさだった。
 
何より300gハンバーグがこの迫力のサイズで、大満足。
 
ロードサイド店が主で近所には存在しないびっくりドンキー、もうちょっとご近所にあれば良いのだけれどな。
 
そして往路は高速道路使わずにひたすら下道を走って、養老渓谷に。
 
それでも想定よりはかなり早く13時台には宿についてしまい、チェックアウトの15時まではまだかなり時間があることに。
 
これ幸いと、宿泊者は宿泊当日翌日に無料で利用できる「滝見苑けんこう村 ごりやくの湯」でお風呂を堪能することにした。
 
観光客もさほど多くない時間帯、雰囲気のある内風呂と清々しい露天風呂は期待以上に素晴らしくて、ここ、通常の立ち寄りだったら1100円(貸しタオルは+200円)とのことで、これが無料で利用できるのは本当、素晴らしかった。
 
養老渓谷一番の名所、粟又の滝に。 そして、宿向かいにある、養老渓谷一番の名所「粟又の滝」も見に行ってみた。
 
車道からは不安定な階段を降りて降りて数分のところにあり、本来はそこから滝巡りが出来る長い散策路が延びているのだけれど、台風での土砂崩れの影響で残念ながら散策ルートは閉鎖中とのこと。
 
それでも、幸いにして紅葉はまだまだ見頃。
紅葉はとうに終わったと思っていたので(夜の紅葉ライトアップも先週で終わったようだし)、緑と黄と赤、濃紅が入り混じった光景がまだまだ広がっていて、とても美しかった。
 
なんでも養老渓谷は、日本で一番紅葉が遅い地域と言われてもいるのだそうで。
養老渓谷「滝見苑」にて
 夕食(師走のお料理)
 日本酒(千葉 東灘 特別純米酒)
というわけで、今日のお宿は先の粟又の滝のすぐ向かいにある「滝見苑」。
 
案内の写真で見た温泉の雰囲気が素敵だったのと、料理自慢の宿でもあるらしいと知って、ここを選んでみたのだった。
 
養老渓谷「滝見苑」の露天風呂。夜7時に男湯女湯が入れ替わります。 15時のチェックイン直後に到着して、そして早々にお風呂に行ってみれば、先客は誰もおらず。
 
やったーとばかり、数枚写真を撮ってきた。
 
広々とした大きな窓つきの内湯に、外には風情のある屋根つきの半露天風呂が2つ。
 
夜7時には男湯女湯が毎日入れ替わるのだそうで、もう1つのお風呂も楽しみにしながら時間をかけてゆっくり楽しんできた。
 
少しだけ黄色みがかった無臭透明な湯で、でも肌がすべすべする感じの心地良いお湯、効能はリュウマチ、腰痛、冷え症、肩痛なんですって。
 
羽釜の炊き込み御飯が迫力の、充実の夕御飯でした。 そしてお楽しみの夕食は食堂で。
 
テーブル毎しっかり壁が作られ通路との境界にはビニールカーテンが貼られるという感染症対策の徹底ぶりで、個室感覚でゆったり楽しめた。
 
卓上にはコンロが2つ、1つは30分かけて炊く羽釜御飯、1つはお鍋、和風ブイヤベース。
 
食事の途中で鮎の塩焼き、豚の角煮も出てきて、そして最後にはおそるべきデザート盛りが待ち構えていた、という。
 
食前酒
杏酒
箸初う
銀杏豆腐・タピオカ・山葵・美味出汁・チャービル
前菜
菊膾・小芋絹かつぎ・酢取茗荷・毬栗・白玉ずんだ合へ・公孫樹玉子・干芋茎辛煮
向付
鮮魚盛り合わせ(カンパチ・鮪・鯛)・あしらい一式
台の物
和風ブイヤベース
ムール貝・浅利・海老・雲子・鰤・ロマネスコ・椎茸
焼物
鮎塩焼き・自家製柚子味噌・柑橘酢
蓋物
豚角煮・馬鈴薯餡・スナップ豆・からし
食事
木ノ子の釜飯
いすみ産コシヒカリ使用
止椀
合わせ味噌仕立・滑子・青さ・三つ葉
香の物
漬物三種盛り
甘味
紅はるか葛餅・抹茶ブラマンジェ・ガトーショコラ
 
献立表によると、内容はこんな感じ。
 
子持ち鮎、美味しかったなー。自家製柚子味噌がまた。 艶やかに焼けた鮎の塩焼きも、とっても良かった。
 
しっかりたっぷりお腹に子が詰まっていて、添えられた柑橘酢とレモン、柚子味噌も爽やかで。
 
この柚子味噌、「味噌だけで酒が飲めるね」と、最後は炊き込み御飯にも添えつついただいていた。
 
皆して残さず平らげてしまいました、炊き込み御飯。 1人1釜の炊き込み御飯も、家族残さず平らげた。
 
淡めな塩気の優しい味で、しめじ、エリンギ、えのき、そしてすぎ茸が入ってるんですって。お米は千葉県いすみ市産のこしひかり。
 
他の食材も地産地消で千葉産のものが多かった。
 
そして食後には、「テーブルの真ん中、開けておいていただきたいです、お願いします」の言葉の数分後、こんなものが。
 
食後に突然、「これは祭りですか?」という光景が。笑っちゃった。 お品書きにあったのは、紅はるか葛餅・抹茶ブラマンジェ・ガトーショコラの3品。
 
実際そのままの内容が供されてる他のテーブルも帰りがけに見えたのだけど、私たちの前には、更にチョコブラウニーや信玄餅風アイス、たっぷりのフルーツがどーんとプレート盛りになっていた。
 
「待て、食べる順序をよく考えよう、チョコ系から攻略しないと」
「そうだね……!」
 
とびっくりしつつもフォークスプーンを構え、これも美味しくいただいた。全部ちゃんと美味しかったし、特にガトーショコラがほろ苦濃厚で。
 
なんか、そういう内容のプランを申し込んだんだっけ……?と帰宅後改めて予約メールを見たら、プラン名が「【記念日】【スタンダード】大切な人と特別なお時間を」というもので。
 
スタンダードという文字があったし、何よりこのプランがこの日程の選択肢の中で一番安かったからこれにしたのだけど(そして公式サイトではそう多くの説明が記されていなかった)、じゃらんの記念日プランに「季節のデザート&ケーキプレート(2様分)1皿」とあったから、これか?これがついてきたということなのか?と想像した私。
 
でも利用はs3人だったし、「2名様以外はワンドリンクサービス(ジョッキ・グラスお飲物)をご提供」とあって、その説明は特段無かったし、謎は未だ残りまくりなのだった。まあ、良いのだけれど。
 
ともかくも、驚きの中美味しいごはんで、食後は一休みしてから再び温泉に。
 
入れ替わった男湯女湯、今度のお風呂は屋根のない露天風呂があって、ライトアップされた紅葉が実に実に綺麗だった。これは明日の朝にも絶対また入らなきゃ。