2022年6月30日木曜日

今日は目黒にお出かけ

今日は目黒な一日
※今日の写真はクリックすると大きくなります※
「ミスタードーナツ」の
 きなこリング
 さわやかレアチーズマンゴーパイ
中国産ライチ
カフェオレ
ミスドも久しく食べていないと母が言うので、昨日は「ミスタードーナツ」でお買い物してきた。
 
これ美味しいよ絶対美味しいよ期間限定品なんだよと私が推して、母共々「さわやかレアチーズマンゴーパイ」を選び、私はもう1個、密かなる大好物(定番メニューとして紹介されていないから裏メニュー的位置なのかな?)のきなこリングも。
 
シュガーレイズドのきなこ版、みたいなきなこリング、優しい甘さで本当にお気に入りだったりする。
 
パイはあんまり熱々で食べてもなという感じだし、でも少しサクッとさせておきたいよねと、母が起きて来るだろう少し前に、魚焼きグリルで表面の水気を飛ばすように温めておいてみた。
 
その結果、常温よりほんのり温かいくらいの状態で食べることになって、実に食感がちょうど良くて、私、密かに自画自賛。
 
そして中国産ライチはごく若干渋みを感じるものの、思った以上にちゃんと美味しかった。生ライチは口にできる期間がすごく短いから、なんだか必死になって買ってしまうわ。
目黒「東京都庭園美術館」内「café TEIEN」にて
 フリーズランピッドウ \819
 フランボワーズオペラ \682
 ココアメリカーノ 2×\800
を、母と。
「蜷川実花さんって、興味ある?今、庭園美術館でお花の写真展やっててね」
母と行かずともそのうち一人で行く予定だったのだけど、興味あるなら一緒に行く?と誘ってみたところ、庭園美術館自体行ったことがなくてずっと気になっていた場所だから是非行ってみたい、と。
 
しかし今日の都心の予想最高気温は35℃超え、無理だけはしないようにと、五反田まで電車1本で向かってタクシーに乗ってしまうことにした。
 
極力、今日は外を歩かないということで、タクシー配車アプリもしっかりスマホに入れておいて。
 
時間指定のチケットも買っておいたうえで向かった、久しぶりの「東京都庭園美術館」、9月上旬まで開催の蜷川実花「瞬く光の庭」は、コロナ禍の国内各地で昨年から今年にかけて撮影された植物の写真と映像の展示とのこと。
 
久しぶりの庭園美術館。建物もめっちゃくちゃ素敵なんですよね。 去年の秋に見た「蜷川実花展-虚構と現実の間に-」は、これまでの写真作品集大成といった感じで毒々しかったりギラギラしていたり静謐だったりと雰囲気が多岐に渡るものだったけれど、今回の展覧会はひたすらに綺麗で穏やかな印象。
 
最後の映像作品こそ母曰く「眼がくらくらしちゃう」との事だったけど、どれもとても綺麗だった。
 
自然光を活かした大きな窓枠での展示も 建物の雰囲気を壊さないよう、調和するように飾られた数多の花写真。
 
写真撮影可能なエリアも多く(そして最後の映像展示は動画撮影も可能だった)、写真と建物の意匠と、それぞれ楽しみながら巡れたのもとても良かった。
 
旧朝香宮邸、私のお気に入りは大食堂で、円形の張り出し窓の設えが優雅で素晴らしく、磨りガラス風の照明はルネ・ラリックの"パイナップルとざくろ"。ガラスの扉にも果物の意匠。
 
ラジエーターカバーには魚貝のモチーフが使われていて、お洒落ながら「色々食べる気満々」な装飾な事に親近感しか覚えかった。
 
重なる薄布のお花映像。本当に幻想的。 最後の映像作品は、新館での展示。
 
2014年にオープンしたという新館、足を踏み入れたのは初めてだったかも。
 
薄布スクリーンを何枚も重ねたような空間に様々な花の映像が流れていく、まるでチームラボの作品のような展示。
 
暫くぼーっと眺めた後、併設のカフェで休憩した。
 
展覧会コラボの素敵なケーキもいただいてきました。 なかなか良いお値段だった「café TEIEN」は、敷地内のフレンチレストランも手がける「Maison du Musée」運営のもの。
 
だからケーキもとても手がかかったもので、期待以上に美味しかった。
 
私はせっかくだからと、展覧会コラボのケーキ「ブリーズランピッドゥ」という品を。
 
ブリーズランピッドゥとは、「澄み切った風」と言う意味合いをもつ造語です。
上には透明感のあるジュレと水色と紫を使い「藤の花」をイメージしたケーキです。
味にもこだわり色粉などではなくブルーキュラソー、ブルーベリーなどを使用しております。
 
という、フロマージュブランとブルーベリームースが主体の、綺麗な紫色のケーキ。母は表面に繊細な模様が描かれている「フランボワーズオペラ」を、季節の飲み物ココアメリカーノと共にいただいた。
「ホテル雅叙園東京」内「KANADE TERRACE」にて
 平日ランチブッフェ+1ドリンク \4500
母、神戸のホテル朝食がブッフェじゃなかったのがほんのり御不満だったみたいなので、「ホテルのランチブッフェはどう?帝国ホテルまで移動するとか、グランドハイアットのフレンチも美味しいし、あとせっかく目黒まで来たから雅叙園とか」と出発前に提案したところ「それは素敵だわ!」と。
 
ホテル雅叙園東京、七夕の飾りが素敵でした。 どうしよう、あまり訪れる機会のないエリアだし、せっかくだから雅叙園かな?と。
 
タクシーで移動すれば良いことだし、ホテルからなら銀座に出るとかもしやすいだろうし……と、急ぎ一休から予約を入れておいてみた。
 
ワンドリンクついてきて、ちょっとだけお値打ち価格なプランがあったのでそれを。
 
そういえば、私たちにとっては「目黒雅叙園」なこのホテル(というか、感覚はむしろ結婚式場)、2017年4月に「ホテル雅叙園東京」 に施設名称を変更したとのこと。
 
今風のブッフェ、自分でトングを持つシーンは全くなく。 ブッフェ料理が提供されていたのは、滝の見えるラウンジ向かいの「KANADE TERRACE」。
 
ほぼ全ての料理がこんな感じに小皿に盛られて用意されていて、それを手で取ってトレイに乗せるだけの今風仕様だった。
 
店内の釜で焼くというグリル料理(牛、豚、鶏手羽元、カジキマグロ)はカウンターでのオーダー制で、これを○切れ、と注文すると、美しく盛り付けてテーブルまで持ってきてくれる(今日の一番上の写真)。
 
母は「注文の仕方がわからないわー」と言いつつ、私の元にやってきた皿を強奪するという(そして鶏手羽は要らないと、手羽だけ突き返してくるという……)暴挙に及んでいたけれど、いいよもう1回頼んでくるよと、なんだか私「一人でめちゃめちゃメインディッシュ食べてた人」みたいになっていた気がするけど(カウンターのお姉さんもテーブル○番ですねと覚えてくれた始末)気にしない。
 
並んでいた料理は、こんな感じ。
 
Cold Meal
生ハムサラダ
シーザーサラダ
エスカベッシュ 大葉と茗荷の香り
枝豆とミントのタブレ
白インゲン豆とささ身のサラダ レモン風味
茄子と小海老のブレゼ
高菜と明太子のポテトサラダ
夏野菜のピクルス
Hot Meal
ミートローフ カナデスタイル
ブイヤベース
ラザニア
ホテル特製カレーライス
冷製コーンポタージュ
本日のパスタ
Grill & Roast
ローストビーフ
カジキマグロのグリル
ハニーチキンロースト
豚バラ肉のトマト煮込み
ジャポネソース・タプナード・九条葱のチミチュリーソース
チーズピザ
牛肉のピザ
Bread
クロワッサン
パンオレ
デュラムファイン
パンプキンローフ
Dessert
マンゴーのパンナコッタ
すいかとはちみつのジュレ
パンプディング
マンゴーココナッツムースケーキ
ショコラロールケーキ
青リンゴのムースケーキ
 
正直、それほどには種類は多くなかったものの、全種類口にすれば大概の人はほぼお腹一杯になるだろうという品揃え。
 
実際私は、肉を多めに食べてしまった分、カレーライスには手が(胃袋が)回らなかった。
 
テーブルに直接、「ただいま焼きたてでございまーす」と回ってきてくれたチーズピザなんかが地味にとても美味しかったりして、あとほのかに和風寄りな前菜類も良い感じ。グリル系メインディッシュは文句なしにどれも美味しかった。
 
「えー、冷たいスープなの?あったかい方がいいのに」
と言いつつコーンスープを口にしていた母が、「あら、これすごく美味しい」と喜んでいたのが面白かったりして。
 
すいかのジュレがおかわりしたい美味しさでした。 で、デザート、こんな感じ。
 
パンプディングだけは諦めて、これもセルフサービス式のアイスティー飲みつつ。
 
マンゴーパンナコッタも濃厚な味わいで良かったけれど、私の気に入りは「すいかとはちみつのジュレ」。
 
すいかの生の果肉とジュレに加工した部分がほどよく似合って、ふわんと漂うはちみつの風味。すごく美味しかった。もう1個食べたかったけれど、焼きたてピザがお腹に響いて、これでおしまいにしておいた。
 
目黒雅叙園と言えば、このトイレなんです。 そして、このレストランの奥側にあるのが「再現化粧室」。
 
「総額およそ1億円の超高級トイレ」と言われる凄まじい豪華絢爛さのトイレで、入るといきなり橋がかかってる。
 
天上には金箔きらきら天上画、奥には個室が5個くらい並んでいて、ドアは螺鈿細工の厚い朱扉。広々とした個室の中にも天上画、洗面台つきでかなり広々。
 
このトイレを始め、雅叙園全体が1991年11月の大リニューアル工事(総工費850億円!)を経ての今の姿だそうだけど、母曰く、「昔のトイレはもっと凄かったわよ、確か」と。
多分、私も母と共に来ていただろうはずなのだけど、私の記憶は欠片も残っていない。
 
「その、昔のトイレっていうのが、確かにこんな風にピカピカだったんだけど、1人しか入れないような感じので、すごく並んでた気がするのよね」
 
だそうで、帰宅した後調べても1991年以前のデータはネットで探してもあまり出ては来なくって。
 
調べてみたら、今は客室数もいくらか増えて、時期によってはお手頃価格で泊まれるみたい。
朝の空いてる雅叙園探索とか、きっと面白いだろうなあ。
 
久しぶりに訪れた「現代の竜宮城」は令和の今でも竜宮城でした。すごいや。
「蔵王クリーミースプレッド」の
 温州みかん w/リッツ
「Käfer」の
 ほうれん草と生ハムのサラダ
 キッシュ(プレーン&サーモンとほうれん草)
 ソーセージ盛合せ w/粒マスタード・ザワークラウト
ビール(キリンラガー)
雅叙園からは1時間に3本出ている無料シャトルに乗って目黒駅に向かい、そこから、新橋→銀座通り散策しつつGINZA SIXでお酒見る→三越でパンや惣菜買う→東銀座から電車1本で帰宅という流れに。
 
母も私も気に入りの、三越専売のハム屋さん「Käfer」でいくらかお惣菜買って、「RODDA'S」でスコーン買ってきた。
 
息子は何かグラタン的なものが恋しいらしかったので、彼用には別途グラタン(オマール海老入り!)も買って、遅めブッフェでお腹一杯だった私と母は軽め軽めの夕御飯。
 
「キッシュだわ、キッシュがあるわ!」
と嬉しそうだった割には、数口食べて「もういらなーい」という母なので、「人は年を取ると我が儘になるものなのだなあ」などと思いつつ、息子と「キッシュあとどのくらい食べられる?」「残り貰っちゃえるけど」などと大人の対応をしつつ、久しぶりのケーファー、美味しかった。
 
今日はあんまりテリーヌの類が売り場になかったのだけが、ちょっと残念。