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蔵王温泉郷 定宿にて
朝御飯
AppleWatchの計測によると、昨夜の私は21時16分には寝ていたらしい。朝御飯
今朝になってから、「一瞬だったよね」「おやすみなさい言った直後にもう熟睡してた」と言われるくらいには疲れていたみたいで、私にしてはけっこう長い7時間爆睡して5時前に起床。
一人そっと部屋を出て朝風呂を楽しんで、常通り、7時45分とちょっと遅めスタートの朝食は、7割くらいはメニューが変わっていた。
ほんと、この宿は連泊するお客さんが多いのも頷ける感じ。
山形県産"はえぬき"の御飯に、味噌汁は今日もなめこと豆腐。
塩焼きのぶり、ささかまに蕗味噌、鯖の味噌煮にポテサラ、糸昆布の煮物、ソーセージと玉子焼き、温泉卵、野菜サラダとゆでキャベツのおかか添え。
奥の小鉢は"だし"と鮭フレーク。それに、写真からははみ出てるけど豆乳鍋(具材は豆腐と湯葉)も。
果物はピンクグレープフルーツ。
例によっておかわりは自重して、でもこれ全部食べたら、しっかりお腹いっぱいになった。
昨日のうちにレンタルスキーは返却してしまったものの、今日がものすごく良い天気だったらワンチャン今日もスキーかな……なんて思いも少しだけあったのだけれど、幸い(?)今日は雪模様。
既に宿の駐車場の車の屋根にもいくらか積もっている状態で、現在進行形で降り続く雪に、ゲレンデの視界も相当悪そうで。
そして今回のスキー旅行、「木曜からの2泊3日にすれば日曜に自宅でゆっくり休んで月曜から平常状態に戻れるね!」という目論見での日程だったのに、だんな、日曜に北海道への日帰り出張が入ってしまうという気の毒な状態で。
だったらもう今日は温泉療養で良いね、午後3時に宿にタクシーが来るからそれまで自由行動ねーと、共同浴場のチケット(←宿で貰える)を手に、息子はソロ活動、私とだんなは2人で外湯巡りをすることに。
山形 蔵王温泉郷「山口餅屋」にて
二色餅 \700
くるみ餅・あずき餅
私は一時期、皆でスキーに来ても一人スキーには行かないで(←四十肩が酷かったり足を骨折した後で自重してたりで)温泉巡りをすることもあったのだけど、だんなと息子は外湯巡り、初めてだったらしい。二色餅 \700
くるみ餅・あずき餅
「私の記憶の中ではね、川原湯が熱くて入れなくて、上湯もまあまあ熱くて濃くて、一番入りやすいのは下湯だったけどね」
今はどうなんだろう、なんて話しつつ、「上湯・川原湯・下湯 共同浴場」巡り、まずは上湯から。
歴史を感じる木造の建物は、靴を脱いだすぐその場所が脱衣場になっていて、お風呂はこんな感じ。
湯桶はあるけどシャワーなどはなし。基本、かけ湯だけで入浴するという形で、そも 、蔵王温泉は強酸性のため石鹸類は泡立たず意味がない、と言われている。
わーい誰もいないーと写真撮りつつの上湯は綺麗に濁っていて、でも相変わらず、"強い(濃い)お湯だなあ"と思った。
温泉巡りしていた時、あちこちであんまりに長湯した時は、最後、身体が痒くなってきたほどで。
浴場はどこも男湯女湯が天井で繋がってるので、声を出せば互いに届くようになっている。
「そろそろ出るよー」「あーい」と互いに声かけつつ、建物前で落ち合って、また次の浴場へ……という感じで。
蔵王温泉全体、源泉温度は高めなので、合間に酒屋さんやお土産もの屋さんも覗きつつ、こちらは川原湯。
ここは、底と壁面のすのこ状のところから源泉が直接湯船に入ってくるという面白い仕掛けの温泉で。
源泉なものだから、以前は熱くて熱くて「お笑い芸人の熱湯風呂じゃないんだから……」という感じだったのだけど、今回は上からとろとろと水も注がれていて、ちょうど良い温度になっていた。
一般的なお風呂のように上が熱いのではなく、底からじわじわ熱くなってくるタイプの温泉なので、面白いし気持ちよいし、今日はここが一番心地よかったかも。
最後に訪れた下湯はなぜか大混雑で、到着時に3人(うち2人はもう出るところだった)いて、私が湯船に浸かった直後、更に2人+2人+1人来て……なんて状態に。
しかも今日はこの下湯が案外と熱くて、3カ所目ともなると早々にのぼせそうになってしまったというのもあり、あまり長居はせずに終わりにした。
そしてお昼は温泉街の餅屋さん「山口餅屋」に。
ここも一人で散策していた時、一度か二度かは来たことがあるお店。
だんなは来たことがないということで、じゃあお昼はさらっとお餅にしよう、と入店した。
以前から人気ではあったと思うけど、今日は店頭に待ち客が10人くらいは溜まっているほどの人気ぶりで、お店の人も大忙しという感じ。
メニューは汁粉や雑煮をはじめ、二色の組み合わせでいただける、くるみ、ずんだ、納豆おろし、きなこ、のり、おろし、納豆、あずき。
私はくるみとあずき、だんなはくるみとのりの二色餅。
くるみを擦って砂糖を加え、水で伸ばしたという風なくるみだれなんだけど、甘さの加減とかが絶妙に美味しくて。
今日のお餅はあんまりあつあつではなくて、だから以前食べた時よりはいくらか固くなってはいたけど、でも美味しかった。小豆もいかにも自家製で炊いてますという風で。
だんなののり餅とあずきを1個ずつ交換したところ、のり餅のたれが砂糖醤油で良い感じ。
みたらしと言うほどには甘くなく、てろんとしょっぱ甘いたれが絡むのり餅も美味しかった。
納豆おろし餅あたりも絶対美味しいんだろうなと思いつつ、最後の1時間ほどは宿に帰還して宿のお風呂も最後に堪能した後に、予約してあったタクシーに乗って山形駅へ。
2泊あるとこんな感じにのんびりできて、寄る年波には楽な行程よねとしみじみ思いつつ、のんびりと帰路についた。
山形 「冷麺さくら」にて
自家製キムチ \440
黒毛和牛のピリ辛煮込 \500
上塩タン \1320
山形牛 特上ともさんかく \2200×4
山形牛さがり \1540
山形牛ロース \1045
ライス \220
冷麺 3×\935
サッポロ生ビール 4×\660
コーラ 2×\?(値段失念)
おみやげコチュジャン \660
いくらか早く山形駅に着いたので、先にとお土産ものを色々買って。自家製キムチ \440
黒毛和牛のピリ辛煮込 \500
上塩タン \1320
山形牛 特上ともさんかく \2200×4
山形牛さがり \1540
山形牛ロース \1045
ライス \220
冷麺 3×\935
サッポロ生ビール 4×\660
コーラ 2×\?(値段失念)
おみやげコチュジャン \660
温泉街で買ったものも含め、お酒以外の今回の戦利品はこんな感じ。
「蔵王クリーミースプレッド」だとかスモッちだとか、あと、「酒田米菓」のオランダせんべいあたりは定番なのだけど、今回は初めて「CYBELE(シベール)」のラスクを買ってみた。
なんでも息子が蔵王に来てると友人たちに連絡したら、「蔵王だったらシベールのラスクが美味しいので、できたら買ってきて」とお願いされたらしく。
じゃあ試しに買ってみようかと、鉄板のプレミアムバターラスク以外、おつまみ系をちょこちょこと買ってみた。美味しいかな。美味しいと良いな。(ぶっちゃけ、デパ地下などで人気のハ○ダのラスクは嫌いではないものの並んで買ってまで食べたい味でもないかなと思っていたり……)
備忘録がてら、買ったものはこんな感じ。
- 蔵王温泉郷「伊東与三郎商店」にて
- 山形 鯉川酒造 純米吟醸 別嬪 うすにごり
- 蔵王温泉郷「湯の花茶屋 新左衛門の湯」にて
- 蔵王 クリーミースプレッド 仙台いちご \594
蔵王 クリームチーズ ブラックペッパー \594 - S-PAL山形「ふるさと銘酒館 ひのきの里」にて
- 山形 秀鳳酒造 秀鳳 特別純米 無濾過 中汲み生原酒 雄町
- S-PAL山形「CYBELE(シベール)」にて
- ラスクフランス プレミアムバター<スマートパック> \540
ラスクフランス ガーリック<スマートパック> \540
プチラスク 燻製ベーコン \500
プチラスク のり塩 \500
シベール畑のマロンパイ \270 - S-PAL山形「遊友結の酒田米菓」にて
- オランダせんべい チーズ味小袋入 \594
オランダせんべい 焼きとうもろこし味小袋入り \594 - S-PAL山形「郷土名産品 山形銘店」にて
- スモッち 2個入 \572
スモッち 4個入 \572
そして山形の最後はお楽しみの「冷麺さくら」。
初めて来たのは2007年のクリスマスイブだった。
当時はユッケも食べられたんだねえ……と当時の画像を見て懐かしく思いつつ。
蔵王に来る時は必ず立ち寄るこの焼き肉屋さん、最初は家族だけで、そのうち大人数で押しかけるようになって、今は携帯のメッセージでご主人とやりとりするほどの仲になり。
すみません今年はなんだかんだ家族3人になっちゃって……といつものテーブル席につけば、「でも最初はご家族でいらしてましたものね、シーズンに2回とか」とご主人ににこにこ言われた。
当初はともさんかく5人前でお願いしていたのだけど直前に3人になってしまったから「3人で5人前食べよう」「いけるいける」と言っていて。
それを、「他にも色々食べていただきたいし、5人前食べようとしなくて大丈夫ですよ?」とご主人に言われ、お言葉に甘えつつも結局美味しすぎて4人前食べてしまったわけだけど(3人前(今日の一番上の写真)を頼んだ後、やっぱり足りないと1人前追加した)。
3人しかいないしねと、いつもは頼んでない和牛のピリ辛煮込み頼んだり、だんな好物サガリも頼んだり。
このサガリが、つまりはハラミ肉なのだけど内臓肉っぽい臭みの欠片もなく、赤身のさっぱり、さくさく食べられるお肉という感じで絶品だった。
今日はセットメニューではなく、単品であれこれ頼んだからお会計もそこそこいくのではと思っていたのに、蓋を開けばお土産コチュジャンを入れても1人7000円ほど。
このお肉の質で、たんまり食べてこの価格は本当に幸せだし、何よりシメの冷麺が本当に本当に本当の本当に(何度でも言う)おいしくて。
丹念にとられた牛スープと、半透明のとても綺麗な手打ちの麺と。
甘く煮られた牛すね肉も、大きめカットのりんごが絶対入るのも、もう何もかもがパーフェクトすぎる美味しさで。
絵面的には最初から中辛とかにした方が綺麗ではあるのだけれど、クリアなスープの味を楽しめるなと、最近は"辛み別添”がお気に入り。
カクテキ入りの辛だれを好みでスープに混ぜて味変感覚でいただける。今日の写真は映えのために最初からカクテキ2個入れてしまったけれど(でも序盤はスープに混ぜずにそろそろと食べた)。
行きのタクシーの運転手さん曰く、夏の蔵王も良いそうで。
道中、「ここが美味しいですよ」と言われたジンギスカンの「白樺」と「蔵王ブルワリー(ZAO BREWERY)& クラングダイニング」がめちゃめちゃ気になるし、冬季は閉鎖してしまう「蔵王温泉大露天風呂」と「蔵王の御釡」にも行ってみたいし。
免許を取ってからこっち、レンタカーであちこち出かけているらしい息子は「俺が運転するよ?」なんてどや顔してるし、夏の温泉&ジンギスカン&ビール&山形牛焼き肉もきっとすごく幸せなんだろうなと。
帰りはダイヤを検討した結果、「急ぎめに上ので乗り換えればなんとかなるのでは」と、新幹線を上野で降りて京成イブニングライナーで帰宅。
乗り換えアプリだと乗り換え時間22分で計算されている距離のところ、18分しかなくて、でもがつがつ歩いたら11分ほどでホームにたどり着けた。
先月の私、同じ乗り換えを10分でやったことがあって死ぬかと思った(ずっと走ってた)ので、上野の新幹線から京成への乗り換えはやっぱり12分くらいは必要、という教訓。
おつかれさまでした……!