2024年1月5日金曜日

ガレット・デ・ロワ買いに。

※写真はクリックすると大きくなります※
フレンチトースト
苺(栃木県産とちおとめ) w/練乳&牛乳
カフェオレ
手元にまたバゲットが残っている状態で、「LE BIHAN」の福袋のバゲットも来てしまって、どうしましょうと古い方は一気にフレンチトーストで食べてしまうことにした。
 
フランスパン系が余って困っている時に、ここぞとばかりのフレンチトースト。
 
3人分のパンで卵2個使って牛乳多めで一晩かけてしっかり染みこませておいて、焼くのも弱火で15分くらいかけてじっくりじっくり。
いつも以上においしく焼けたと思う。
 
福袋の苺も出してみたらとても甘くておいしい品だったし、色々すてきな朝御飯だった。
 
今日から息子も出社で、そして私も朝からお買い物。
 
「支度できたから先に出るね!」とだんなより息子より早く家を出て、目指すは都内。明日はエピファニー、年に一度のお楽しみのお菓子ガレット・デ・ロワの季節の到来ということで、予約した品を受け取りに行きつつ、朝イチで行列に並びつつの日。
 
まずは「Galet Galet (ガレガレ)」さんのガレット・デ・ロワを買いに、1月4日から9日までの新宿伊勢丹の催事コーナー(地下1階"トレンドスイーツ"コーナー)に。
 
事前に、"お店の外に専用の待機列はあるの?"とか(無かった)、フロアマップでお店の場所(これは去年と同じ)も調べ、そこの最寄りの地下入り口で待機することにして。
 
私が到着した9時10分頃は、前に4人ほどが並んでいる状態だった。自主的に壁際に一列に並んでいたら、9時半を回る頃には20人近くになっていて、そしてデパートの方がドアの前に広く並んでどうぞ、と。
 
え、福男形式なんですかそれで大丈夫なんですかとドアの前に陣取って、10時にドアが開くと同時にすったすったと売り場を目指し、無事、欲しかったものを全部いただくことができた。
 
その後はそのまま伊勢丹の地下を少し歩いてお惣菜数点買って、次の目的地はお茶の水 「山の上ホテル」。
来月から改装に入ってしまうこのホテルのガレット・デ・ロワ、食べてみたいなと昨年から予約してあったのをすんなり受け取り、最後の目的地は銀座。
 
いや、その前に、日比谷だな、銀座は12時以降じゃないと受け取れないから……と、急遽予定を日比谷に変えて。
東京ミッドタウン日比谷「DEL'IMMO」にて
 Le Parfait des Rois
     w/ DEL'IMMO Mariage Tea \3520
せっかく都内に出たことだしと、去年気になりつつも食べられないでいたものを食べておこうと、向かったのは東京ミッドタウン日比谷の「DEL'IMMO」。
 
ガレット・デ・ロワモチーフのパフェ、"パフェ・デ・ロワ"をいただいてきた。
 
せっかくだからと、マリアージュティー、"ダージリンベースにカカオが香るオリジナルティー"のカカオダージリンもつけて。
 
添えられたタブレットチョコはカカオ66%だそうで、パフェにもしっかりチョコレートのおまけがついてくるのが、さすがのチョコ専門店のフード&ドリンクという感じ。
 
パフェにはこんな感じのラミ加工したパフェの説明シートがついてくるのも素敵で、今回はまた一層詩的な感じだった。
 
ここへ来るべきではなかった
レイエはどこだ、
クレムダマンドもいないじゃないか
花水のようなオレンジの香り、
これはショコラダージリン
パイには会えた、アーモンドにキャラメル、
どうやら勘違いをしていたようだ
挨拶がまだだったな
私の名はフェーヴ、
君たちを幸せにする
 
フェーヴって、こんな感じにちょっと尊大な口調でおしゃべりする感じだったんだ……?なんてちょっと笑ってしまいつつ。
 
で、パフェの説明がこんな感じ。
 
食べに行こうと決めたのは、公式インスタのこの動画を見て「おいしそう……」となったのも大きかった。
 
底から、ショコラソース、ミルクチョコレートダンテル、カカオティーパンナコッタ、パールショコラブロンド、チュイルアマンドパイ生地、ショコラアイス、オレンジバニラアイス、ノワゼットキャラメリゼザクザクアーモンドプラリネ、チュイルアマンドミルクチョコレートクリーム、ミルクチョコレート・ビターチョコレート……と積み上がって(もはやアイテム全て、呪文のよう)、別添えショコラソースも。
 
持ち帰れるフェーヴはシークレットデザインもあるとかで、私のはシュークリームが2つ重なったみたいな、雪だるまみたいな見た目のケーキ(だと思う)のフェーヴだった。
 
というわけで、美しきこの見た目のパフェ。
 
本当、デリーモさんのパフェは立体造形的な美しさがあって、いつもわくわくさせてくれる。
 
今回は特に、ナッツとチョコレートのグラデーションの色合いが美しいパフェだった。
 
王冠は食べ際に自分で乗せると良いらしかったのだけれど、美しくバランス取って乗せるとかは到底無理そうだわと諦めて、まずは積み上がる構造物をそっと皿の上に下ろすところから。
 
パフェにはカリカリ食感の小麦粉ものがいくらかは必要だと、私は思っているのだけれど(でも市販のコーンフレークあたりを詰めてしまうのはとてもがっかりではある)、このパフェは、かつてなくかりかりさくさくなものが山盛りなパフェだった。
 
砕いたパイ生地がけっこう大量にグラスの下に入っていて、でもそのパイ生地もしっかりおいしくて。
 
"ノワゼットキャラメリゼザクザクアーモンドプラリネ"がとても良い存在感で、オレンジ風味のバニラアイスとショコラアイスを良い感じにまとめてくれていた。
 
チョコとオレンジが入っている時点でもう「ガレット・デ・ロワと違うのでは」と思いたくなりそうなところ、「いや、これはこれでありだわ」と思い直させる圧があって、これはこれでおいしいものだったな。
 
個人的には、上から下までとにかくチョコ!な"チョコホリック"パフェもすごく良かったけれど、こちらの方がバランスは良かったな、と。
 
というわけで、おいしいお昼休憩(すごく食べ応えのあるパフェだったから、もはやこれはお昼御飯で良いやと心から思った)の後は、「銀座和光」で予約済のガレット・デ・ロワとアップルパイを受け取って、三越「Johan」でこれまた予約済のパン受け取って、最後にとんかつ1枚買って帰宅。
 
年明けのデパートはどこもそれなり混雑していて、そして私は大きな紙袋2つに肩かけエコバッグにも荷物いっぱいという状態でよろよろと帰ったのだった。
 
東銀座から1本で帰宅できる路線に住んでて良かったと心から思いつつ。
「Galet Galet」の
 ガレット・デ・ロワ ウーロン \855
アイスカフェオレ
で、帰るなり、戦利品を広げてみたり。
 
Galet Galet」さんで買ってきたのは、
 
  • ガレット・デ・ロワ ガルグイユ \6482
  • ガレット・デ・ロワ カット (ウーロン) \855
  • バルミエ 2×\900
  • サブレブルトン \1100
 
の4アイテム。
 
密かな人気で毎度買えないパルミエを、今回やっと買うことができた。
 
缶入りのガレット・ブルトンヌとか、ガトーナンテも間違いなくおいしいことは解ってる(というか食べたことある)けれど、今回は色々いっぱい買いすぎたので自重して。
 
一日16台限定の「ガレット・デ・ロワ ガルグイユ」は、
 
マダガスカル産アグロフォレストリーバニラをふんだんに使用したスペシャル。
陶芸作家・村井陽子さんのスペシャルフェーヴつき。
 
という品。
 
ガルグイユ≒ガーゴイルで、龍の鱗のような斬新な模様の、見た目からして初めてのガレット・デ・ロワだった。
 
私のフェーヴはこんな感じで、つぶらな瞳がかわいいドラゴン。とってもかわいい。
 
そしてこちら、「山の上ホテル」の"ガレット・デ・ロワ ジャポネ"。1台18cmサイズで3500円。
 
パイにアーモンドクリームと小倉あんを合わせ和風に仕上げました。
 
日本茶との相性も抜群の山の上ホテルペストリーのオリジナル商品です。
 
というこの品は、山の上ホテルのシェフパティシエ、安崎正平 さんのインスタグラムで見て、食べてみたいなと思った品。
 
この方のインスタ、気取りがなくて「解りやすいもの程、美味しくつくる!」なんていう一言がとても素敵で、ケーキはどれも本当においしそうで。
 
こちらの投稿で、
 
クレームダマンドと大納言の組み合わせ。
自分がミクニで洗い場で見習いだった時から、シェフになったらいつか出すと決めていた作品。
あんことクレームダマンドとバターの風味豊かなサクサクのパイ生地。
自分の中では最高の作品。
 
と語られているのを見て、絶対食べなければと思っていたのだった。
 
添えられたフェーヴは、フレジェみたいな、苺のケーキだった。これもかわいい……♪
 
そして最後のこちらが、「銀座・和光ケーキ&チョコレートショップ」の、"ガレット デ ロワ マロン(小)"、直径16cmで3240円。
 
王冠がぴったり巻かれているかわいいサイズで、パイの断面も美しい、これもまたパーフェクトな見た目の品で。
 
フェーヴはなんともキュートな水玉模様のマグカップ、入っているのはカフェオレかな?みたいな風の。
フェーヴのこの裏側には"c'est l'heure du thé"の文字があって、「お茶の時間ですよ」という意味みたい。
 
年末にインスタで告知のあった毎年おなじみのマロン味で、扱い期間はかなり短く、1月3日から10日までの8日間のみ。
 
「ご予約はご来店にて承ります」と案内にはあったものの、普通に電話で受け付けてくれる(……けど、店員さんお忙しくてなかなか電話に出られないようで申し訳ないと毎回思ってはいる……)。
 
今回更に、ガレット・デ・ロワよりなお短期間販売の"アップルパイ"も出ると告知があって、これも昨日電話して「1つお取り置きお願いしまーす」とお願いして、合わせて買ってきた。
 
アップルパイは4日から10日までの販売で、11日からはチョコレートパイになるんですって。
 
と、楽しい撮影会を終えたところでカット売りのを買ってきた、「Galet Galet」さんのウーロン味ガレット・デ・ロワを、朝飲みきれずに冷蔵庫に入れておいたカフェオレ傍らに。
 
辰年にちなみ、烏龍茶。
熟成茶である「鳳凰単叢 蜜蘭香」は、希少なライチのような香りのする最高品質の烏龍茶。
鳳凰山でとれたお茶で、樹齢数百年を超える老樹が沢山あり、最も高品質の鳳凰烏龍が生産される事で有名な山。
 
そんな希少な烏龍茶と合わせるのはキュールに漬けたランブータンとの組み合わせ。
ライチに似たランブータンの香りと、上品な烏龍茶とのマリアージュに。
 
という、見たことも聞いたこともない組み合わせのガレット・デ・ロワだった。
 
ランブータンは、去年のシュトーレンにも使われていて、 あいにく購入まではしなかったものの、どんな味なんだろうと思っていたから、ここでまさかのランブータンとの出会いを得られてとても嬉しい。
 
茶葉の香りの良さと僅かなほろ苦さ、いかにも南国のフルーツといった風な華やかさと、ねっとりとした旨味甘味の組み合わせが絶妙なガレット・デ・ロワだった。
 
シェフパティシエ大澤さん曰く、「ガレット・デ・ロワは軽くリベイクして召し上がると本当においしくなります」とのことで、魚焼きグリルでさっと表面を乾かすように焼いて冷ましてからいただいたら、香りが良くて本当においしかった。
「CINAGRO」の
 ケールとクルミの和風シーザーサラダ \748
 ハーブ牛のサーロインローストビーフサラダ \1185→\830
「とり惣菜千金」の
  とり肝煮・玉子煮 \1200
「元祖会津ソース串かつ 串鶴」の
 ばくだん \216
 チーポテ串 \216
2日目のカレー
ビール(サントリー ザ・プレミアム・モルツ〈香る〉エール)
 
「Galet Galet」の
 ガレット・デ・ロワ ガルグイユ
カフェオレ
今日の夕飯は「2日目のカレーそのまま出すで良いかな」と家族には伝えてあって。
 
「ついてはデパ地下で何かカツでも買ってこようと思うけどコロッケが良いとかリクエストがあれば」と尋ねたら、「肉系のカツがいい」「俺も」とのことで、だんなと息子にはロースカツもつけてあげつつ、新宿伊勢丹の地下でポップアップショップとして出店していた「元祖会津ソース串かつ 串鶴」のかつが美味しそうだなと数点買って。
 
半熟味付玉子を丸ごと揚げた"ばくだん"(しっかり半熟でとっても良かった)、いかにもおいしそうだった"チーポテ串"、"ベーコンチーズ串"あたりを買って、並びの「とり惣菜千金(ちきん)」さんでも衝動買い。
 
こんな感じで売られていた ちょっとお得な(1500円分以上詰めてくれる)とり肝煮・玉子煮の盛り合わせ 1200円もおつまみに。
 
で、銀座三越のイタリアンの惣菜屋さん(カルツォーネがおいしくて何度か買ったことがある)「CINAGRO」で、ハーブ牛のサーロインローストビーフサラダが3割引になっていたのでこれと、合わせて"ケールとクルミの和風シーザーサラダ"も買ってきた。
 
サラダがこんな感じに具沢山で、ドレッシングもオリジナル。
 
ケールのサラダにはこれもまた自家製だろうクルトンがたっぷり別添でついてきて、ケール特有のほろ苦さが好みな塩梅だった。
 
色々全部がおいしくて、そして食後にいただいた、バターとバニラの風味が濃厚の「Galet Galet」さんのガレット・デ・ロワは期待以上のおいしさだった。
 
パイ生地さっくさく、クレームダマンドの風味も最高、サクサクとしっとりの食感の妙とか、本当に私はこのお菓子が大好きで。
 
そしてアーモンドが見つからず、今年の"王様"はまだ確定していない(とりあえず暫定的に、IKEAのサメちゃんに王冠まとめて乗せている)。