2024年2月12日月曜日

スキーフィナーレはもちろん燒肉

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蔵王温泉郷 定宿にて
 朝御飯
昨日、8時台というとんでもない時間に熟睡した私は、例によって3時台にぺかーと目が覚めてしまった。
 
それでも寝直して4時頃までは寝ておいて、早朝温泉からの、日記書きとか色々済ませ。
 
今日の朝御飯はこんな感じ。
 
ほとんど不服のない宿の食事、唯一、"乳製品があまり出ない"ことだけが私的にはつらいところで。
 
だから部屋の冷蔵庫には牛乳とかコーヒー牛乳を入れておくのが常なのだけど、今日の朝食にはヨーグルトがついていた。ばんざい。
 
お鍋は豆乳湯豆腐。鯖の塩焼き、たらこに卯の花、胡麻豆腐、わさび漬け、と今日もご飯泥棒な朝御飯だった。
 
息子は「とろろで1膳、納豆で1膳、他のおかずで1膳じゃん……?」と朝から3膳食べていた。
私は、一応、自重しました……(でも出されたものは全部きれいに平らげた)。
蔵王中央ロープウェイ駅で
 玉こんにゃく \100
皆そろそろ体力が無いようで(息子より年下の、最年少K君ですら)3日連続スキーしようという輩はそう多くなく。
 
息子も
「今日は止めておこうかな……」
とか言ってるし、だんなも
「私が滑るのやめとくって言ったらどうしてた?」
と問えば
「滑らなかったなあ……」
なんて言っている始末。
 
私が一人で「だって今日も晴れてる!行かなきゃ!」と尻尾を振っている風な状況なのだった。だってほら、こんなに晴れてるし!
 
というわけで、今日はうちの家族3人だけがスキーに行こうということになり、息子は「回数券で10pt使ったらもう帰る」と言っているしで、ほぼほぼだんなと2人で滑っていた。
 
でも、止めておこうといった人たちの方が、まあまあ正しかったかも。
 
下界はそれなり良い天気だったものの、喜び勇んで山頂に向かってみれば(今日も山頂ロープウェイは30分待ちだった……たいへん……)、今日は視界5mの極寒地獄(左の写真)。
 
気温も低く、3日間のうち唯一手足がかじかむという感覚を得ながら、かなり緊張しながらザンゲ坂を下ることになった。
 
百万人ゲレンデのんびり流す?と言いつつ、百万人脇のリフトが今日は動いておらず、結局黒姫まで降りなければいけなかったり、「山頂駅に玉こん、ないのかな?」と1本リフト乗って玉こんにゃくを探しに行ったり、そんな感じで今日の活動、リフト16pt。4時間券の元はしっかり取った。
 
蔵王中央ロープウェイ(3pt)→中央第2ペア→パラダイスペア→蔵王ロープウェイ山頂線(3pt)→(小休止)→黒姫第1クワトロ(3pt)→ユートピア第2ペア→菖蒲沼第2ペア→片貝トリプル→中央第1ペア→(寄り道)→中森第1トリプル
 
という感じだったかな。
 
私たちは蔵王ロープウェイの山頂駅で食べられる玉こんにゃくが大好きだったのに、今シーズンからレトロなラーメンショップだったその店が、とってもこじゃれた「SORAMADO CAFE 1387【isahana】」というカフェになってしまっていて。
 
プリンはおいしそうだったものの、クロワッサンサンドが1000円前後となかなかな価格のお店で、「違うんだよ、私たちが食べたいのは1串100円の玉こんにゃくなんだよ……」とぼやきながら下山して、ロープウェイの乗り口で玉こんにゃくをいただいた。
 
味しみしみ、からしはセルフでつけていただく玉こんにゃくは相変わらずのおいしさで。
 
「山頂で売らなくなっちゃったんですね」
と売り場のおばちゃんに言ったら、
「カフェになっちゃったからねえ……」
とちょっと寂しそうに笑ってた。
 
このロープウェイのこの玉こんが好きで、麓まで来ました!と話しつつ、ともかく今年もおいしい玉こんにゃく、無事食べられて良かったな。
 
宿への帰還は13時前。
 
チェックアウト後もお風呂を使わせてくれる宿のご厚意に甘えて、清掃時間直後の13時に誰も入っていない一番風呂いただいてしまい、蔵王温泉滞在はこれにて終了。
 
宿には去年から漫画ルームも出来ていて、畳の部屋に主にはジャンプ系コミックがずらりと揃っていて。
送迎のタクシーが来るまでは皆でそこで時間つぶしをしていた。
 
本当、チェックアウト後もどうぞどうぞと設備を使わせてくれる宿には感謝しかなくて、蔵王では他の宿に浮気することは絶対できないねというか、夏にも来てみたいものだねと。
 
夏の蔵王は「蔵王温泉大露天風呂」も楽しめるし、「蔵王の御釡」にも行ってみたいし。
赤い大鳥居脇の「ZAO BREWERY」のレストランも気になるし、あと、その地ビール屋の近くにちょっと気になる看板のジンギスカン店もあったりして。
 
夕飯予定30分ほど前に山形駅についたところで一旦解散、お土産買ってからまた集まりましょうということで。
山形駅「冷麺さくら」にて
 ナムル 2×\550
 自家製キムチ 2×\440
 韓国のり 2×\330
 上塩タン 2×\1320
 山形牛特上ともさんかく 6×\2200
 山形牛冷麺セット 3×\4400
     上カルビ・ロース・サンチュ・冷麺2杯
 生ビールいっぱい
などなど、6人で。
で、お夕飯はいつもの「冷麺さくら」さん。
 
最高の山形牛の焼き肉食べて、冷麺も絶品で1人7000円くらいだから、食べ放題焼き肉店の良いめのコースに飲み放題つけるのと変わらないくらい?
 
今日もセットメニュー(セットの名前がまた変わったように思うけれど)を頼みつつ、人数分予約しておいたともさんかくと、上塩タンもつけてけっこうな豪遊を。
 
今日の一番上の写真が、みんな大好きともさんかく。
 
サシの多いもも肉で赤身肉ながらしっかりジューシー、とろけるような口当たり。
 
今日のカルビ(右の写真)はちょっと脂のノリが良すぎる感じではあったけれど、全体、何を食べても今日もおいしかった。
 
なにしろ年に1回しか来ないから、メニューは変わっていたりもしていて、「前にこんなのあったっけ?」と思ったのが"山形牛特選盛り合わせ"8800円。
 
山形牛特上ともさんかく、山形上カルビ、山形牛サガリ、野菜焼きの盛り合わせですって。2人前くらいありそうな分量で。
 
2750円の"ホルモン四種盛り合わせ"なるものもあって、それは山形牛上ミノ、山形牛ハツ、山形牛レバー、テッチャンの盛り合わせだそう。それも絶対おいしいだろうな。
 
というわけで、最後はいつもの絶品冷麺を。
 
辛味は全員別添でお願いして、カクテキ入りの唐辛子だれが大きめ器でやってきて、各自味変的に途中から辛いたれごと大根をスープに入れつつ、つるつる、と。
 
麺もおいしいのだけど、スープが何よりおいしくて。
お店公式インスタによると、"出来上がりまで5時間"なのだそう。
 
だしに使った牛すね肉を甘辛く煮込んだトッピングも、ゆで卵、きゅうり、葱、りんご、たっぷりのすり胡麻のシンプルトッピングも、いつもと変わらないおいしさだった。
 
今年もごちそうさまでした、また来年に、という挨拶もどうかと思うけれど、2007年のクリスマスイブからほぼ毎年来ているこのお店、変わらないおいしさで何よりでした。
 
で、今回も、色々いっぱいお買い物。
 
以前は山形駅でも買えた、宮城蔵王の「蔵王チーズ」ものは、蔵王温泉の「新左衛門の湯」でしか買えなくて、今回もそこで買ってきた。
 
ふと見つけた、"山形ビスコッティ"も購入して。
 
蔵王温泉郷「新左衛門の湯
蔵王チーズ」の
 クリームチーズ \648
 クリーミースプレッド バニラ \648
 クリーミースプレッド仙台いちご \648
「めんこい製菓」の
 山形ビスコッティ \388
 
あとは「冷麺さくら」から渡り廊下で繋がっている駅ビルの土産物品フロアでいつも通りにあれこれと。
 
S-PAL山形「ふるさと銘酒館 ひのきの里
出羽桜 出羽燦々誕生記念 無濾過生原酒 \1930
S-PAL山形「CYBELE
プチラスク 燻製ベーコン \500
プチラスク チーズ \500
スマートパック プレミアムバター \540
スマートパック メープル+くるみ \540
S-PAL山形「遊友結
オランダせんべい2本入り \388
オランダせんべい にぼせん2本入り \388
オランダせんべい 焼きとうもろこし味2本入り \388
S-PAL山形「郷土名産品 山形銘店
「半澤鶏卵」の
 スモッち 3×\158
玉屋総本店」の
 山形くるみゆべし \518
S-PAL山形「佐藤牛肉店
庄内豚カレー用(\108/100g) \292
月山芳醇豚バラしゃぶしゃぶ用(\200/100g) \1210
鶏レバーうま煮(\159/100g) \311
コーンコロッケ2個 \220
 
例によって食べ物ばかりだけれど、お気に入りのオランダせんべいに、「CYBELE(シベール)」のラスク、ついでにスモッち。
 
宿のおやつに出てくるゆべしが、他のと食べ比べてもやっぱり好みだったので、駅ビルに売ってるのを見て買ってしまったのだけど、ヨドバシで普通に扱っていて笑ってしまった。送料無料でいつでも買えてしまう、素朴な味のおいしいくるみゆべし。
 
今回はあいにく「平田牧場」はこれという特売品とは出会えなかったものの、満を持して(?)駅ビルの精肉店でも色々お買い物してしまった。
ずっと気になっていたのよね、「佐藤牛肉店」。
 
庄内豚のカレー用が特売だったので息子と2人の夕飯用にと小さなパックを買い、豚味噌鍋用に月山芳醇豚のしゃぶしゃぶ用、お惣菜もおいしそうだなあと、鶏レバーの煮物にコーンコロッケ。
 
そのへんのスーパーで買うような荷物までエコバッグに詰め込んで、山形新幹線からの上野発京成スカイライナーでゆるゆるらくちんに帰宅した。
 
そして、怒りのネコチャンとご対面。
 
連日ペットシッターさんに来て貰っていて、都度「会えました!」などと写真つきで報告を貰っていたのでさほど心配はしていなかったのだけれど、「なぜいなかった!」「なぜいなかった人間!」とばかりにビャアビャア鳴く猫を宥めた帰宅後。
 
夜は布団にもそもそ入ってきて、出て行ってはまた入ってきて、やっぱり寂しかったのかな……?と。
 
スキーの定宿、唯一最大の難点がお布団が昔ながらのぺたんこのものだということで、これが無圧マットレスとかだったら最高なのに……と思い出しつつ、我が家のベッドが一番ねと思いつつの爆睡だった。
 
おつかれさまでしたー。3日間、我ながら相当がんばったわ。