2024年2月23日金曜日

10年ぶりの牛タンオムライス

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「三日月屋」の
 クロワッサン チョコ
カフェオレ
苺(静岡県産 紅ほっぺ)
Jちゃんお泊まりでの、休日の朝御飯は、福岡物産展で買ってきた、北九州市「三日月屋」の冷凍クロワッサン。
 
私は知らないお店で、おいしいのかな?と売り場に近寄ってみれば、次々と大量にクロワッサンを買っているお客さんがいて、へえ……と買ってきてみたのだった。チーズとかあずきとか色々種類はあったのだけれど、全員、"クロワッサン チョコ"で。
 
プレーン生地に甘さ控えめなフランス産チョコレートを包み込んだクロワッサン。(約76g/1個)
焼きたてのクロワッサンを急速凍結庫で冷凍いたしますので焼き立てと変わらない味がお届けできます。 召し上がる時は、90~120分自然解凍後、オーブントースターで1~2分ほど温めてください。その後、常温で2分ほど冷ましていただくと、より一層美味しく召し上がれます。
 
というクロワッサン、チョコたっぷりで、もふっとした食感の生地はバターの風味濃厚。確かにおいしいクロワッサンだった。
 
他の種類もおいしそうだったし、きっと物産展にはまた行くと思うから、またこのクロワッサン、買ってくることにしようと思いつつ。
恵比寿「チャモロ」にて
 大判牛タンオムライスセット
     チャモロ名物牛タンオムライス
     サラダ・味噌汁
     チャモロの小皿料理1品
     ドリンク1杯
で、お昼御飯。
 
「ごめん、家族の食事に付き合わせるようで申し訳ないんだけど、s4人分の食事券があるのでオムライス、一緒に食べに行きませんか……?」とJちゃん連れて、池袋のランチのみ営業オムライス屋さん「チャモロ」に。
 
もう10年ほど前にうかがって、とてもおいしかった牛タンオムライスのこのお店。
その店名を久しぶりに見ることとになったのがクラウドファンディングの「【食べログ100名店】牛タンオムライスが名物の『チャモロ』が恵比寿で復活!!」だった。
 
なんでもお店のご主人が脚を悪くして休業中だったところ、近隣の飲食店が協力を申し出て、同じレシピ、同じ場所で営業を復活させたとのこと。
 
「【早割】チャモロ名物 大判牛タンオムライスセット4名様分」というのが、たったの4000円で「4名様分のチャモロ名物牛タンオムライスと小皿・ドリンク」という内容だったのだった。
 
「まあ、友人夫妻とか誘って行けば4人でいけるんじゃ?」とチケットを購入したものの、なかなか行ける機会が訪れないまま期限が近づいてきてしまって、「じゃあ我が家3人+Jちゃんで行くか」ということになったのだった。
 
そうそうこんな階段だったよ、と看板もそのままな懐かしいお店の入口(お店は地階にあって、向かいにはこれまたレトロな"珈琲家族"という喫茶店がある)を降りていって、まずは記帳。
 
入店受付は1時間ほど前から始めてくれていて、私たちは11時10分くらいに到着して今日2組目だった。
 
あとは12時ちょうどに店の前に戻ってくれば、記帳順に名前を呼んでくれる。12時になる頃には20人以上のお客さんが店頭に集まっていて、でもお店のキャパは、カウンター席4+4人がけボックス×1+2人がけ×4といった感じだから15人ほどがせいぜいといったところ。
 
10年前と変わらずの人気ぶりだった。
 
で、早めに到着して向かったのは、すぐ近くの「岩崎酒舗」さん。
 
お久しぶりです……と伺ったら、ご主人、しっかり覚えていてくれて、めちゃめちゃ歓待してくれた。
 
いつもは、お酒を購入し終わってから、おもむろに「こんなお酒もあるんですよ」なんて出てくる試飲のコップが、買い物前から出てくるし、なんか量、多いし。
 
この界隈ではまず扱っているのを見たことがない三重の「天下錦」の特別純米生原酒とか、珠洲で被災した「宗玄」さんの純米雄町の復興酒(この記事には山田錦とあるけど、雄町のタンクも無事だったようで)。
 
通常よりもろみが長く入っていることになったから旨味甘味が増した……みたいなことを酒舗のご主人はおっしゃっていた。発酵が進んだらむしろ糖質は少なくなるのでは?と思ったけど、そうでもないのかな。
 
寝かせてもおいしくなるでしょうということで、これはだらだら、氷温日本酒冷蔵庫で寝かせ続けてみる予定。
 
最後の1本は、「花垣」の貴醸酒、出来たての0年もの。
「これはね……とても良いです。シロップみたいです」
ですって。
 
ご主人曰く、
・すっぱめの苺を薄切りにして、それにかける(甘い苺はだめ、絶対、だって)
・夏ならパイナップルを凍らせてミキサーにかけたものと合わせる
・ブルーチーズにセロリを細かく刻んだものを添えて食後酒に
 
あたりがおすすめとのこと。
 
え、飲みたい、飲みます、とこれも買ってきた。
Jちゃんも「おいしそう……」とう顔になっていたから、来月の遊びの時にもうちに泊まりに来られると良いねと話しつつ(でも年度末で忙しいみたいだから3月はちょっと無理かなあ、と)。
 
あとは駅ビル戻って「神戸屋キッチン」のパン買ったり、「DEAN & DELUCA」覗いて「ふくどめ小牧場」さんのリエットとパテ買って、そうこうしているうちに昼食の時間はあっという間に迫っていた(というか岩崎さんに30分ちかく滞在してお話してたという)。
 
以前には、夜営業もしてらして、"超うまいブロッコリーあげ"なんて魅力的なメニューもあったお店は、今はランチタイムのみの営業でメニューはこんな感じ。
 
シンプルなデミグラスソースオムライスなら1000円だけど、やっぱりここはゴロゴロ牛タン1500円か厚切り牛タン1900円を頼みたいところ。
 
今回は、厚切り牛タンオムライスに通常セットのサラダ味噌汁の他、選べる小皿と飲み物までついてくるのだから、本当にお得なクラファンだった。
 
開店と同時に店頭にはこの看板。かわいい。
 
クラファン特典の選べる小皿は、
・ゴロゴロ牛タンシチュー
・キノコとパルミジャーノのシチュー
・Flamingoのカポナータ
・バニラジェラート
とのことで。
 
「オムライス多そうだからジェラートにしておきます」
とJちゃんが言い(賢明だったと思う。けっこう食べ応えあったから……)、だんなが牛タン、私と息子がきのこパルミ。
 
「Flamingo」はチャモロ復活に尽力した同ビル1階のワイン酒場の店名だった。なるほど。
 
シンプルなキャベツと水菜のサラダは、ドレッシングも自家製で。
 
スープカップに入った味噌汁はわかめ入り。
 
"小皿"と言いつつ、けっこうなボリュームだったシチューがこんな感じ。
 
シチューはつまりオムライスにかかっているソースそのもので、具材だけが違う感じで、きのこ&チーズの組み合わせもとても良かった。
 
だんなのゴロゴロ牛タンも本当にごろごろでとても良い感じ。
おいしいなあ。
 
そして期待のオムライスは、10年前と変わりない見た目。味も「そうそうこんな感じ」という風で。
 
ほろりと崩れる牛タンに、甘さやコクのバランスが良いデミグラスソース、御飯はケチャップライスではなくバターライスで、胡椒がしっかり効いていて、写真通りに卵はふわっと、とろとろで。
 
テーブルは狭めで荷物を置く場所にも苦労するような感じではあったけれど(これも本当、昔と変わらず)、でも、チャモロ復活はとてもうれしい。
また食べに来なくちゃ。もちろん「岩崎酒舗」さんとセットで。
アトレ恵比寿「gelato pique cafe creperie」にて
 バターとお砂糖のクレープ \590
恵比寿駅で荷物を託してだんなと息子と別れ、私たちは新宿に謎解き&日本酒飲み放題にという今日の予定。
 
その前に、クレープ食べない?とそわそわ、ジェラピケのクレープ屋さん「gelato pique cafe creperie」に寄り道してきた。
 
"生地自体がチョコレートのクレープがあるらしい"といつだったか調べて知ったのが、このジェラピケのお店で。
 
名物が「フランス産高級発酵バターとフランス産のオリジナルブレンド小麦を使用したフレンチバタークレープ」とのことで、超シンプルなクレープを1人1個食べてきた。
 
私が「バターとお砂糖のクレープ」、Jちゃんが「カカオクレープ」。
 
持つのに戸惑うほどのアツアツぶりで、ちょっとしっかりめに、フチはパリッとするくらいに良く焼けていて。
 
バターの香りと全面に散らしたざらっとした食感のお砂糖の甘さ、これまで食べたことのないタイプのクレープだった。これはすっごくおいしいな……!
 
ジェラピケと言えば、"なんかふわふわしたゆめかわいい服売ってるお店"くらいのイメージしかなかったけど、クレープは好きになってしまいそう。好きになりました。
 
で、適当に時間を潰しつつ、夕方から新宿「TOKYO MYSTERY CIRCUS」で、リアル脱出ゲーム『迷いの森の館からの脱出』に2人だけで挑戦してきた。
 
"NINE ROOM"という、
 
あなたが迷い込んだのは、
9つの部屋が連なる不思議な館。
 
あなたは部屋に閉じ込められ、
謎を解き脱出し、また閉じ込められる。
 
直感とひらめきを駆使しシンプルに謎に向かい合う
累計20万人以上が参加した人気リアル脱出ゲームシリーズ
「Escape from The NINE ROOMS」最新作。
 
という、シリーズものの最新作。
 
世界観も素敵だし、演出も以前のものよりは凝った感じで楽しかった。
 
2人から4人のグループで挑戦して、60分制限。クリアできず終わってしまうと、1000円課金での"コンティニュー""リベンジ"の制度もある。
 
私たちは最後の部屋で残り1分半。頑張ったけれど完全クリアはできないまま終了となったのだった。
 
その場でリベンジしたかったけれど、待ち客がけっこういて30分以上かかるということだったので、後日再チャレということに。
新宿「二代目倉蔵商店」にて
 お通し 2×\300
 人気のおつまみ3種盛り \620
 刺身3種盛合せ \750
 日本酒飲み放題60分 2×\1000
で、夕食にと訪れたのが、新宿の酒問屋直営大衆居酒屋「二代目倉蔵商店」。
 
ちょっと面白い日本酒飲み放題のプランがあるお店で、
・日本酒飲み放題は冷蔵庫内を手酌で60分飲み放題
・開始から60分経ったらグラス回収即会計
・日本酒飲み放題開始前にアラカルトの酒や料理を楽しむのは可
というもの。
 
飲み放題は1人1000円。おつまみ類も種類豊富でお値段安価だから、"せんべろ"は難しくとも"にせんべろ"は余裕な感じ。
 
品揃えはこんな感じ。なかなか楽しめた。
 
んー……でもやっぱり慌ただしかったかな……。
 
最初にビール1杯くらい飲んでおつまみ頼んでちょっとのんびりしてから始めるべきだったか。
 
いただいたお酒は、
 
  • 雪の茅舎 山廃純米(黒)
  • 七賢 純米 風凛美山
  • 神亀 純米
  • 甲子 純米 やわらか 地の恵
  • 月の輪 純米酒 65 シルキースノータイム
  • 船中八策 純米 超辛口 しぼりたて生酒
 
といった感じ。
 
Jちゃんが選んだお酒と交換しつついただいてたのだけど、Jちゃんチョイスの甲子がおいしくて、私もそれを飲んでみたり。
 
酒器は60mlくらいかな。それほどいっぱい入るものではないから、それもあって慌ただしさが増した感はあったけれど、この店はむしろ、普通にお酒飲んでおつまみ食べてが楽しいお店だったかもしれない。
 
お通しは小鉢に入った中華クラゲみたいなものだった……記憶が……(曖昧)。
 
お互い、お昼が重めだったうえにクレープまで食べてしまったから、おつまみは軽くで良いねと2品注文して分けつつ食べた。
 
"人気のおつまみ3種盛り"は、長芋のわさび漬け・クリームチーズの醤油漬・もろきゅう(自家製みそ)の盛合せ。
"刺身3種盛合せ"は、マグロ・ブリ・真鯛。
 
刺身はしっかり厚切りで文句なしの鮮度だったし、おつまみも手が込んでいて良かった。もろきゅうのお味噌、絶妙に甘じょっぱくてお酒に最高によく似合う。
 
御機嫌に飲んでいたら終盤、「こちらサービスです」とカウンターからお皿が出てきた。1人1つ。
 
「え、穴子?」と聞いたら、「穴子です!」と。
 
わーい大好物ですうれしいーと、けっこうなボリュームの玉子焼き+穴子蒲焼き+菜の花おひたしを。
 
うん、何食べてもおいしかったし、今日は食べられなかったけど揚げ物メニューとかもとてもおいしそうで。
 
飲みメインというより食べメインで来たい気すらするから、だんなと来る方が楽しめるお店かもしれないなー(なんかこの店食べるものがない、みたいな感じが皆無だったから)。
新宿「東京麺通団」にて
 茄子の揚げ浸し \260
 ひやかけ \360
 日本酒(悦凱陣) \900
1軒目を1時間で追い出されるのは想定のうちだったので、「じゃあ2軒目いっとく?」と事前にすぐ近くの「日本酒原価酒蔵」にも予約を入れていたのだけれど、1軒目に若干早く着いてしまっていたこともあって、30分ほど空きができてしまった。
 
「早く着いちゃったんですが」と一応行ってみたら、店内はぎゅうぎゅう状態の満席で、「すみません、お時間通りのお席になります」と言われてしまい。
 
で、この界隈って、「東京麺通団」のすぐそばで。
 
というか、1軒目のお店が、麺通団の向かいくらいの位置関係。
 
「麺通団もお酒あるし、セルフでおつまみ1皿から食べられるよ」
 
と、時間つぶしに悦凱陣2人で飲みつつ、茄子の揚げ浸し半分こしつつ。
 
さぬきうどんってちゃんと食べたことないの?じゃあここのうどん食べてみ、食べられるだけで良いから、と、勢いでひやかけを半分こ(……というかJちゃんは1/4玉くらい)して食べた。
 
久しぶりの麺通団、大変によき。
 
そうか、倉蔵商店で飲んで、麺通団でシメができるということなんだな……これは捗るな……と思いつつ。
新宿「日本酒原価酒蔵 新宿総本店」にて
 入館料 2×\430
 酒盗チーズ \540
 笹巻き味噌 \870
 野菜セット \430
 水わらび餅 黒蜜きなこかけ \540
 日本酒(作 純米吟醸 和悦) \310
 日本酒(あたごのまつ はるこい) \300
 日本酒(鍋島 特別本醸造 さがの華) \270
 日本酒(みさき 純米限定流通品) \370
 日本酒(鶯印のどぶろく) 2×\290
 日本酒(讃岐くらうでぃ) \280
 仕込み水500ml \210
で、満を持して2次会の、「日本酒原価酒蔵」。
 
1軒目から近くだからとこの店舗にしたのだけれど、比較的席感覚がある印象があった神田店あたりと比較して、こちらはもう、ぎゅうぎゅうという感じで。
 
声をいくらか張り上げないと会話もままならない感じで、それがかなり残念だった。
 
注文はQRコード読み取りのスマホオーダーで、それが簡単だったのは何よりで。
 
あまりゆったり長居できるという感じではないねと言いつつ、こんな感じで2人で700ml飲んで2時間制の席にきっちりいたから、結局普通に酒盛りにはなっていた。
 
私が飲んだのは、
 
  • あたごのまつ 純米吟醸 はるこい
  • 鍋島 特別本醸造 さがの華
  • 鶯印のどぶろく
  • 鶯印のどぶろく
と、どぶろくおいしくて、どぶろくお代わり。
 
おつまみもやっぱりそんなにいらないねと、野菜が食べたくて、笹巻き味噌の野菜セットと、クリームチーズの酒盗がけ。
 
このお店は、入館料を取るだけあって本当に日本酒そのものは安いのだけど、酒の肴がお安くはなくて、この味噌も、味噌だけで870円、野菜セット(写真ではキャベツときゅうりだったけど出てきたのはキャベツとピーマンだった……残念……)は430円。
 
酒盗チーズも珍味系とはいえ、全部で大さじ2ほどしかなくて、いかにもちょびっとなあたり、1軒目に行って楽しい店ではないんだよなあと改めて思ったのだった。
 
うどん食べておいて良かったわ……、なんて。
 
Jちゃんが最後に頼んでいたのが讃岐くらうでぃなところに、わかるーとなりつつ、私も甘酒かな?みたいに濃厚などぶろく(これもアルコール度数6度)をくいくい飲んで、今日の飲み会は私たちにしては相当さらっとで終わりになった。
 
来月も新宿飲みで2時間コースだけど、でも来月はがーっつり飲んでしまいそうな予感……。