2024年2月25日日曜日

地下謎への招待状2023

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神戸屋スペシャル トースト
ハムエッグ
みかん(紀州原農園 春峰)
カフェオレ
神戸屋キッチン」のお気に入りパンは、”神戸屋スペシャル"。
久々に買ったら、1/2斤で720円で……これはけっこう高くなった?のではないかな?という印象。
 
卵とハチミツ、バターを使用し、ほんのりした甘みが特徴です。バターの香りと歯切れの良い食感の食パンです。
 
と紹介にあるけど、"ほんのりした甘み"どころではなく、割とはっきりと甘めの食パン。デニッシュ食パンほどこってりではないけど、でもほぼほぼデニッシュ食パンという感じ。軽くトーストして食べるとすごくおいしい。
 
で、添えたのは、昨日、東武百貨店船橋店の地下に来ていた「鎌倉ハム石井商会」さんの手切りハム。
 
味見させてもらったのだけれどめちゃめちゃおいしかったので、「買います」と手に取ったら、ベーコンも一緒に買ったら安くするよと本当に安くしてくれた(2割引くらい……?)ので、近々ベーコンもおいしくいただく予定。
 
鎌倉ハムって、長いこと、1つの企業が出してる1ブランドだと思っていたのだけど、"このハムは〇〇社製"と解ってみると色々楽しくて。
ちなみにお気に入りのウインナーは「株式会社ゼストクック」のもの。
「石井商会」さんは、創業大正10年の超老舗なのだそう。
 
さて、雨の今日はだんなと2人、『地下謎への招待状 2023』の挑戦に。
 
2014年から2019年までは毎年開催されていた、東京メトロの1日乗車券を使って謎解きをするSCRAPのイベントで、我が家は毎年挑戦してきた。
2020年からはコロナ禍になってしまい、今年は久々の新作、7作目。
 
満を持しての新作ということもあってか、今年は"高難易度コース"というのがあって。いや、前回もあったけど前回はそこには行かなかったんだったかな(うろおぼえ)。
今回は、私たちならできるんじゃ?と思ったら、この高難易度部分だけで2時間かかるこってり謎だった。
 
あ、これは長時間かかるやつですわ、と、手近なところにあったスタバに駆け込んで、テーブル席に問題用紙広げて。
 
私はオーツミルクラテを飲んでいたのだけれど、途中で、「ご試食どうぞ、新作のさくらクリームです」と、かわいいカップがやってきた。
 
花々が咲き誇る春の香りをイメージしたスプリングブロッサミングフレーバーシロップとキャラメルフレーバーシロップを温かいミルクにブレンド。さらに、ホイップクリームと舞い散る桜をイメージしたパリパリのさくらフィアンティーヌをトッピングしました。
 
という、見た目からして愛らしい、甘い甘ーいホットドリンク。
 
好みな方向とはちょっと違っていたものの、「くっっっっっっっそおおおおおおお」と言いたくなるようなめんどくさい謎に取り組んでいたから、この甘さが実に嬉しかった。
 
どうしようもなく詰まっていたところ1カ所だけだんなに助言を乞うて、でもあとはノーヒントで解けました。がんばったわ。
銀座三越「VIDRIO」にて
 VIDRIO Lundh Set \2700
     タパス5種盛合せ
     マッシュルームのアヒージョ
         w/スペイン産バゲット +\200
     バレンシアパエリア +\500
     本日のデザート(チョコブラウニー)
     ドリンク(紅茶)
 ランチアルコール(生ビール) \800
と言いつつも、この高難易度謎だけでもう時間はすっかり昼過ぎで(家を出たの、9時だったのにだ……)。
 
いろんな路線に乗れるからと銀座に出ていたので、「三越行く?ほら、友の会商品券使えるし」と、銀座三越のレストランフロアをぷらぷらして、「これがおいしそう」と、「VIDRIO」のパエリアを食べることにした。
 
母体の「びいどろ」は5丁目のビル地下にある老舗のスペイン料理屋さんだったはず。三越の店舗名は「VIDRIO」で、店内もとてもモダンお洒落な雰囲気だった。
 
パエリアセットは2700円。オーダーから炊き上がるまでに30分かかるから、その間にタパスやアヒージョ食べて待っててねという内容になっていた。
 
ビール1杯くらい飲んでも謎解きに支障はないしねとランチビール傍らに、お待ちかねのお昼御飯。
 
タパス盛りは、キャロットラペ、パテ・ド・カンパーニュ、帆立とケッパーのマリネ、スペインサラミ2種とオリーブ、トルティージャという内容で。
 
トルティージャがほわりと温かだったり、パテにベリーのソースが添えられていたり、良い感じのお皿だった。もう文句なしにお酒のアテという感じ。
 
パンは別料金だったアヒージョは、2人前が一緒になってやってきて。
 
具材はマッシュルームだけの潔さ。火が通り過ぎず足りなすぎずの良い塩梅で、にんにくが細かなみじん切りなのも良かった。
 
あつあつの油にしっかりバゲット浸していただきつつ、次のパエリアは選択肢が4種類。
 
だんなは"当店人気No.1看板パエリア"の魚介のパエリア。
 
海老とムール貝、あさりも入った本格的なスタンダードパエリアで、コンクール優勝実績もあるそうで。
 
それと、イカスミパエリア、フィデワ・デ・ガンディア(手長海老などが入るパスタパエリア、+800円)があって、私が頼んだのはバレンシアパエリア(+500円)。
 
2016年の国際大会入賞パエリア。バレンシアは山地のため、具材の山の幸である鶏肉や兎肉、豆などを使用しています。魚介類が苦手という方にもおすすめ。
 
ですって。
 
魚介と肉系で味が違って良いんじゃない?なんて交換しつついただいたのだけど、それぞれ風味が違ってとても良かった。
 
私のはローズマリーの香りに骨付きの鶏肉、白いんげん豆、それにピーマン。
 
だんなのはあさり、ムール貝、海老、そして細かく刻んだタラがいっぱい。このタラがとても良い旨味の元になっていた。
 
どちらもそれぞれおいしいし、炊き加減もばっちりで、ほどよい焦げ加減が良い感じ。
 
自分で作るとどうしても焦げるか水分多めのばしゃばしゃ気味になりがちで、この絶妙の火入れ、できるようになりたいなあとしみじみ思った。
パエリアパン、買うしか……?
 
デザートはチョコブラウニーと、ここだけなんだかアメリカンな感じのが出てきて笑ってしまったのだけど、チョコテリーヌのような濃厚さでチョコソースもかかっていて、食後の甘味的にはちょうど良かった。
 
スペインの伝統菓子と言えばクレマカタラーナにアロス・コン・レチェ、あとチュロスとかアーモンド菓子という印象で、あまりチョコものは思い浮かばない感だったけれど、s頭使っているととにかく甘いものが食べたくなってくるもので、チョコの濃厚さはありがたく。
 
何より今日はものすごく寒くて、「なんかやばい気がする」と一昨日のお出かけ以上に厚着してきて本当に良かったと思ったくらいで、体温維持のためにもと今日はせっせと飲み食いしていた次第。
 
ヒートテック2枚重ね+セーターに、フェイクファーのインナーつきのコート着用+ヒートテックマフラー&ヒートテック手袋という出で立ちで、なお寒かったわ……。
東京ミッドタウン八重洲「ヤエスパブリック」にて
 「立喰酒場 金獅子」の
     酒場のおつまみセット \1100
     和牛塩もつ煮込み \880
     キリンラガー生 \660
     日本酒(新政アッシュ) \1320
     日本酒(天吹 ピンクレディ) \880
     お疲れクエン酸サワー \660
     ビンクスの酒 \750
 「オルソー」の
     台湾原味香腸 腸詰 \580
     豚肉&海老ニラMIXワンタン \730
     排骨飯 \880
 「ta.bacco」の
     クラフトビール東京ホワイト \1000
で、午後も精力的にあっちこっち向かい、その場で謎を解いたり、「あ、これは腰据えるやつだね」と喫茶店に行ったり。
 
遅めランチをのんびり摂っていたせいもあったけれど、最終目的地に辿り着いたのはもう5時を回ったところだった。
 
"ここから先はどこででも解けます"というところまで辿り着いたところで、じゃあもう飲みに行こう!と、東京駅方面に戻って「ヤエスパブリック」に。
 
「モバイルオーダーが使えるのは、オールスタンディングのエリアだけらしいよ?」
なんて言いつつも、とりあえず座れる場所確保して適当に飲み食いしようよと向かったら、週末だからなのか?オールスタンディングエリアにも普通に椅子があって、座ってモバイルオーダーできるようになっていた。万歳。
 
で、着席しつつぽちぽちモバイルオーダーして、気になっていた和風居酒屋のメニュー貰ったり、台湾料理「オルソー」の品も貰ったり、好き勝手な感じに色々楽しんで、お会計1万円くらい。
 
虎ノ門ヒルズでも思ったけれど、やっぱりこの手のフードコート的飲み屋、お値段はけっこう高いなーという感じ。サービス料込みと思えばそんなものなのかな……。
 
ともあれ、まずはビールと東京ホワイトを貰いつつ、「オルソー」の腸詰を。
 
テーブルはそこそこ広さがあるしと、謎解きの続きを広げて、お酒飲み飲み頑張ってみた。
 
解きつつも、しっかり飲み食いは続けていて。
 
なんだかんだ、つまみは気になっていた「立喰酒場 金獅子」のが多かったかも。
 
本店は大阪の西中島なんですって。店頭には手書きのメニューが貼られていて、それがどれもおいしそうで。
 
写真は酒場のおつまみセット(三つ葉ナムル・酒場のポテサラ・日替わり前菜(自家製キムチ))と、和牛塩もつ煮込み。
 
人参や大根もごろごろ入るもつ煮も、おつまみ盛りもおいしかった。ポテサラ良い感じだし、キムチも酒のアテっぽく旨味が強くて。
 
で、お酒が日本酒に移行したところで、ようやく最後の謎をクリアして、スマホでエンドロール見ることができたのだった。ばんざーいとクリアご褒美のカードを開いたところで記念撮影したのが今日の一番上の写真。
 
ああお酒がおいしい!ということで、最後のお酒は"ビンクスの酒"、ラムのビール割りを。
 
これがやけにおいしくて、多分これ、レモンと砂糖も入っているんじゃないかな。
ほのかな酸味と甘味もあって、飲みやすいわ強いわで、私は特段ストロング系チューハイは好きではないけど、これはべらぼうにおいしかった。
 
お供はオルソーのワンタン、海老と豚の2種盛りで。おいしい。
 
で、謎が解けた喜びもあって(?)、最後にうっかり排骨飯をだんなと半分こ。
 
衣さくさく、スパイス臭もしっかりの排骨の下にはしっかり高菜漬けも。
 
たれの味も本場そのものの味わいで、「オルソー」さん、魯肉飯や和え麺系も文句なしにおいしいのは知っていたけど、排骨飯もばっちりなおいしさだった。
 
日曜の夜、ヤエパブはまあまあの賑わい(でも探せば席はあるなという感じではある)で、でも、撤退したお店もちらちらとあるようで。
 
東京駅界隈は山のようにお店があるから、競争大変だよねえとは思いつつ、居心地良いフードコートだから頑張ってほしいなあ。