2024年2月29日木曜日

肉の日に丸鶏を煮る

※写真はクリックすると大きくなります※
「TruffleBAKERY」の
 黒トリュフの卵サンド \697 1/3パック
 Version2.0 餡バターサンド \626 1/2本
「みんなのぱんや」の
 みかんぱん \330 1/2本
ヨーグルト(ヤクルト ソフール)
カフェオレ
有楽町に赴いた昨日、久しぶりにTOKIAの「みんなのぱんや」を覗きに行ったのだけど、5時過ぎということもあってもう店頭にはほとんどパンが残っていなかった。残念。
 
学校の購買みたいな雰囲気のかわいいお店のこのパン屋さんは「VIRON」監修とのことで、懐かしい風合いのコロッケパンとかクリームパンとかが人気のお店。これまで何度かは買ったことがあるはずで。
 
それでも息子用にメロンパンとか、私とだんな用には"みかんぱん"とかコッペサンドとか。いくつか買って、でもこれだけじゃ足りないなと有楽町駅改札前の「TruffleBAKERY」にも足を伸ばしたのだった。
 
こちらは店頭に10人近い行列ができていてパンもたっぷり残っていて(というか塩パンは続々と焼き上がっている最中で)。
 
わーいとばかり色々買ってきた中の1つが人気No.2なのだという「黒トリュフの卵サンド」だった。あと、「ぎんざ空也 空いろ」コラボのあんバターがあったのでそれも……なんて、けっこうな量の買い物を。
 
というわけで、風合いの違うパンを色々並べて、2切れがパックになっていた卵サンドは適当に3等分する感じで家族で分けた。
 
1つだけ昭和感漂う"みかんぱん"が、ふふ、となってしまうかわいらしさかつおいしさで。
 
「たっぷりバタークリームとみかんのおやつぱん」
と札のついていたパンで、クリームが、練乳味ではなく、ほんとに"バタークリーム"だった。みかんの甘酸っぱさがノスタルジー。
 
あんバターは、
 
「ぎんざ空也空いろ」特製のパンに合わせたTruffle BAKERY専用粒餡を使用した餡バターサンド。
ライ麦を使用した香ばしい生地で餡とマリアージュ。
Truffle BAKERY初となる餡子を使用した定番商品。
 
と商品札に記されていた。微妙に説明が解りづらいのだけど、"空いろの特製のパン"ではなく、"空いろ特製"の、"パンに合わせたTruffle BAKERY専用粒餡"で良いのだよね?と思わず首を傾げてしまったり。
 
パンがさすがのおいしさで、艶のある餡と共に、「あ、これは木村屋總本店に迫るおいしさだわ」としみじみ思った。しかしお値段がものすごく良いから、手軽に買えるのはやっぱり木村屋總本店に軍配が上がるかな……。
 
そして期待の卵サンドは、
 
人気の角食パンの生地に自家製黒トリュフソースを使用したたまごサラダをたっぷりとサンドしました。
Truffle BAKERYの人気No.2商品です!
 
という、もう容赦なくトリュフ風味のパンだった。リッチな味で素晴らしい……けど、お値段はやっぱり、さすがな感じのもので。
とても贅沢なものをいただきました……、というお気持ちだった朝御飯。
 
さて、今日は2月29日の肉の日で。
 
ロピア」が狂乱の混雑なのは解りきっていたし、そんなに良い牛肉とか食べたい気分ではなかったし、何より今日は鶏肉を食べると決まっていたから野菜だけ「OK」に買いに行ったのだけど、こちらもお肉が安かった。
 
"国産和牛黒毛A5切り落とし(ばら・肩・もも)"が100g299円というお安さで、それが今日の目玉商品のよう。
見た感じ、いかにもおいしそうだし切り落とし感もあんまりなくてとても綺麗。
 
しかも、卵が、小玉ミックス10個パック109円。久々に見る安値にテンション上がって、
「土曜日にでもすき焼きしませんか……!」
と家族LINEに投げて、肉と卵を買ってきた。
 
でも今日は鶏肉。
茹でもやし
油鶏(丸鶏の中華風しょうゆ煮)
 w/煮卵・食パン・白髪葱・きゅうり・香菜
ハチノス煮
「FILFIL CACAO FACTORY」の
 チョコレート &SAKE
ビール(サントリー 生ビール トリプル生)
日本酒(福井 黒龍酒造 九頭龍 逸品 2021)
日本酒(秋田 齋彌酒造 雪の茅舎 純米吟醸 2017.05製造)
数日前の「せんどば」での買い物で、賞味期限が今日の国産鶏の丸鷄が見切り品になっていた。
 
元々そんなに高くはなくて、2kgサイズの鶏が1500円。そこから更に3割引。
「え、この鶏、1000円か……まじでか……」
と作ってみたかった、『きょうの料理』掲載の藤井恵さんレシピ、"丸鶏の中華風しょうゆ煮~油鶏(ヤオカイ)~"を作ってみることにした。
 
五香粉入りの濃いめの煮汁で丸鷄を40分煮る。ただそれだけ。
 
鷄を煮てからゆで卵も漬け込んで、という風で、ああつまりこれ滷味だ?と思った私は、冷凍庫にあったハチノスも解凍して、鷄を煮た後にハチノスも煮てみた。
 
めでたく全部がおいしく煮えて、いくらか食べやすくカットしてから食卓に出して、そして食べ方はこんな感じに。
 
耳なしサンドイッチ用食パンに刻み葱ときゅうりと香菜を肉と共に乗せて、煮詰めたたれをちょっと垂らして北京ダック風。
 
なるほど、食パンを使うのは手間が無いし、違和感なくて良い感じだった。
……とは思いつつ、よく考えたら、「せんどば」に冷凍の烤鴨餅(餅皮)の扱いがあったような気がするし、食パンよりはタコスのソフトトルティーヤの方がそれっぽいんじゃ?と思わなくもなかったけれど。
 
卵は、少し前に農林水産省のXでバズってた「時短! ゆで卵を茹でずに作る方法」が本当にきれいに茹であがったので、「え、もう一生ゆで卵はこれでいく」と思いつつ、頃合いに半熟になったのをおいしく食べた。
 
この献立だと、お供はビールも良いけど紹興酒っぽいのはどうだろう?となって、がさがさと古酒っぽいお酒を出すことになって。
 
で、こちら、すごくタイミングよく、友人Sちゃんが郵送でプレゼントしてくれた(今日届いた……!)、"日本酒に合うチョコレート"。
 
石川県のショコラティエ、「FILFIL CACAO FACTORY」というお店のもので、その名も「&SAKE」というチョコレート。
 
古酒にチョコレートを合わせるのは定番なのだしと、さっそく開封して食べてみた。
 
フレンチレストラン「FIL D'OR」の田川シェフがカカオの魅力に魅了され、2021年に設立したBean to Barブランド。カカオ豆の新しい可能性を探求し、自由な発想で発見と驚きに満ちたチョコレート作りを行う。インターナショナル・チョコレート・アワード2023アジア太平洋大会で銀賞・銅賞、世界大会でも銅賞を受賞しました。
 
というショップで、"&SAKE"は、
 
花のような香りと丸みのあるカカオの味わいか特徴のベトナム・ベンチェ産のカカオ豆を使用したダークチョコレートに、爽やかなシトラスピールとスーッと広がる華やかな山椒を合わせました。
サクサクとしたクランチ食感が軽快さを演出します。散りばめた海塩が味わいを引き締め、異なる素材のレイヤーが織り成すバランス感を大切にして、繊細な風味の日本酒に寄り添うように設計したタブレットです。
 
というものだそう。
柑橘+山椒というスパイシーな組み合わせが面白いし、ほんのり漂う塩味も良い感じ。このチョコなら、古酒ならずとも、フルーティー系の日本酒にも似合いそうな味わいだった。
 
山椒ということで、紹興酒みたいなこってり系古酒にももちろん似合う方向で。プロのセンスすごい……!と思いつつ、数切れ囓った残りのチョコはしっかり密閉して涼しい場所に置いておいた。
 
今の我が家、おいしいチョコがいっぱいだ(昨日の「LA MAISON DU CHOCOLAT」はまだ1個も食べてない)。うふふふ。