2019年11月11日月曜日

母と大阪

大阪初日の夜は、とってもおいしい黒毛和牛。
※今日の写真はクリックすると大きくなります※
「金谷ホテルベーカリー」の
 マロンクリーム \235
 チョコワッサン(ミニ) \162 1個
ヨーグルト(ダノン バニラ)
カフェオレ
今日の朝御飯は、一昨日昼御飯食べがてら「金谷ホテルベーカリー神楽坂店」の店頭を通りかかって買ってきた、マロンクリームパン。
 
丸く平べったい感じのしっとりとしたあんぱんと同じタイプのパン生地に、少し洋風味のマロンクリーム、そして中には渋皮煮まで1粒まるっと、という豪華な栗パンだった。
 
洋風さと和風さを両方持っている風なパンで、とっても素敵。もう1つは2つ入りのをだんなと分けて食べた、2口分ほどの可愛いサイズのチョコワッサン。
 
パン・オ・ショコラではなく、チョコレートパンという感じな、ふわふわパンだった。こちらは、割と普通な味だったかな……。
 
そして今日から私は母と2人で大阪旅行。
新幹線車内にて
 「京橋千疋屋」の
     フルーツサンドイッチ \1188
     ランチBOX B \864
 を母と半分こ
 ほうじ茶ラテ
朝早くの新幹線で秋田から東京に出てくる予定の母、
「外に出てお昼御飯食べたりするとまた時間かかっちゃうから、そのまま大阪に向かいましょ」
ついては新幹線内で食べられる美味しい駅弁を買っておいてね……と、なかなかな難易度のミッションを与えられた。
 
フレンチとんかつ中華どんとこいの母だけど、でもそろそろ歯が弱って固いものが噛めなくなっている。
魚は、寿司や刺身は好物だけど、そうじゃなければ肉が好き。でも弁当の肉って、歯ごたえがあるものが多いし。
 
で悩み悩んだ末、丸ビル内の「京橋千疋屋」に寄ってきた。
 
この店は、近隣のサラリーマン向けにランチボックスを販売しているのを知り、ちょうど良いかなと。
 
日替わりの"本日のサンド"に、本日のデザート、カットフルーツ、りんごジュースが基本のセットでA(\1080)、りんごジュースを抜いたのがB(\864)、カットフルーツ抜きでりんごジュースがついてるのがC(\864)。
 
飲み物は後で買えば良いなとBにして、それと、テイクアウト用にパックに詰められたフルーツサンドも買っていった。
 
今日のサンドは「サーモンとサワークリーム&紫いもクリームサンド」、デザートは「グレープフルーツゼリー」ですって。素敵。
 
新幹線車内で千疋屋のフルーツサンド。なかなか幸せ。 店内で食べるとまた違うのかもしれないけれど、このフルーツサンドはサワークリームが使われていて、クリーム自体、若干少なめ。
 
時間をおくとどうしても水分が出てきてしまうから、そのための配合なのだと思う。
 
使われているフルーツは5種類だそうで、季節によって変えているらしい。苺とキウイとりんごと、オレンジとパイナップル……だったかな。多分。
 
私の苦手なキウイがごっさり中央に入っているわあと思いつつ、食べてみたら思った以上に甘くて美味しかった。
 
紫いもサンドがファンキーな色合いで。 ランチボックスは、サンドイッチはフルーツが無いものの、カットフルーツがさすがの千疋屋クオリティ。
 
上品な味のサーモンサンドと、色合いはファンキーだけれどねっとり甘くて美味しかった紫いもサンド。
 
ちなみに、一人分だけデザートがあってもなと、グレープフルーツゼリーは私が貰うことにして(母は飲んでいる薬の関係でグレープフルーツは口にできない)、母にはフルーツババロアを買って行ってあげたのだった。
 
そして無事に新大阪に到着し、タクシーに乗って宿泊先にとっとと移動。
 
去年の秋に母を連れて行って、その雰囲気がいたくいたく気に入ったそうな、「ザ・リッツ・カールトン大阪」に今年も訪れた。
 
既に館内はクリスマス一色で、正面玄関を入ると、どーんと巨大なヘクセンハウスがお出迎え。
 
実に立派な"お菓子の家"で、屋根瓦に使われているのは、ホテルメイドのマドレーヌにフィナンシェにサブレにビスケットに……と、涎が出そうな見た目。ちゃんとほのかに甘い香りも漂ってくる。
 
11月半ばでクリスマスツリー見られるとは思わなかったな。館内はもうクリスマス一色のリッツカールトン大阪。 そしてヘクセンハウスの奥には、これまた立派なツリー。
 
真珠のミキモトとのコラボアフタヌーンティーを開催中のこのホテル、ツリーにもミキモトのロゴがついていて、立派なパール風の飾りがいっぱいだった。
 
ツリースカートに沢山のプレゼントボックス。なんというか、正しいクリスマスツリーの有り様、という感じ。
 
ちょびっとアップグレードして貰えました。やったー。 そしてSPGアメックス効果で、めでたく若干、お部屋がアップグレード。
 
「ラウンジのご利用は出来ませんが」と告げられたけれど(うん、知ってた)、案内されたのは高層階の角部屋の、ここは多分クラブフロア。ジュニアスイートではないけど、お部屋の広さは十二分。
 
窓が大きくて明るいとそれだけで御馳走なもので、見渡せばあべのハルカスから万博公園方面まで、美しい風景が広がっていた。
 
しかし前にも思ったけど、このホテルの部屋、収納場所がとても少ない。
 
テレビ台の棚には色々詰め込めるけど、オープンラックで引き出し式じゃないから、非常に見た目がよろしくなくなってしまう。
 
引き出しが、引き出しが少ないのじゃー……。
リッツカールトン大阪内「花筐 鉄板焼」にて
 萩 \14000
 箕輪ビール ヴァイツェン \1500
 日本酒(石川 農口尚彦研究所 農口 ひやおろし) \3200
ホテル御飯が大好きな母と、夕飯はどうする?と館内案内をひとしきり眺めた後、前回は行かなかったから鉄板焼にしてみましょうと、和食フロア(天ぷらとか炭火焼とか寿司とかいろんなコーナーがある)の一画の鉄板焼屋さん「日本料理 花筐 鉄板焼」に伺ってみた。
 
何種類かコースがあって、値段の違いは魚介の種類の違いといった感じだったから、「鮑も伊勢海老も別に要らないねえ」と一番下のコースにして、ビール飲み飲み、お酒飲み飲み。
 
鉄板焼って大体が最初ににんにくを炒めるところから始めるのだけれど、母はにんにくが得意ではなくて(そして私は大好物で)。
 
大変にお手間をかけたけど、母の側はにんにく風味抜きで作ってもらった。野菜などがにんにくオイルで焼かれなかった分、私はにんにくチップもりもりで、〆も当然ガーリックライス。
 
  • 本日の食前のお愉しみ:南瓜豆腐
  • 高千穂発酵バターで焼く海鮮盛り合わせ:サーモン・帆立
    二種類の付け合わせ焼野菜:蓮根・南瓜
    ドライトマト、ハーブバターソース
  • サラダ
    人参ドレッシング 又は 花筐ドレッシング
  • 日本各地方より本日の野菜五種を
    花筐特製仕込みポン酢、湯浅醤油、珊瑚塩で
    :椎茸・玉ねぎ・さつまいも・パプリカ・モロッコいんげん
  • 黒毛和牛フィレ 又は 黒毛和牛サーロイン
    青森大蒜、竹炭塩、本山葵を添えて
  • 花筐ガーリックライス 又は 鳥取県日南町産コシヒカリの白米
    赤出汁、香の物
  • デザート:メロン・葡萄・柿・キウイ
  • コーヒー 又は 紅茶
 
洋風な味わいの魚介と野菜の皿もおいしかったー 絶妙な火入れの美味しい野菜をあれこれ食べられたのも良かったし、思いのほか良かったのが、魚介のお皿。
 
私はサーモンと帆立、貝が苦手な母には鯛を出してくれた。
 
高千穂発酵バターのソースは香草たっぷりでドライトマトの酸味がお似合い。エディブルフラワーも飾られて、色合いも美しかった。
 
サーモンの皮もぱりぱりに焼けていて、良い感じ。
 
食材全て、「○○産の××でございます」と説明いただいたけど、全部を覚えるのはちょっと無理……と思いつつ、サーロインは岩手牛、玉ねぎは淡路島、モロッコいんげんは沖縄、だったかな。さつまいもか椎茸が千葉県産だった。
 
鉄板焼のお楽しみと言えばこれですよねのガーリックライス。 そして最後に、柚子の風味のお漬け物ときのこと葱入りの赤だし、そして目の前でちゃかちゃか炒めてくださった卵と葱入りガーリックライス!
 
ああもう幸せ。すごく幸せ。
ダイエット?なにそれ。
 
食後にはカウンターを離れて隣スペースのテーブル席で、果物いろいろ。お昼の千疋屋並に美味しいものばかりだった。
 
紅茶には小ぶりのフィナンシェも添えられていて、大満足な夕御飯。
 
そして母は、「一人で秋田に居ると痩せる一方なのよねー、この旅行に太らなくちゃ」と不穏な事を言っていて、「でもお母様、食べられない分は全部私に押しつけてくるじゃないですか……」と恐怖しかない私。せめてプールで泳いで来ようかな……(水着は持ってきましたよ)。