2022年7月1日金曜日

フルーツタルトとノルウェー土産

無事にノルウェーからおかえりなさい。
※今日の写真はクリックすると大きくなります※
「RODDA'S」の
 プレーンスコーン
 チェリースコーン
 アーモンドスコーン
 ……を少しずつ
クロテッドクリーム・ジャム色々
中国産ライチ・宮崎マンゴー
ミルクティー
昨日は間違いなく美味しい、銀座三越内のスコーン屋さん「RODDA'S」で、スコーンを数種類買ってきた。
 
ごくわずかレモンの香りが漂うプレーンと、季節限定チェリー、アールグレイの茶葉入りのアーモンド。
 
クロテッドクリームは数日前「ロピア」で見つけて買ってきてある(←母滞在中に絶対家でスコーン食べるよねと見越して)し、ジャムは色々手元にあるし。
 
「これ、リンゴンベリーのジャム。美味しいよ?」
とIKEAのリンゴンベリーのジャムも出しつつ、瓶が割れたりしてなかったらだんなのお土産荷物にこのリンゴンベリーのジャムも入ってるはずなんだよねと思いつつ。
 
1個1300円程度と特売価格だった宮崎マンゴーは、全く問題無しの甘さと口当たりの滑らかさで、今朝は何よりそれに母が喜んでいたような気がする。
 
「これは秋田では売ってないわねえ……生のライチも無理ね……」
と言っていたけど、ライチはともかく、マンゴーはイオンあたりで買えるのではないかな……。
「ららぽーとTOKYO-BAY」内「La Maison ensoleille table」にて
 グリルチキンのサラダプレート \1270
     ランチタルト:白桃とベイクドチーズ \900
     ランチドリンク:イタリアピーチソーダ \110
 タルトセット:彩りフルーツ \1300
     トッピングバニラアイス \150
     アイスカフェラテ
一昨日の数時間探索では足りなかったみたいで、「今日もららぽーと行ってみる?」と言えば母は大喜び。
折しも館内全体、今日から夏のバーゲンが始まっていてあちこちに「SALE」の文字が飛び交っていた。
 
まずは「Francfranc」で、母はクッションカバー、写真立て、私は花瓶を購入して、そして母は店内のバニティボックス売り場で「化粧品入れが壊れちゃったんだけどねえ……運びやすくて軽くて入れやすいの、ないかしらねえ」と悩んでいて。
 
で、私、閃いて「だったら無印行こう!すぐ近くにあるから!」と無印良品に連れて行ってこれはどうかと「メイクボックス」をお勧めしてみたのだった。
 
固い箱製ではないもののナイロン素材で軽いし、何より無印のポリプロピレンケース類と組み合わせれば、色々綺麗に仕切りもできる。
 
別に無印の回しものではないというのに、こうして組み合わせればアイシャドウのケース並べる下にも小物が入れられるよ、なんて教えて、そしてこれも購入の運びに。
 
初手からいきなり大荷物になりつつ、「niko and ...」では「いざ、居酒屋。ネオイザカヤ」という謎のグッズに私は釘付けになったり、最後には日常の買い物でマツキヨとダイソーとロピアとDONQという"いつもの店"にも立ち寄って。
 
端から端まで歩けば500mほどはある、ららぽーとTOKYO-BAY、きっと母は途中で「疲れたわ、アイス食べたいわ」と言い出すのを見越していた私は、母の好きそうなケーキが食べられる店とソフトクリーム、アイスクリームが食べられる店は完璧にリサーチ済。
 
お昼はここどうだろう、実は食べた事ないけど……と、フルーツタルトで有名なお店、「La Maison ensoleille table」に誘ったら、思っていた以上に素敵なお店だったし、ちゃんと美味しかった。
 
「La Maison ensoleille table」にて、たっぷりサラダにフレンチトーストのランチプレート。 ケーキが食べられるなら料理はそんなに要らない、という母と、ケーキがつけられるランチセット1つ、ケーキセット1つ取って適当に分けつつ食べることに。
 
グリルチキンのサラダプレートは、鶏肉たっぷり、茹で卵やトマトも乗った葉野菜のサラダにヴィシソワーズ、フレンチトーストのワンプレートランチ。
 
シーザーとの2種類から選んだベリービネガードレッシングが爽やかな味わいで、母はすっかり気に入ったらしい。店員さん捕まえて「ねえ、このドレッシングってお店で売ってないのかしら?」とまで聞いていた。
 
バニラアイスを添えた、彩りフルーツのタルト。 母は「Cafe comme ca」のケーキが大好きで、あの店よりはフルーツの迫力に負けるかなと思うものの、このお店のフルーツタルトも美味しそうだし、実際、すごく美味しかった。
 
こちらは母の皿の「彩りフルーツのタルト」。
 
アーモンド風味の土台にカスタードクリーム、苺にオレンジ、ピンクグレープフルーツ、キウイ、ブルーベリー、洋梨コンポートという組み合わせで、土台はしっかりめの甘さ。
 
こちらは白桃とベイクドチーズタルト。白桃はまだちょっと季節には早いかな…… こちらは私の、7月のタルト、「白桃とベイクドチーズのタルト」。
 
土台がチーズ風味でラズベリージャム、ピーチクリーム、ホイップクリーム、そして白桃。
 
こちらの方が甘さ控えめ、白桃自体まだちょっとシーズン出始めで淡い甘さのものだったから、さっぱり味タルトだった。
 
適当に分けつつ食べて、ここのケーキも美味しいわ、と、母、御満悦。良かった。
おつまみ色々
無限もやし
豚肉の生姜焼き w/千切りキャベツ
豚汁
羽釜ご飯
ビール(サッポロ サッポロビール園サマーピルス)
そして夕方近くなって、だんな、久々の海外出張から無事帰宅。
 
行き先はノルウェーで、ロシアウクライナのあれそれのせいで北極回りのルートになってなかなか大変な移動だったみたい。
そも国際線の便数自体も少なくて、往路はトランジットでヘルシンキの空港に十数時間滞在する事になったとか、なんとか。
 
お土産リクエストはほぼスーパーで揃えられるものをと、「○○社の○○」とメーカー指定、写真つきでお願いしていたら、色々買ってきてくれた。しかしインスタントスープの量、いつも以上にすごくて大迫力。
 
今日の一番上の写真、奥の瓶がアクアビット、ジャガイモを主原料とした蒸留酒。
 
"LYSHOLM LINIE"のものが長期海上熟成の元祖ということで味も話題性も秀でているらしく、特に青赤2種類あるラベルの赤ラベルが美味しいとか。
 
ノルウェーでは常温で食事を合わせるのが一般的だそうだけど、以前、スモーガスボード(スウェーデン料理)の店では冷凍庫で凍らせた瓶が出てきたり、そのあたりは色々みたい。
 
合わせるならやっぱりじゃがいも料理やスモークサーモン、ニシン、チーズあたりになるのかな。
 
色鮮やかなパッケージの「KVIKK LUNSJ」はキットカット的なチョコレート菓子。
 
「Nora」はあちらでメジャーなメーカーのジャムで、リクエストしてリンゴンベリー(Hjemmelaget)を、母の分と私の分と。
 
「スーパー行けばどこにでも売ってる、鯖の黄色い缶詰」という風な記述を彼の地で暮らしている方のブログで見た鯖のトマト煮の缶詰はstabbur-makrell。これ、カルディでも買えるらしい(当然割高)のだけど、せっかくだし本国のものを、とお願いしていたもの。
 
Toro(トーロ)社はノルウェーのメジャーな食品メーカーであるそうで、Vafler(ノルウェーワッフル)のインスタント粉。だんな曰く、クレープ粉ミックスもあったみたい。
 
そしてMaarud社のHoliday dip mix、これはポテトチップ用のディップを作るためのパウダーなんですって。パプリカとオニオンパウダー入り。
 
ノルウェーのサワークリームはヨーグルトみたいな感じらしく、そこにこのパウダーを加えて、ポテトチップやら何やらをつけつつ食べる(日本のビール屋でもフライドポテトにサワークリームつけて食べたりするけど、きっとそんなノリ)そうで、なにそれ絶対美味しそう、と買ってきてもらったのだった。
 
北欧のサワークリームは日本のものよりも酸味や粘度が低く、脂肪分が高いそうで、日本ではサワークリームと生クリームを1:1で混ぜると近いものになるのだそう。楽しいわ。
 
酪農国でもある北欧、チーズもふんだんで、Fanaostはゴーダー風のセミハードタイプ。だんなが買ってきてくれた品ではないけど、ワールドチーズアワード2018で金賞受賞したのがこの種のチーズであるのだとか。
 
スーパーで買えたのは多くがスライスタイプのみの扱いだったそうで、Ridderはウォッシュ系、Norvegia(ノルヴェジア)はまんまネーミングが「ノルウェーのセミハードチーズ」。これもゴーダっぽいみたい。Jarisberg(ヤールスバーグ)はエメンタールに似た品なんですって。
 
圧巻のノルウェーインスタントスープの山。ふふ、楽しい。 そして一番の圧巻がこのインスタントスープの数々。
 
ワッフル粉同様「Toro」社のもので、パッケージも味わい深くて良い感じ。
 
なぜかタイのスープ、"トム・カー・ガイ"のものまであって、それには「NYHET」(新商品)の文字までついていた。
 
せっかくだからと翻訳アプリを駆使して訳してみたのが、こんな感じ。
 
  • ORIGINAL TOMATSUPPE HELE NORGES FAVORITT
          ノルウェー人みんな大好きオリジナルトマトスープ
  • ORIGINAL TOMATSUPPE MED MAKARONI
          マカロニ入りオリジナルトマトスープ
  • KJØTTSUPPE MED GULROT, POTET OG KÅLRABI
          人参、じゃがいも、コールラビ入りミートスープ
  • KREMET SKOGSOPPSUPPE MED SJAMPINJONG & KANTARELL
          マッシュルームとアンズタケ入り森のクリーミースープ
  • THAI KYLLINGSUPPE TOM KHA GAI MILDT KRVDRET MED SITRONGRESS OG LIME
          タイ風冷製スープ "トム・カーガイ"
          レモングラスとライム入りマイルドスパイス (新製品)
  • LOFOTEN FISKESUPPE MED REKER, GULROT OG POTET
          ロフォーテン諸島風 海老、人参、じゃがいも入り魚のスープ
  • BERGENSK FISKESUPPE MED GUILROT, PURRE OG GRESSLØK
          ベルゲン風 人参とポロ葱、細葱入り魚のスープ
  • KREMET SPINAT-SUPPE
          ほうれん草のクリームスープ
  • GRØNNSAK-SUPPE MED GULROT, BREKKBØNNER OG PURRE
          人参、挽き割り豆、ポロ葱入り野菜のスープ
  • KREMET BLOMKÅL- & BROKKOLISUPPE
          カリフラワーとブロッコリーのクリームスープ
 
最初に手にしたシンプルなトマトスープに「HELE NORGES FAVORITT」とあって、訳したら「ノルウェー人みんな大好き」的な感じだったので笑ってしまった。
そうか大好きか、それなら仕方ないよなあ、って。
 
そんな今日の夕飯は、早速にFanaostチーズを切りつつ、だんなのリクエストで豚肉の生姜焼きと豚汁を支度した。
 
とにかく味噌汁と、醤油味醂味と、薄切り肉が恋しかったのだそう。
物価の高い北欧、フィッシュ&チップスとビール1杯で5000円超とかだったらしく、それは楽しく食べ歩きという気分にもなれないよねえ……と。
 
汁だく気味のちょっと甘めな生姜焼きは刻みキャベツどっさり浸しつつ、そして母がスーパーで見かけて「なにこれ美味しそう」と言っていた無限シリーズのもやしも出してあげつつ、ビールが美味しいいつもの我が家的夕御飯。
 
ノルウェーのチーズはミルクの風味が濃厚で塩気もちょっと強め。ほんのり熟成香があるもののとても食べやすい、ビールのつまみにぴったりな方向のものだった。
 
お気の毒な事に、だんなは日曜からまた日帰り出張だそうで……(今度は国内、北海道……)。