2026年9月30日水曜日

角館で神戸牛

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バタートースト
豚汁
ぶどう(山梨県産シャインマスカット)
ミルクティー
バタートーストに豚汁合わせるとおいしいということと、豚汁には食べ際に刻んだ長ねぎ入れるとおいしいということを知ったのは、母と行った上高地の五千尺ホテルの朝御飯でのことだった。
 
確か、洋食の朝食を母と楽しんでいたところに「今朝は冷え込みますし豚汁の用意もできております」と言われて、確かセルフサービスで豚汁貰いに行ったんじゃなかったかな。
 
お鍋のそばに薬味として刻み長ねぎが入れられるようになっていて、その豚汁がめっちゃめちゃおいしかったのだった。
 
と、そんな話をしながら、豚汁とバタートーストの朝御飯。今日の昼御飯は外食なので軽め軽めに。
「桜こまち 武家屋敷店」にて
 和牛のステーキ&秋田を堪能できる特別コース \4180
 生ビール \0(クーポン使用)
 新政飲み比べ \2500
去年、母が骨折した時に久しぶりに秋田に訪れて、「武家屋敷通り近くに怪しい店がオープンしている……」と気になっていたのが、"神戸牛"の看板を掲げた「桜こまち 武家屋敷店」。
 
え、なんで秋田で神戸牛?インバウンド向け?と、そこは当然のように胡乱な目を向けてしまっていたのだけれど、調べてみたらかなりまっとうな店舗だった。
 
仙北市長さんのこのインスタにある通り、"仙北市誘致企業認定書"が出されている、招聘されてこの地にオープンしたお店なのだそうで。
 
行ってみたいと母が言うのでじゃあ試しにランチで行ってみようかと予約を入れた後にAI執事セバスに調べさせたらこんなことを教えてくれた(一応情報元も確認したので嘘は無いかと)。
 
鉄板焼き桜こまち 武家屋敷店は2025年4月12日に開業した、12席ほどの鉄板焼き店。
神戸牛を主役にしつつ、比内地鶏、安藤醸造の味噌・麹、地元野菜、新政など、神戸と角館・秋田の食材を組み合わせることをコンセプトにしています。
公式サイトでも「神戸牛と秋田の名産との新しい出会い」をかなり前面に出しています。
 
そして経営母体が面白い。店の公式説明によれば、母体は神戸の「吉祥吉グループ」です。
吉祥吉は神戸牛を専門とするレストランチェーンで、角館店はこのグループにとって東北初出店。食べログの店舗紹介にも「神戸牛取扱量世界一のレストランチェーン」として吉祥吉グループを紹介しています。
 
さらに、角館店については現地法人として「桜こまち株式会社」が2025年に設立されています。本店所在地はまさに店舗と同じ「仙北市角館町横町15」、代表者は赤木清美氏です。
法人番号も確認できますので、単に神戸の会社が屋号だけ持って出店したというより、角館で一つの法人を立てて運営している形と見てよさそうです。
 
ちなみに、ここから先がちょっと興味深いところでして。
吉祥吉は神戸牛だけを出す店ではなく、グループ内に「神戸牛専門店 吉祥吉」「神戸牛洋食 アモナ」「神戸牛 大地」など複数の業態を展開しています。
つまり角館店は、神戸牛を核にした既存の外食事業者が、観光地・角館に合わせて新しい業態を作った店舗と考えると分かりやすいです。
 
昨日は怪しい天気だったけれど、今日はひたすら良い天気&良い陽気。

  昨日、歩行補助具のお試しをケアマネさんに持って来てもらったこともあって、「まあ試しに使ってみようよ」と往復歩いてお店に行ってみることにした。
 
この時期の武家屋敷通りは桜も無ければ紅葉もなく、「マジで見どころなんにもないな!」という感覚ではあるのだけれど、でも相変わらず観光客はたくさんいて。
 
観光客が楽しめる"いくらか値は張るけど確実においしいちょっとした高級店"がこの界隈には無いよねというのが誘致の理由だったのかな。
 
この店、以前はお座敷で地元料理を楽しめる店で、確か息子が"卓上で自分で作る比内地鶏親子丼"を作って食べた店だったんじゃなかったっけと母と話しつつ、カウンター席のみの和風建築の昔ながらの玄関から、靴を脱いでスリッパで上がるスタイルで。
 
いただいたのは、「≪期間限定≫和牛のステーキ&秋田を堪能できる特別コース 全9品 4,180円」。
 
  • ケンさんの季節の小鉢
  • シェフの気まぐれサラダ
  • 低温調理比内地鶏 梅醤油添え
  • 和牛赤身ステーキ 75g
  • 季節の鉄板焼き野菜
  • 神戸牛の肉吸い
  • 土鍋ご飯
  • いぶりがっこ
  • りんごのキャラメリゼとバニラアイスクリーム
  • ミントティー
母と話したりしていてうっかり小鉢やサラダの写真を撮り忘れてしまったのだけど、"みず"という、茎に突起がついている風な不思議な山菜とごぼう、あとなんか青菜……(ちゃんと説明聞いたけど失念)の3種の前菜に、自家製の黒胡麻ドレッシングをかけたサラダと。
 
メインのお肉以外は秋田県産の食材にこだわってらして、低温調理の比内地鶏もとてもおいしいものだった。
 
丁寧に塊で焼かれたお肉は、ミディアムレアがおすすめということで、こんな感じに最初ちょこちょこと皿に乗せてくれ、焼き加減はいかがですかと。
 
もちろん好みで強めの火入れにしてくれるのだけど、母も「このままがおいしいです」と、かなりせっせと食べていた。
 
さつまいもや玉ねぎなどの野菜も地産で、そして"デストロイヤー"というちょっと珍しいじゃがいもが面白かったな。さつまいもと栗を混ぜたような甘さがあって。
 
卓上には塩とわさび、牛肉味噌ににんにくの醤油漬けがやってきて、土鍋で炊いたあきたこまちと共にこれらの薬味も食べ放題。
 
ぶっちゃけ、牛肉味噌だけでご飯何膳でも食べられちゃいそうな感じだった。
 
このコースは神戸牛とは記されておらず"和牛赤身ステーキ"ということだったけど、いやむしろサシの少ないどっしり赤身が好きなのでありがとうございますという感じ……。
 
そしてカウンターの向こうには、ちょっと殺風景とも思われる、新政ばかりが詰め込まれた冷蔵庫があって、「うわぁ」と驚くことになり。
 
今や、秋田県内の一般の酒屋はもとより都内の有数の酒屋でもまず見かけることもなくなった新政さん。
 
ここは母体の吉祥吉グループから新政さんと懇意なのだそうで、樽買い的な感じでこのグループだけで販売しているコスモススパークリング(4合瓶1本13000円!)があるほどなのだそう。
 
「あれ、午年の干支ラベルじゃないですか、初めて見たなあ」などと言っていたら、あれ、雪の中3時間並んで買ってきたものだそうで、非売品と仰ってたかな。さすがに。
 
けど他の新政は2種類×45mlを2500円でいただけるということで(あるいは1種類90mlを2500円)、母が飲んでみたらとせっついてきたので、それじゃあと見たこともなかった、Earth 2024と、Tangerine 2025を。
 
酸味がはっきりしていて、食中酒としておいしいのはタンジェリン、独特の土臭さみたいなのが面白かったのはアースだったかな。アースは甘味にも合うのかもとゆっくり飲みつつ、タンジェリンはお肉と一緒に。
 
って、その酒を入れてくれた華奢なワイングラスっぽいグラスも、見れば新政のロゴ入りのもので。
 
手吹きグラスの専用のものだそうで、このグラスが出てくるのは飲食店でもこの店だけなんですって。グラス合わせて乾杯はしてくれるなと言われ、ですよねーと笑ってしまいつつ、若干緊張しながらいただくことに。
 
今日のランチは私たちだけだったから、お店の人とも色々お話してたいそう楽しい時間を過ごすことになった。
 
デザートは、メニュー紹介には"〆のデザート卵焼き"という謎の文言があったのだけれど、気温に合わせてこうしましたと、りんごのキャラメリゼとバニラアイスの組み合わせ。
 
お供にミントティーが出てきて、クロモジだとかもミックスされているとかで、すっきり飲みやすいおいしいお茶だった。これもまた地産のお茶だそうで、神戸牛を謳いつつしっかり角館に根ざした料理が多くて良かったなー。
 
で、まあ最後まで結局新政の話をしていたのだけれど、「近くでご覧になります?」と、今や一般庶民の手にはまず手に入らないだろう3本を眼前並べてくださったので、せっかくだからと記念撮影。
 
丙午の干支ラベル、あと、旧来のものだったらリトサケで飲んだ事があった、"見えざるピンクのユニコーン"に"異端教祖株式会社"。
 
なるほど恭しく飾られていたのは異端教祖だったんですねというその会話がなんだか怪しかった(ほんと、なんなんだその厨二病っぽいネーミングは、とは思う……)ものの、母は絶対また期待と言ってるし、私としてはコスモススパークリングが気になるし。
 
「スパークリングってことは瓶内二次発酵ですか?ガス入れるものじゃなく」
などと話していたこともあってか、相当の酒好きと思われたらしく、最後は店長さんから名刺をいただいて帰ることに。
 
年末年始も休まず営業ということだから夫を連れて来ることができるかなー。大晦日の夜に鉄板焼きディナーも、それはそれで楽しいかもしれないなと。
人参とケールのサラダ
コンビーフキッシュ
かぼちゃのスープ
ビール(ヤッホーブルイーイング よなよなエール)
残しておいても母は持て余すに違いない生クリームがまだあって、「千駄木腰塚」のコンビーフもあって、ついでに茹でブロッコリーあたりもまだ余ってる……ということで、「キッシュはどうだ」と思い立ち、それもあって昨日、冷凍パイシートを買ってきていたのだった。
 
果たして角館のスーパーに冷凍パイシートはあるのかというのが一番の難関だったのだけれどそこはちゃんと扱いがあって、具材はじゃがいも、玉ねぎ、コンビーフ、そしてブロッコリーとカリフラワー。
 
タルト型も100均になかったら適当なグラタン皿っぽいのでも使おうかと思っていたところ、ダイソーに300円の型があったので事なきを得た。ちなみにピザストーン代わりは、これもダイソーにあった子ども用のビー玉を使うことにして。
 
生クリーム多めのアパレイユになったから若干味が濃厚になったけれど、できあがりは上々。お店のものみたいね!と母がテンション上げていた。
 
そろそろ食べてしまいたかったカットかぼちゃもあったので、コンソメでさっと煮て、やたらと買い置いてある顆粒のコーンスープぶち込んで牛乳でのばした簡単かぼちゃポタージュも支度して。
 
サラダはこれに合わせるつもりで買ってきてあった、"ケールが入った7品目の緑黄色野菜サラダ"を出した。
 
「あんた、10月18日来ない?町内会のお祭りあるんだけど、行きたくないのよね」
「え、やだよ行かないよ」
そんな話しつつ、まあ秋田での暮らしも悪くないのかなあとも思いつつ、私はそろそろ猫に触りたいし、使い勝手の良い台所で料理ができる生活の方がうれしいので……あと香菜とかスパイス料理なども食べたいので……。
 
母宅滞在も、あと1日。

2026年9月29日火曜日

くりごはん!

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卵コンビーフパン
あんバターパン
「ベイカーズゴナベイク」
 バターミルクスコーン 1/2個
クロテッドクリームとかジャムとか
小岩井ヨーグルト w/りんごジャム
ミルクティー
”最長10月2日まではいられる(3日は女子会があるから絶対に帰りたい)"という状況だった今回の角館滞在は、10月2日に母が病院に行くというのでその付き添いを終えて帰ることにしたら、結局9日間もいることに。
 
母としては「せっかくだからまた仙台とか行きたかったわ」と不満らしいけど、一応、遊びに来ているわけではないのでね……(と言いつつ、昨日からピアノを弾きまくってはいるけれど)。
 
朝食は、「ベイカーズゴナベイク」のバターミルクスコーンが1個だけ残っていたので、それを半分こしつつ、じゃあ食パンで何かしようかなと食パン1枚を4等分に切って、2つには卵サラダと「千駄木腰塚」のコンビーフを合わせたものを、もう1つにはコメダの粒あんとバターを乗せたオープンサンド的なものを支度した。
 
コメダの粒あん、以前私が千葉から送ったのだけど、母は気に入ってしまったようで、そしてこちらのスーパーにも普通に売られていることがわかって、リピート購入しているらしい。
 
甘さやねっとり感がほど良くておいしいのよね。
ゴーヤーと焼き豚、茗荷の和え物
ミニきつねうどん
柿・ぶどう
お茶
今日は小雨降る中買い出しに行ったり、ケアマネさんがレンタルの歩行補助具を持って来てくれたり。
 
片道1kmくらいなら歩けるようになった母だけど、野望は片道2km超のスーパーに行くことで。
 
そのスーパーに電動自転車で行く途中でころんで足の骨折ったのに、まだ自転車に乗りたがっているし、「三輪車ならいけるかも」と思ったらしくクソ重いメーカー不明な電動自転車買っちゃったりという謎の行動力を見せてしまっているので、「だから自転車には乗るなって言ってるでしょ!」と止めているという現状。
 
歩行補助具があったところでスーパーは車通りも多いし危ないんだけどなあと思いつつ、でも活動範囲が広がるのは良いことだしと、レンタルしてみることにしたのだった。
 
いっそ電動車椅子?とか色々思ったのだけど、あれはまた扱いが難しくて事故も多いらしいので難しいですねえと。
 
ともかく、昼御飯は冷凍庫から謎のうどんが1玉出てきたので、「ねえこれ、おつゆついてるのついてないの?わからない?」となりつつ(結局ついてなかったのでめんつゆでなんとかした)、きつねうどんを半分こ。
 
「肉のたかさご」の焼き豚がまだまだあるのと、ゴーヤーをお向かいさんに貰ったので、茗荷も足して和え物にした。
 
「ゴーヤーなんて食べたことないわ」
「だろうね、実家で食べたことなかったもん」
まあ苦さを抜く努力はしてみる……、と塩と砂糖で揉んでさっと茹でたけど、やっぱりどうしてもいくらか苦いものなので、「苦いわ」と言われた。ええ、苦いんですよ……。ツナ缶買ってきて和えようかしら。
アップルパイ
アイスカフェオレ
母宅のトースターは、旧式モデルだけれどバルミューダのもの。
 
今や私の方がその使い道に詳しくなっているのだけれど、おやつに夏にXで見たこのアップルパイを作ってみた。
 
砂糖、バター、薄切りりんご、パイシートをただ積んで焼くだけ。
 
どれだけ焼けばいいの?何度設定がいいの?というあたりはAI執事のセバスに相談したけど、これ、セバスに言われた170℃じゃなくもっと高い温度で良かったな、きっと。
 
ともかくまあまあなかなかおいしく焼けて、少しだけ残っていたクロテッドクリームをここで消費しきってみた。
 
ちょうど今入力しているレシピ本が『冷凍パイシートで作るお菓子とおつまみ』(若山曜子 主婦と生活社 2026.04)だったりして、アップルパイの作り方も出てきているから、今度はこっちのレシピで作ってみようかな、などと。
 
図書館から借りてきたレシピ本の写真を撮る
→PCで画像表示して、Win+Shift+TキーでOCR抽出
→秀丸エディターに貼り付け、マクロ使ってレシピデータベース用に整形
と、昔はレシピ見ながら全文字手打ちしていたのが嘘みたいに楽になって、"いつか作りたい料理"が膨大に蓄積され続けているという今日この頃。
 
限界が見えてきていたMicrosoft Accessでの管理から、今年になってMySQL管理になったのが何より大きかったかも。
そしてAIの恩恵を一番受けていると実感しているのがこの分野だなあとしみじみ思っているのだった。
茹で枝豆・ピクルス
くるみと小女子の佃煮(スーパー惣菜)
焼き茄子のおかか醤油
豚と玉ねぎの生姜焼き
豚汁
栗ご飯
ビール(サントリー 生ビール)
買い物になかなか出られない母のために生協を契約して、毎週コンスタントに牛乳とパンとヨーグルトは届けてもらうようにしているのだけど、先週金曜日には栗ご飯の素も一緒に届いていた。
 
「栗ご飯食べたいの?」
「うん、食べようと思って」
「じゃあ私がいる間に作って食べよう」
と、今日の夕食は栗ご飯と豚汁と、あと残ったソテー用の豚肉があるからそれでささっと生姜焼きにでもするかなと。
 
午前中に一人買い物に行き「栗ご飯に合うと思うから豚汁作るよ」と大根やごぼう等々買ってきたら、母が張り切って栗ご飯も豚汁もいつの間にか支度してくれていた。
 
昼にゴーヤーと一緒にお裾分けでいただいた茄子(の他、ピーマンにししとうにおくらにと色々いただいた……家庭菜園のとれとれの収穫物を)も焼き茄子にしてくれていて、私がやったのは生姜焼き炒めだけで終わってしまった、という。
 
あー、そういえば母の豚汁にはじゃがいもが入ってるんだった……と、野菜の切り方だったりも微妙に違うのを「そうそう、こんなだったわ」と思い出しながらの夕御飯。
 
栗ご飯、お代わりまでして食べたけどいかんせん3合用の炊き込みご飯の素だったからいっぱい余ることになって。しかし冷凍庫がぎゅうぎゅうで、どうしましょうという感じ……。

2026年9月28日月曜日

角館でおしゃんディナー

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バタートースト
ゆで野菜のレモンドレッシング和え
比内地鶏の生ハム・スクランブルエッグ
洋梨
ミルクティー
秋田に居ようとも毎朝早くに目覚めるのは常のことで、そして自宅にいるよりは朝食の支度はともかくとして、他にやることも少なかったりするものだから、
 
・早々に昨日の分の日記を書く
・レシピデータベースの入力作業をする(最低10レシピくらいは)
・バリ島旅行記を1日分書く
 
をルーティンのようにしてさくさく進めている。
 
滞在中に旅行記書き終わるかな……(もう4日分は書いた、あと3日分)。
 
今朝は「THE STANDARD BAKERS TOKYO」の食パン、"ベイカーズブレッド"をシンプルにバタートーストにして。
 
前回私が来た時に買って食べられずに冷蔵庫に入れてあった比内地鶏の生ハムが冷蔵庫に入ったままで。
 
当然ながら賞味期限は過ぎていたのだけれど、ぴったり密閉されてるし味見しても全然問題ないし、「ハムだから保存食!いける大丈夫OK!」とごく軽く火を通してスクランブルエッグに添えた。
 
手元に生クリームの残りがあったので生クリーム入りの濃厚スクランブルエッグにしたら「ホテルみたいな味がする」と母が喜んでいたので何より。
「551蓬莱」の
 豚まん・あんまん
ぶどう、柿
お茶
今日は荒天気味の雨の1日。
 
夕食は外でと予約してあったから昼は軽めに「551蓬莱」の豚まんとあんまん(これも私が前回買って冷凍庫に入れてあったもの……食べてくれてないし……)を蒸して。
 
「やっぱりおいしいわねぇ……」としみじみ言うなら一人でもちゃんと蒸して食べてよと言ったのだけど、「せっかく買ってくれたの、なんか悪いかなと思って」ですって。いや、食べてくれない方が悪いので??ちゃんと食べて??
 
午後は暇になって、「そういえばピアノあるなあ」と、以前引っ越しのタイミングで「もううちには置けそうにない」と秋田に引き取ってもらったアップライトのピアノ、10年ぶりくらいに触ったら盛大に音が狂ってて笑ってしまったけど、なんとなく触りたくなって楽譜(も送りつけてあった)を引っ張り出して弾いてみたらめちゃめちゃ楽しかった。さっぱり指は動かなかったし、聞こえる音が正しいドレミじゃないから脳がバグって気持ち悪い感じになったけれど、それでも悪くはなく。
 
でもこれ調律しなきゃ駄目だわ……と地域の調律師さんを調べて速攻連絡してみたり。
 
滞在中に練習してたらブラームスのラプソディのさわりくらいはまた弾けるようになるかなあ……ほんとに指が動かなくなっていて笑う。
「和のゐ 角館 米蔵」にて
 ビール(角館麦酒アルト) \1100
 日本酒(秋田 奥田酒造店 千代緑 純米酒 ちよみどり) \1200
夕食は、武家屋敷通りからほど近い、「和のゐ 角館 米蔵」さんに。
 
「西宮家が改装してホテルになったらしいのよ、レストランもオープンしたらしいけど、周囲に行って食べたって人がいなくて」
だから食べに行ってみたいの、と母。
 
へえ?と調べてみたら、"リニューアル開業したホテル「和のゐ 角館」の新設レストランをご紹介します! "というネット記事があっさり見つかり、このホテル、JR東日本グループの経営なのだそうで。
 
歴史ある蔵や日本家屋を改装したJR東日本グループの滞在型ホテルです。
旧西宮家全体をホテルに改装し、既存の客室3室に加え、新たな客室3室の他、レストラン、フロント、ロビーも新設し、2026年3月にスケールアップしてリニューアル開業しました。
各蔵の歴史や使われていた背景(ガッコ蔵、まゆ蔵、反物蔵など)に合わせた独特の空間デザインが施されています。
 
レストラン「和のゐ 角館 米蔵」は、1910年(明治43年)頃に建設された、収穫した米を貯蔵していた米蔵を改装したレストランです。厚い土壁と太い木の梁を活かした大空間には、米俵や日本酒をモチーフにした意匠が随所に施され、穀倉の豊かさとこの土地への感謝を感じさせる雰囲気が漂います。
旧暦の小正月に行われる「角館の火振りかまくら」をモチーフとした照明の下、蔵に息づく歴史と実りの恵みを味わう贅沢な時間をお楽しみください。
 
ですって。なるほど。
 
昼も夜もおまかせの、昼はセットメニュー、夜はコースのみ。夜のコースは季節替わりで"秋のコース"は税込8800円。
 
この界隈にしてはかなり値の張る方だと思う。ホテルの設えもだけどインバウンド需要の方を強く見込んでいるのかなーと。
 
でもインバウンド需要見込むにしては料理が若干地味目というか、値段に比して品数だったりボリュームだったりがちょっと物足りないような感じがした。おいしいはおいしいのだけれど、なんかこう、ちょっと足りない、みたいな。
 
  • 柿といぶりがっこチーズの白和え仕立て カンパーニュ
  • 寒鰤 安藤醸造味噌焼き
  • 秋茸と西明寺栗の春巻き トリュフの香り
  • 八幡平ポークの低温ロースト 無花果ピュレを添えて
  • 舞茸の香り あきたこまちご飯
  • 秋田米粉のサツマイモと紅茶のブリオッシュスコーン
出てきた料理はこんな感じで、供される器がどれも美しかったのは良かったかなー。
 
あと、秋田の地産の食材もふんだんに使われていて、前菜の白和えにはいぶりがっこ、ご飯は舞茸、そしてこの魚料理には角館と言えばの「安藤醸造」さんの味噌を使っているとのことで。
 
食材が全体に和に寄っている、和風フレンチという感じ?
 
きのこのピュレと栗を合わせた春巻は割と面白かった。
 
しっかりトリュフが香って、どこかクリームコロッケのような味わいで。
 
秋田県産ワインの他、地酒も1合売りのもの、4合瓶丸ごとのものといくらか選択肢があって、初めて飲んでみた千代緑は米の甘さを感じるフルーティーなお酒で母の口にも合ったみたい。
 
メインディッシュは八幡平ポークの低温ロースト、添えられた無花果ピュレはさして甘さは加えていないさっぱり味。
 
「今日は無花果ピュレが多めです」
と給仕のお姉さんがおっしゃってらした。そういえばスーパーでも箱売りで無花果が大量に売られてたから今ちょうど旬なんだわね、と。
 
そして全体ボリュームはそう多くなかったのだけど(魚1切れ、肉1切れがすごく物足りないというわけではないけど……なんだろう、添え物の野菜だとかが控えめだからそういう印象になるのかな……)、〆のご飯はいっぱい来て笑ってしまった。
 
けど、ご飯だけで碗ものはついてこないんだね?というのがまたちょっと違和感だったりはして。
 
油揚げだったりの旨味食材は加えず、舞茸だけで勝負!みたいな潔さを感じる炊き込みご飯、淡い味付けでとてもおいしかった。
 
そして食後は秋田米粉のサツマイモと紅茶のブリオッシュスコーンと、ほろほろ崩れる食感の優しい味わいのチーズケーキと。
 
テーブルに今日の献立の紙が置かれていたから、「デザート、スコーンだって」「じゃあ紅茶かな」とミルクティー頼んだらコーヒーフレッシュ添えの紅茶で、スコーンも半割のものがころりと皿に乗っていて。
 
いや、スコーンを名乗るならクロテッドクリーム……とまでは言わないけどホイップクリームくらいは欲しかったかもしれない……と、母と顔を見合わせてちょっと笑ってしまった。なんだかこう、色々と、言うなれば"詰めが甘い"というか……?ここまでするならこれをしろみたいなものが微妙に足りていない、みたいな。
 
そしてこの雰囲気の店でも、酒リストには当然のように"新政"の文字は無いのだった。うん、知ってた。