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志賀高原「志賀レークホテル」にて
朝食ブッフェ
筋肉痛でなかなか寝付けなかったとはいえ、昨夜とんでもない時間に(夕食摂り終えた7時過ぎに早々に……)布団に入っただけのことはあって、起床は5時半。一人暗闇でiPhoneいじっているうちに皆も起き出した。朝食ブッフェ
朝御飯はブッフェ形式で7時スタート。昨夜の夕食と同じく、「色々用意したので好きなものを食べてね」系ではなくて「一人分ずつ盛り付けるのが面倒だからブッフェスタイルにしちゃいましたよ」系のブッフェ、でもひと通りあれこれ盛り付けてきたら、それなりのボリュームの満足な朝御飯に。
昨夜と同じ刻みキャベツベースのサラダとスパゲティサラダ。ハムにオムレツ、焼き鮭、ウィンナー、ほうれん草とベーコンの炒め、漬物あれこれ。
あとは味噌汁、御飯、お粥、ロールパン、オレンジジュースとコーヒーとお茶……という感じ。ふりかけと海苔もあったので、「のりたまあったー♪」と息子と2人して貰ってきたりした。
昨夜はまた随分と雪が降ったらしく、窓の外はまた一段と真っ白な景色。筋肉痛に負けず、今日もがんばります……。
志賀高原「レストハウス寺小屋」にて
ビーフシチューセット \1250
スキー2日目の今日も、こんな感じに良い天気。ビーフシチューセット \1250
そしてこんな感じの空きっぷり。
新雪コースも独り占め!な幸福感を味わえたけれど、林間コースなど滑っていると、あまりの人気の無さに、「コースから外れて崖に落ちたら、普通に遭難コースだなー」なんて思いも沸いてくる。
リフト乗っている途中でニホンザルの群を見かけたり、志賀高原は蔵王にない楽しみが色々あったけれど、何より新鮮だったのは、ゲレンデの連絡コースに設置されていた「ロープトーリフト」。
もう30年くらい前、私がスキーを始めた頃に秋田の田沢湖スキー場で一度きり乗った(「乗る」という表現が正しいのかも微妙だけど)ことのあるロープトーリフト。もう絶滅したものだと思っていたけれど、まさかここで出会えるとは……と感動してしまった。息子はもとよりだんなも初体験のロープトー。
椅子はついておらず、斜面上腰の高さにロープ1本がぐるぐる回っている状態で、そのロープに5m間隔くらいに人間の腰幅のプラスチック製の棒がついている風なのがロープトー。その棒を自分の腰に当てて、スキー履いた両足は地面につけたまま、棒で斜面を押し上げてもらう塩梅だ。棒は安定して腰についていてくれるわけではないので普通のリフトに乗るよりずっと難しい。まさかこれにまた乗ることになるとは思わなかったなぁ。
昼御飯は、志賀高原で2番目に標高が高い寺小屋スキー場のレストハウスで。さすがの標高2000m超のゲレンデは、顔の皮膚がピリピリ引きつるような寒さで、「いい天気!写真撮ろ!」と手袋外したその瞬間に指がかじかんで動かなくなるほどの気温だった。普通に零下10℃の世界。その分、雪質はうっとりするほど素敵なもので、ここでもやっぱり「ゲレンデ独り占め、もというちの家族占め」状態のこのうえない贅沢を味わえた。
「麺が食べたい」と盛り上がっていただんなと息子はスパゲッティミートソースを、私は限定メニューの「ビーフシチューセット」を食べることに。
値段が良いだけあって充実内容のセットは、ビーフシチューにパイが添えられ、更にサラダとご飯、ソフトドリンクもついてきた。
「糖分補給&デザート!」
と、だんなが買ってきてくれたマーブルチョコもテーブルに置いて、薪ストーブがパチパチ言うレストハウスでのしばしの休憩。肉ごろごろじゃがいもごろごろの良い感じのビーフシチューで(でもじゃがいもが"冷凍しました"みたいな感じではあったけども)、ゲレ食にこういう洋食系もあるんだなぁとうっとりしながら平らげた。
長野駅前「高山亭」にて
季節のサービス晩酌セット(そば焼酎) 2×\900
かけうどん定食 \1000
もつ煮 \480
そば焼酎(信州白峰) 2×\320
昼食後に2時間ほど滑った後、余裕をもって帰路につくことに。季節のサービス晩酌セット(そば焼酎) 2×\900
かけうどん定食 \1000
もつ煮 \480
そば焼酎(信州白峰) 2×\320
宿泊宿ではチェックアウト後の入浴ができないようになっていたので、じゃあどこかの立ち寄り湯を利用しようじゃないか!と、調べた結果1年ぶりの渋温泉に寄ることに。モンハンイベントでちょうど去年の今頃訪れた渋温泉は、ちょうど志賀高原から長野に帰る道中にあるのだった。
実のところ、渋温泉は宿泊すると共同浴場巡りができるのだけれど、日帰りの立ち寄り湯となるとそう選択肢があるわけじゃなかったりした。調べて、「石乃湯」というところに寄ってきた。
私一人で誰もいないうちに、と撮影してみたのがこの女湯写真。
男湯の方は、一つの浴槽をぬる湯あつ湯の2種類に分けていたりしていたようだけれど、女湯は4人入るとぎゅうぎゅうというくらいの小さめ湯船が1つだけ。
洗い場も一つだったけれど、ほぼ貸し切り状態で入っていた(先客がいたけれどちょうど入れ違いで出ていったのだった)ので不都合はなかった。
去年のあの時は色々と「お祭り!」な雰囲気だった渋温泉、今はすっかり「普通の鄙びた温泉街」という感じで、その雰囲気もたまらなかった。志賀高原スキーの時には3連休使って2泊目を渋温泉でゆっくりというのもきっと幸せだ。
我が家には珍しく車での移動ということで、時間があることもあって、
「あ、そこの道の駅寄りたい」
「あと1kmくらい行ったらJAの販売所あるみたいだから寄りたい」
とお願いしていくつか寄り道。
さすが長野、売り場に入るとリンゴのものすごく良い香り。ちょっと小ぶりながら、1袋6個入ったリンゴの袋が300円足らずだったり、きのこ類もたっぷり入った1袋が200円ほど。
生産者の名前入りの作物がずらりと並ぶ光景はなかなか壮観で、つい持ち運びの大変な洋梨や苺までお買いあげ。結構な大荷物で長野駅まで戻ることになってしまった。
無事にレンタカーも返却し、
「さーてお酒飲むぞー!」
「車乗るからってお昼は控えたもんね!」
打ち上げじゃー!と、以前訪れて気に入った長野駅前のお蕎麦屋さん「高山亭」でまったり早めの夕御飯。
「季節のサービス晩酌セット」は、1000円程度でビールや日本酒などの好みのお酒と料理3品、ミニサイズたぬき蕎麦までついてくるお得な内容。
お蕎麦屋だったらやっぱりこれでしょう、と、蕎麦焼酎の蕎麦湯割りをいただくことにして、うきうきと酒の肴を待った。
今日の肴は冷や奴、豚バラ入りのごぼうのきんぴら、そしてゲソの唐揚げ、そして漬物。
息子はなめこおろしや茶飯がついてくる定食のかけうどんを堪能して、私たちは「新幹線までまだ時間があるしー」と、のんびり酒盛り。セットの1杯の焼酎では物足りなくてお代わりをいただいたのだけれど、徳利に入ってきたお代わり焼酎はたったの320円なのにたっぷり1合以上入っていて笑ってしまった。必然的に「蕎麦湯くださーい」「すみません、もう1回くださーい」と、蕎麦湯も何度もいただくことに。
結局だんなと2人、1人1合半以上ほどの蕎麦焼酎を飲むことになり、大変に良い気分になってしまった。こってり味噌味のモツ煮込みも美味しくて、すっかり良い気分のまま、シメのたぬき蕎麦を堪能。山形の「シメ焼き肉」も楽しいけれど、長野の「シメ蕎麦」も格別の美味しさ。いかんこれは幸せだわーと、ほろ酔い気分のまま新幹線に乗って帰ってきたのだった。
しかし長野は市街地でも普通に寒くて(長野駅まわりでも普通に雪降ってたし……)、寒い寒いと毎日思っていた千葉はすっっっごく暖かかったのだなぁと思い知った。