2012年1月14日土曜日

志賀高原スキー、1日目

※今日の写真はクリックすると大きくなります※
長野新幹線車内にて  チキン弁当
午後の紅茶(ミルクティ)
この週末は家族でスキー。
 
年末のだんなのギックリ腰でどうなることかと思ったけれど、整体の先生から「ま、大丈夫でしょう」とお墨付きもいただいて、無事出発できることになったのだった。
 
朝7時過ぎの新幹線ということで、東京駅で朝御飯を買い込んでから乗車。いつもの「ほんのり屋」のおにぎりも魅惑的だったのだけれど、今日の気分は「チキン弁当」だったので私はそれを。
 
みんな大好き「チキン弁当」♪ 数個の唐揚げとケチャップライス、そしてポテトサラダとスモークチーズという組み合わせのチキン弁当は、なんてことない組み合わせなのになんでかすごく美味しい。数十年前からの私の大好物だ。
 
「昔のチキン弁当は、ポテトチップスがついてたよねー私、それも幸せだったんだけど」
「ポテチがポテトサラダになったんだから、むしろバージョンアップしたってことなんじゃないの?」
そんなにポテチ食べたかったら買ってあげるから、と、だんなに苦笑いされたけど、ポテチが食べたいというより「チキン弁当についていたポテチが幸せだった」という話なのねー。
 
食後はiPhoneなど弄っている間に、あっという間に終点長野に到着。そう、今回は我が家のスキーの定番目的地の山形蔵王じゃなくて信州、志賀高原が目的地~。
志賀高原「高原の温泉宿 渓谷の湯」にて
ソースかつ重 1100円
志賀高原ビール(ペールエール) 650円
志賀高原に向かうには長野からバス、とか長野電鉄に乗ってそこから更にバス、という交通手段もあるのだけれど、バス代もお安くないこともあって(しかも普通の路線バスなので座れない確率もあるわけで)「レンタカー借りちゃえ」と今回は雪山ドライブ。
 
ドライブ中にかける音楽CD作って持って行きませんか?とだんなから提案されたので、前日のうちに渾身の「お気に入りボーカロイド曲集」を作っておいた。「おでこに生えたビワの性格が悪い」「スイートフロートアパート」「わたしライス定食たべにきた」あたりの奇天烈な曲中心に詰め込んで、雪山目指しながら家族で熱唱。一枚のCDが一周するのときっちり同時に今回の宿に到着した。
 
今回の宿泊は、「ついに宿泊系にまで手を出しちゃった」の共同購入クーポン利用のもの。
 
さんざん飲食クーポンは買っていたものの、値が張る宿泊クーポンはなかなか手が出せずにいたところ、年末に「ベネポン」から出た「【50%OFF】スキー&スノボシーズン到来★ゲレンデ目の前『志賀レークホテル』1泊2食&2日間フルレンタル付でお1人様8,800円!休前日同料金!手ぶらでOK★」の販売を見て「これ、いいんじゃない?」「ん、安いんじゃない?」と購入してみたのだった。
 
最大の不安は「休前日可と言っても、満室で予約取れなかったらどうしよう」というものだったけれど、滞りなく今日土曜の宿泊も予約できて、そういうわけで今回は志賀高原。宿泊は志賀レークホテル
 
ホテル内のレンタルコーナーでスキー道具一式借りて身支度整え、リフト一日券買って、さぁ滑るぞーと雪上に繰り出した。
 
今日の志賀高原。雪質最高♪天気も最高♪ 今日は雲ひとつない晴天というわけでもなく、かといって吹雪くというわけでもない絶妙なスキー日和。
 
あんまり天気が良くても雪が溶けてくるし眩しくて滑りにくかったりするので、適度に雲で日差しが遮られながらも遠くの景色までくっきり見えるこの気候は素晴らしいものだった。
 
お昼は、ふもと近くに降りてきたついでに「カツ丼」の文字に惹かれて小さな温泉ホテル併設の食堂に。残念ながら、卵を使った普通のカツ丼は品切れとのことで、私はソースカツ丼をいただくことに。
 
「カツ丼はないのかー」
とがっかりする息子とだんなはカツカレーを選んでいた。私とだんなはついついお供に志賀高原ビールまで。
 
値段もなかなかなカツ丼だったけれど、お重からはみ出すくらいの巨大なカツが乗っていたカツ丼、だんなと息子の皿に乗るカツも同様で、たいそう食べ応えがあるボリュームだった。ウスターソースがしっかり染みたカツ丼で、ペールエール飲みながらカツをもぐもぐ。
 
午後の活動の元気が出たところで、午後は寺小屋山てっぺんを目指したりしつつ志賀高原スキー場を満喫した。
 
それにしても天気の良い週末だというのに、不安になってしまうほどのゲレンデの空き具合。スキーブーム華やかなりし頃は、リフト1本乗るのにも5分くらい待たなければいけなかったりして、滑る→待つ→リフト乗る→滑る……と、あまり疲れることもなかったけれど、今の時代はリフト乗り場で待つことなど稀なので、ひたすら滑って・リフト乗って・滑って・リフト乗って……と……大変に疲れる、という……。午後3時頃には、干からびるほどに疲れ果てた。
 
それにしても、「腰を労わって無理しない」と言うだんなに華麗に置いていかれる私。息子にも当たり前のように置いていかれる私。不覚。
志賀高原「志賀レークホテル」にて
夕食ブッフェ
ビール
宿へのチェックイン後はのんびりお風呂に入って、夕飯まで部屋でごろごろ。疲れた。疲れ果てすぎた。
 
宿の夕食はブッフェスタイル。食事提供は5時半からとかなり早めだったのだけれど、宿の入り口の歓迎看板に「○○高校様」の文字があるのを見て
「こ、高校生と夕飯がバッティングする、ってことかなぁ……」
「それはすごい争奪戦になるってこと……?」
「いやいや、さすがに団体さんは別の会場にするでしょ、一般客とは分けるでしょ」
と、家族協議の結果、「まぁ、早く食べに行くに越したことはないかな」と早々に夕食を摂りに行ってしまうことにした。早くちょっとでも出来立てのものが食べられるかもしれないし。
 
宿のブッフェおかずいろいろ。 なんというか、「種類豊富におかず用意したから好きなものを好きなだけ食べてね!」という方向ではなくて、「銘々に盛りつけて出すのが面倒なのでブッフェ式にしちゃいました」という方向のブッフェ夕食。
 
それでも、卓上に1人1つセットされた小さな牛すき焼き鍋があり、子供が喜びそうなフライドポテトやマカロニグラタンも用意され、酒の肴になりそうなものもそれなりに。
 
ビールの大瓶1本貰ってだんなと分けつつ、適当におかずを持ってきて気ままな晩御飯。御飯ものも、味噌汁と共に白い御飯、きのこ入りの炊き込み御飯、それにソース焼きそば……と色々あったのだけれど、そこに至る前にお腹一杯になってしまった。
 
せっかく信州に来たのだからせめてこれくらいは……といただいた日本蕎麦がたいそう美味しくて、そこには感動。
 
宿の夕御飯。蕎麦とグラタンが良い感じ~。 他にはキャベツベースのサラダ、マカロニサラダ、海老フライ、アラ大根、酢豚、野菜炒め、麻婆豆腐、デザートには杏仁豆腐も用意されていた。
 
杏仁豆腐はいかにもな缶詰(しかも安い缶詰……)の味だったりして、他も同様「使える業務用加工食品は極力使いましたよー」という風ではあったのだけれど、疲れた体には揚げ物なんかが地味に嬉しかっりした。
 
で、危惧していた高校生軍団は、同じ食堂だったけれど端の区切られた一画であらかじめ盛りつけられた料理を楽しんでいた模様。賑やかに鍋から味噌汁盛っていたりするのを帰り際に見かけて、いいねぇ楽しそうだねぇ青春だねぇと微笑ましく感じて部屋に帰還したのだった。
 
そして私はスキーしたその当日だというのに、さっそく全身の筋肉痛に苛まれることになった一夜。