2012年2月2日木曜日

我が家の塩麹ブーム

バタートースト
スパイスたっぷりチャイ
今日は早起き、だんなと息子は2人でスキーに行くそうな。私も「一緒に行こうよ」と誘われたけれど、
「日帰りはしんどいし、温泉付きじゃないとつまらないし、何より私はもう君たちにスピード体力諸々ついていけないから遠慮します」
とお断り。一人家で冬眠する方を選択した。
 
朝御飯は新幹線の中で食べるよと、大荷物で出かけた2人を早々に見送って、珍しくも「一人朝御飯」。
 
厚切りパンをトーストして美味しいバター塗って、スパイスどっさりチャイを淹れることにした。どのくらいスパイスどっさりかって、レディメイドのマサラチャイに、更にクローブとシナモンと黒胡椒と生姜を加えてしまったくらいのどっさり加減。
 
「スパイス入れすぎた!なんか辛くなった!」
と苦笑いしながら、牛乳と砂糖もたっぷりめに入れていただいた。生姜や黒胡椒のピリ辛+牛乳のこってりさ+砂糖の甘さの組み合わせは幸せに美味しい。この季節は殊更に体が温まって、更に良い感じ。
ハムと葱の和え物
菜の花の茹で卵ソース和え
里芋のガーリックチーズグラタン
豚肩ロースの塩麹焼き
大根の味噌汁
羽釜御飯
ビール(シルクヱビス)
ここ数日、日本海側はたいそうな大雪ということで、今日も同じく荒天らしい一日に「だんなたちは大丈夫かなー」と少し心配しながら日中過ごしていた。
 
結局、雪の方は大丈夫だったけれど強風&列車のポイント故障があってか、予定よりも1時間ほど遅れてだんなと息子は帰宅。遅めの夕御飯で準備の時間はたっぷりあったので、のんびりあれこれ用意しながら待っていた。
 
メインのおかずは、厚切り豚肉の塩麹焼き。
 
昨春あたりから静かにブームだった塩麹。12月に乾燥米麹をベースに仕込んだのを、塩の代わりにちょいちょい使っている。薄切り肉に塗って焼いたらとても美味しかったので、今日は改めて厚切り豚肉に塗って焼いてみることにした。調味料は塩麹、ただそれだけ。塩麹は肉を焼く数時間前に塗りつけておいた。
 
もうそろそろ塩麹ブームも下火かと思いきや、なぜだかここ最近になってやたらテレビ番組でも取り上げられていて、軽く驚いている今日この頃。
 
今朝にはフジテレビで塩麹特集が組まれて、ACQUAPAZZAの日髙シェフが鮭と菜の花を使った塩麹入りのカルボナーラスパゲティを作っていらしたりした。……そっか、パスタとかに使うのもアリなんだなぁ……と思いつつ、また"桃ラー"のようにスーパーに塩麹が並んで品切れしまくる事になるのかなと苦笑い。
 
で、勢いづいて、添え物にも塩麹を使うことにした。
 
昨日届いた美味しそうな菜の花、オリーブ油と塩を入れた湯でさっとゆがいて、ゆで卵を刻んで塩麹、刻んだオリーブを混ぜたものをかけてみる。
 
もう一つの添え物、里芋は、「里芋とブルーチーズグラタン」という雑誌(ELLE a table)に以前掲載されていたレシピを参考にグラタン風に。皮剥いて輪切りにした里芋を電子レンジで加熱し、牛乳とブルーチーズを加えてオーブンで数分焼く、というもの。ブルーチーズが手元になかったので、「これでも美味しいんじゃ?」と、ガーリック風味のブリーチーズを使ってみた。
 
ビールのお供にハムと白髪葱を和えて、胡麻油と少量の塩で和えたものも用意。いっそここにも塩麹……?と思ったのだけれど、やりすぎかなとそれは自重した。
 
遅い帰宅だったから、
「新幹線の中で何か食べちゃった?お腹空いて無かったかな?」
と聞けば、
「うんにゃ、お昼過ぎにクレープ食べてから食べ物は何も食べてないよー!」
だそうで、だんなも息子ももりもり食べてくれた。
 
甘酒や酒粕があまり好きではない息子、塩麹は別らしい。「これは肉がやわらかくなるから好き」と、厚切り肉ももりもりと頬張っていた。ちょっと塩麹塗りすぎたかしらと思っていた豚肉も程良い塩加減で、でも今回はそもそもがとっても安い肉を使ったせいもあってか、期待していたほどには「すっごい柔らか~」という感じにはならなかったのがちょっと残念。
 
厚切り肉の場合は一晩くらい漬けておいた方が良いのかしらねぇ……と、塩麹道はまだまだ試行錯誤が必要な様子。