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チョコパン・ジャムパン・クリームパン
りんご
カップスープ(ポタージュ)
カフェオレ
今日は土曜日。私はだんなとお出かけで、息子は弁当持参の部活動。りんご
カップスープ(ポタージュ)
カフェオレ
ちらっと早起きして用意した弁当は、オムライス、鶏の唐揚げ、菜の花のミモザサラダ風、ポテトサラダ、うさぎさんリンゴ。朝食の支度をする余裕があんまりないかも……と、昨日スーパーで特価菓子パンを買ってきておいた。「神戸屋」の、チョコパンジャムパンクリームパン。
「アンパンマンの歌詞にそんな感じのなかったかしら」
とか思いながら、チョコパンジャムパンクリームパンを全部三等分して大皿に乗せ、「真ん中の部分は1人1つねー」と出した。せめて体の温まるものをと、コーヒー淹れるついでにカップスープの用意も。
三等分したのに「具なし」のジャムパンが出現したりという悲劇も展開されつつ、私が真ん中を食べたのはそのジャムパンだったりして。
銀座「ひょうたん屋」にて
鰻重(上) \2500
肝焼き \300
ビール \700
今日のメインの目的地は竹芝で、「なら、浜松町で降りてハマサイトあたりで昼御飯にする~?」と話しつつ電車に乗ったのだけれど、鰻重(上) \2500
肝焼き \300
ビール \700
「ちゃんと美味しいものが食べたいよねー」
「そうだ!今日はひょうたん屋営業日だよ!」
「銀座かー……浜松町までって簡単に出られたっけ」
「東銀座から都営地下鉄で大門!」
「それだー!」
と、電車乗っている間に急遽目的地変更。地下鉄の乗り換えて銀座を目指した。
もうすっかり(だんなの)顔馴染みのお店のおばちゃん、
「あらー、今日は2人?お子さん大きくなって忙しくなっちゃったのねー」
「いつものね?大盛りは1つでいいのね?」
と、「肝焼きありますか?あったら2本とビールもね」とお願いする前に、鰻重の注文は頷くだけで通ってしまう始末。
「お昼の並鰻重が1500円以下(=1400円)で食べられる」というコストパフォーマンスの良さも魅力的だったのだけれど、昨今の鰻価格の高騰についに昨夏値上げした鰻。「上」は2000円から2500円になってしまったのだけれど、値段じゃないのよ~好きだから食べるのよ~と、今日も美味しくいただいた。いつも食べられるとは限らない肝焼きもいただけて嬉しい限り。
みっちりとたっぷり串に刺さった贅沢な肝焼き。
「蒸さずに焼く」、むっちりとした歯ごたえの鰻の美味しさ、香ばしさも勿論だけれど、このタレの味も大好きなので、肝焼きもやっぱり幸せな味わい。
土曜の昼、早めに訪れる分には売り切れの憂き目にあわずにいただけるけれど、平日昼間などにはあっさり売り切れてしまう肝焼き。はー幸せー。
……で、「鰻重美味しい♪幸せ♪」と、カウンターで味わっていたら、隣にやってきた外国人のお客さんがお店のおばちゃんと何やら英語でやりとり中。ちらっと見れば、大きなカラー写真つきのハングル語タイトルのガイドブックを手にしていて、1ページまるっと使って「ひょうたん屋」の記事が掲載されているのだった(記事の内容は当然読めないけど、明らかにここ鰻重の写真だった)。
で、その注文が、お客さん2人なのに「上の鰻重、1つ。シェアします」というものだったので、お店のおばちゃんも私たちも「えええええ」と。
だんなも助け船出して、「ここは1人1つ注文した方がいいよー」などと伝えて、「あ、そうなの?だったら並を2つにします」などと、その場は納まったのだった。……しかし、エリアは銀座とはいえ、裏通りに面したこんな小さなお店が韓国語のガイドブックに載っちゃってるんだねぇ……。すごくびっくりした。
「やっぱり海外からのお客さん増えてるんですか?」と聞けば「そうなのよ、多くなってきたわねー」だそうで。
「ウチじゃないけど、けっこう大変なお店もあるみたいでねー……"4人で来て、注文は1皿"とか」
なんて話を聞いて「ひええええええ」と、またまたびっくりしちゃったのだった。
韓国や中国の人だって、「ビビンバ専門店に行って4人でビビンバ1つだけ」とか「排骨飯屋に行って4人で排骨飯1つだけ」とかやらないと思うんだけどなぁ……。「和を以て尊しとなす」のDNAを持つ日本人としては、初めての場所では周囲をよーく観察して、周囲から浮かないように同じような行動を取る、ってことを無意識にやってしまったりするから、そのエピソードはけっこうな驚きだったりするのだった。
で、食後に地下鉄乗って移動すると、開演数十分前のちょうど良い頃合いに劇場に到着。劇団四季の「EVITA」を観劇してきた。
マドンナなどがカバーした最も有名な曲「Don't cry for me Argentina」はじめ、劇中の楽曲はアンドリュー・ロイド=ウェバーが作曲したもの。曲は知ってるし好きだけれど、そういえばミュージカルのあらすじとかは全然知らないねぇ……と、見に行ってみることにしたのだった。
エビータ役野村玲子さんは、劇団四季代表浅利慶太氏の奥様だそう。エビータの本名はエヴァ・ペロン、「小さなエヴァ」という意味の相性が「エビータ」なのだそうで、実際小柄な方がエビータ役を務める、という感じらしい。史実のエヴァ・ペロンの身長はこちらのサイトによると5' 5" (1.65m) だったそうだから、やっぱり南米の方にしてみると小柄めな感じだったのかなー、と。
ストーリーテラーがチェ・ゲバラ(役名は「チェ」だけれど、風体からして明らかにチェ・ゲバラ)だというのも観劇して初めて知った。そのチェ役が金田俊秀さん、エビータの夫、アルゼンチン大統領となるフアン・ペロン役は佐野正幸さん(=オペラ座の怪人役をやってらしたのを見たことが)という見応えのある配役。
……で、舞台としては、「オペラ座~」「CAT'S」ほどの大作、という感じではなくて、ワンシーンワンシーンは印象的な光景だったりダンスが素晴らしかったりしたのだけれど、そのシーンのつなぎ目が乱暴というか、ぶつ切りっぽいというか。そしてエビータというキャラクター自体がエキセントリックすぎて感情移入しがたかったのも、「見て良かったけれど、何度も見たいという感じではないかなぁ」という感想にまとまってしまう結果になったのだった。
あ、でも「軍服萌え」「貴族の正装萌え」「正装ダンス萌え」の心が満たされたので、それは幸せだった数時間。軍服のダンスは相当素敵だ。
恵比寿「二代目恵比寿ビヤホール」にて
ビール2杯付きアラカルトセット クーポン価格\1590
観劇後にちょうど良いかも、と、予約してクーポン握りしめて向かったのは恵比寿駅近くのビール居酒屋。ビール2杯付きアラカルトセット クーポン価格\1590
「二代目 恵比寿 ビヤホール」というお店で、「【50%OFF】コンセプトは「NO BEER NO LIFE」!!樽生ビールってこんなに美味しいんだ!」というクーポンを数ヶ月前に買っていたのだった。気付くと使用期限まであと数週間ということで、慌てて行ってみることにした次第。
恵比寿ということでか、サッポロビール系の生ビールがいただけるお店、「白穂乃香\683」と「琥珀ヱビス\609」がそれぞれ1杯ずついただけて、更に選べるフードが3種類いただけるそう。3193円相当が1590円での提供ということで、
「たとえ食べものがイマイチでも、ビール代+300円で食べ物ついてくるということだから、まぁ良いかなぁ」
と、買ってみたのだった。
選べるフードは、
・こだわり唐揚げ レギュラー(黒塩または赤塩)
・ちょっと辛いオニオンリング
・キャベツアンチョビ
・アスパラベーコンドライトマト炒め
・シーフードマリネ
から1人2種類(1品609円相当)、
・唐揚サラダ
・スモークサーモンサラダ
から1人1種類(1品683円相当)。
軽く小腹がすいていたし、ビールのつまみだし、と、唐揚げ2種類、オニオンリング、シーフードマリネ、サラダは2種類両方を頼んでみた。
うううーん……唐揚げとかオニオンリングとかは普通に(あくまでも「普通に」)美味しかったけれど……でも「これで3800円相当のものを食べましたよ」とは、ちょっと思えない内容、だったかなぁ……。ビール含めて全部いただいて、「お会計6400円になります」と言われたら、「高かったね、もう行かないね」という感じ。
唐揚げやオニオンリングは、店内のメニューの写真と比べると「3割……いや、2割くらい、見本より少なくないかな?」というビミョ~な盛り。少なくない?と言おうか言うまいか悩んでギリギリ言わないかな、くらいの絶妙な物足りなさ加減。でも心の中にモニョモニョが残るこの絶妙な加減。
何より「えええええ」だったのが、ちょっと期待していたシーフードマリネ。
出来合いの、妙に粘度がついているマリネ液にビッタビタに浸った玉ねぎやパプリカ。
え、シーフードマリネ、だったよね?と掘ってみたら、冷凍海老ピラフに入ってるみたいなちいちゃな海老が、2つ3つほど、ころころっと沈んでいた。うん、シーフード、入ってたよ。入ってたけどさ……(また気分がへこむ)。
席も、テーブル席がいくつか空いていたのに、「お2人様はこちら」とばかり、先客が2組いた壁際の薄暗いカウンターにきゅうきゅうと6人並んで押し込められたのも何だかちょっと悲しかった。目の前20cm向こうは壁、しかも薄暗い……というありさまで、
「良い感じの店だったら息子と合流するまでだらだら飲んでいても良いしね♪」
と思っていたのが、「もういいや、もうお店出たい」という心持ちに。
あ、でもビールはちゃんと美味しかったです。
お店のスタッフの方たちの感じは良かったのだけれど、ビールも美味しかったけど、でもないわー、これはないわー、もう来ないわー、と、きっちりこの日記に残してしまいつつ、
「美味しいお酒が飲めて、美味しい料理が適正な価格でいただけるってことはありがたいことなんだねぇ……」
などと話しながらお店を後にしたのだった。
息子のスキー用品を買う必要があるので、部活後の息子と合流するまで恵比寿をぷらぷら。
そうそう、前にちらっと入っていて気になっていた酒屋さんがあるんだよー、と、だんなを引っ張っていってみた。
お店の名前は「岩崎酒舗」。
以前、仕事の打ち合わせに行く途中で店構えが気になってちらっと覗いたのだけれど、その時は冷蔵庫内のお酒が全部紙でくるまれていて、「え、なんで、どうして……?」とハニワ顔になって出てきたのだった。今から思うと、一時的に冷蔵庫の電源を落としていたとか理由があったのだろうけれど、御主人と会話するほどの時間の余裕もなく、でも「なんだかすごいお酒が色々あるみたいだなぁ」という印象だけは残っていて、いつかだんなを連れてこようと思っていた。
で、改めて伺ってみると、今日は「紙にくるまれている」ということはなく、でも飲んだことのない蔵の日本酒がずらりと。そして冷蔵ケースのその酒瓶には、不思議な札がついていた。曰く「〆鯖」「ぶり大根」「塩辛」「肉じゃが」「ロールキャベツ」……ロールキャベツ???
「いらっしゃいませ」以外に口を開かなかった御主人、でもだんなが
「飲んだことのないお酒ばっかりですよー」
と、「これいだたいていこうかな」と冷蔵庫に1本だけ残っていた古酒を持って話しかけると、色々話してくれた。お互いに会話のとっかかりを探していた状況だった、という感じだった。
いただいた古酒は日本酒米「雄町」を醸したもので、雄町でしたらこっちのお酒もお勧めですよー、とか、最近入ったお酒でお勧めはこちらです、とか。こちら(初緑、というお酒でした)は是非飲んでいただきたい、とか。
謎の札は、推察通り、「その酒に似合う料理」だそうで、
「最近若い女性も日本酒飲まれるようになって、この界隈だとお惣菜の袋を持って夕方寄ってくださる方も多いから」
つけてみました、だそうだ。逆に、買った日本酒のその札見て、料理の材料買いに行っちゃう人もいるとか。
で、結局、これからまた移動して買い物したりするというのに4合瓶と一升瓶を1本ずつお買いあげ。
メモがてら、買ったものは
奈良県 葛城酒造 百樂門 魚龍変化 菩提酛 純米 無濾過原酒 大古酒 (2000年醸造分 279本/限定720ml×375本中)
と、
福井 南部酒造場 花垣 純米 無濾過生原酒
花垣に合うのは「鶏鍋」だそうで、冷やで呑むのはもちろん、常温やお燗にしてもなかなか美味しいお酒だそうだ。もう明日の夕御飯は鶏鍋に決定~。
新宿 「東京麺通団」にて
モツ煮込み \200
おでん(じゃこ天) \100
だし巻き卵 \100
うどん(ひやかけ) 小 \290
日本酒(南部美人) \500
で、息子と落ち合って、御茶ノ水で用事済ませて、モツ煮込み \200
おでん(じゃこ天) \100
だし巻き卵 \100
うどん(ひやかけ) 小 \290
日本酒(南部美人) \500
「夕飯食べて帰ろっか。何食べたい?」
と聞けば、
「ピザ!……か、うどん!」
だそう。
「うどん……新宿の麺通団まで行く?」
と聞けば「行くー!」だそうで、麺通団寄って帰ることにした。うどんも美味しいけど、酒と肴が楽しめるのも嬉しいお店。おでんつまんで日本酒飲んで、シメに美味しいさぬきうどんなんて、もう最高だ。(今日、飲んでばかり……)
……で、数時間前に唐揚げとか色々食べたはずなのだけれど、ついついこんな感じで。
セルフサービスで盛るモツ煮込みは200円。だし巻き卵に、おでんはじゃこ天(ほんとは牛スジとちくわぶも欲しかったけど売り切れで)。日本酒は南部美人。
面白いことに、「焼酎のダシ割り」なんてものもあった。だんなはそれを。
「ダシお代わり何杯でもタダ」「お好みの量のあつかけ出汁でセルフでお願い」だそうだ。
「!!うっまいよこれ!」
「……いや、でもさ、うどんのだしって、しょっぱいでしょ?蕎麦湯とは違うじゃん」
「いやでもうまいって、これ」
「えー……」
飲んでみた。美味しかった。でもこれを「美味しい」と言ったら、なんだか「負け」な気がする。そんな味だった。いやでもこれ何杯も飲んだら絶対後で喉乾く……よねぇ……?
さきほど寄ったお店よりも、ずっと「提供する食べ物に愛がある」と感じられたこともあって、ずっと美味しくてずっと居心地が良くて、楽しかった1時間ばかり。ちらっとお酒を飲んでからうどんに移った私たちをよそに、息子はちくわ天2本と「チーたま(チーズ卵うどん)」の「メガ玉」("大"のもう一つ上……3玉……)を幸せそうに食べている。3玉うどん……すごいよ……器がもう、洗面器サイズなんだけど……。
1玉食べきれるかどうか不安だけど、でもうどん食べたいからうどん食べちゃおう、と、シメにいつもの「ひやかけ」を。
息子のチーたまも美味しそうだったし、「豚角煮とろろぶっかけうどん」「けんちんうどん」あたりも相当美味しそうだったのだけれど、でも私はいつもの「ひやかけ」で。
ここに来たくなる心持ちの時は、たいていいつでも「あの、さぬきうどんのいりこがっつり効いた冷たいおだしが恋しい」という心持ちなので、どうしても浮気する気持ちにはなれないのだった。
刻み葱、揚げ玉、おろし生姜はレジ脇で無料セルフ。昆布のカケラなどが入っている風な揚げ玉がっつり散らして、葱もどっばーと盛大に乗せて、食べてみたら箸が止まらない感じになってしまって、結局1玉ほぼ完食。
でもやっぱりちょっと多かったかなーと箸が止まりかけたところで、3玉華麗に食べきった息子が
「冷たいうどんもちょっと食べたい……」
とか言い出して、私のうどんを手伝ってくれたのだった。
息子の食べた「メガ玉」(メガ3)、更に上には「メガ4」「メガ5」「メガ6」……と続くらしいのだけれど、
「メガ6なんて誰が食べるんだろうねー!?」
とゲラゲラ笑っている息子のメガ3だって、私には充分驚異に見えるわよ~。