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ホットサンド(こんたまちー)
カフェオレ
冬まっただ中の今日は、久しぶりにホットサンド。週末にスーパーに行ったら10枚切り食パンがお手頃価格だったので久しぶりに作りますかねーと籠に入れた。だんながすぐさま売り場を移動してコンビーフ缶を探しに行ったこともあって、今日はみんな大好きコンビーフ入り。カフェオレ
ただ、私は今日お昼にがっつり(もとい、"超"がっつり)食べる予定があるので、なるべく軽めにしておこうと具は軽め軽めのホットサンド。コンビーフと合わせる具は、定番のゆで卵マヨ+シュレッドチーズにした。
準備にそれなりに手間のかかるホットサンドだけれど、手間かけただけあって最高に美味しい。ホットサンド、もっと頻繁に作りたいけど……前の晩の具材を揃えておけばちょっとはらくちんに作れるかしら。
虎ノ門「ホテルオークラ東京」内「チャイニーズテーブルスターライト」にて
頂級飲茶 蘭 \3150
青島ビール \998
今日はお出かけ。頂級飲茶 蘭 \3150
青島ビール \998
宿泊したこともないのに、なぜか「オークラクラブインターナショナル」の会員カードを持っている私。正確には、「母と泊まろう♪」と宿泊の予定を入れようとした時に入会の申込をしていたのだけれど(ちなみに入会も年回費も無料)、震災でその予定が流れてしまったのだった。
いつか泊まりに行きたいな、レストランも行きたいし……と思いつつ、時折届くメールマガジンや会報を楽しみに読んでいたのだけれど、数週間前に素敵なニュースがそこに掲載されていた。
ホテルオークラ東京の中華料理店「チャイニーズテーブル スターライト」が2月からメニューを一新しリニューアルオープンとのこと。
「人気の飲茶を楽しめる本格レストランとして、リニューアルオープンいたしました。ホテルオークラ東京 中国料理「桃花林」の50年にわたる伝統を受け継いだ、出来立ての飲茶を、食べ放題でご提供するほか、豪華食材を使った「プレミアム点心」もご用意いたします。」
ですって。きゃあ!食べ放題!素敵!
大変大変、みなさま大変!と、「年が明けたらまた美味しいもの食べに行こうね」と話していた食い道楽の友人たちに声をかけて、平日の昼間、皆で行ってみることにしたのだった。
一番安いプランはランチのみ提供の3150円の「蘭」。最初にサラダと「お勧め点心4種」がやってきて、あとは50種類の飲茶メニューが食べ放題。時間制限は無し。
更に、麺や御飯ものがつくプランがあったり、名物の「フォアグラの茶碗蒸し」などがついてくるプランがいくつかあり、更にはアラカルトで別途注文できる「プレミアム点心」も色々。「頂湯スープに入った金華ハム、ふかひれ入り餃子」とか「中国風柔らか鮑入りパイ包み焼き」とか、すごいなぁそれも気になるなぁと思いつつ、今日のところは「とにかく食べ放題ものをお腹一杯食べるのよ」ということで。
最初の「お勧め点心」が何だかわからないから、それ見てから点心は選びましょうかね~と、餃子焼売などではない肉料理系の料理をいくつかオーダー。
ほどなく、最初のセットの品と共にテーブルには次々料理がやってきた。
店内はなかなかの混雑だけれど、注文してから料理が出てくるまでにさほど待つこともなく、ほとんどストレスなく「次はこれ食べよう♪」「じゃあその次はあれだ♪」と色々いただけたのが有り難かった。
点心も料理あれこれも、どれも変に前衛的なところのない、安心していただけるクラシックな雰囲気のものばかり。しっかり下ごしらえされたスペアリブや豚足、ホルモン系までいただけるのはたいそう幸せだった。
最初に出てきた「お勧め」は、蒸しもの2品(浮き粉の皮の五目餃子と焼売)、揚げもの2品(春巻と揚げワンタン)。
胃にたまる揚げ物が出てくるあたり、「思うさま食べさせまいとするホテル側の策略か……!?」などと思わないでもなかったけれど、そんなに関係ないわよねーとばかり、たいそう食べた。がっつり食べた。
ちなみに、オーダーできる全50種類は、こんな感じ↓
備忘録がてら、食べたものに○をつけてみた。
- 蒸点心(蒸し点心)
- 鮮蝦餃皇(広東風海老の蒸し餃子)○
- 干貝焼売(焼売)○
- 叉焼腸粉(米粉の蒸しクレープ チャーシュー入り)○
- 鮮蝦腸粉(米粉の蒸しクレープ 海老入り)○
- 鮮翡翠餃(蒸し餃子 翡翠仕立て)○
- 蛎油牛肉(牛肉の包み蒸しオイスターソース)
- 滑肉包子(肉入り饅頭)
- 叉焼包子(チャーシュー入り饅頭)
- 鮮帯子餃(ホタテの貝柱の蒸し餃子)○
- 蓮葉米鶏(鶏肉ともち米の蓮の葉包み蒸し)
- 咸蛋肉餅(中国風蒸しハンバーグ)
- 清蒸花捲(中華蒸しパン)
- 豆鼓排骨(スペアリブの中国黒豆蒸し)○
- 梅子排骨(スペアリブの梅肉蒸し)
- 沙茶鳳爪(鶏の手のバーベキューソース蒸し)
- 豉蒸牛肚(ハチノスの中国黒豆蒸し)○
- 紅焼猪脚(豚足コラーゲンの醤油煮込み)○
- 紅焼腐皮(巻き湯葉の醤油煮込み)
- 干貝焼売(焼売)○
- 炸点心(揚げ点心)
- 脆炸春巻(春巻き)○
- 炒咖哩角(カレー入り包み揚げ)
- 脆炸雲呑(揚げワンタン)○
- 脆炸粉果(海老入り揚げ点心)
- 咸水角子(変わり揚げ餃子)○×2
- 峰巣芋角(タロ芋の蜂の巣揚げ点心)
- 炸明蝦角(揚げ海老餃子)
- 脆炸腐捲(湯葉巻き揚げ)○
- 芝麻蟹盒(蟹肉入り挟み揚げ胡麻風味)
- 炒咖哩角(カレー入り包み揚げ)
- 煎点心(煎り焼き点心)
- 煎蘿蔔糕(大根餅)○
- 煎韮菜餅(豚肉とニラの香港餃子香り焼き)○
- 煎水晶蝦(海老の煎り焼き点心水晶仕立て)
- 叉焼酥角(中国風チャーシュー入りパイ包み焼き)○×2
- 煎韮菜餅(豚肉とニラの香港餃子香り焼き)○
- 小吃(小皿料理)
- 掛爐叉焼(自家製チャーシュー)○
- 紅焼茄子(茄子の醤油煮込み)
- 蒜炒時菜(季節野菜の炒めニンニク風味)○
- 鮮炒時菜(季節野菜のさっぱり炒め)
- 麻蓉蝦仁(海老のマヨネーズソース)○
- 砂鍋粉絲(春雨の土鍋煮込み)○
- 鶏油白菜(鶏油入り白菜のうま煮)
- 豉汁牛肉(牛肉のブラックビーンズソース炒め)
- 紅焼茄子(茄子の醤油煮込み)
- 甜品(デザート)
- 香芝麻球(胡麻付き揚げ団子)○
- 椰糯米糍(白玉団子ココナッツ風味)
- 黒芝湯圓(黒胡麻入り白玉団子きな粉風味)○
- 馬拉蛋糕(中国風蒸しパン)
- 豆沙包子(あん入り饅頭)
- 杏仁豆腐(こだわりの杏仁豆腐)○
- 椰汁西米(タピオカ入りココナッツミルク)○
- 茘枝愛玉(愛玉子のライチ風味)○×3
- 黒芝雪糕(黒胡麻アイスクリーム)
- 杏仁雪糕(杏仁アイスクリーム)
- 芒果冰淇(マンゴーシャーベット)
- 椰糯米糍(白玉団子ココナッツ風味)
オーダーは全て1個単位で持ってきてもらえる。小皿も、青菜炒めなどほんの3~4口分のポーションなので、これも「ちょっと口直しに」とかに良い感じ。
腸粉などのボリュームのあるものは1つを4人でいただいたりもしたのだけれど、50種類全制覇はさすがにちょっと無理だった。揚げ物あたりを続けて口にしたところで、口直しに愛玉子をいただくのが良い感じ。グラニテ代わりに、ちょいちょいいただいては口の中をさっぱりさせて、またしょっぱい系に戻ったりしていたのだった。
で、どれも全て美味しくて「また来なきゃ!今度はだんな連れて来なきゃ!絶対!」という感じだったのだけれど、殊に感動したのはチャーシューパイと咸水角の美味しさ。
久しぶりにすごく美味しいチャーシューパイと咸水角が食べられたなぁ……と、これはお代わりまでいただいてしまった。サクサクモロモロとした独特の食感(中華のパイはバターではなくショートニングやラードが使われるのねー……)の繊細なパイ生地も素晴らしく、上品だけれどしっかり味のある肉あんも良い具合。咸水角もふわっふわな口当たりで餅のほのかな甘さが最高だった。
デザートも、こんな感じの少なめポーション。
トロッと濃度の濃いココナッツミルクも、生クリームたっぷり入っている風な杏仁豆腐も美味だった。
期待以上に美味しかったのは、黒胡麻のあんがたっぷり詰まった白玉団子のきな粉和え。ほのかに温かくて、状況が許せばあと2~3個食べたかった(状況は許してくれなかった……)。
杏仁アイスも食べたいなーどうしようかなーと悩みつつ、最後は揚げ胡麻団子を食べておしまい。
これでちょっとした前菜系(蒸し鶏とかクラゲとか)、麺ものとか、あとデザートにマンゴープリンがあったら言うことないのだけれど、メニューに載った50種類全てはとうてい食べきれなかったのだから、それはきっと贅沢な希望だ。
ホテルオークラのサービスも申し分なくて、たいそう幸せな贅沢な数時間を過ごしたのだった。
そして、「前屈みになれません」くらいの勢いで満腹になった私……ホテルショップでパンでも買って帰ろうかと思ったのだけれど、食べ物を見るのだけでさえ苦しい状況。友人たちとお別れしつつ、移動した銀座のデパ地下でちらっとなんとかパンだけ買って帰宅したのだった。
ポテトサラダ
プチプチミニミニカツ丼
麦茶
「ねぇ知ってる?……お腹一杯食べるとねー……お腹一杯になるんだよー?」プチプチミニミニカツ丼
麦茶
「知らない。僕は腹ぺこだよ」
息子に呆れられつつ、でも息子の分の夕御飯は作らないとねぇ……と、買ってきたトンカツ1枚で、カツ丼作り。
大きめトンカツ使って、息子にはフルサイズ(いや、やや大盛り)カツ丼を。私はそこからカツ2切れもらって、プチプチミニミニカツ丼が夕御飯。
あとは、これも総菜屋さんのポテトサラダを。
さすがに何も食べずにいたら明日の朝腹ぺこになってしまいそう、と、ポテトつまみつつ、数口分のカツ丼食べて終わりにした。願掛けというほどでもないのだけれど、息子は明日期末テストだからということで、なんとなくの「カツ丼」だったのだけれど、息子には大好評。
そういえば、高校受験の日のお弁当は、母は必ずカツ丼作ってくれてたなぁ~とか思い出しつつ。