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ソルトポークのスクランブルエッグ
「サンジェルマン」のコーンパン
ヨーグルト
ミルクティー
今日は楽しみにしていたお出かけ!……の予定なのだけれど、あらまぁ大変な豪雨な朝。「サンジェルマン」のコーンパン
ヨーグルト
ミルクティー
「そうなのよね、玉緒先生と会う時はたいてい雨なのよね……」
と起き上がりつつも、それにしてもすごい大雨。雨の量だけで言えば先日の台風より数段すごい。
「これさぁ、学校も登校禁止じゃね?」
と、息子が心なしかわくわく顔で尋ねてきたけれど、学校からのプリントによれば「暴風警報」時は家で待機だけれど、「大雨警報」については保護者判断で登校させよ、とのこと。学校は基本いつも通りとし、でも遅刻させても遅刻扱いにはしませんよ~……だそうだ。
「……だそうだからね、保護者判断で、君、学校行きなさいね」
「えええええ~……」
「タオルと靴下の替え持って、おっきな傘持って行きなさいね」
「えええええ~……」
そんな会話をしながらの、コーンパンの朝御飯。
卵2個分ならほんの2cm×5cmくらいの量を入れるだけでちょうど良い塩気がつく、すっかり「古漬け」状態のソルトポークを混ぜ込んだスクランブルエッグと、食後のヨーグルト、お供はミルクティー。
「ああ、こういう朝食なら"茹でおいたブロッコリー"とか添えれば良いわけだよね……」
と思いつつ、どうもなかなか「朝に野菜を出す」という習慣が持てない我が家なのだった。常にコールスローを作っておく、とかすればいいのかなー(それもそれで飽きそうなのよねー……)。
田中玉緒さんのサマー・ベーキング・レッスン
アメリカン バナナップル・カスタード・パイ
アメリカンクッキー
軽食(魯肉飯&へちまのスープ)
幸いなことに、大変な豪雨だったのは朝7~8時頃まで。10時頃にはからりと雨も止んで、いそいそと都心に向かった。アメリカン バナナップル・カスタード・パイ
アメリカンクッキー
軽食(魯肉飯&へちまのスープ)
数年前の私は「ロールケーキブーム」だったのだけれど、今は絶賛「アメリカンパイブーム」到来中の私。それっぽいパイをみつける度に買っては食べているのだけれど、ロールケーキほどには洋菓子店に扱いがないこともあって、なかなか熱が冷めないアメリカンパイ。
目下のところDEAN&DELUCAのバナナクリームパイが私にとっては最強の存在だったりするのだけれど、でもぶっちゃけ、「アンナミラーズ」が手軽に近所で買えたらそれでも良いと思っている。……でもアンミラ、昔は千葉そごうにも出店していたのに、すっかり規模が縮小しちゃって、品川店以外にはほとんど見かけないようになってしまった。
で、そんな状況下、お友達の田中玉緒さんの「サマー・ベーキング・レッスン」でアメリカンパイのレッスンが開催されるということで、諸手を挙げて参加させていただくことに。
友人たちにも声をかけて、今日は結局仲良しばかりが集ってのプライベートレッスンとなった。
教わったのは「バナナップル・カスタード・パイ」と、胡麻やナッツ、ドライフルーツなどが入った「アメリカンクッキー」。それに加えて「季節のスープや軽食、パスタやサラダ」もついてお食事も兼ねて……という内容だったのだけれど、今日の軽食は私たちのリクエストもあって台湾屋台飯の「魯肉飯(るーろーはん)」。
軽食タイムは、普段のイタリアンの教室とは似ても似つかないアジアな香りがスタジオに満ちあふれ、たいそう美味しく楽しい数時間を過ごさせてもらった。
今回は実習も含めたレッスンということで、最初にパイ生地の仕込みをして、事前に冷やしておいた生地をのばして持ち帰り用のミニパイ型に敷き込んで、それをまた冷蔵庫に入れて……としたところで軽食タイム。
すっかり浮き足だってしまってせっかく一眼レフ抱えて行ったにもかかわらずボケボケの写真になってしまったけれど、南国リゾート風のしつらいのテーブルに、浅めの鉢によそわれた魯肉飯が登場。
半熟卵にアスパラガスを添え、卓上には紅大根の漬け物と、あとはほんのり酸味のある面白い風味の「へちまときくらげのスープ」。
ついこの間に台湾に行かれたということで、玉緒さん、「豚足の美味しいお店、というところで魯肉飯食べてきたんですよ~」とのこと。あの味を忘れないうちにと帰国早々仕込まれたのだそうで、その「旅の味の記憶」の御相伴に預かった……という次第。
魯肉飯は、豚バラ肉を甘じょっぱくテラテラに煮込んだようなものなので、「お洒落な雰囲気」「上品な味わい」とはほど遠い、むしろ「労働者の食べ物」とか「屋台飯」とか「B級グルメ」といった言葉が似合う食べ物。
たいがいは下卑た味のするものなのに、たとえインドカレーでもどこか優しい味(「薄味」というのじゃないのに、だ)に仕上げる玉緒さんの手にかかった魯肉飯は、やっぱりどこかあっさりと食べやすく上品な味がした。あんまり美味しくて、私も友人も「おかわりありますよー?」の声に、思わずおかわり。
魯肉飯堪能後は、クッキー作りに入って、パイ用のカスタードクリームを炊いて(初めてちゃんとコツがわかった……綺麗に炊けたカスタードクリームはムッチムチした感じになるのね……)、そしてパイの仕上げをして。
アメリカのクリームパイの具の定番はやっぱり「バナナ」(あと、マロンとかチョコとか??)だけど、初夏ということもあってさっぱりめにそこにパイナップルも加わるレシピ。
カスタードクリーム敷いて、たっぷりフルーツ散らして、上からはとろんとホイップクリームもたっぷりのせて……と、「そうそうそうそう、こうでなくちゃ!」というリッチなパイがめでたくできあがった。
自分の仕上げたミニパイはお持ち帰りということで、試食は先生の「お手本」を。
プリッと綺麗に炊けたカスタードクリームと、果汁たっぷりのパイナップルは不思議に似合う組み合わせ。しっかり甘く、そして乳脂肪たっぷりないかにもなアメリカンパイだけれど、パイナップルの酸味やパイのサクサクした食感もあってかいくらでも食べられちゃいそうな感じだった。
レッスン後は、手にずっしり来るミニパイ持って、崩さないように揺らさないように静かにかつ急いで帰宅。
仕上がり直後の、このうえなくサックサクなパイが楽しめる状態も美味しかったけれど、ちょっと落ち着いた明日くらいに食べるとまた違った美味しさらしい。明日のおやつも楽しみだ。
パッド バイ ホラパー イタリー ガイ
ソトアヤム
麦茶
明日といえば。明日、秋田の母が上京してくる。ソトアヤム
麦茶
「だんなが大阪に行ってしまったよ。そして家の模様替えをしてずいぶんすっきりしたよ」
だからいつでも遊びに来て大丈夫だよー……なんて数ヶ月前に伝えていたのだけれど、「そのうち、そのうちねー」なんて返されていた。
なのに突然、数日前に「今週末か、来週の頭、行っていい?」と。母の連絡はたいていいつも唐突だ。
あらそう、あいにく土曜は息子が弁当持参の一日部活だけど、日曜は予定無しだよー……なんて伝えていたのだけれど、今日になって息子の部活予定が「一日練ではなく、午前練」ということになった。
だから、もし東京に着くタイミングが昼前なら一緒にお昼でも?と思ってその旨連絡したのだけれど、返ってきた返事が
「あら、じゃあ、どこか泊まりに行けるわね♪」
どこかホテル、探さない?と。あああああ、そうでした、母はそういう人でした。
えええー、せめて3日前、いや1週間前だったら色々格安プランもあったろうに、宿泊予定前日にホテルの予約?ところによっては「直前割引」みたいなのもあるだろうけど、母が好む高級ホテルでそういうのはあるのかなぁ……てか、明日って土曜日だよねぇ……と、ぐるぐる思いを馳せながら、都内と幕張浦安あたりのホテルをチェック。公式予約の価格と各ホテル予約サイトの価格を見比べて、とやっているうちにすっかり夕御飯時。
なんとなく気もそぞろな感じになって、ワンプレートディッシュで済ませてしまった。
「パッド バイ ホラパー イタリー ガイ」とレシピデータベースに入力していた料理は、日本語で言えば「鶏肉とバジルの炒め物」。いわゆる「ガッパオ」とどう違うのか……よくわからない(そもそも「ガッパオ」って「バジル」という意味らしいのだけれど)。
鶏肉とバジル、そしてピーマンも加えてにんにくで炒め、味つけはナムプラーと砂糖、そして「シーイウダム」というタイの甘醤油。シーイウダムが入るのはほんの小さじ1/2程度だけれど、やっぱりこれが入ると異国な味わいになるのだと思う……が、あいにく手元にないので、「これが代わりになるかしらー?」と、インドネシアのサンバルで代用。なんとなくそれっぽい味わいになった。
で、インドネシアの調味料出したところで、スープも「ソトアヤム」にすることに。ソトアヤムのスープの素使って、具は適当に、鶏もも肉とレタスともやし、そして香菜。
この献立ならタイ米を炊くしかない、と、タイ米炊いて、タイ料理ともインドネシア料理ともつかない謎めいた夕御飯になった。ベランダでバジル大増殖中の今、ここぞとばかりに大きな葉をたっぷり混ぜ込んだナムプラー味の炒め物は、蒸し暑い気候にお似合いの味。
そして食後は引き続きホテル探し……コンラッドかなぁ、ペニンシュラかなぁ……(いや、ペニンシュラはめっちゃお高いから却下……)。