2013年1月20日日曜日

息子、がんばる

「Johan」の
 和やかチョコブレッド
 モッツァレラ・モッツァレラ
カフェオレ
「あぁ!これ、買えたんだ!」
 
1ヶ月ぶりくらいに買ってきた「Johan」のチョコブレッドに、息子は大喜び。日本橋三越は並ばないで買えるからね、買ってきたよ~……と、ただしサイズは小さめ、1/2本。スライスして5枚くらいにしかならない。
 
チョコブレッドだけじゃ甘くてなんだかな~な気分だったので、一緒に買ってきたチーズトッピングのパン、その名も「モッツァレラ・モッツァレラ」を軽く炙って添えて、2種類のパンで朝御飯。
 
せっかく美味しいパンなのに、今日の私は久しぶりに不調だった。
昨夜からなんだか体調がおかしいな?と思って早めに暖かくして寝たはずなのだけれど、朝起きると喉がえらいこと痛い。水を飲むのすら辛い痛みで、
「こういうときは!のどぬーるスプレー!」
と、噴射を試みるも、これが全然うまいことヒットしない(しかも美味しくない……)。
 
そうだ、こういう時こそアレだよアレ……と、自家製の「花梨はちみつ」を取り出した。
 
「お湯割りにすべき?それとも水割り?」
と悩んだ結果、花梨のエキスたっぷりのサラサラしたシロップだったこともあり「そのまま舐める」ことに。たいそう良い香りで花梨の甘酸っぱさが良い感じ。
 
保存しているジャム瓶から深さのある豆皿に移して、そこからぴたぴたとスプーンで花梨はちみつをすくって舐めていると、なんだか自分が行灯の油を舐める妖怪にでもなった気がしてくる。
 
とりあえず鼻も舌も大丈夫、御飯は美味しく感じるしゆえに食欲はあるのだけれど、いかんせん飲み込めないというのは厳しい。今日は日中、ずっと花梨はちみつを舐めまくっていたのだった。
息子特製
 そぼろの親子丼
 なめこの赤だし
麦茶
「お母さん……だいじょぶ?」
息子にまで心配される始末で、
「んー……喉はまぁ、なんとか。でもだるいねぇ……」
なんだか寝ているだけで日曜日終わっちゃったわねー、なんて答えていたら、
「夕飯、俺が作ろうか?」
なんて、嬉しいことを言ってくれた。
 
おお、それは嬉しい。すごく嬉しい。
 
冷蔵庫に鶏もも肉があるけど、その前に同じく買い置きの鶏ひき肉を使っちゃわないといけなかったんだ、あと野菜は冷蔵庫にあれとこれがあるからー……なんて伝えた結果、息子が作ってくれたのは「そぼろの親子丼」と「なめこの赤だし」。
 
御飯の上にふわふわの炒り卵と、甘じょっぱく炒りつけた鶏ひき肉を乗せた丼は、つまりは「三色丼」の緑色抜き、みたいなもので、レシピを見ながら作っていた息子も
「ああこれ!お弁当とかでよく食べるやつだ!」
と気がついた模様。献立を悩んでいた息子に「鶏ひき料理だったらこれが良いんじゃない?」とそのレシピを勧めたのは私なのだった。
 
簡単にだしを取るならだしパックがあるよ?赤だしの味噌は冷蔵庫のあのへん……と、物のある場所だけちょいちょい指示して、でも息子が最初から最後まで一人で仕上げてくれた夕御飯。
 
「料理初心者のうちは"目分量"なんて感覚は身についていないんだから、計量カップや計量スプーンをきちんと使って、まずはレシピ通りに作ってみること!」
との教えの通りにやったらしく、できあがった料理はどちらもとても美味しかった。
 
生姜の効いた鶏そぼろは甘じょっぱくしっかり炊けていて、なめこの赤だしも良い塩梅。
 
「うん!美味しくできた!」
と孤軍奮闘していた息子も、一口食べて満足気だった。
 
座しているだけで美味しいごはんがいただけて、あとは早々に就寝。来週は特に大きな予定は無いけれど、早いところ治さなきゃね。