2013年1月26日土曜日

おいしいもの

バタートースト
カレー
マンゴーティー
前回、うっかりいつもの習慣でカレールウ1箱分(=10皿分)のカレーを仕込んでしまって難儀したので、今回は半箱分の5皿分で。
 
そうしたら今回はどういうわけか、「あと2人分、残っているかなー?」くらいの微妙な分量しか残らなかった。……どうしてこうなっちゃったのかしら?(私も息子もお代わりして食べたからだな、昨日……)
 
ともかくも、「でも、トーストとカレーの組み合わせも捨てがたい」と、スープカップに少しだけ温めたカレーをよそい、シュレッドチーズを散らし、朝御飯にもいただいてしまうことに。
 
カレーをシチューのようにして、バタートーストを浸して食べる。これもとても美味しくて、お気に入りの食べ方なのだった。4枚切りくらいの厚切りのパンに、バターたっぷり塗ってトーストするのが最高に美味しい。今日は6枚切りのパンだったけれど。
 
海外旅行のお土産にと、けっこう昔にもらったマンゴー風味の紅茶をアイスティーで用意して、ぐびぐび飲みながらの土曜の朝御飯。
 
今日もけっこうな冷え込みの一日だったけれど、なんというか、この寒さにもなんだか慣れてきた。
「不二家」のプレミアムショートケーキ
カフェオレ
午前中は部活だった息子が帰ってきて、すごく適当なお昼御飯(スーパーの稲荷寿司とちらし寿司買ってきてつついた、て感じ)を済ませたら、なんだかこう、美味しいものが恋しくなった。午後は息子、床屋に髪を切りに行くらしい。
 
「……おいしいものがこいしくなりました」
と呟いたら、息子が
「今日の夜もカレーなんでしょ?美味しいものじゃん」
と。
 
いやいや、なんというか、自分が作ったものじゃなくて美味しいものがね……と言ったら、今度は
「じゃあ、Cozimaさんでも行く?」
と。
 
いやいや、それだとね、「すごーく美味しいもの」になっちゃうんだよ。
そこまですごく美味しい感じじゃなくて、ちょっと美味しい感じがいいんだなぁ……と駅ビルのポイントカードをがさがさやり始めた私を見て、
「……つまり、散髪の帰りにケーキを買ってこいと」
すぐに合点がいったようだ。
 
「……不二家?」
お店のチョイスもよく分かっている。そうそう、私、生クリーム分が足りなかったみたいなのよね。
 
散髪終わってお店の前まで行ったら電話してねー。品揃え教えてねー。と、息子を送り出した。
 
で、1時間くらいして、
「散髪終わって不二家来たよ……何買えばいい?」
「白いの!クリームの!なんか、プレミアムなんとか……とか、なかったっけ?」
「プレミアムショートケーキ……あるねぇ」
「それそれ、それが食べたかったの」
 
というわけで、今日のおやつは不二家の「プレミアムショートケーキ」。
 
普通の「三角ショートケーキ」は300円。「プレミアムショートケーキ」は380円。デパ地下に並ぶ高級ケーキに比べると、プレミアムになったところでお手頃価格に変わりはないけれど、でも、プレミアムは苺の層が2段!スポンジ・クリーム・苺・スポンジ・クリーム・苺・スポンジ・最上部のたっぷりクリーム!と、幸せになっちゃう断面なのだった。
 
それに、不二家のケーキは生クリームがちゃんと美味しいから好きなのだ。息子も不二家の、昔懐かしい感じのモンブランがお気に入りらしい。
 
そんな幸せなおやつの直前、私と息子はパソコンを前に謎解きをしていたのだった。
 
息子が床屋に行っている間に、大阪のだんなからヘルプコール。
ただいま大阪の水族館「海遊館」(クラゲがたくさんいる、私のお気に入りの水族館♪)では、「SCRAP」が手がける謎解きゲーム「海遊館の失われた秘宝2」を開催中で、だんなは今日、一人これに挑戦しに行っていたらしい。
 
いつもの「リアル脱出ゲーム」とは違い、時間制限はなく、一人でも複数人でも挑戦可能。貸し切りではなく、他の一般のお客さんに混じって、淡々と「何やらオリエンテーションぽいことをしているお客さん」的に謎解きに挑戦する、という趣向。最後の最後に行き詰まったらしく、「たすけて~」と、諸々の画像と共に状況が送られてきたのだった。
 
「……iPhoneに画像送られても、ちっこい画面じゃ見にくいし……」
と、いっちょ本気で手伝いますかと、画像をiPhoneからdropbox経由でPCに転送して、それをphotoshopで開いて斜め撮りでゆがんだ画像をぴしっと長方形に補正してからプリントアウト。だんなの持っているアイテムと同じ状態にすべく、両面印刷したり切ったり貼ったり色々やって、「……私、なんで週末にこんな工作しているのかしら」と我に返ったりした。
 
散髪から帰った息子も(ケーキは急ぎ冷蔵庫に突っ込んで)一緒に謎解き。
助言らしい助言ができたようで、だんなはめでたく謎解き成功と相成った。クリアしてなお、だんなが「ここがわからん」と言っていた謎(本当はA→B→Cと謎を解いていくべきものを、Bすっ飛ばして力業でCに辿り着いてしまった、みたいな……)も、成功後に私が気付いて「そうか!Bがこういう答えになるからCの答えになるんだ!」と気付くことができた。
 
いつもいつもいつもいつも、「リアル脱出ゲーム」では時間が足りなくて失敗、というパターンが多いので、こういう「時間制限なし」系はやっぱり楽しいな。海遊館謎解きがあるなら、ぜひ「えのすい謎解き」「かさりん謎解き」あたりも企画してもらいたいな~、なんて。それ以前に家族で謎解きしてみたいな、と。
 
今日は奥様、がんばりました。おやつのプレミアムショートケーキも、だから殊更に美味しかった。
レタスのサラダ
パテ・ド・カンパーニュ
カツカレー
ピーマンと玉ねぎのスープ
麦茶
夕飯は、鍋をさらう勢いで全部なくなってしまった、2日目のカレーライス。
 
残り少ないのがわかっていたので、スーパーで買い物ついでにハムカツとロースカツを買ってきた。ハムカツは1枚全部息子用。ロースカツは大きめだったので1枚を息子と半分こした。
 
今日もたっぷり用意したレタスサラダは、ハワイ土産ドレッシングの最後のひとつ「CREAMY HONEY HERB」味を使って。そしてカレーの物足りなさをカバーすべくパテ・ド・カンパーニュのスライスを添えて。
 
パテ、年末の肉福袋に入っていたもので、「賞味期限けっこう先だから大丈夫~」なんてのんびり構えていたら、いよいよ期限が間近に迫ってきたので慌てて切ってみた次第。数日内に食べ切れそうにもないし、スライスして冷凍しておくかなぁ。
 
レバー臭さなどはなく、ピスタチオなどが入った、ねっちりどしっとしたいかにもなパテ・ド・カンパーニュだった。ワインが恋しくなる美味しさだ。
 
ドレッシングの方は、アメリカ人が大好きな「ランチドレッシング」風。蜂蜜の甘さがしっかりめで、これまたなかなか好みな味わいで、コールスローのドレッシングに似合いそう。食べやすい、馴染みやすい味で、でもやっぱりマンゴードレッシングの美味しさが一番印象的だったかな。
 
今日はピーマンと玉ねぎとベーコンのスープも用意して、あれこれ副菜用意したわけだけれど、息子は
「そっか、カレーはもうこれだけか……」
としょんぼり顔。
 
「はーい。裏技でね、最初の1杯を、カレーをすごく少なく使って、御飯メインに食べる。で、御飯だけ足して食べる。それでカレー2杯食べられるよ」
冗談半分にそう言ったら、至極真面目な顔で
「そうか……その手があったか!」
とか言って、ほんとにそんな感じに食べていた。
 
まぁ、達人(何の達人だ)は、とんかつ屋に行って「とんかつ1切れ&山盛りソースキャベツ&味噌汁1杯&御飯1膳」という組み合わせで、かつが尽きるまで5ターン6ターンくらい食べちゃう(=キャベツと味噌汁、御飯をえんえんとお代わりする)らしいから、多分、カレーのそんな食べ方も楽勝なんだと思う。
 
結局カレー鍋はすっかり綺麗になってしまって、冷凍うどんを買ってきたものの今回は「カレーうどん」の出番はなくなってしまった。
……次からは、やっぱり10皿分仕込まないといけないということなのかしら。2人暮らしなのに。