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「marond」のチーズパン
苺with牛乳&練乳
カフェオレ
正式名称は何だったか失念してしまったけれど、手のひらサイズのチーズ入りフランスパンが今日の朝御飯。カフェオレと苺添えて、卵は無しで。苺with牛乳&練乳
カフェオレ
そういえば最近シリアルを食べていなくて、フルーツグラノーラでも久々に買って来ようかしらと思いつつ……それだと息子の腹持ちがちと心配。外国の朝御飯みたいにシリアルに卵料理とサラダとか添えれば良いのかしらん(それはそれでめんどくさいのね……)。
カレッタ汐留内「cafe dining INDOCHINE」にて
日替わりランチセット \980→\882
レモングラスのパンナコッタ \150→\135
今日は劇団四季観劇。ここ数回のマイブームが「カレッタ汐留のレストランに行ってみよう」というものだったりして、劇の当日チケット持参で割引サービスやドリンクサービスをしてくれるお店もいくつかある。日替わりランチセット \980→\882
レモングラスのパンナコッタ \150→\135
「今日はエスニックな気分だ!」と入ってみたのは「cafe dining INDOCHINE」。ガッパオやフォーなどの他に「タイバジルのマルゲリータピッツァ」などがメニューに並ぶ、「タイ料理屋」「ベトナム料理屋」ではなく「エスニック料理屋」という感じのお店だ。
チケット提示でランチメニューも10%offということで、150円のランチデザートもつけてもらうことにした。
日替わりランチセットは、日替わりの丼メニューと生春巻、サラダ、スープのセット。今日は「魚介と鶏肉のピリ辛炒め」だそうで、辛いものが恋しい気分だったのでこれを選択。嬉しいことに、ココナッツミルクがたっぷり使われた、私の大好きな方向の味の炒め物だった。
小さめの生春巻きと、春雨サラダ「ヤム・ウン・セン」、スープは大根と人参、鶏のかけらがごろごろと入ったなかなかボリュームのあるもの。御飯はちゃんとジャスミンライスだし、フクロタケとパプリカがたっぷり入った日替わりおかずもしっかりした量があった。
「適度に異国の味、でも異国すぎない味」といった食べやすい味のもので、デザートもちゃんと自家製。でも残念ながらクリームが二層に分離したパンナコッタが出てきて、
「……ゼラチン液が冷めないうちに冷蔵庫に入れちゃうから分離しちゃうのよねぇ……」
超初歩的なミスだぞー……と思いながらもぐもぐ。全体的にけっこう美味しかっただけに最後がほんのり残念だった。
観劇後のイベント目当てに、ここ半年ばかり月イチで見に来ている「オペラ座の怪人」。
例によって、毎回良い席で見てもいられないので3000円のC席チケットをとっている。
手早くランチを終えて11:45頃にイベント配布用の列に着くと15人目くらい。ゆるゆる待って、12:30に整理券配布&早めの会場。
今日の配役はたいそう良い感じで、このキャストならS席で見たかった気もするけれど、直前にならないと(極端な話、当日にならないと)配役が決まらない四季なのでそのへんはどうしようもないのだった。
というわけで、長くて鬱陶しい観劇感想~。
- 怪人は、昨秋からの新キャスト橋元聖地さん。上背があって見栄えがするこの方の怪人は「熱くて鬱陶しい」感じで、高井さんとはまた違った魅力がある。でも、前回観た時よりも演技が抑えめになっていたような。「自制している素直ホット怪人」という感じで……(わけわかりませんね……)。佐野さん怪人がまた観たい。激しく見たい。
- クリスティーヌ役は、素晴らしい声を持つ苫田亜沙子さん。ころころと鈴のように転がる声は演技のシーンも可愛らしく美しく(しかも巨乳だ)、でも「可憐に見えるけど、可憐に見せてるだけの、彼女は武士(=もののふ)」という印象があって、「彼女相手だと、怪人もラウルも手のひらの上で転がされちゃうわよねぇ」……みたいな。私の中での苫田さんは「ウィキッド」のグリンダ(白い魔女)のイメージが強くて、そのせいなのかも。でも久しぶりに拝見する苫田さんはやっぱり素晴らしかった。
- 双眼鏡で、「カルロッタのアリアのシーンで、周囲がどれくらいうんざりした表情をしているのか」の観察。皆、思った以上にうんざり顔していて笑ってしまった。プリマドンナなのにカルロッタってば周囲に全く愛されていない……(笑) (一人、ピアンジだけは「いいよカーラ!いいよ!」と満足気にうっとりしていたのがまた良かった)
- そして今回も「オペラグラスでクリスティーヌを見てニマニマするシャニュイ子爵ラウル様」を双眼鏡で眺めてニマニマする私。
- 今日のカーテンコールは5回。4回目(?)のカーテンコールで緞帳捲って3人出てくるところがいつも好き。ラウル、クリス、怪人の順に出てくるけれど、帰りは「お先にどうぞ」とクリスを帰し、その後怪人が「先に行くね、ふふん」という感じにラウルの前に帰って行くのが……良いなぁ、と。
- 5回目カーテンコールでは、キャスト皆が手をふりながら舞台から去って行ったのだけれど、2階A席にいた私立男子校らしき中学生の団体客も、皆して手を振っていたのがなんだか微笑ましかった。心なしか、怪人のお手振りも分量多めだったような。2階席にいると頻繁に学生団体客を見るけれど、毎回観劇マナーが悪いことはまずなくて、何より。
そして終演後の4時半過ぎから開催の「第5回 ファントム・ミュージカル・アカデミー」。
備忘録がてら、非常に鬱陶しい分量の自分用メモまとめました。
- 司会進行はアンドレ役増田守人さん、ルフェーブル役深見正博さん。いつもながら深見さんが素敵な存在感。今日初めて気付いたのだけれど、ムッシュー・ルフェーブル役=オークショニアー役=ドン・ジョバンニでの警察長官(「扉は全部閉めたか!」の人)なんですね(違うかな?)。更に、マスカレードでは「4人組」のせむし男を演じていることが判明。
- 今回のテーマは「マスカレード」の衣装と舞台装置について。
- シャンデリア事件後、半年してからのニューイヤー仮面舞踏会。仮面舞踏会は中世ヨーロッパのパーティーの形式で、姿、身分を隠して本来の自分をさらけ出して楽しむ……みたいな趣向のもの。ここでは特に「もう怪人も出てこないし、良かったね」という開放感が表現されている。
- でも、ミステリアスな部分「もしかしたらファントムがいるかも」というサスペンス的雰囲気も随所に表現されている。
- まずは衣装の説明。女性ダンサー6人が舞台衣装で登場し、そのキャラクターならではのポーズや、ダンスを披露してくれた。
- 「蝶」役 梅崎友里絵さん。布製の綺麗な蝶の羽根がついているのがポイント。そのマント風の布を見せるように動かす蝶らしい手の動きを表現。タイツはオーダーメイド、水玉模様つきのグラデーション。頭にはけっこう高さのある触角もついている。
深見「触角がね、ひっかかるの!いろんなところに!」
色々なものをなぎ倒してしまうそうです。
目の部分には、蝶の目を表現した黒く大きなマスクが。
深見「……よく見えますね」
梅崎「見えません!見えてないんです」
踊るのが大変らしい。
- 「魚」役 高田直美さん。ヒレや鱗の質感をプラスチック素材で表現。頭は魚のかぶりもの。そのかぶりものが一見「チョウチンアンコウ」のように見えるけれど、アンコウの触角ではなくシャチホコのようにのけぞった魚の尾になっている。ダンサー本人お気に入りは1枚ずつ布や細工が異なるウロコの部分。あと「つぶらな瞳」。
- 「花」役 平井佑季さん。帽子も花(頭頂部にヘタがついている)の形。胸には葉っぱ。他のダンサーに比べると足の露出が多い、若々しい服装。スカートを膨らませるためにプラスチックの枠と、チュールが何層にも入っている。
- 「4人組・猿」役 野手映里さん。オルゴールの猿をイメージした衣装。毛糸1本1本植え付けてあり、良く見えないがアンダーウェアのタイツもオーダーもの。マスカレードの場面中動き回らなければいけないが、かなり重い衣装で汗だくになる。曲の転調中、片足を上げてずっと止まるシーンがあるが、
深見「時々、立っていられなくてグラついちゃう役者もいます。後ろで僕が"倒れるな~!"って支えてたりしてね」
野手「猿の衣装はすごく大好き。猿になりきれます」
- 「チロリアン」役 黒柳安奈さん。手足同素材のインナーは全身タイツ。白地に透明なスパンコールつきの凝った物。民族衣装だが、「ジプシー」のイメージも。
黒柳「帽子が長くて、踊るとそれが動くのがお気に入り。あと、他の人はつけていないネックレス(コインがついてる)もお気に入り」
- 「トライデント」役 榊山玲子さん。海の女神。ギリシャ神話のポセイドンの三つ叉の矛がイメージ。腕に繋がっているマントは水色からピンクへのグラデーション、表にはスパンコールつき。仮面も棒がついており、それを持って踊る。
榊山「お気に入りポイント、全部好きだけれど、マントのグラデーションと、見えにくいけれど胴体部分の生地のグラデーションが気に入ってます」
深見「マントによく踵が引っかかっちゃうんだよね」
榊山「それは……秘密です」
深見「秘密だそうです」
- シンガーの衣装も2点(役者は登場せず、マネキンで)。女性シンガーの衣装、「クリノリン」。19世紀半ば当時の必須アイテム、スカートを膨らませるための骨組の名前がクリノリンで、その名の通り、その骨組を外に露出させたブルーパープルの衣装。
- 男性シンガー衣装「ピエロ」。クリノリンのような骨組が胴体部分に仕込まれた、卵型の大きな衣装。イタリアオペラ「リゴレット」からのモチーフか(4人組「せむし男」も同様らしい)。
増田「これはどんな体型の人でも着られる衣装ですね」
- 舞台セットについての説明。最初、右側にかかっている透け感のある幕(舞踏会の緞帳)は、実際とても軽いもの。電動ではなく、人力で引っ張っているが、軽すぎるゆえに抵抗がなく、経験を積んだ人が引かないと不自然にカクカクした動きになってしまう。
- マスカレードシーンの「大階段」は、パリオペラ座の実際の大階段をモチーフにしている。バックステージ「袖中(そでなか)」はそれほど広くなく、下手の袖中は舞台の半分ほどの広さ。それに収容するために、大階段は7つのパーツに分かれている。19段の階段は数段ごとに切れる形で4つに分かれ、左手上部に延びていく続き階段部分は幕と一体化したパネルになっている。更に手すり部分で1つ、柱で1つで、計7パーツ。人形20体は階段に固定されている。
- パーツは2人で1つを運ぶが、専属の転換員は9人しかおらず、なので舞台に立つ役者3人も一緒に作業する。
深見「キラキラした上着は脱いでね、マスカレード後に作業します」
階段撤収は、マダム・ジリーとラウルの会話シーンの間。暗くして幕を下ろして静かに行う。
- ここでマダム・ジリー役原田真理さん、ラウル役中井智彦さんが登場し(なぜか手を繋いで出てきた)、幕を下げずに明るいままでの撤収作業の再現。思った以上に撤収は早くスムーズで裏方作業なのになんだかとても美しかった。ジリー「お聞きにならないで」のあたりで舞台上には階段1個を残すのみ、くらいの流れ。曲と台詞が一瞬途切れる静かなシーンで、大道具の撤収も全員ピタッと止まるのが興味深かった。
- 最後は質問コーナー。事前に募集した質問を読み上げて、選ばれた人にサイン入りポスタープレゼント。舞台には司会2人の他、ジョセフ・ブケー(兼マスカレード4人組)佐藤圭一さん、メグ役西田ゆりあさん、マダム・ジリー役原田さん、ラウル役中井さん、フィルマン夫人(兼マスカレード4人組)菊池華奈子さんが並んだ。
- 質問1「ついクリスとラウルにばかり目が行ってしまうが、"ここに注目して欲しい!"というところは」
西田「いつもは師弟関係のメグとジリーが、親子の笑顔を見せて隅の方が2人で踊っています。そこに注目して欲しい」
- 質問2「4人組の太鼓、バチをくるくる回すのが難しいけれど、コツはあるか」
佐藤「反復練習するしかありません。諦めずにひたすら回していただければ……」
バトンのように回すが、バトンよりも軽いから、ぽーんと飛んで行ってしまうそう。
増田「バチを落としたことはありますか?」
佐藤「あります!」
- 質問3「階段から落ちそうになることはないのでしょうか」
菊池「落ちそうになったことはあります。でも幸い落ちたことはありません」
中井「人数が多いので、平面の舞台でも大変です」
何度もダンスを繰り返して、体に染みこませて踊るのだそう。
- 質問4「マスカレードのシーンは、クリスに皆していじわるをしているようにも見えますが」
いじわるをしているわけではなく、「ファントム登場の啓示」的な表現。詳しくは次回。
- 質問5「マスカレードにファントムのスパイがいると聞きましたが本当ですか」
佐藤「スパイじゃないけど、そういう風に見える細工はしているかも」
あの人はスパイなのじゃないかな?とお客に思わせることができたら、それで正解。色々な解釈ができるようにしている。
菊池「スパイじゃないかなと感じるところはある。猿はクリスに聞き耳を立てたり仮面を取ったりするし」
佐藤「4人組を中心にフォーメーションが色々変わっていくのでそこを見てみてください」
- 質問5「マダム・ジリーは舞踏会中にどんな会話をしているの?」
原田「これは想像していただいた方が。説明してしまうとそれ以外に思えなくなってしまいますから」
ジリーだけは舞踏会中にファントムの気配を薄々感じている。そういう演技が入っている、とのこと。
増田「舞台の上で、お客さんの耳には入らない会話って、してますよね」
中井「してますね」
西田「してます」
- 質問6「階段で、ラウルとクリスが話しているように見えるが」
中井「あんまり会話はしていません。クリスとは……見つめ合ってる……。他のマダムと挨拶したりしているうちにクリスティーヌが猿の方に行っちゃったり」
- 質問7「ラウルの片袖通してる上着の衣装は、何故あんな感じ?」
中井「軍服を着ているのだけれど、パーティーなのでルーズ、着崩す、というか……上着を軽く羽織っています」
当時のマナーとして、「パーティー会場に軍服きっちり着てはこない」みたいなのがあったのだそうで。
5月半ばには「ファントム・ミュージカル・アカデミーファイナル アカデミー検定」も予定されているそうで、いっちょ挑戦してみようかと。
……でも私、バックヤードになっている他のオペラの演目などについては全く知識がないので、どれだけ答えられるかは激しく不安。
くたくたブロッコリーとトマト、牛肉のスパゲッティ
カレー風味の野菜スープ
レタスのサラダ
麦茶
イベント後は急ぎ帰宅。帰ると6時半を過ぎようというところで、こりゃ御飯を炊いてたら遅くなるなと、パスタにすることにした。カレー風味の野菜スープ
レタスのサラダ
麦茶
息子にも手伝ってもらって急ぎ湯を沸かし、
「……さて、具はどうしようかな?」
「それ、まだ決めてないんかい!」
なんてやりとりしながら、手持ちの牛肉を使ってしまおうということに。
多めの刻みにんにくを赤唐辛子と共にフライパンに入れ、オイルベースの牛肉パスタ。ブロッコリーはパスタ鍋に入れてクタクタめに火を通し、プチトマトは刻んでフライパンに。牛肉はほんのり赤みが残るくらいにしゃぶしゃぶにしておき、最後にフライパンで全てを炒め合わせたらできあがり。隠し味程度に醤油をほんのひと垂らし。
適当に作った割にそれなりに美味しい皿になってくれて、あとは並行して簡単に用意したスープとサラダ。
でも、焦って料理すると、やっぱりなんだか「焦った感じに味」になっちゃうんだなー。食べてみたら、
「あ、もっと美味しくできたはずなのになんだかほんのり残念だ」
という味なのだった。具体的には、ブロッコリーにちょっと火が入り過ぎたかなとか、最後に麺を炒めるときにいじくりすぎちゃったかな、とか。