春キャベツで回鍋肉

味噌おじや
ホットサンド
　カレーたまちー
　ハムたまちー
　アップルジャム
カフェオレ

友人夫妻がお泊まりし、一番最初に睡魔に負けて沈没した私が、一番早起き。
「みんな、起きてこないなー」
と思いながらベッドの中で携帯をいじったりして、結局皆が起きて揃ったのは10時を過ぎた頃。
 
「朝御飯ですがー、昨夜の鍋のスープの味噌おじやか、ホットサンド。どっちが良いですかー？」
 
聞いてみたら、
「僕、ホットサンドがいいー」
「えー……私、どっちも食べたい……かも……」
「僕はどっちでも」
 
と、意見が割れて、「ホントに？ホントに両方用意しちゃっていいの？なんかこう、献立の組み合わせ的にどうかと思うんだけど……」と思いつつ、結局両方支度することにした。
 
両方と言っても、味噌おじやは鍋に冷凍御飯入れて火を点けるだけ（あと、葱切るくらい）でできあがっちゃうわけで、とっても簡単。
 
ホットサンドは、まず「ドライカレー＋ゆで卵＋チーズ」を２個焼いた。
 
斜めに筋が入って１個のホットサンドを２個にカットできるように焼けるので、まずはこれを１人１切れずつ。
 
ドライカレーは手作りのを冷凍しておいたものを使った。
 
「おじやは要らない～」
と言った息子のためにと、追加で「ハム＋ゆで卵＋マヨネーズ＋チーズ」の、定番「はむたまちー」を１個と、自家製リンゴジャムを詰めた甘いホットサンドも１個。
 
刻み万能葱と黒胡椒を散らしていただく味噌おじやも鍋をさらう勢いで友人が食べてくれ、食パン８枚使って作ったホットサンドも綺麗になくなって、皆朝から健啖家ぶりを発揮したのだった。
 
「ホットサンドって、それ用のマシンがあるの？」
と聞く友人夫に、
 
「初めて買うならビタントニオおすすめ」
「そうそう、ワッフルも焼けるんだよね」
「鯛焼きとか、あとアイスクリーム用のコロネも焼けるんだよ」
と、ビタントニオの回し者のようなセールストークを繰り広げてしまったけれど、実は我が家のホットサンドメーカーもワッフルメーカーもビタントニオではないという。

菜の花のかき玉汁
春キャベツの回鍋肉
羽釜御飯
麦茶

のんびり過ごして午後に友人たちを見送った後は、引き続きのんびりな日曜日。
 
まるで台風のような強風と雨に見舞われた一夜が明けて、今朝はまさに「台風一過」のような青空。風は相変わらず強いものの、カラッと晴れたのでここぞとばかりに洗濯物も済ませておいた。
 
夕御飯は、一昨日産直スーパーで「半額」のシールが貼られて売られていた茨城県産の豚バラブロックを使って、回鍋肉。
 
今が旬の、安くて美味しい春キャベツをたっぷり使って、柔らかな春キャベツがあまりクタクタになってしまわないように炒めてみた。
 
いつも通り、豚肉は塊のバラ肉を茹でてスライス（最初から薄切りになっている肉を使うより圧倒的に美味しい）。野菜は塩とサラダ油を落としたカップ１の湯を絡ませるように十数秒さっと茹でて湯通しし、最後に調味料と具材をザザッと和えるように炒めあおってできあがり。
 
目指すは「太閤園の炒め物」！と理想は高くがんばってみた。彩りを考えると、赤パプリカをちらっと混ぜた方が美味しそうに見えるのかな。……でも、回鍋肉に入るピーマンは、苦さのないパプリカよりは緑色の普通のピーマンの方が美味しいんだよね。