2013年5月1日水曜日

生フェットチーネを茹でて

焼きバルクソーセージと目玉焼き
「サンジェルマン」のふんわりバターロール
アイスカフェオレ
豚ひき肉の見切り品をみつけると「バルクソーセージ」を仕込みたくなる今日この頃(そして豚バラブロックの見切り品をみつけると「ソルトポーク」に加工したくもなる)。
 
昨日、そんな次第で新しいバルクソーセージを仕込んだので、残っていた1個を今朝焼いて食べてしまうことにした。「ソーセージ」と言いつつ腸皮に詰めたものではないから、見た目はハンバーグみたいなもの。でも塩気がしっかりついていて、ハンバーグとはちょっと違う。「グレイビーソース」の元になる他、クリームソースのパスタの具にも使えるし、息子の急な弁当にも活用できそうな、なかなか便利な冷凍保存食だ。
 
「やけにしょっぱい、分厚いハムがあったりするけど、ノリとしてはそんな感じよね~」
と、1個のバルクソーセージを焼いて息子と半分こ。目玉焼きもつけて、添えたのは「サンジェルマン」のバターロール。
 
もう一回り大きくて、もうちょっと密な感じの生地だったらハンバーガーバンズになりそうな感じの丸いバターロールで、今回初めて買ってきたのだけれどなかなか美味しかった。
 
さて、明日から我が家の本格的GW(息子は平日は登校だけど)の我が家、その前の保存食仕込みということで今日は「メンマ」作り。
 
昨日の続きで、これを参考に、干し筍を炒め煮してみた。
 
並行して水煮筍の1つを適当にカットして、適当なサイズの瓶を用意して、煮沸消毒からの脱気加工。
 
何ヶ月も保たせることは目的にしていなかったのでちょっと簡略化したけれど、多分これでGW最終日にだんなのお土産に持たせてあげられると思う。メンマ、どうかな……ちゃんと美味しいと良いのだけれど。
アスパラとパンチェッタのクリームソースフェットチーネ
サイコロステーキ
麦茶
 
「神宗」の塩昆布
日本酒(長野 尾澤酒造場 Come é questo?)
今日は、この1週間参加していたwebゲームの最終日……というか、昨日の深夜から丸1日かけてのエピローグお祭り騒ぎ。
 
以前から気になって、終了村のログなどを見て「いいなーいつか参加してみたいなー」と思っていた「人狼BBS」に、ここ1週間ほど参加していたのだった。
 
老若男女揃ったキャラクターから好きなものを選んで参加し、特定の人数の参加者がめでたく揃った翌日に「あなたは村人です」「あなたは人狼です」「あなたは占い師です」といった役職が振り分けられる。自分が貰った役職は他人からは知り得ないもので(ただ人狼同士はお互いが人狼だとわかるし、人狼だけでの会話もできる)、あとは掲示板方式で人狼は村人を食い尽くそうと策略し、村人はどこに人狼が潜んでいるのかその発言で推理していく……というもの。
 
1日1人、人狼は村人を喰っていき、村人はその対抗措置として1日1人、人狼の疑いのある人物を投票して処刑していく。もちろん処刑は無実の村人も含まれるわけで、最終的に人狼を全員処刑できれば村人の勝ち、人狼の人数が村人の人数以上になれば人狼の勝ちと勝敗が決する。
 
元々はパーティーゲームの「汝は人狼なりや?」をwebで楽しめるように改変したものなのだった。
 
これがこれが、思った以上に楽しくて、どっぷり浸かっていた1週間。集まった人たちもキャラの立った楽しい人たちばかりで、昨夜めでたく大団円を迎えたのだった。
 
「あああああ、ログが気になる、すごい勢いで流れてく、今日の夕飯はちょっと手抜きで!ささっと作れるやつで!」
ということで、買い置きの生パスタでささっと1品。肉っ気足りないのでサイコロステーキも並行して数分で準備。実に簡単な夕飯にしてしまったのだった。
 
にんにくと玉ねぎをオリーブで炒め、生クリーム注いで煮詰めていく。刻んだセミドライトマトとプチトマトも入れて「トマトクリームソース」にして、最後に茹でたフェットチーネと共に別茹でしたアスパラガスとパンチェッタを加え混ぜたらできあがり。
 
パンチェッタは、厚めのものだったらじっくり炒めても良かったのだけれど、生ハムのように薄くヒラヒラしたものだったので、パスタの熱で軽く火を通す程度にしておいてみた。色鮮やかな、いつもとはちょっと趣向の違うパスタ料理のできあがり。
 
サイコロステーキは、ごく簡単にガーリックソルトで焼いただけ。ザ・塩味。
 
息子も、私の人狼参加の過程を横から見ていたので、「終わったの?誰が何だったの?」と興味津々で、「すみません今日の夕飯若干手抜きですみません」という私の事情も汲んでくれての夕御飯。息子も参加したがってたけど……この村の最年少は高校生らしかったし、何といっても議論が活発になる時間帯は夜遅くから深夜にかけてだから夜更かし必至だ(私は毎日のように昼寝してましたはい)。まぁ、受験終わってすっきりしたら参加してみると良いんじゃない?なんて言っている。
 
で、夜も更けた頃、だんなが大阪から帰ってきた。今回の西方土産は、「神宗」の塩昆布と、長野のお酒の一升瓶。
 
ちょっと飲んじゃいますか……と、私は人狼のログをちらちら見ながら、日付が変わるちょっと前にだんなと2人で酒盛りをした。おつまみに早速塩昆布も出して。
 
一風変わった面白いお酒は、長野の尾澤酒造場の「Come é questo?」というもの。
 
「リンゴ酸高生産性酵母」で醸した、酸が特徴的な日本酒……なのだそう。
 
「白ワインみたいな、面白い日本酒なんだよ~」
とだんなに言われて口にして、かなり驚いた。本当に、「白ワインのような日本酒」。はっきりとしたフルーツ系の酸味があって、甘さはほとんどなく、キリッと辛い。お刺身などにも悪くないけれど、むしろ「チキンのトマト煮」みたいなのが似合いそうな日本酒なのだった。
 
ブルーのボトルに箔押ししたCome é questo?の文字……と、ボトルのデザインもワイン風(でも瓶そのものはちゃんと一升瓶)。
「Come é questo?」は、イタリア語で「こんなのどう?」という意味なのだそうだ。
 
私の好みのベクトルとは違ったお酒(それ以前に、日本酒としての求められるベクトルをそもそも向いていない、みたいな)だったけれど、「ふーん、こういう日本酒もあるんだねぇ」と美味しく楽しくいただいた。キリッと冷やして飲むのがお似合いな感じで、真夏に冷やしきゅうりばりんぼりんやりながら飲んだりするのにぴったりかも。美味しいお酒でした。