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「サンジェルマン」の塩パン
ハムエッグ
ヨーグルト(朝食みかんヨーグルト)
アイスカフェオレ
先日、スーパーで「朝食りんごヨーグルト」ならぬ「朝食みかんヨーグルト」を発見。新商品というわけではないらしいけれど、でも地元のイオンで見かけたのはこれが初めてだったかも。けっこうレアな商品なのかなー……と、買ってきてみた。ハムエッグ
ヨーグルト(朝食みかんヨーグルト)
アイスカフェオレ
フォカッチャ風の、「サンジェルマン」の「塩パン」を軽く温めて、ハムエッグとカフェオレと。
「……で、"朝食みかんヨーグルト"なわけです」
どうかね、美味しいかね……?と食べてみたら、これがたいそう良い感じ。「柑橘と乳製品」って合わせるのが難しい一面があるけれど、このヨーグルトは「ちゃんとみかんなのにちゃんとヨーグルト」で、美味しかった。
「うん!これはアリアリだな!」
「……うん、美味しいねこれ」
息子ともども、「これは美味しい」という結論に。
3連パックだから、2人暮らしだとちょっと買いづらいのだけれど、また買ってこようっと。
日本橋「千疋屋総本店」内「Caffe di FESTA」にて
ベジタブルハヤシ \870
レモネード \360→\260
「歌舞伎座」の幕間に
いちご豆大福
お茶
今日は一人、歌舞伎観劇。ベジタブルハヤシ \870
レモネード \360→\260
「歌舞伎座」の幕間に
いちご豆大福
お茶
7月8月と、「見たいなー……でもお金ないし、暇もない」と諦めていたのだけれど、今月の「九月花形歌舞伎」の夜の演目は夢枕獏原作の「陰陽師」。安倍晴明が染五郎で、平将門が海老蔵。なんということでしょう!それはちょっと見てみたいじゃないですか!……と、チケット取ってみたのだった。
息子を置いて夜に出かけるのはちょっと申し訳なくもあったのだけれど、水曜は学校から帰ってきて夕飯食べたらすぐに塾、というスケジュールだったこともあり、チンして食べられるようにと、御飯の支度をテーブルに並べて行かせてもらうことにした。
夕飯はどうしようかな、デパートでお弁当でも買おうかな……と思っていたのだけれど、出かける前に仕事をひととおり片付けていたら1時過ぎに。途中下車して買い物したい用事もあったりして、「ああもう、遅め昼御飯と早め夕御飯の兼用でいいや、どっかで何か食べてから歌舞伎座に行こう」ということになった。
それでも時間はあまりなく、30分くらいでささっと食べられるものが良いなということで、寄ったのは日本橋の千疋屋総本店。1階のセルフサービスのカフェテリアはお手頃価格で飲み物やフルーツをトッピングしたサンデーなんかがいただける。2階のレストランで供されている「パイナップルハッシュドビーフライス」や「マンゴーカレーライス」も食べられる。
というわけで、パイナップルハッシュドビーフのベジタブル乗せ、「ベジタブルハヤシ」を食べてきた。
カクテルフルーツつきで870円。野菜トッピングの他にもポーチドエッグ乗せとかカツ乗せとかも選ぶことができる。ドリンクつけると100円引き。レモネードは、市販品のものではなく、レモン果汁をしっかり入れた甘さゼロの本格的なものだ。さすがに酸っぱくて、ガムシロップちらっと垂らしながらいただいた。
トッピングされた野菜は、ブロッコリーとカリフラワー、人参、蕪、かぼちゃ、じゃがいも、といったところ。このハヤシライスとカレーライス、レトルトパックで販売されていてそれもなかなか良い値段だったりするのだけれど、肉がごろごろ入っていてフルーツの甘さがちゃんと感じられる、たいそう美味しいものなのだった。母もいたくお気に入りで、上京するたびにたくさん買ってお土産にしている。
世間一般的には「おやつ」の時間にささっと食事を済ませて、「でも幕間にお菓子くらいはつまみたいなー」と三越の「菓遊庵」で苺豆大福を1個買ってからいざ歌舞伎座へ。
で、「陰陽師」。
大体の話の流れは知っているけれど、実は原作小説も漫画もちゃんと読んだことはなくて。カラオケとか行ってないでネットカフェでせめて漫画だけでも読んでおけば良かったかな……と思いつつも、でもわかりやすいストーリーだったし、何より舞台が口語ベースでわかりやすく、筋書きを読んだら普通についていけるお話だった。
プロジェクターなども用い、派手な大道具が入れ替わっていく派手な演出。おどろおどろしい場面もしっかりとおどろおどろしく(切られた将門の首がしゃべりだすところとか……)、血糊たっぷり。
なんというか、すごーく面白かったのだけれど、その面白さは「ハリウッド映画を見る面白さ」的な感じ。「歌舞伎を見ました」という充足感とはまたちょっと違うものだったかな、と。でも見て良かった。面白かった。歌舞伎は難解だから良いというものでもないと思うし、ちゃんと「歌舞伎的見どころ」もたくさんあった(と思う)し。
ネタバレにならない程度にちらちらっと箇条書きで感想を。
- 安倍晴明が予想外のお茶目さんだった。クライマックス直後に笑えるシーンを挟んだり、劇中も一人小芝居みたいなのがあったり。
- 晴明の式神の狐が美味しいところをいちいち持っていきました。
- あと、蝶々が綺麗だった。
- 「蟲毒」とか「急々如律令」とか、原作読んでないくせにいちいち言葉がわかる自分の中二脳に苦笑い……。
- 海老蔵はやっぱり良い役者さんなんだなと。声は通るし存在感あるし、舞台映え感、半端なかった。
- 坂東新悟のオロチの精も美しかったー。
終演は8時半頃。急ぎ帰ると、ちょうど息子も塾から帰ってきたばかりのタイミングだった。
「灰皿テキーラの人、どうだった?」
「いやぁそれがね。超かっこよかったよ!灰皿テキーラの人はやればできる子だったよ!」
我が家ではずっと「灰皿テキーラの人」呼ばわりされている海老蔵なわけだけど、でも海老蔵、すごかったよ。
10月の歌舞伎は義経千本桜。11月と12月は仮名手本忠臣蔵。2か月続けての忠臣蔵だけれど、11月は大星由良之助(=大石内蔵助)を片岡仁左衛門(昼)、吉右衛門(夜)が演じて、12月は昼夜とも松本幸四郎が演じるとか。
で、更に、12月の配役は、寺岡平右衛門を海老蔵、遊女おかるを玉三郎、斧定九郎を獅童が演じるのだそうで、それはなんというか……美形揃いだわねぇと。うー。12月も見に行っちゃおうかな。やっぱり見たいのは討ち入りシーンだから、そうすると夜の部かぁ……(でも昼も見たい、どうしよう)。