2014年3月10日月曜日

春の味~

※今日の写真はクリックすると大きくなります※
白い食卓ロール
炒めウィンナー&目玉焼き
自家製ヨーグルト w/ココナッツパインジャム
カフェオレ
そろそろこんな朝御飯を用意するのも一旦休止かなと(息子が春休みに突入したら、朝寝坊前提の1日2食になりそうだから)、「いつもの」な感じの朝御飯。
 
今日は、うっかり魚焼きグリルにパンを長い時間入れすぎてしまって。火は消して余熱で温めていたから焦げはしなかったものの、白くふわふわだったパンに、やけに良い色に火が入ってしまった。反省。
ちぢみほうれん草のおひたし
もつ煮豆腐
羽釜御飯 w/いかなごのくぎ煮
麦茶
今日は、昨日途中まで仕込んでいた「金柑ジャム」の仕上げを。
 
金柑は洗ってへた取って半分に切って、竹串で種を全部ほじくり出す。金柑の重量の半量のグラニュー糖を用意して、その7割くらいを金柑に和える。金柑から果汁が染み出てきたら、金柑の重量の半量の水を加えて中火にかけ、「沸騰してアクが出たら、一度火を止めてアクを取り除く」ことを3回くらい繰り返して、そこで1日目の仕込みは終了。
 
で、今日になってから、取り分けておいた残りのグラニュー糖を入れ、木べらで混ぜながらとろりとするまで加熱したらできあがり。
 
途中までは、コンポートのように果実の形を残したままいこうと思っていたのだけど、「いやでも、果肉が細かくなってるほうが食べやすいんじゃない?」と思い立って、キッチンばさみやポテトマッシャーで果肉を粉砕。煮沸消毒した愛用のジャム瓶(170ml容量のが、カビ生える前に食べきれるのでとっても重宝♪)に3つ、綺麗に詰めることができた。溢れた50mlほどの分はミニ片口に入れて、これは早々に食べる予定。
 
「柑橘のジャムを入れたパウンドケーキやマドレーヌも美味しいって言うよねぇ……」
と思いながら鍋を洗っていたところで、今日は宅配便が立て続けにやってきた。はるばる関西から、美味しいものが2種類も。
 
だんなお手製マドレーヌ。女子力高い、うちの夫……。 1つは一足早いだんなからのホワイトデープレゼント。
 
単身赴任期間中に女子力が向上したらしいだんなから、今年も手作りマドレーヌが送られてきた。バターたっぷり、しっとり焼けた、今年も美味しいマドレーヌ。しかも猫型。
 
なんか立場が逆な気がするけれど気にしない……ていうか私もマドレーヌ焼こうかな、金柑ジャム風味のやつ……と思いながら1個もぐもぐしていたところで届いたのが、本場、神戸から届いた春の風物「いかなごのくぎ煮」。関西在住の友人が今年も送ってくれたのだった。
 
千葉のこちらでも、いかなごのくぎ煮は見かけることは見かけるのだけれど、「珍味」扱いな感じ。去年だか一昨年だかに漬物屋さんに「珍味!いかなごのくぎ煮入荷しました!」なんてポップ札が立っていて驚いた記憶がある。で、売られているものも、前に見たものは変に黒っぽくて表面が乾いた感じで、あんまり美味しそうに見えないな……という感じがしたりして。
 
友人が送ってくれたくぎ煮、今年は魚がちょっと大きめな感じ。生姜の風味が効いていて、艶やかにピカッテラッと輝いて、そしてずっしりと重かった。
 
今日の昼御飯、今日は卒業式予行練習だけなのだという息子が学校から帰ってくるのを待って、冷凍御飯で炒飯でも作ろうかなと思っていたところ、このくぎ煮を見てしまったら
「これは食べるしかないでしょう……やっぱり食べたいでしょう……♪」
と、急遽炊飯の準備。
 
炊きたて御飯にくぎ煮をたっぷり乗せて、食べる分だけ小鍋に取り分けたモツ煮込みには、大きく切った豆腐も加えて温めた。あとは昨日買ってきた、ちぢみほうれん草のおひたしと。
 
「くぎ煮を食べたい!」の一心でささっと30分ほどで用意した昼御飯だったけれど、なんというか、「御馳走」。秋田県産あきたこまちを羽釜で炊いた我が家の白米は美味しいと常々思ってはいるけれど、今日のこのお昼御飯の美味しさは殊更だった。くぎ煮うまー。御飯うまー。モツ煮もほうれん草もうまー。
スティックきゅうり w/なめ味噌
ターツァイと豚肉の炒めもの
豆腐とコーンの中華風スープ
栗御飯
麦茶
夕飯は「ターツァイを美味しく食べよう」がテーマ。
 
肉と野菜の炒めものは「肉にしっかり下味がついていると美味しい」とここ最近、体験を通して学んだので、それを活かして特にレシピを見ることもなく中華炒めに。
 
ターツァイは、さっと湯通し。中華鍋に2カップほどの湯をしっかり沸かして塩と油を落として、その湯を絡めるようにして青菜に火を通す。湯ごとターツァイをザルにあけたら、中華鍋を火にかけて乾かしてからサラダ油を熱して刻みにんにくと長ねぎを炒めたら豚肉を投入。事前に塩と醤油、オイスターソース、砂糖をよーく揉み込んでおいた。
 
で、肉を炒めたらターツァイを戻し入れて、熱湯と顆粒鶏ガラスープを適当に加えたらほんの数分煮込んで、片栗粉でとろみをつけたらできあがり。割と良い具合に「そうそう、こういう中華炒めあるよね」という味に仕上がった。
 
産直スーパーで買ったターツァイは、小ぶりで可愛らしく、外側の葉も長さ20cmほど。ゆえに芯の部分が少なくて全体的に青々とした部分が多く、アクも少なくて食べやすいものだった。
 
そして何故か、今日用意したのは「栗御飯」。
だしと栗の甘露煮がセットになっていた栗御飯の素は、確か秋の終わり(というか初冬)の時期に「北野エース」あたりで見切り品になっていたものだった。「そのうち食べよう」と思いつつ賞味期限が4月に迫っていたので、「これはあかん」とたべてしまうことに。自分で炊いておいて何だけど、3月に栗御飯って、ちょっと変な気分だ。
 
多分、元々の値段が良いものだったのだろう栗御飯の素は、甘露煮の栗も甘さ控えめで、だしの味も上品。すごく「ちゃんと美味しい」栗御飯だった。羽釜で炊くと自動的に「釜飯」になるわけなので、なんとも贅沢。