朝食に自家製金柑ジャム

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白い食卓ロール w/金柑ジャム
炒めウィンナー＆目玉焼き
自家製ヨーグルト w/紅玉りんごジャム
カフェオレ

今日は息子、卒業式。
 
明日からはしばらく「ちゃんとした朝御飯」を用意する必要もなくなるしということもあって、「いつもの朝食」をいつものように支度した。
 
この冬、インフルエンザにもノロウィルスにも罹らなかったことに、自家製ヨーグルト（えんえんとR-1ヨーグルトを種菌にしたものを醸してた）とヤクルトがどのくらい影響しているかはわからないけれど、ともかくも大病もせず受験シーズンを乗り切れたことは本当に何より。
 
昨日に引き続いて食卓に出したテーブルパンには、昨日作った金柑ジャムを添えてみた。独特なほろ苦さがあるものの、独特の良い香りと甘酸っぱさが良い感じ。「柚子茶」のようにお湯を入れてホットドリンクにしても良さそうで、これはなかなかおいしいのが出来たなと。
 
……で、ちょっとしんみりしながら中学校生活最後の登校の息子を「いってらっしゃい」と見送ったわけだけど、その20分後くらいに「忘れ物したー！」と戻ってくる息子。
 
「……そんなんで遅刻しないの？」と呆れながら聞けば、「うん、今日の集合時間はいつもより１時間後だったから全然大丈夫」だそうで。何というか、もう、最後までぐだぐだ。

スティックきゅうり w/なめ味噌
半熟卵入りもつ煮豆腐
ビール（プレミアムモルツ）

「なんか、みんなすっごい泣いてたね。……あんたは？」
「全然。隣の友達がね、そいつ男なんだけどさ、超泣いてたから背中さすってた」
「……まぁ、泣かないか、あんたは……」
「でさ、今日、クラスの皆で打ち上げするっていうから、行っていい？夕飯喰ってくる！」
「いいよー」
 
卒業式は12時頃まで。それから１時間ほどして帰ってきた息子とそんな話をして、そして息子はばたばたと私服に着替えて出かけて行った。まぁ、そうだろうねぇ……と、私の方も今日は特段ご馳走の支度とかもしていなかったから、今日はまったり一人で夕御飯。
 
卒業式は、在校生の送辞が実に見事だったのだけど、その後の３年生の答辞で壇上に立った女子生徒がぼろぼろ泣いてしまい。直後の卒業の歌でも指揮者の女子がだだ泣きで、それにつられて在校生や保護者の席もあちこち鼻をすする音が聞こえてきて、なんというか「卒業式らしい、良い空気」。私の血をひいた息子同様、私もやっぱりこういう場所では変に冷静になってしまって泣けないのだった。
 
一人の夕御飯は、「これがまだあるのよねぇ……」ともつ煮を出して。半熟卵を作って、豆腐とともに小鍋を入れ、冷蔵庫に入れてあるもつ煮を食べる分だけ小鍋によそい、豆腐がしっかり温まるまで熱した。息子があまり好まないから「メインのおかず」にできないこのもつ煮豆腐が、今日の私のメインディッシュ。ここぞとばかりに深鉢にたっぷりよそった。
 
息子が外食なのだったら私も駅ビルで何か美味しそうなお総菜でも買おうかなと思ったのだけど、ビール飲み飲み自家製もつ煮つまんで、きゅうりも切って、そんな夕御飯もかなり幸せだったりして。息子が高校に上がったら、だんな忙しい、息子忙しい、で、私一人の夕飯も増えるんだろうなぁ……いっそダイエットシェークでも用意しておこうかしら、とか（←食事日記的には非常につまらない感じになるわけだけども……）。